「意地悪宝探し」「1ブックマーク」
私の父は病に侵され、もう長くないと言われている。
寡黙だった父は、うなされると、うわごとのようにこれだけを繰り返しつぶやいた。
「息子たちよ・・・・私の「宝」を・・・・
早く探し出してくれ・・・・私が・・・死ぬ前に、早く・・・・そうしないと・・・・」
あとはどうも「誰かから貰った大切なものであること」と「どこにあるかわからないが自分が死ぬ前に探し出してほしい」ということくらいしか口にしなかった。
父が宝を持っていたなんて、家族全員が初耳だった。
家中どこをいくら探しても無い。父の友人や親戚に聞いてもわからなかった。
間もなくして父はもうベッドの上でほとんど動けなくなり、喋ることすらできなくなってしまった。
さて、「宝」は一体どこにあるというのだろう?
どうして彼がその「宝」をもっているかの物語を補完しながら考えて欲しい。
*ちょっとだけ知識が要る可能性がありますが・・・・なんとかなると思います・・・。
*解決にはそこまで関係のない基本情報を追加しておきます。
・舞台設定は現代日本ではありません。いつかのどこかにある国ということになってます。SFとまでは言いませんがフィクションの世界です。
・家族は 私(長男)と弟(次男)と父と母の4人。誰かが嘘をついて実は「宝」について知っている、ということは無い。
・父の病は特定しなくて良い。
寡黙だった父は、うなされると、うわごとのようにこれだけを繰り返しつぶやいた。
「息子たちよ・・・・私の「宝」を・・・・
早く探し出してくれ・・・・私が・・・死ぬ前に、早く・・・・そうしないと・・・・」
あとはどうも「誰かから貰った大切なものであること」と「どこにあるかわからないが自分が死ぬ前に探し出してほしい」ということくらいしか口にしなかった。
父が宝を持っていたなんて、家族全員が初耳だった。
家中どこをいくら探しても無い。父の友人や親戚に聞いてもわからなかった。
間もなくして父はもうベッドの上でほとんど動けなくなり、喋ることすらできなくなってしまった。
さて、「宝」は一体どこにあるというのだろう?
どうして彼がその「宝」をもっているかの物語を補完しながら考えて欲しい。
*ちょっとだけ知識が要る可能性がありますが・・・・なんとかなると思います・・・。
*解決にはそこまで関係のない基本情報を追加しておきます。
・舞台設定は現代日本ではありません。いつかのどこかにある国ということになってます。SFとまでは言いませんがフィクションの世界です。
・家族は 私(長男)と弟(次男)と父と母の4人。誰かが嘘をついて実は「宝」について知っている、ということは無い。
・父の病は特定しなくて良い。
13年03月11日 23:40
【ウミガメのスープ】 [山本四本線]
【ウミガメのスープ】 [山本四本線]
ありがとうございました!次回作のテストプレイヤーを募集したいます。詳しくは私まで。
解説を見る
解。(わりと長文です。どうぞ読み物としてお楽しみください。)
ラテ氏はかつて、外国から出稼ぎに来ていたプラチナ鉱山の労働者だった。
寡黙で真面目。しかし優しく仲間思いで人望も厚いので、仕事仲間にも大変慕われていたため、比較的年長であったため坑内のまとめ役のような存在だった。
その鉱山のオーナー、宝石の卸問屋をするスミルノフ氏は、作業員との交流や現場の視察にたびたび鉱山を訪れていた。資本家でありながら人柄が良く、労働者たちとの関係もよかった。
そして、たびたび彼に付いてやって来ていたたのが、まだ幼さが残る彼の一人娘だった。聡明で淑やかな彼女は、父親を継いで仕事をすることを夢見て、勉強に来ているというわけだ。
しかしある時、賢い娘とはいえ好奇心旺盛な彼女がよそ見をしているうちに足場の悪い山道で脚を滑らせ足をくじいてしまう。そこを偶然通りがかって、彼女を助け、手当をしてくれたのがラテ氏だった。
それをきっかけにして娘は独り身であり、親子ほども年の離れたラテ氏に恋をしてしまう。
その後も、いつでも優しく接してくれる誠実なラテ氏に会うたび、その心を隠しながらも恋心は募っていき、数年後の彼女が成人する頃、ついに恋心を告白をする。
・・・ラテ氏の答えは「あなたのことは娘のように大事に思っています。申し訳ないけれど、受けることはできません。」
こうして長年の恋は儚くも敗れてしまった。
だが、その数日後、不幸なことにラテ氏は作業中に坑内の崩壊に巻き込まれてしまう。なんとか助け出されたが意識はなく、出血や骨折もひどく、生死をさまよっているような状態だった。
娘は好きな人として、スミルノフ氏は大切な部下として、彼の治療に費用を惜しまなかった。結果ラテ氏は一命を取り留めることができた。
しばらくして、彼は目を覚ました。父娘はそれは喜び、ラテ氏は彼らに深く深く感謝した。
回復彼の体は、日常的には少し不便ながら動くことはできたが、もう鉱山作業のようなの力仕事をすることはできなくなった。ラテ氏は退院とともに、母国の家族のもとで、でその体でも働けるような新しい仕事をすることにした。
そしてラテ氏が鉱山の町を発つ少しだけ前に、娘が別れの挨拶をしに来て、一通り言葉を交わしたあと最後ににこんな会話をした。
「事故の少し前、私はあなたをお慕いしていますと言いましたね。でもあなたは受け入れてくださらなかった。でも、私後悔はしていませんよ。そしてあなたを恨んだりもしません。はっきりとお答えがわかったのでほっとしているくらいです。何より、あなたが死なずに生きていることが、一番に嬉しいのです。
・・・ただ、まだ私はあなたのことが好きなんです・・・。何もいりません。ただ、忘れられないのです。
だから私、あなたがまだ眠っているうちに、あなたに勝手にお守りをプレゼントをしました。あなたを守ってくれるようにと願をかけて。
そのお守りっていうのは、とっても素晴らしい「宝」ですわ。とっても貴重で美しいものです。」
「・・・・そんな、頂くわけには。お気持ちはとても嬉しいのですが・・・お返しいたします。」
「いいえ。それは嫌です。まず、その宝を返すことは許してあげません。それと、宝がどこにあるかも、何なのかも教えません。ただ、あなたが生きているうちは、確実それはあなたのものです。
死んでしまう前に見つけないと、あなたのものではなくなってしまうかもしれない。これだけ言っておきます。
私、あなたの恋人になれなかったのがちょっぴり悔しいんですもの。だから、ちょっとだけあなたにする「意地悪」な仕返しを許してくださませんか。」
そう言った美しく成長した娘の、いたずらっぽくどこか切ない微笑みに一瞬鼓動は高鳴り、鮮烈にラテ氏の記憶刻まれた。
その後、ラテ氏の母国と鉱山のあった国は国交が悪化し、行き来も手紙のやり取りも厳しくなり、連絡を取り合うことすらできなくなったのだった。
*****
時は流れ、ラテ氏、すなわち私の父は母国で結婚し、私と弟の二人の息子を持った。件の二国のにらみ合いは幕を閉じ、つかの間の平和な時代であった。
そして、父はもう、帰らぬ人となってしまった。
「どうでしたか?」
私は火葬場の人に訪ねた。
「ええ、確かに。綺麗な金属部品のようなものが、いくつか。」
私は父が死ぬ少し前、父の書斎の片隅で日記を見つけた。手がかりになればと思い読み進めると、ひとりの人物が浮かぶ。母に内緒で父の日記にある「ご令嬢」のもとへ。理由を話すと私の母より幾分か若く、品のあるその女性はこう答える。
「ーーーー恥ずかしいわ。若い頃の『意地悪』は、もう終わりにしましょう。
もう助からないかもしれないっていう重体の彼の手術のとき、実は・・・プラチナを使った義骨や治療用のパーツで治療をしたの。お医者様に無理を言って、どうにか使ってもらったの。ばからしいでしょう? 私たちが知り合ったきっかけの、美しい『プラチナ』に願いを込めてお祈りしたわ。そうして、彼は奇跡的に目を覚ました。そのあとは・・・日記を読んでしまったのなら、知っているのかしら?」
ーーー父の遺灰から現れた「宝」はいくつかあったが、表面の「プラチナ」は、どれも宝飾品さながらの鏡面のように磨かれていた。長い時間を経て、日の光に変わらずに美しく輝いていた。
この「宝」は、近々彼女に返しに行こう。日記でもたびたび書かれていた彼女を、本当に大切に思って可愛がっていたのだろう。
それに生真面目な父ならば、こうするはずだ。
それに「意地悪」はつい最近、時効になったのだ。
fin,
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんなに長文の解説、読んでくれてありがとうございます!書きたいストーリーつめこんで書いたら大変な量になってしまいました(´・艸・`;)
解答をまとめると、
「「宝」は父の体内にあった「プラチナの治療用パーツ」。鉱山夫をしていた彼が生死をさまようような大怪我をした時に、彼のことが好きだった宝石問屋の令嬢が治療費を出し、お守りとして願いを込めて施術に使ってもらった。そして、この「プレゼント」の正体と在り処は、彼女を振った父への仕返しとして、教えることは無かった。」くらいでしょうか。
今回は「恋する娘のささやかな意地悪」がテーマでした。またタイトルとリンクさせました!かわいらしい恋心を書いたつもりですが、解釈によっては少々狂愛的に見えかねませんね・・・(;゚Д゚)それはそれでおもしろいからいいんですけどねww
物語に関する補足の質問、感想、思ったことなどいただけると嬉しいです!
どうでもいい補足
・プラチナにしたのは、宝石類なら話的にはなんでも良かったのですが、長期間体内に入っていて、火葬しても焼け残ることを考えたときに、そういった耐久性のあるものとして都合が良かったからです。
・オーナーが「スミルノフ氏」なのは、プラチナの主な産地の一つである、ロシアで一般的な姓だからでした。
・本文中からもちらっと匂わせてたように、ラテ氏も令嬢のことが好きだったのかもしれません。しかし年の差20歳という設定なので、真面目なラテ氏は躊躇していたのでしょう。
・このことを今まで誰にも言ってなかったのは、必要最低限以外喋らないような無口な人だったからと、自分のことを好いて結婚した奥さんにはあまり知って欲しくなかったから。
・なぜ死ぬ間際にこんなことを突然言い出したかというと、やはりずっと身に余る「宝」を返すべきだと思っていたが、他人、特に家族に知られたくなかったから、肝心なことは残っていた理性で口にし無かったのでしょう。年をとってしまうと、心が若い頃に帰っていくとも言いますしね。
ラテ氏はかつて、外国から出稼ぎに来ていたプラチナ鉱山の労働者だった。
寡黙で真面目。しかし優しく仲間思いで人望も厚いので、仕事仲間にも大変慕われていたため、比較的年長であったため坑内のまとめ役のような存在だった。
その鉱山のオーナー、宝石の卸問屋をするスミルノフ氏は、作業員との交流や現場の視察にたびたび鉱山を訪れていた。資本家でありながら人柄が良く、労働者たちとの関係もよかった。
そして、たびたび彼に付いてやって来ていたたのが、まだ幼さが残る彼の一人娘だった。聡明で淑やかな彼女は、父親を継いで仕事をすることを夢見て、勉強に来ているというわけだ。
しかしある時、賢い娘とはいえ好奇心旺盛な彼女がよそ見をしているうちに足場の悪い山道で脚を滑らせ足をくじいてしまう。そこを偶然通りがかって、彼女を助け、手当をしてくれたのがラテ氏だった。
それをきっかけにして娘は独り身であり、親子ほども年の離れたラテ氏に恋をしてしまう。
その後も、いつでも優しく接してくれる誠実なラテ氏に会うたび、その心を隠しながらも恋心は募っていき、数年後の彼女が成人する頃、ついに恋心を告白をする。
・・・ラテ氏の答えは「あなたのことは娘のように大事に思っています。申し訳ないけれど、受けることはできません。」
こうして長年の恋は儚くも敗れてしまった。
だが、その数日後、不幸なことにラテ氏は作業中に坑内の崩壊に巻き込まれてしまう。なんとか助け出されたが意識はなく、出血や骨折もひどく、生死をさまよっているような状態だった。
娘は好きな人として、スミルノフ氏は大切な部下として、彼の治療に費用を惜しまなかった。結果ラテ氏は一命を取り留めることができた。
しばらくして、彼は目を覚ました。父娘はそれは喜び、ラテ氏は彼らに深く深く感謝した。
回復彼の体は、日常的には少し不便ながら動くことはできたが、もう鉱山作業のようなの力仕事をすることはできなくなった。ラテ氏は退院とともに、母国の家族のもとで、でその体でも働けるような新しい仕事をすることにした。
そしてラテ氏が鉱山の町を発つ少しだけ前に、娘が別れの挨拶をしに来て、一通り言葉を交わしたあと最後ににこんな会話をした。
「事故の少し前、私はあなたをお慕いしていますと言いましたね。でもあなたは受け入れてくださらなかった。でも、私後悔はしていませんよ。そしてあなたを恨んだりもしません。はっきりとお答えがわかったのでほっとしているくらいです。何より、あなたが死なずに生きていることが、一番に嬉しいのです。
・・・ただ、まだ私はあなたのことが好きなんです・・・。何もいりません。ただ、忘れられないのです。
だから私、あなたがまだ眠っているうちに、あなたに勝手にお守りをプレゼントをしました。あなたを守ってくれるようにと願をかけて。
そのお守りっていうのは、とっても素晴らしい「宝」ですわ。とっても貴重で美しいものです。」
「・・・・そんな、頂くわけには。お気持ちはとても嬉しいのですが・・・お返しいたします。」
「いいえ。それは嫌です。まず、その宝を返すことは許してあげません。それと、宝がどこにあるかも、何なのかも教えません。ただ、あなたが生きているうちは、確実それはあなたのものです。
死んでしまう前に見つけないと、あなたのものではなくなってしまうかもしれない。これだけ言っておきます。
私、あなたの恋人になれなかったのがちょっぴり悔しいんですもの。だから、ちょっとだけあなたにする「意地悪」な仕返しを許してくださませんか。」
そう言った美しく成長した娘の、いたずらっぽくどこか切ない微笑みに一瞬鼓動は高鳴り、鮮烈にラテ氏の記憶刻まれた。
その後、ラテ氏の母国と鉱山のあった国は国交が悪化し、行き来も手紙のやり取りも厳しくなり、連絡を取り合うことすらできなくなったのだった。
*****
時は流れ、ラテ氏、すなわち私の父は母国で結婚し、私と弟の二人の息子を持った。件の二国のにらみ合いは幕を閉じ、つかの間の平和な時代であった。
そして、父はもう、帰らぬ人となってしまった。
「どうでしたか?」
私は火葬場の人に訪ねた。
「ええ、確かに。綺麗な金属部品のようなものが、いくつか。」
私は父が死ぬ少し前、父の書斎の片隅で日記を見つけた。手がかりになればと思い読み進めると、ひとりの人物が浮かぶ。母に内緒で父の日記にある「ご令嬢」のもとへ。理由を話すと私の母より幾分か若く、品のあるその女性はこう答える。
「ーーーー恥ずかしいわ。若い頃の『意地悪』は、もう終わりにしましょう。
もう助からないかもしれないっていう重体の彼の手術のとき、実は・・・プラチナを使った義骨や治療用のパーツで治療をしたの。お医者様に無理を言って、どうにか使ってもらったの。ばからしいでしょう? 私たちが知り合ったきっかけの、美しい『プラチナ』に願いを込めてお祈りしたわ。そうして、彼は奇跡的に目を覚ました。そのあとは・・・日記を読んでしまったのなら、知っているのかしら?」
ーーー父の遺灰から現れた「宝」はいくつかあったが、表面の「プラチナ」は、どれも宝飾品さながらの鏡面のように磨かれていた。長い時間を経て、日の光に変わらずに美しく輝いていた。
この「宝」は、近々彼女に返しに行こう。日記でもたびたび書かれていた彼女を、本当に大切に思って可愛がっていたのだろう。
それに生真面目な父ならば、こうするはずだ。
それに「意地悪」はつい最近、時効になったのだ。
fin,
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんなに長文の解説、読んでくれてありがとうございます!書きたいストーリーつめこんで書いたら大変な量になってしまいました(´・艸・`;)
解答をまとめると、
「「宝」は父の体内にあった「プラチナの治療用パーツ」。鉱山夫をしていた彼が生死をさまようような大怪我をした時に、彼のことが好きだった宝石問屋の令嬢が治療費を出し、お守りとして願いを込めて施術に使ってもらった。そして、この「プレゼント」の正体と在り処は、彼女を振った父への仕返しとして、教えることは無かった。」くらいでしょうか。
今回は「恋する娘のささやかな意地悪」がテーマでした。またタイトルとリンクさせました!かわいらしい恋心を書いたつもりですが、解釈によっては少々狂愛的に見えかねませんね・・・(;゚Д゚)それはそれでおもしろいからいいんですけどねww
物語に関する補足の質問、感想、思ったことなどいただけると嬉しいです!
どうでもいい補足
・プラチナにしたのは、宝石類なら話的にはなんでも良かったのですが、長期間体内に入っていて、火葬しても焼け残ることを考えたときに、そういった耐久性のあるものとして都合が良かったからです。
・オーナーが「スミルノフ氏」なのは、プラチナの主な産地の一つである、ロシアで一般的な姓だからでした。
・本文中からもちらっと匂わせてたように、ラテ氏も令嬢のことが好きだったのかもしれません。しかし年の差20歳という設定なので、真面目なラテ氏は躊躇していたのでしょう。
・このことを今まで誰にも言ってなかったのは、必要最低限以外喋らないような無口な人だったからと、自分のことを好いて結婚した奥さんにはあまり知って欲しくなかったから。
・なぜ死ぬ間際にこんなことを突然言い出したかというと、やはりずっと身に余る「宝」を返すべきだと思っていたが、他人、特に家族に知られたくなかったから、肝心なことは残っていた理性で口にし無かったのでしょう。年をとってしまうと、心が若い頃に帰っていくとも言いますしね。
「喜びを感じる瞬間」「1ブックマーク」
私は、自分の問題が解決した後に 共通点を見つけると喜びを感じるみたいです。
一体なぜ?
【参加テーマ】(解説にそのまま使用させていただきます)
小さな喜びを感じる瞬間は?
一体なぜ?
【参加テーマ】(解説にそのまま使用させていただきます)
小さな喜びを感じる瞬間は?
17年08月10日 21:17
【ウミガメのスープ】 [神子]
【ウミガメのスープ】 [神子]
【君達は問題】があるんだったら【私は問題】があってもいいんじゃないかと思って…
解説を見る
私はラテシンユーザーです。
問題出題数はまだまだ少ないですが、今まで出してきた問題を見返すと一つだけ共通点がありました。
それは、相談or雑談チャットです。(以下雑談欄)
出題した問題の雑談欄を見返してみると、参加者の皆さんが
「参加します」
「よろしくお願いします」
「出題ありがとうございました」
「○○さん正解おめでとうございます!」
というような言葉をさも当たり前のように使っています。これが共通点です。
この問題だって、
QQS「参加します。宜しく御願いします。青い空を見た時。」
オットセイ三世「参加します。宜しくお願いします。横断歩道についた瞬間に信号が青に変わって立ち止まらずに済んだ時です。」
煤の鳥「よろしくです!自分が褒められている所にたまたま出くわした時とかですね」
shinshin「参加だ 水を飲んだ時」
フェンガー「参加します。休日にめちゃくちゃ早く起きられた時」
上3「参加します。道端に水平思考の種が転がっていた時です(?)」
waku「ちょっとだけ参加します。よろしくお願いします。靴を買いに行ったら好みの人気な靴が自分のサイズだけ一足残ってて買えたとき」
つのめなせいうち「参加します。家に着いた後に大雨が降り始めた時ちょっと嬉しいです。」
と、挨拶とともに、参加テーマにも答えてくださってる人も居ます。
当たり前と言われればそうかもしれませんし、
これらは私が出題している問題のみの事では無いですが、
やっぱり自分が出題した問題にこれらの言葉が付くのは何度見ても嬉しく感じます。
だから私は、自分の問題が解決した後に、 #red#雑談欄に書いてあることを読みなおすのに#/red#喜びを感じます。
要約
ラテシンにて、問題が解決した後に雑談欄を読みなおすのに幸せを感じる。
問題出題数はまだまだ少ないですが、今まで出してきた問題を見返すと一つだけ共通点がありました。
それは、相談or雑談チャットです。(以下雑談欄)
出題した問題の雑談欄を見返してみると、参加者の皆さんが
「参加します」
「よろしくお願いします」
「出題ありがとうございました」
「○○さん正解おめでとうございます!」
というような言葉をさも当たり前のように使っています。これが共通点です。
この問題だって、
QQS「参加します。宜しく御願いします。青い空を見た時。」
オットセイ三世「参加します。宜しくお願いします。横断歩道についた瞬間に信号が青に変わって立ち止まらずに済んだ時です。」
煤の鳥「よろしくです!自分が褒められている所にたまたま出くわした時とかですね」
shinshin「参加だ 水を飲んだ時」
フェンガー「参加します。休日にめちゃくちゃ早く起きられた時」
上3「参加します。道端に水平思考の種が転がっていた時です(?)」
waku「ちょっとだけ参加します。よろしくお願いします。靴を買いに行ったら好みの人気な靴が自分のサイズだけ一足残ってて買えたとき」
つのめなせいうち「参加します。家に着いた後に大雨が降り始めた時ちょっと嬉しいです。」
と、挨拶とともに、参加テーマにも答えてくださってる人も居ます。
当たり前と言われればそうかもしれませんし、
これらは私が出題している問題のみの事では無いですが、
やっぱり自分が出題した問題にこれらの言葉が付くのは何度見ても嬉しく感じます。
だから私は、自分の問題が解決した後に、 #red#雑談欄に書いてあることを読みなおすのに#/red#喜びを感じます。
要約
ラテシンにて、問題が解決した後に雑談欄を読みなおすのに幸せを感じる。
「いいんだよグリーンダヨ」「1ブックマーク」
ジェームズは小さい頃から生き物が大好きで、農場を経営するのが夢だった。ところが、父親から農場を譲ってもらい念願の農場主となったとたんに、父親が今まで大切に育ててきた野菜や果物、動物たちはみんないなくなってしまった。
一部始終を見ていた父親は決してジェームズを叱ったり嘆いたりすることはなく、むしろこの状況を喜んでいる。
なぜだろう?
一部始終を見ていた父親は決してジェームズを叱ったり嘆いたりすることはなく、むしろこの状況を喜んでいる。
なぜだろう?
17年07月09日 20:01
【ウミガメのスープ】 [かぼちゃグランド]
【ウミガメのスープ】 [かぼちゃグランド]
蛇目さんにSPをして頂きました。ありがとうございました!
解説を見る
「そういえばジェームズ、『農場物語』シリーズ前からやりたがってただろ? この前父さんの実家を片付けてたらスーパーラテコン版が出てきたんだ。結構古いけどやるか?」
「わあああ『農場物語』だ! ありがとうパパ!! さっそくスイッチオン……あれ、『つづきから』? 前の人のデータが入ってるんだ。これパパの?」
「そうだよ。いやー懐かしいなぁ…でもセーブデータ一つしか作れないし、消して新しいデータでやっていいよ」
「え、いいの? じゃあ『はじめから』っと。がんばるぞー」
「農場物語(以下農物)」は、その名の通り農場を経営することができるゲームソフトで、20年以上も前から続いている人気シリーズだ。スーパーラテコン全盛期の時代、当時小学生の俺は初代「農物」をそれはそれはやり込んだものだった。何もない更地に一から農場をつくり、自分で試行錯誤しながら育てていく楽しさは今でも忘れられない。
社会人になってほとんどゲームをやらなくなったのもあって、俺の初代「農物」はスーパーラテコンと共に実家の押入れにしまい込まれていて処分されるところだったが、生き物大好きな息子が最近「農物」最新作のCMを見て目を輝かせていたのを思い出した。じゃあ初代とスーパーラテコンを息子に譲ってやるかと思い立ったのである。もちろん最新作を買ってあげてもいいのだが、息子の誕生日はまだまだ先だし。
大喜びで早速『はじめから』ゲームを始めた息子、最新作に比べるとどうしても見劣りするスーパーラテコンのドット絵画面など気にもせずドハマりしている。パパの続きという手もあったけど、やっぱりゲームは自分のデータでやるのが一番楽しいよな。うんうん。
小学生時代の俺のように、息子が一から農場をコツコツ育てていくさまを横で眺めながら、時代を超えて親子で同じゲームができるっていいなぁ、などと思ったのだった。
解説要約: 父から農場経営ゲーム『農場物語』をもらったが、以前父が遊んだデータが残っていたので消去してはじめから遊んだ。父は息子がプレイする様子を見ながら以前自分も一から農場を育てたことを思い出し、ゲームを通じて親子で思い出を共有できることを喜んでいる。
「わあああ『農場物語』だ! ありがとうパパ!! さっそくスイッチオン……あれ、『つづきから』? 前の人のデータが入ってるんだ。これパパの?」
「そうだよ。いやー懐かしいなぁ…でもセーブデータ一つしか作れないし、消して新しいデータでやっていいよ」
「え、いいの? じゃあ『はじめから』っと。がんばるぞー」
「農場物語(以下農物)」は、その名の通り農場を経営することができるゲームソフトで、20年以上も前から続いている人気シリーズだ。スーパーラテコン全盛期の時代、当時小学生の俺は初代「農物」をそれはそれはやり込んだものだった。何もない更地に一から農場をつくり、自分で試行錯誤しながら育てていく楽しさは今でも忘れられない。
社会人になってほとんどゲームをやらなくなったのもあって、俺の初代「農物」はスーパーラテコンと共に実家の押入れにしまい込まれていて処分されるところだったが、生き物大好きな息子が最近「農物」最新作のCMを見て目を輝かせていたのを思い出した。じゃあ初代とスーパーラテコンを息子に譲ってやるかと思い立ったのである。もちろん最新作を買ってあげてもいいのだが、息子の誕生日はまだまだ先だし。
大喜びで早速『はじめから』ゲームを始めた息子、最新作に比べるとどうしても見劣りするスーパーラテコンのドット絵画面など気にもせずドハマりしている。パパの続きという手もあったけど、やっぱりゲームは自分のデータでやるのが一番楽しいよな。うんうん。
小学生時代の俺のように、息子が一から農場をコツコツ育てていくさまを横で眺めながら、時代を超えて親子で同じゲームができるっていいなぁ、などと思ったのだった。
解説要約: 父から農場経営ゲーム『農場物語』をもらったが、以前父が遊んだデータが残っていたので消去してはじめから遊んだ。父は息子がプレイする様子を見ながら以前自分も一から農場を育てたことを思い出し、ゲームを通じて親子で思い出を共有できることを喜んでいる。
「【闇扉60分】マンガ好きの書棚」「1ブックマーク」
カメコは漫画好きで、自宅の書棚には漫画がびっしりと並べてある。
そんなカメコが今オススメしている漫画は『カニ張り隊止まらない!』。
カメコが並べた『カニ張り隊止まらない!』1~4巻のうち、
『カニ張り隊止まらない!』2巻と
『カニ張り隊止まらない!』4巻の間にあるのは、
『カニ張り隊止まらない!』3巻でないとしたら何?
※60分制限、嘘はなし、闇スープ形式です。
※リスト聞きは禁止はしませんが、時間制限があるため、
「雑談チャットの中に答えはありますか?」のような質問は、
回答に時間がかかってしまう場合があります。
そんなカメコが今オススメしている漫画は『カニ張り隊止まらない!』。
カメコが並べた『カニ張り隊止まらない!』1~4巻のうち、
『カニ張り隊止まらない!』2巻と
『カニ張り隊止まらない!』4巻の間にあるのは、
『カニ張り隊止まらない!』3巻でないとしたら何?
※60分制限、嘘はなし、闇スープ形式です。
※リスト聞きは禁止はしませんが、時間制限があるため、
「雑談チャットの中に答えはありますか?」のような質問は、
回答に時間がかかってしまう場合があります。
17年06月24日 23:21
【20の扉】 [低空飛行便]
【20の扉】 [低空飛行便]
マンガを読むように気軽にお楽しみを。初闇。扉7枚目。自身通算99問目。
解説を見る
『カニ張り隊止まらない!』をオススメする#red#ポップ#/red#。
カメコは書店員で『カニ張り隊止まらない!』は書店の平台に並べたのだ。
カメコは書店員で『カニ張り隊止まらない!』は書店の平台に並べたのだ。
「なぜ選べないの?」「1ブックマーク」
こんばんは。ぼくの名前はエイジです。
ぼくの相談は、来週の月曜日に、学校に行った方がいいか、それとも休んだ方がいいかってことです。
どっちがいいのかな?
ぼくの相談は、来週の月曜日に、学校に行った方がいいか、それとも休んだ方がいいかってことです。
どっちがいいのかな?
17年05月26日 20:16
【亀夫君問題】 [えぜりん]
【亀夫君問題】 [えぜりん]
まとメモの解説が正式です。申し訳ございません。
解説を見る
その後、エイジは浅井先生の携帯に電話をかけ、「明日学校にいるから職員室においで」と言われた。
翌日の土曜日、8か月ぶりに学校に行ったエイジ。
職員室には浅井先生と教頭先生が待っていた。
2人とも笑顔で出迎えてくれた。
エイジは先生たちに話をした。
#b#月曜から登校するつもりでいたが、教頭先生には火曜から登校するよう言われて迷ってしまった。#/b#
#b#いろいろ考えてみて、先生たちの事情をちゃんと聞いてから決めなければならないと思った。#/b#
#b#だから、ちゃんと話を聞かせて欲しい。#/b#
浅井先生は言った。
#b#テストなら、教室移動の必要がないから通常の授業日より楽だろう。#/b#
#b#疲れたら自分の判断で休憩できるし、全科目が無理なら途中で帰ってもかまわない。#/b#
#b#気楽にテストを受けてもらいたい。#/b#
教頭先生は言った。
#b#浅井先生からキミの症状を聞いていたので、長時間文字を書き続けるのは負担が大きいと判断した。#/b#
#b#浅井先生は、「テストなら疲れたら自由に休める」と言うが、それでは点が取れない。#/b#
#b#悪い点を取ってしまったらキミの気持ちが落ち込むだろうと思い、休むことを勧めた。#/b#
そして、口をそろえて2人は言った。
#b#もっと早く、ちゃんと事情を話して、キミ自身に選んでもらうべきだったね。#/b#
#b#混乱させてすまなかった。#/b#
#b#県内一斉テストの平均点なんか関係ない。#/b#
#b#キミがどちらを選んでも、浅井先生が辞めさせられることなんかない。#/b#
#b#キミの好きな方を選ぶといい。#/b#
エイジは先生たちの話を聞き、自分自身で考えた。
そして#b#月曜日#/b#。
通学路には、自分で決めた道を、自分の足で歩き始めたエイジがいた。
エイジが「オトナはコドモに本当のことなんか言わないんだ」と思い知るのは、10ヶ月後のことである。
#red#【FA条件】#/red#
長期欠席をしているエイジに県内一斉テストを受けさせるかどうかで、浅井先生と教頭先生の意見が分かれているらしいことを明らかにした上で、
エイジに「双方の話をちゃんと聞いて真偽を確かめ、どちらを選ぶかを決める」ことを勧める。
翌日の土曜日、8か月ぶりに学校に行ったエイジ。
職員室には浅井先生と教頭先生が待っていた。
2人とも笑顔で出迎えてくれた。
エイジは先生たちに話をした。
#b#月曜から登校するつもりでいたが、教頭先生には火曜から登校するよう言われて迷ってしまった。#/b#
#b#いろいろ考えてみて、先生たちの事情をちゃんと聞いてから決めなければならないと思った。#/b#
#b#だから、ちゃんと話を聞かせて欲しい。#/b#
浅井先生は言った。
#b#テストなら、教室移動の必要がないから通常の授業日より楽だろう。#/b#
#b#疲れたら自分の判断で休憩できるし、全科目が無理なら途中で帰ってもかまわない。#/b#
#b#気楽にテストを受けてもらいたい。#/b#
教頭先生は言った。
#b#浅井先生からキミの症状を聞いていたので、長時間文字を書き続けるのは負担が大きいと判断した。#/b#
#b#浅井先生は、「テストなら疲れたら自由に休める」と言うが、それでは点が取れない。#/b#
#b#悪い点を取ってしまったらキミの気持ちが落ち込むだろうと思い、休むことを勧めた。#/b#
そして、口をそろえて2人は言った。
#b#もっと早く、ちゃんと事情を話して、キミ自身に選んでもらうべきだったね。#/b#
#b#混乱させてすまなかった。#/b#
#b#県内一斉テストの平均点なんか関係ない。#/b#
#b#キミがどちらを選んでも、浅井先生が辞めさせられることなんかない。#/b#
#b#キミの好きな方を選ぶといい。#/b#
エイジは先生たちの話を聞き、自分自身で考えた。
そして#b#月曜日#/b#。
通学路には、自分で決めた道を、自分の足で歩き始めたエイジがいた。
エイジが「オトナはコドモに本当のことなんか言わないんだ」と思い知るのは、10ヶ月後のことである。
#red#【FA条件】#/red#
長期欠席をしているエイジに県内一斉テストを受けさせるかどうかで、浅井先生と教頭先生の意見が分かれているらしいことを明らかにした上で、
エイジに「双方の話をちゃんと聞いて真偽を確かめ、どちらを選ぶかを決める」ことを勧める。