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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

終わってしまった世界で二人「3ブックマーク」
僕と君が産み落とされた世界は、はじめから、終わっていたから。
互いの瞳の中の"終わり"に、僕らは気づいていたから。
虚無と虚無では、虚無さえも生み出せないって、知っていたから。

「この世界は何故、悲しいことしか起きないの?」

君にそう問われても、僕は口を閉ざすだけだろう。

「あなたの答えが知りたいの」

答えを得るには、君は少し、喋りすぎているんだ。

「私が……? 私が喋りすぎているのは、何故?」

その問いに、僕は何と答えるべきだろう?




※上記問題文の1行目から3行目は趣味で書いたポエムです。謎を解く上で考慮する必要はひとかけらもありません。

※挿絵をラテシン指折りの絵師、さるぼぼさんにお願いしました。この場を借りて御礼申し上げます。
15年03月04日 20:01
【20の扉】 [牛削り]



解説を見る
問題文下部の※書きで示されている通り、1行目から3行目は意味のないポエムである。


ところで「君」は二人称代名詞である。
#red#出題者の僕が「君」と言うからには、それは当然、会話相手である皆様参加者を指す#/red#のが文法上の習いだ。
文中の「僕」=牛削り(出題者)、「君」=参加者 と考えて読んでみよう。

#red#当問題は20の扉であるから、yesかnoで答えられない質問は禁止されている#/red#。
したがって、もし、

「この世界は何故、悲しいことしか起きないの?」

などと質問されたとしても、#red#僕は口を閉ざしてしまう#/red#だろう。

もっとも、君が#red#喋りすぎてしまった「何故」#/red#をぐっと飲み込み、改めてこう問いかけてくれるなら、話は別であるが。


#big5#「この世界は、悲しいことしか起きないの?」#/big5#





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──




いつの日か、君が辛い目に遭い、絶望し、この問いを抱くようなことがあれば、僕はいつでも答えてあげたい。

#b#「NO!」#/b#

と。

それなりに恵まれて生きてきた僕が、人生や世界について断言してしまうなんておこがましいのかもしれない。
でも、世界が悲しみで満ちているなんて絶対に間違っている。

だって少なくともここには、#b#君を楽しませたくて仕方ない人たちがいる#/b#。
僕だってそうだ。
傷付き倒れかけた君を笑わせることができるなら、僕は必死で水平思考を働かせ、君のために出題しよう。
くだらない、三文小説のような問題を。







#big5#【解答】#/big5#

「私が喋りすぎているのは、『何故』?」
という質問に対し、当問題の出題者たる僕が答えるべきは、

「#red#YES#/red#」

である。
不人気なお惣菜「3ブックマーク」
とあるスーパーでは、午後4時から人気のお惣菜を2個1000円で売っている。
しかし、#b#そのお惣菜は2個で買う人はほとんどおらず、1個だけ買って帰る人が多い#/b#。しかも、#red#店員もこうなることは想定済み#/red#だという。

2個まとめて買う人が少ないということが想定されているなら、何故わざわざ2個1000円という売り方をしているのだろう?
16年04月09日 19:10
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



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このお惣菜、実は#red#1個400円#/red#であるため、#red#2個買うと損をしてしまう#/red#。よって、1個だけ買って帰る人が多いのだ。

問題は、【何故そんな売り方をしているのか】である。

このお惣菜、大変人気なので、#red#手ごろな価格だとすぐに売り切れてしまう#/red#。そのため、#red#2個以上買うと損を価格設定をすることで、心理的に1個しか買わないようにしている#/red#のだ。
数量限定であり、多くの人に買ってもらおうとかんがえているため、このようなことをしたのである。

#b#要約:1個ずつ買う方が安くなるような価格設定をすることで、心理的に数量制限をし、多くの人に買ってもらえるようにするため#/b#


「まあ大金があるなら私は買い占めますがね(O□O)モグモグモグモグ」
「兄が部屋に引きこもり、出てこなくなってしまいました…。」

彼女はそういうと、ラテラルマンション10階の彼女の実家へ探偵達を招いた。

「私の名前はカメコ。兄であるカメオの妹です。
私も兄に出てきてもらおうと色々したんですが、結果はダメでした。
父や母に相談してもどうする事も出来なくて、今回探偵さんにお願いしました。

どうすれば兄は部屋から出てきてもらえるでしょうか?」

===========================
#b#ルール#/b#
・皆様はカメコから依頼受けた#red#探偵#/red#で現在、カメコの家にいます。
・基本はカメコと行動していますが、探偵だけの行動も可能です。(探偵だけの行動の場合、質問の頭に☆を付けてください)
※皆様が探偵として雇われている以上、#b#器物破損は認めません。#/b#
16年03月26日 18:35
【亀夫君問題】 [まぴばゆ]

http://sui-hei.net/secret/show/探偵達への依頼




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カメオが死んでいるという事実を伝えると、カメコの顔が怒りに満ちた表情に変わった。

「探偵さん、ふざけないで。それは冗談でも行ってはいけない事よ。」
『いや、カメコ。探偵さんの言っている事は本当だ。』
『カメコ…ごめんね。お母さん達が悪いの。記憶を失ったあなたに嘘をついた私達が。』
「嘘…?」
『そうだ。カメコはあの日、部活で帰りが遅くなって偶然ライブ帰りのカメオと会い、そこから一緒に帰ったんだ。だが居眠り運転のトラックがお前達に突っ込んだせいでカメオは…』
「ああ、そっか。…そうだった。お兄ちゃんは私をかばったんだ。私のせいで、お兄ちゃんは」

探偵の話が真実である事を思い出した様子のカメコは、近くの窓を開け足をかけようとした。その時だった。

「メール?…お兄ちゃん!?」

そこにはカメコを守れて幸せだったという兄の言葉が書かれていた。
『やめてカメコ!!あなたまで死んだら、私っ…。』
『やめてくれ、お願いだ。俺も母さんも…カメオも。お前が死んだって喜ばない。それに、もう人を失う悲しみを味わいたくないんだ。』
「…うぅ…っく、ああぁぁ…。」

こうしてカメコからの依頼は幕を閉じた。


#b#FA条件#/b#
・カメコがカメオは死んでいるという事実を思い出す。(情報が出てない場合は「事故・庇う」などのワードがないと思いださないとこととする。)
・カメオの部屋に入る。
・カメコに嘘の事実を伝えて納得してもらう
カラスいらんかね「3ブックマーク」
俺が亀之助の家に行ったときの話なんだけどさ、あいつ
「いまからこのカラスどもを町に売りに行ってくる」って言って、
外で生け捕りにしてあった大量のカラスを籠に入れて出ていったんだよ。

それからしばらく亀之助の家でノンビリしてたら、亀之助は持ってったカラス全部売りさばいて帰ってきたんだ。

俺が、「どうやって売ったんだ?」て聞いても、
亀之助は「カラスいらんかねー?って言って売ってまわったんだ」
と言って見え透いた嘘つきやがる。誰もカラスなんかいりゃあしないのに。

んでその夜、亀之助は鍋料理を振舞ってくれてよ。
俺はその日泊まっていって翌朝帰ったんだ。

今になっても気になるな。
亀之助は一体どうやってあの大量のカラスを売ったんだろうな?
12年09月07日 23:50
【ウミガメのスープ】 [なさ]



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亀之助からカラスを買った町の人談

『しかし見事に騙されてしまったよ。カラスなんか買うつもりなかったのにな。

え?なんの話かって?
聞いてくれよ。この前ある男が町でカラスを売り歩いてたんだよ。
"カラスいらんかねー?大安売りだよ、一羽たったの十文だよー。"って言いながらさ。
なのに背負ってる籠の上にはこれ見よがしにキジがくくりつけてあるんだよ。

それを見て俺は思ったよ。
「あの男、よほどの田舎者に違いない。身なりも貧相じゃないか。
きっとカラスとキジの区別もつかんのだ。キジが一羽十文ならただ同然だ。一羽買おう。」てね。

まあそれで俺は、軽くその田舎者を罵るような口調で
「おーい、そのカラスとやら一羽売ってくれ。」って、金渡して言ったんだよ。

そしたらその男はにんまり笑って籠からカラスを取り出して渡してきたんだ。

キジだと思ってた俺はそりゃあ当然の如く「なんだこれ、カラスじゃねえか。騙したな!」て言ったんだけどよ、

そいつは得意そうな顔で「だから最初から言ってたじゃありませんか。
"カラスいらんかねー?"って。このキジは帰って食べようと思ってたものですよ。
いくら田舎者でも、カラスとキジの区別ぐらい3つの子でもわかりますわい。」


他の奴らもけっこう同じ手口でやられたみたいでよ。
まあ、安い被害だから今となっては笑って済ませるわな。


きっと今頃あの男、あのキジをさばいて
うまぁぁあいキジ鍋でも食ってるんだろうなー。』
ぬるま湯のススメ「3ブックマーク」
男は#red#42~43℃#/red#の熱~いお風呂に入るのが好きなのだが、

今日のお風呂の温度を計ってみると、男が入浴するにはぬるめの#b#40℃#/b#を示していた。

ところが、その後男は#b#熱いお湯ではなく冷たい水を継ぎ足したのだ。#/b#

一体なぜだろう?
16年03月21日 22:45
【ウミガメのスープ】 [キュアピース]



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 (宿題やるの忘れてた・・・。学校休みたい・・・。)

そう考えた男(中2)は、仮病を使うことを考えた。

しかし、真面目な母に口頭で仮病を訴えても、見破られて逆に叱られる可能性が高い。

そう考えた男は、自分は熱があるという証拠を捏造するために、
比較的体温に近いと思われる昨日のお風呂の残り湯に、体温計を浸したのだ。

ところが、体温計の画面は#red#40℃#/red#を示してしまった!

 (仮病で使うには流石に熱すぎて逆にバレるな・・・。)

そうして、男はお風呂の温度を#b#37℃~38℃#/b#あたりに調整するため、冷たい水をこっそりと継ぎ足した。