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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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戦いなら叩かんかい!「6ブックマーク」
カメオがカメコを叩いて叩いて叩きまくった後、カメコは泣き出してしまった。


一週間後、カメコは、カメオを叩いて叩いて叩きまくったあと、泣き出してしまった。

なぜ?
15年12月30日 23:54
【ウミガメのスープ】 [あつお]



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百人一首にて

「君がため~惜しからざりし~命さへ~」

カメコ「ハイッ」パチッ
カメオ「ハイイイイイイ!」バチコーーーン


カメコ「痛ッ!! もう、何回叩けば気が済むのぉ・・・?
    カメオ君ひどい・・・」ポロポロ
カメオ「うっ・・・ごめんって・・・お前が強すぎるからさぁ、俺もついムキになるんよ・・・」


カメオ「どうしよう・・・ #big5#そうか、、俺がカメコより早く札をとればええんや!#/big5#」


カメオ猛練習、一週間後ーーーーーー

カメオ「ハイイイイイイイ!」バチコーーーン
カメコ「ハイッ」ペチ


カメコ「あーん、またとられた・・・なんで・・・?
     こないだまで私のほうが強かったのに・・・
    一枚も取れないよぉ・・・」ポロポロ

カメオ「えぇぇぇ・・・どーしたらええのん?」


ウミオ「お前が全力で叩かんかったらええんちゃうんかい!」

#big5#「吾輩は激怒した」 #/big5#

ウミコのノートにその一節を見つけたカメコは胸をなで下ろした。

どういうことだろう?
15年10月15日 21:22
【ウミガメのスープ】 [tosh]

チャームを意識して作りました




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カメコは普通の女だ。
28才で幼馴染のカメオと結婚し翌年には一人娘のウミコを出産した。
今年14才になるウミコは引っ込み思案な娘だがとても聡明に育った自慢の娘だ。

そんなウミコのノートをリビングの机の上で見つけたカメコは、パラリと開いたあるページが切り抜かれ次のページが覗いていることに気付いた。

     ________|
吾輩は|激怒した|
猫であ|      |
る。  |      |
___|____|

引っ込み思案な娘だから学校で一人なのではないかと心配していたけど、授業中に手紙を回すような友達はいるようだ、とカメコは安心した。
「お菓子屋さん殺人事件」「6ブックマーク」
こんにちは、ボクはおはぎです!

実は、ボク達を作ってくれたお菓子屋さんの主人が、
ずいぶん前に、誰かに殺されてたらしいんだ!

しかも、なぜかボクに容疑がかけられている!
おねがい!ボクの疑いを晴らしてください!
11年02月11日 13:17
【亀夫君問題】 [yan]



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ぼたもちは、ポツリポツリと語り始めた。

ぼたもちとおはぎは表裏一体…
おれたちは同じ米から生まれた兄弟だが、決して出会うことはない。
なぜなら、牡丹餅は、牡丹の花が咲く春の彼岸のお菓子で、御萩は、萩の花の咲く秋の彼岸のお菓子だからだ。
春に生まれたオレが兄で、米も小豆も”皆殺し”(粒がなくなるまでつぶされること)にされた。
秋に生まれたヤツが弟で、米も小豆も”半殺し”(粒が残る程度につぶされること)にされた。

オヤジはあえて兄弟の存在を知らせはしなかったが、思うところはあったのだろう。
去年、オレに「これが萩の花だ」と言って、写真を見せてたから、いずれ会わせるつもりだったのかもな。

そんなことは知らず、オレはある子に恋をした。まんじゅう屋の娘、あん子だ。
彼女の作る餡は素晴らしい。でも、直接話すことも照れ臭かったし、一度牡丹の花を渡そうともしたけど、
結局渡せずに店に飾ってもらったりもした。

そして、去年の秋…店の戸棚で休んでいた時。ふと目が覚めて、外を覗くと…オレとそっくりな奴が、
あん子と楽しそうに話していた!棚から落ちそうになるのを必死でこらえたが、春までは体が思うように動かない…

そして今年の春。いろいろ聞き込みをして、やつは「おはぎ」という名前だということを聞いた。
また、最近はオレよりも活動期間が長く、この地域ではヤツのほうが知名度が高いことも。

その時は、兄弟がいることをうれしく思っていた。だが…オヤジが急に「もうお前や最中に餡子は補充できない」
と言い出したのを聞いて、オレは激怒した。「おはぎか?おはぎがいるからオレはもう不要ということか?!」
「そういうわけじゃない。ただ、あん子はおはぎと突き合わせようと思ってな。お前には…」
「…そういうことか!オレがあん子を好きなことを知ってるから、邪魔者扱いするわけだ!やってられるか!」
「ま、まて!違うんだ…!」

確かに、オレよりおはぎのほうが評判がいいさ。それにみんな、オレを自分から積極的に求めようとしない。
オレが、勝手に落ちてくるのを、みんな口をあけて待ってやがるんだ…!
結局、オレは好んで食べられるようなやつじゃなかったってことさ!

…あとは、知ってのとおり。同じようにハブられた最中がオヤジを殴って逃亡し、そこへオレがとどめを刺した。
「しばらくあの洋館に身を隠すか…」 以前調べておいたおはぎの別荘のことを呟いたのが、聞かれていたようだな。
別荘の冷蔵庫で眠っていたおはぎを殺すことも考えたが…それはできなかった。こいつは何も知らないんだ。
悪いのは…オレたちに何も知らせず、一方的にオレを切ったオヤジだ!

???「それは違うの!ぼたもちさん…!」  「おまえは…きな子!!?」
「私が、あなたに恋してることを、おじさんは知っていたの。だから…ごめんなさい!」

「そうか…餡じゃなくて、きな粉もちって選択肢もあったんだな…オレはあん子しか目に入ってなかったから…」
「じゃあ、オヤジは、オレを見捨てたわけじゃなかったんだ…オレはなんてことを…」

「兄さん。八橋さんから聞いたけど、おじさんは、モナカさんにもアイスクリーム屋で頑張ってもらおうと考えてたらしいよ」
「そして兄さん…みんなが口をあけて待っているのは、ぼたもちが幸運の象徴だと思っている証拠じゃないか。」
「それに、この地域では年中通しておはぎしか知られていないけど、逆に”ぼたもち”しか知られていない地域だってあるんだ」
「けっして、いらないお菓子じゃない!」

「おはぎ…わかったよ。オレが罪を償って出てきたら、今度は一緒にみんなに食べてもらおうな」
「うん。兄さんが留守の間は、ボクが代わりに頑張るよ。でも、やっぱりボクは秋が好きだから、春はお兄さんに任せたいな。」

「ああ、なるべきはやく出てこれるよう、精進するよ…」


さて、彼らのその後は…どうなったんでしょうね?

噂では、モナカくんも自首して、傷害罪で服役後、アイスクリーム屋に戻ってアイスモナカとして頑張ってるとか。
おはぎとぼたもち、あん子ときな子は、その後奇妙な4角関係が続いているとか?
ちゃぶおじさんは、その記憶を移したちゃぶダイロボエースとして転生し、頑張っているとも噂されている。
みたらし団子は、まだ未成年ということもあり、奉仕活動として男子便所(御手洗・みたらしとも読む)の掃除を毎日やっている。

実は、軽井沢の洋菓子店でも、何か事件が起こったらしいけど…それはまた、いつか別のお話で…

お し ま い。
へんし" か" ない・・・▽「6ブックマーク」
他の人には返事を書くのに、

カメコから送られてきた手紙に対しては一切返事を書かない男、カメオ。


一体どういった訳があるのだろう?
14年02月09日 10:04
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]



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私、カメオはミュージシャンを目指して上京した、いわゆる夢追い人である。
だが未だ才能の目は出ず。一ヶ月以上ライブの予定が無いこともザラにある。

そんな中出来た、数少ないファンからの手紙。
私は感謝の返事を書く。ファンは大事にしなければいけない。

しかし、ファンレターの他に、
母、カメコが心配して良く手紙を送ってくる。
"調子はどうだい?" "ちゃんとご飯食べてるかい?"

私は敢えて返事を書かない。

そして、後から電話をするのだ。
#b#「ごめんよ、母ちゃん。ライブで忙しくて、中々手紙の返事を書くヒマがないんだよ。」#/b#


嘘も方便。
ホントは返事を書く暇など腐るほどあるのだが、
こう言うと母は、#b#返事を書くよりも数倍喜ぶのだった。#/b#
世のため人のためと働いていた男は、世のため人のために引きこもりになった。

どういうこと?

※少々非現実要素ありです。
15年01月20日 19:58
【ウミガメのスープ】 [耳たぶ犬]



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探偵業を営んでいたイヤローブ=ドッグ。
彼は人の悩みを解決する事に喜びを感じる偽善sy…素晴らしく人が出来た探偵でした。
数々の難事件を解決に導き、突如起きた事件にも冷静に対処する彼の世間からの評価は高かった。

そんなある日、久々の休日にドッグはニュースを見てあることに気が付いた。


そういえば今日は事件らしい事件が起きていない。
そして今日、自分は外に出ていない…
まさか

まさか俺は

#b#まさか俺は、俺は死神なのではなかろうか?#/b#


ネットでよくささやかれている説がある。
名探偵と呼ばれる人物は、行った先々で様々な事件に巻き込まれる。
#b#しかし真実は逆に、その探偵たちこそが事件を呼んでいるのではないか?#/b#という説だ。
勿論根拠などは存在しないが、現にベーカー街の探偵や、米花町の眠りの探偵などにはその節がみられるとのことだ。
そんな探偵の事を一部の人達は#red#「死神」#/red#と呼んでいる。

自らが事件を呼ぶ「死神」だと気づいたドッグは人々を「死神」の特性から守るため、極力人とは接さず暮らすように(引きこもるように)なった。