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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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それは、とある授業中の出来事。

「トイレ行ってきていいですかー!?」

私が元気よく先生に言うと、いつもはやさしいはずの先生が、
今回はなんだか様子が違って、

「ダメです」

と厳しく切り捨てる。その後何度も尋ねたが、ダメです。の一点張り。
なんで?いつもは許してくれるのに!

その後、授業の終わりを告げるチャイムが鳴り、私は急いでトイレに行った。
そして、

「先生、ありがとう。」

と呟いた。

一体なぜ私は先生に感謝したのだろう?
14年02月20日 23:22
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]

ジョボジョボ(漏らす音)




解説を見る
授業の終わりを告げるチャイムが鳴り、私は目を覚ます。
夢から覚めれば、先生は優しいままで。

そして私は激しい尿意に襲われて、トイレに駆け込む。

ああ、そういえば夢の中でも同じような光景を見たなぁ。

あの時先生が許可を出して、夢の中のトイレで用を足してたら、
きっと私は、教室でお漏らししていたのだろう・・・。

考えただけで寒気が走り、ブルブルっと体が震える。
夢の中の先生、ありがとう。

私は夢の中の先生に勝手に感謝した。
魔王、降臨。「20ブックマーク」
ククク・・・

我は魔王・ゲスーイ。数百年の封印が解かれた今、この世界に恐怖をもたらさんとす・・・。

さぁ、長き宿命に決着をつける時が来たようだな、勇者よ!!
フゥーハハハ!!・・・おや?

(魔王は唖然とするラテシンメンバーたちを見回すと、少しだけオーラを緩めた。)

なんだ。貴様らの中に勇者はいないようだな。
では、世界を混沌に陥れる前に、一つ余興と洒落込もうか。

ルールは簡単。
貴様らの『20の扉』で、我が唯一苦手とする『弱点』を当てることだ。
無論、嘘はつかぬ。興が削がれるのでな。

その弱点を突かれると、我は一時的に力が出せなくなる。
貴様らには願ったり叶ったりの条件であろう?

フハハハハ!さあ、足掻いてみせろ!

(確かに、今のオーラの弱い魔王なら、弱点を突いて隙を作れば何とか倒せそうだ。)
(世界を救うにはやるしかない!)

--------------
魔王に質問をして、苦手とする弱点を見つけて下さい。

ヒント:『弱点』は、物理的な体の部位(頭、尻尾)などではありません。
また、文字数は不定です。多数の呼び方、または準ずるものがあります。

※ふざけた問題ですが結構難しいです。ネタ質は出来るだけお控えください。
14年09月15日 19:01
【20の扉】 [ruxyo]

END1




解説を見る
END1:賢者編

悪役ってのは、いつだってよく笑う。
「ククク・・・」とか、「フハハハハ」とか、何がそんなに面白いの?と思ったことだろう。
魔王ゲスーイもその例に漏れず、極度の#b#『笑い上戸』#/b#であった。


ゲスーイの弱点・・・それは#b#『笑わせること』#/b#。

牛削り『ズバリ弱点は「笑い」ですか?』

質問を投げかけるとほぼ同時に、#b#魔王ゲスーイは霧状の闇の塊となって消えてしまった。#/b#

「危ない危ない・・・我の弱点を容易く言い当てるとは、#red#やはり貴様が『賢者』であったか#/red#!!」

どこからともなく声が響く。

「残念だったな。我はまた百年ほど眠りにつく。その頃には貴様も寿命で息絶えていよう。」
「勇者も賢者もいない百年後が楽しみだ・・・・
#big5#フハハハ!!フハハ!フゥーハッハッハ!!!#/big5#」

「ククク・・・#big5#フヒィ!!ヒー!!#/big5#クックック・・・#red#ゲホッゲホッ#/red#!!」


・・・くそっ!!・・・取り逃がしたか・・・!



・・・こうして、魔王をなんとか退けた牛削りは賢者として名を馳せ、
近所の街には銅像が立ち、語り継がれることとなった。

しかしながら、未だに魔王の恐怖は健在だ。
いつか魔王を倒すのは、あなたの子孫かもしれない・・・。


めでたしめでたし・・・?


クリア条件:弱点を見つける






#big5#E#/big5#ND2:勇者編

『  』
質問者の一人が放った一言に、場の空気は凍りついた。

(え?なんで・・・?)
(ネタ質するなって言われてるのに・・・)
(出題者怒るんじゃね?)

しかし、魔王だけは違っていた。
なんと彼は極度の#b#『笑い上戸』#/b#で、弱点は#b#『笑わせること』#/b#だったのだ!

「ちょwww何じゃその質問wwwww」
「ダメだお腹痛いwwwwヒィーwwヒィーwwww」

腹を抱えてうずくまる魔王。え?なにこれ倒せるんじゃね?


○○「#red#えい。#/red#」

#big5#「ちょま、ギャアーーーー!!」#/big5#




・・・魔王は走馬灯のように、昔のことを思い出していた。

ああ、そういえばかつての勇者もそうだった・・・。

圧倒的なオーラを放つ我を前にし、
絶望的な状況にも関わらず軽口を叩き、ジョークを言うクールな奴だった・・・。

だからこそ、我はヒントを出すフリをして、
こんな単純な問題を#b#『結構難しいです』と言って脅しをかけたり、#/b#
挙句の果てには#b#『ネタ質禁止』という旨まで書いた#/b#のに・・・なぜだ・・・。

○○・・・#red#奴もまた『勇者』であったか#/red#・・・。


おめでとうございます!

『質問数制限』『この問題難しいです宣言』『ネタ質禁止令』の3つがあるにも関わらず、

意図的なネタ質をぶっこむあなたの勇気を讃え、

#big5#○○さんを勇者として認定いたします!#/big5#





・・・こうして、魔王を倒した○○は勇者として名を馳せ、
近所の街では言うことを聞かない子供に、

『言うこと聞かない子は勇者にして、魔王と戦わせるよ!』

といって躾けるようになったとさ・・・・。


めでたしめでたし。


クリア条件:ネタ質をぶっこむ勇者の存在





というわけで、正解は

#b#『ギャグ』『ダジャレ』『漫才』『お笑い』など、『魔王を笑わせること』#/b#(END1)
#b#または、質問者による『ネタ質』で魔王を笑わせることでした。#/b#(END2)
空き巣歓迎のち死亡「20ブックマーク」
自分の家の鍵が差しっぱなしになっている事に気がついた女は、
#b#そのまま鍵を放置して、車に乗ってどこかへ行ってしまった。#/b#

その後、ちゃんと家の鍵を掛けなかった事を酷く後悔して、
#red#女は自殺してしまった。#/red#

一体どういうことだろう?




るべえるさん、shinshinさんにダブルSPをして頂きました!
お二人とも、本当にありがとうございましたm(__)m
16年03月15日 00:15
【ウミガメのスープ】 [キュアピース]



解説を見る
隣の家に回覧板を渡しに行き、すぐに自宅へ戻ってきた女は、
#b#ぐったりと倒れている我が子の姿を目にした。#/b#
#red#すぐ側のコンセントの穴には、家の鍵が差しっぱなしになっていた。#/red#

子供が家の鍵を誤ってコンセントに差し込んでしまい、
運悪く電流が子供の心臓に流れ込んだことにより、
ショックで鼓動が止まっていたのだ。

悲鳴をあげて必死になって子供の名前を叫ぶが、返事は無い。

やがて到着した救急車に、女と心肺停止状態の子供が乗り込み、病院へと走り去っていった。

子供の訃報を聞いた女は、家の鍵が子供の手に届かないよう、
#b#ちゃんと壁に掛けておかなかったことを酷く後悔して#/b#、#red#自殺してしまった。#/red#
悪戯「20ブックマーク」

ラスメイトの一人、レナちゃんが悪戯された
それを知ったアザゼルは怒り 何故か他のクラスメイトに同様の悪戯をはじめた
状況を説明して下さい

【参加テーマ・昔やった悪戯】
12年04月11日 09:00
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



解説を見る

処はレンタルショップ【悪魔の巣】
新作DVD【ラテシン学園殺人事件】の表紙はクラスメイト全員の集合写真なのだが、犯人役のレナの顔に丸印が悪戯書きされていた!これでは誰も借りてくれない
それを知った店長のアザゼルはクラスメイトの顔全てに丸印を書き加えたのだ
見栄えは悪いが犯人が分かるよりマシだろう・・・
第三次打ち上げ戦争「20ブックマーク」
午後7時ちょうど。突然、カメオの携帯電話が鳴り響いた。

電話の主はカメヒコ。友達みんなに優しい、クラスの人気者だ。

その日はわが校の学園祭、最終日であった。・・・といっても、カメオにはあまり関係は無い。
ここ最近、いわゆる悪質な「いじめ」が原因で、カメオは学校に行っていなかったからだ。

カメヒコの電話は、そんなカメオを気にかけた、学園祭の打ち上げへのお誘いだった。

『駅前のファミレス「ラテシン」で、クラスの全員がカメオくんのことを待ってるよ。』

そんな優しい言葉を残して、カメヒコは電話を切った。

しかし、カメヒコが7時ちょうどにカメオに電話してしまったがために、
その日の打ち上げは大惨事となってしまった。
一体どういうこと?
14年06月01日 15:18
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]



解説を見る
※長い解説

僕は、昔っから気が弱く、よくいじめられていた。
高校でのいじめは、初めは机への落書きから始まったっけ。

それがだんだんとエスカレートしていって、
今では金銭を要求されたり、訳もなく殴られたり、犯罪行為を無理強いさせられたりしていた。

いじめグループのリーダーであるカメオは、僕をいじめている現場を教師に見つかって、
2週間の#b#停学処分#/b#を受けたらしい。学園祭に参加できなくてとても悔しそうだった。
僕はそれを見て、ざまあみろ。って思ったもんさ。

でも、当然ながらそんなんじゃ僕の怒りはおさまらない。
だから僕は、この記念すべき学園祭の日に、#b#僕をいじめた奴らに復讐することにしたんだ。#/b#

・・・
僕は家にあった包丁を懐に入れ、家を出た。
そして、まずは主犯であるカメオの家に向かった。

・・・カメオの殺害は、それはそれはあっけないものだった。

腹を一回刺しただけで、力では敵わなかったあのカメオが

#b#「やめてくれ!助けてくれ!」#/b#

と泣いて懇願する。

それに対して僕は

#b#「僕がそう言って、君はやめてくれたことがあったかい?」#/b#

と言って包丁を振り下ろす。たったそれだけのこと。

#b#・・・それが、午後7時ちょうどのこと。#/b#

僕はすぐに現場から立ち去ろうとしたが、後ろのほうで突然、カメオの携帯が鳴り響いた。
カメヒコからの着信だ。

カメオが電話に出ず、返信もしなければ怪しまれるかもしれない・・・。
僕は、カメオの死体のポケットをまさぐると、#b#カメオのフリをしてその電話に出た。#/b#

カメヒコは、カメオを打ち上げに誘う旨を伝えたあと、

『駅前のファミレス「ラテシン」で、#b#クラスの全員#/b#がカメオくんのことを待ってるよ。』

と言って電話を切った。

・・・
#b#初めから僕は知ってたんだ。#/b#

クラスのみんなも、いじめられてる僕を見て一緒に笑っていたこと。
カメオが僕から奪ったお金で、みんなでカラオケに行ったりしてたこと。

#b#・・・カメオのいじめに、みんなが協力していたこと。#/b#

でも、それはきっとカメオからのいじめが怖くて、仕方なくやってることだと思ってた。
だから、 #red#殺すことにほんのすこし、抵抗を感じてはいたんだけど。 #/red#

でも、そうじゃなかったんだね。

どうして僕にだけ、打ち上げがあるなんて教えてくれなかったのだろう。
どうして僕のいない打ち上げを「クラス全員」なんて言うんだろう。
どうしてこんなクズに対して、優しい言葉をかけるのだろう。

・・・そんな思考が頭のなかをぐるぐるして、涙が止まらなかった。

・・・
そして、
気が付くと僕は、 #b#血だらけの包丁を右手に握りしめて、ファミレス「ラテシン」の入り口に立っていた。#/b#



#red#僕をいじめた奴は『全員』、絶対に許さないんだから。#/red#


・・・その日の打ち上げは、大惨事となった・・・。


#big5#※#/big5#短い解説
カメオはいじめの主導者。学校に来ないのは、いじめが原因で停学処分を受けていたから。
僕はクラス全員からいじめを受けており、この日復讐する計画を立てていた。
電話に出たのは、カメオを殺したあとの僕。
カメヒコが打ち上げの場所を僕に教えてしまったがために、僕が打ち上げにやってくる。
そして僕の手には、カメオを殺した包丁がぎらりと光っていた・・・。

もしも、僕が来る前に電話していれば、携帯にはロックが掛かり、僕は電話に出られなかっただろうし、
僕がカメオの家を去った後に電話していれば、
#b#殺される前に打ち上げぐらいは楽しく終えられたかもしれない。#/b#