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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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「1ブックマーク」
甲太くんはちょっぴり神経質。
授業でノートをとる時に、普段はシャーペンを使って字を書きますが、ある特定の教科だけ、ボールペンを使うそうです。
何故そんな面倒なことを?
16年06月16日 19:08
【ウミガメのスープ】 [cotto]

ありがとうございましたฅ^._.^ฅ




解説を見る
甲太くんはちょっぴり神経質で、他人を気遣う優しい男の子です。

甲太くんがボールペンを使う教科は理科。授業は「生物・地学」選択者と「物理・化学」選択者で2つの教室に分かれ、2クラス合同で行います。

甲太くんが選択している「物理・化学」の教室は、彼の所属するE組ではなく、その隣、合同で授業をしているF組の教室です。

春、最初の理科の授業でF組の教室に入った甲太くんは、予め割り振られていた自分の席に座りました。
当然、この席はこの理科の授業の間だけは甲太くんの席ですが、それ以外の授業では、本来ここに座っている、F組の生徒が使います。

甲太くんは思いました。
普段ほかの人が使っているこの机を、消しゴムのカスで汚してしまうのは忍びない、と。
この授業が終われば、すぐにまた教室を移動するので、丁寧に机の上を掃除している時間はありません。
急いで集めて捨てたとしても、ごく細かいものだと見逃して残ってしまうかも…
甲太くんは神経質です。

(慎重に、間違えないように書いて、消しゴムを使わなければいいや。)

そう思いました。
でも、もし間違ってしまったら?
甲太くんは神経質です。
万が一字を間違えたら、きっと消して書き直したくなってしまいます。
取り敢えず2重線引いといて後で書き直すとかできない。
そういうちょっと面倒くさい性格なんです。

そこで、甲太くんは考えました。

(そうだ、最初からボールペンを使えば間違えても消せないから消しゴム使いたくならない…!)

ボールペンなら修正テープが使えますし。

そんなわけで、甲太くんはボールペンでノートをとり始めました。

他の授業では勿論シャーペン使いますよ? インクも修正テープももったいないですからにゃーฅ^._.^ฅ


【要約】
選択授業で他人の机を使うので、消しカスが出ないように。

悪魔の尻尾「1ブックマーク」
【世間を震撼させる連続凶悪事件が続いている。
犯人の尻尾どころか影すら見つからない警察は、
もう一度被害者の周辺を隈なく探すしかなかった。

警察官のカメオは、その日の最後に被害者の一人が通っていた
大学の後輩であるウミコが一人で暮らす自宅を訪ねたーー】

中へ通され、ソファにかけて待っていると、
戻ってきたウミコはカメオの目の前のテーブルに
お茶と上品なお茶請けを二人分、灰皿をひとつ置くと、
カメオと対面になるよう座った。
カメオは相手に悟られない程度に顔を顰めると、
薄く微笑むウミコを睨むように見据えた。

いったいなぜか?
状況を補完しご説明ください。
17年05月17日 19:38
【ウミガメのスープ】 [うえすぎ]

ミステリーの序章




解説を見る
カメオは目の前に置かれた物を見て、相手に悟られない程度に顔を顰めた。

お茶とお茶請けと灰皿。

ウミコが出したそれらに強烈な違和感を感じた。
お茶請けは上品な上生菓子。
こんな物を一人暮らしの大学生が、連絡なく突然やってきた男に
自分の分も合わせ出せるだろうか?
これは期限が短く、今日か昨日買っておかなければならない。
保存もきかないから常備することは難しい。

それが本当に偶然だとしても、この灰皿はおかしい。
カメオは喫煙者だが匂いはしないよう注意しているし、
ウミコの前では吸う姿を見せていない、初対面だ。
そして何よりウミコはまだ未成年で非喫煙者の筈だ。
部屋に煙草の香りはない。
そんなウミコの家からこんな新品の灰皿が出てくるなんてーー


まるで、『カメオ』が事前に来るのを知っていて、
待ち構えていたみたいじゃないかーー


カメオは対面するようにソファへ腰掛けたウミコを睨むようにジッと見据えた。
それに気づいたウミコは薄く微笑むと首を傾げた。

「それでは、何からお話ししましょうか?」


[要約解説]
ウミコがカメオが来るのを知っていたかのように、
突然訪ねてきたカメオに保存の効かない上生菓子のお茶請けと、
カメオが喫煙者とは知らない筈なのに、新品の灰皿を出してきたから。
お茶請けは偶然としても灰皿はおかしいから。

→「カメオ(警察)さん、お待ちしてました。歓迎します」と
自ら尻尾の先を見せたのだ。
探し物はなんですか?「1ブックマーク」
男は本屋に行き、小説コーナーに立ち寄った。
そして探している小説を見つけ、男は悲しんだ。

どういうことだろう?
16年01月31日 14:58
【ウミガメのスープ】 [果樹]



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男は駆け出しの小説家である。名前は我妻カメオ(#b#あがつま#/b#カメオ)。
最近男の小説が発売されたため、本屋に行き、自分の小説を探した。

その本屋の小説コーナーは著者名を50音順で並べているため、男は「あ」で始まる著者のエリアを探したが見つからない。
この本屋にはまだおいてないのかと思ったが、ふと思い立ち男は「わ」で始まる著者名のエリアを探したところ、カメオの小説があった。
著者名が#b#わがつま#/b#カメオと読み間違えられていることを知り、男は自分の知名度の低さに悲しんだのであった。

その後、男はこの経験を糧に芥川賞を受賞するがこれはまた別のお話…(嘘です)
カレンダー「1ブックマーク」
カレンダーを欲しがっている男がいた。
しかもそのカレンダーは古い物でよかった。
何故?
状況を補足してください。
15年12月28日 23:29
【ウミガメのスープ】 [わじゃうじゃ]



解説を見る
ある男の子は、お絵かきが大好きで、
あるものなんでも絵を描く。
それに両親は困っていた。
しかし、ふと思いついた。
「カレンダーを使えばいいんだ!」
カレンダーだったら、裏は真っ白。
しかも大きく、古いものなら必要ないため
お絵かきにぴったりだった。
しかしそれでも足りないため
「月日よ速く過ぎていってくれー
あっでもそれだと
子供の成長がじっくり見られない・・・」
と思っている。
食事をおごって「1ブックマーク」
少女は言う。

「私、病院から抜け出して来たんです。

 生まれた時から病気で、ご飯も食べられなくて
 口にできるのはお薬だけ…。

 一度で良いから、美味しいものを
 お腹いっぱい食べてみたいんです。

 きっと、そんな事したら死んじゃうのは分かってます。
 でも良いんです。
 そもそもそんなに長生きもできないと思うんです。
 体中が痛いし、日に日に力もなくなってきてるし…。

 死んでしまったって、お兄さんを恨んだりしません。

 お願いします。
 何でも良いので、食べさせてもらえませんか?」

タダ飯が食いたいだけとも思えたが、
終始涙ながらに語る彼女の話を信用し、
俺は少女に、普通の食事をさせた。

彼女は、確かにそのままでは
程なく死んでしまう運命だった。

が、俺が食事をさせた事により、
彼女はその命を長らえさせた。

彼女はどんな状況にあったのか。
16年01月03日 22:13
【ウミガメのスープ】 [瓜頭]



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泣いて食事を求める少女を放ってはおけず、
自分が食べるつもりで注文していた
肉やら飯やらをそのまま食わせてやっていると、
息急き切って現れた小太りの中年に掴みかかられた。
どうやらこの少女を探していたようだ。
医師だろうか。

小太り中年に言い訳をしようとすると、

「…やってくれたアルね…。
 こいつはもう商品にはならないネ!
 どうしてくれるアルか!!」

と、たたみかけられた。

お店に迷惑をかけるわけにも行かないので、
一旦表に出て、小太りが大人しくなるまで
ゲンコツで言い訳をしてからねじ伏せて、話を聞く。

あの少女は、趣味の悪い金持ちのオモチャとして
育てられたとの事だった。

果実だけを与えられ、体臭や分泌物までその果実の
味や香りがするように管理され、
出荷後は、それこそ趣味の悪い『使い道』をされる。
性的な嗜好や、『肉』にまで言及するような…。

つまり、あの子の病気は、偏った食生活によるもので、
「薬」として与えられるもの自体が原因だった。
あの子に聞かれなくて良かった。

「出荷まであとちょっとだったのに…。
 大損だヨ!!」

と悪態をついて、最後に

「どうせ長生きもしないだろし、使い道ももう無いから
 あのガキはくれてやるネ。
 ここまでは育ってるから、今すぐヤればそれなりに楽しめ…」

まで聞いたところで、黙らせた。
後ほど、ご挨拶に伺わねばならないので、
職場の場所も聞いてからお帰りいただいた。

あんな外道共は一通りゲンコツしに行かないといけないな。
警戒も準備もされるだろうが、関係無い。

もしあんな目に遭っている子が他にも居るなら、
絶対に助けなければいけない。

美味しそうに飯をほおばる少女を眺める。
死にそうにしていた顔に多少赤みがさしたように見える。


(『桃娘』でググって出てくる話を参考にしています。
 検索先は多少閲覧注意かもです)