「【ラテクエ54リサイクル】田中とあえば―」「1ブックマーク」
田中とあえば皆死ぬ。
なぜ?
※ラテクエ54選考会、sekitonさんの問題文を使わせて頂きました。
なぜ?
※ラテクエ54選考会、sekitonさんの問題文を使わせて頂きました。
15年07月21日 19:30
【20の扉】 [佐山]
【20の扉】 [佐山]
解説を見る
飛行機事故
乗客のうち、田中さんと饗庭(あえば)さんが全員死んだ。
乗客のうち、田中さんと饗庭(あえば)さんが全員死んだ。
「誰にも約束されてない」「1ブックマーク」
初対面の女が、男にウミガメのスープを出した。
男はそれを一口飲むと、初めて飲んだのにも関わらず
「前と変わらない味だ。」と言った。
それを聞いた女は喜んだ。
いったいなぜ?
男はそれを一口飲むと、初めて飲んだのにも関わらず
「前と変わらない味だ。」と言った。
それを聞いた女は喜んだ。
いったいなぜ?
16年09月28日 23:16
【ウミガメのスープ】 [Ailis]
【ウミガメのスープ】 [Ailis]
解説を見る
記憶をなくした私は、部屋にあった日記を読んだ。
日付は8月5日。男の誕生日に私がウミガメのスープを振る舞ったことが書いてあった。
私はカレンダーを見た。
今日は8月5日だった。
ーーーー
記憶をなくした私は、部屋にあった日記を見た。
日付は8月5日。私の誕生日に女がウミガメのスープを振る舞ったことが書いてあった。
私はカレンダーを見た。
今日は8月5日だった。
ーーーー
記憶をなくした二人は、記憶をなくした事を悟られぬように行動することを決めた。
だから女は今日、男にウミガメのスープを振る舞った。そして喜んだ。記憶をなくしたことに気づかれなかったから。
だから男は、初めて飲んだウミガメのスープを、「前と変わらない味だ。」と言った。女に余計な心配をさせないために。
三行解説
二人は記憶喪失。
女は記憶をなくしたことが気づかれなかったから喜んだ。
男は記憶をなくしたことを気づかれないように「前と変わらない味だ。」と言った。
日付は8月5日。男の誕生日に私がウミガメのスープを振る舞ったことが書いてあった。
私はカレンダーを見た。
今日は8月5日だった。
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記憶をなくした私は、部屋にあった日記を見た。
日付は8月5日。私の誕生日に女がウミガメのスープを振る舞ったことが書いてあった。
私はカレンダーを見た。
今日は8月5日だった。
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記憶をなくした二人は、記憶をなくした事を悟られぬように行動することを決めた。
だから女は今日、男にウミガメのスープを振る舞った。そして喜んだ。記憶をなくしたことに気づかれなかったから。
だから男は、初めて飲んだウミガメのスープを、「前と変わらない味だ。」と言った。女に余計な心配をさせないために。
三行解説
二人は記憶喪失。
女は記憶をなくしたことが気づかれなかったから喜んだ。
男は記憶をなくしたことを気づかれないように「前と変わらない味だ。」と言った。
「パーフェクトスーパーな悪!」「1ブックマーク」
俺はパーフェクトでスーパーな悪だよ!
だっていうのに悪人のほうが俺のこと聞くたびビビるやつはなんなんだい!
あるところでは俺のことを楽しみに待ってるやつもいるらしいし…
まったくパーフェクトスーパーなぼくは悪人さえもこわがらしちゃうとは
俺ってば最強ね!
どういうこと?
だっていうのに悪人のほうが俺のこと聞くたびビビるやつはなんなんだい!
あるところでは俺のことを楽しみに待ってるやつもいるらしいし…
まったくパーフェクトスーパーなぼくは悪人さえもこわがらしちゃうとは
俺ってば最強ね!
どういうこと?
16年09月15日 15:06
【ウミガメのスープ】 [raiun]
【ウミガメのスープ】 [raiun]
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俺=パーフェクトスーパーな悪
パーフェクトスーパーな悪 = 完全 超 悪
完全 超 悪 = 勧善懲悪
意味 勧善懲悪とは、善良な人や行いを褒めて勧め、悪い人や行いは懲らしめ戒めること。
注釈 芝居などで、最終的に善人が栄え、悪は滅びるという筋書きに使われることも多い。
自分の悪に自覚があるやつがこれを聞けばビビることもあるだろう
勧善懲悪のアニメや芝居を楽しみにしてるやつもいつる
まったくやっぱりパーフェクトスーパーな悪じゃないか!
パーフェクトスーパーな悪 = 完全 超 悪
完全 超 悪 = 勧善懲悪
意味 勧善懲悪とは、善良な人や行いを褒めて勧め、悪い人や行いは懲らしめ戒めること。
注釈 芝居などで、最終的に善人が栄え、悪は滅びるという筋書きに使われることも多い。
自分の悪に自覚があるやつがこれを聞けばビビることもあるだろう
勧善懲悪のアニメや芝居を楽しみにしてるやつもいつる
まったくやっぱりパーフェクトスーパーな悪じゃないか!
「快楽殺人者志望ジローは寝込みを襲えない」「1ブックマーク」
ジローは殺人願望のある危険人物である。しかし、今まで人を殺せたことがなく、連続殺人未遂犯でしかない。
最近は先人達の技を真似ることでスキルアップを、と考え、怪談や恐怖話に沿った殺人方法にハマっている。
今回真似するのは「ベッドの下の男」。
隙を見て部屋に侵入し、ベッドの下で包丁を持って隠れるという方法。被害者は脱出できても一生ベッドで寝られなくなるトラウマを抱え、気付かずに寝てしまえば寝込みを襲われ絶命する。
無事では返さない、かなり安定して成功率も高いとシリアルキラー界では有名な方法でもある。失敗が付き物のジローにぴったりだ。
この方法を知って早速実行することにしたジロー。無事、ある家の寝室に二階の窓から侵入し、手際よくベッドの下に隠れることにも成功。住人も気付いておらず、部屋に帰るやいなやすぐに就寝した。
絶好のチャンス。折角の機会なので足からじわりじわり恐怖を与えていこう。そうしてジローはニヤつきながらベッドに飛び乗った。
しかし、結局彼は寝込みを襲えなかった。
何故?
最近は先人達の技を真似ることでスキルアップを、と考え、怪談や恐怖話に沿った殺人方法にハマっている。
今回真似するのは「ベッドの下の男」。
隙を見て部屋に侵入し、ベッドの下で包丁を持って隠れるという方法。被害者は脱出できても一生ベッドで寝られなくなるトラウマを抱え、気付かずに寝てしまえば寝込みを襲われ絶命する。
無事では返さない、かなり安定して成功率も高いとシリアルキラー界では有名な方法でもある。失敗が付き物のジローにぴったりだ。
この方法を知って早速実行することにしたジロー。無事、ある家の寝室に二階の窓から侵入し、手際よくベッドの下に隠れることにも成功。住人も気付いておらず、部屋に帰るやいなやすぐに就寝した。
絶好のチャンス。折角の機会なので足からじわりじわり恐怖を与えていこう。そうしてジローはニヤつきながらベッドに飛び乗った。
しかし、結局彼は寝込みを襲えなかった。
何故?
16年04月14日 23:19
【ウミガメのスープ】 [相須 楽斗]
【ウミガメのスープ】 [相須 楽斗]
解説を見る
ジローはベッドに飛び乗った!そうするとベッドが傾き、その勢いで住人の頭突きがジローを襲う!
そのままジローは窓から投げ出された!
自分に足りないのは慎重さ辺りだろうな、と奇跡的に木に引っかかりながら思うジローであった。
そのままジローは窓から投げ出された!
自分に足りないのは慎重さ辺りだろうな、と奇跡的に木に引っかかりながら思うジローであった。
「『再出題』ある王子の死」「1ブックマーク」
ある王国で、王族が流行り病で次々と亡くなり、生き残った末っ子の王子が弱冠5歳にして王位を継いだ。
彼は容姿も声も大変美しく、既にそのカリスマ性は国の誰からも強く愛されていた。
心優しい召使いと大臣、強い国軍、明るい国民達に恵まれ、王子は王位継承後も恵まれた環境下ですくすくと育った。
数年後、成長した王子は自国の現状を知り、自らの命を絶った。
いったいなぜ?
彼は容姿も声も大変美しく、既にそのカリスマ性は国の誰からも強く愛されていた。
心優しい召使いと大臣、強い国軍、明るい国民達に恵まれ、王子は王位継承後も恵まれた環境下ですくすくと育った。
数年後、成長した王子は自国の現状を知り、自らの命を絶った。
いったいなぜ?
16年04月15日 11:55
【ウミガメのスープ】 [Arcanum]
【ウミガメのスープ】 [Arcanum]

昔出題の仕方と進行の仕方に問題があったものを出題者の訓練を兼ねて再出題します。
解説を見る
ある王国の王子は、弱冠5歳にして王位を継いだ。
両親と4人の兄が、流行り病で次々と亡くなってしまったのである。
彼は容姿も声も大変美しく、そのカリスマ性は国の誰からも強く愛されていた。
心優しい召使いと大臣、強い国軍、明るい国民達に恵まれ、王子はとても恵まれた生活を送っていた。
国民達はその王子に強い同情を寄せていた。
年端のいかぬ美しい王子が両親と4人の兄を一度に全て失い、
王位後継者としての教育もほとんど受けないまま国王となったのだ。
国民はこの幼き王を守ってやらねばならないという異様な信念を持ち始めた。
大臣達は王子が政治を動かせる人格者になるまで、代わりに国政を執り行うことになった。
王子は賢王となるための清く正しい教育を受け、真面目で聡明な少年に成長した。
やがて思春期を迎えた彼には国王としての自覚が芽生え始めていた。
そんな矢先、王子は大臣達に黙って国政についての記録を初めて閲覧した。
そして彼は、そこに書かれていたことに言葉を失った。
そこには自国と貿易を結ぼうとして衝突した数々の異国を一方的に侵略して滅ぼしたことや、
その王族を見るも無残な刑に処したこと、その影響で他国との一切の交流が無くなったために食糧が不足し、
食糧を王族最優先にして国民が困窮した生活を強いられていること、
自国で反乱が起こった際に、信じられないことに軍のみならず大勢の国民が一緒になって武力で抑え込んだこと、
他にも数々の残酷な記録がそこにはあった。
そのような政治はもう何十年も行われていなかったのに、それらの記録は彼が王位に就いてから急増していた。
王子は困惑して大臣に問い詰めた。
すると大臣は、とても優しい笑顔で言った。
『全てはあなた様のため。先代の王様と妃様、4人の王子達の美しい忘れ形見を守るため。
そのためにこの国は強くなくてはならない、決して弱みを見せてはいけないのです。
王が幼いことに付け込んだ異国も全て排除致しましたし、その国が復活することも二度とありません。
食糧不足に関しましては、今自国で食糧生産をもっと盛んにできないかと国民が努力しております。
一度は愚かにも信念を失った非国民どもが反乱を起こしましたが、今はもうご心配はいりません。
そもそも、そやつらは少数派なのです。軍が動くよりも早く、多くの国民達が反乱を抑えてくれました。
彼らは愚かで、あの制圧は正しかったと、今の国民達は思っております。
王が健やかでいられることが国民の一番の願いなのです。皆あなた様を強く愛し、守ろうとしているのです。』
王子はただ絶望するしかなかった。
今までそんな話は一切聞いたことが無く、聞かせてもくれなかった。
自分は他国の侵略など望んでなどいない。ましてや、自国の民を手にかけるなど。
それどころか、国民同士に殺し合いをさせるような羽目になってしまっていたのだ。
それも自分が幼かったせいで。国政に関われなかったせいで。
そして、全ての残酷な所業は、『愛する王子を守るため』という名目で行われていた。
本来なら自分が守らなければならない愛する国民達を、知らずのうちに手にかけてしまっていたのだ。
翌日、国民全員が傾聴するようにと強く命じられた王子の演説が行われることになった。
やがて国民の前に王子が現れると、彼は泣きながら国民に許しを請う言葉を叫んだ。
自分が幼かったせいで、数えきれない犠牲が払われてしまった。
一生償っても償いきれない、取り返しのつかないことをしてしまった───……
大臣や国民達は、王子が一体何のことを言っていてなぜ謝罪しているのか、全く理解できず困惑した。
その様子を見て全てを悟った王子は、懐に隠し持っていた短剣で自らの首を切って倒れた。
全てが狂った王国で、その狂気に過保護にされた王子は、ただ独りまともな存在であった。
両親と4人の兄が、流行り病で次々と亡くなってしまったのである。
彼は容姿も声も大変美しく、そのカリスマ性は国の誰からも強く愛されていた。
心優しい召使いと大臣、強い国軍、明るい国民達に恵まれ、王子はとても恵まれた生活を送っていた。
国民達はその王子に強い同情を寄せていた。
年端のいかぬ美しい王子が両親と4人の兄を一度に全て失い、
王位後継者としての教育もほとんど受けないまま国王となったのだ。
国民はこの幼き王を守ってやらねばならないという異様な信念を持ち始めた。
大臣達は王子が政治を動かせる人格者になるまで、代わりに国政を執り行うことになった。
王子は賢王となるための清く正しい教育を受け、真面目で聡明な少年に成長した。
やがて思春期を迎えた彼には国王としての自覚が芽生え始めていた。
そんな矢先、王子は大臣達に黙って国政についての記録を初めて閲覧した。
そして彼は、そこに書かれていたことに言葉を失った。
そこには自国と貿易を結ぼうとして衝突した数々の異国を一方的に侵略して滅ぼしたことや、
その王族を見るも無残な刑に処したこと、その影響で他国との一切の交流が無くなったために食糧が不足し、
食糧を王族最優先にして国民が困窮した生活を強いられていること、
自国で反乱が起こった際に、信じられないことに軍のみならず大勢の国民が一緒になって武力で抑え込んだこと、
他にも数々の残酷な記録がそこにはあった。
そのような政治はもう何十年も行われていなかったのに、それらの記録は彼が王位に就いてから急増していた。
王子は困惑して大臣に問い詰めた。
すると大臣は、とても優しい笑顔で言った。
『全てはあなた様のため。先代の王様と妃様、4人の王子達の美しい忘れ形見を守るため。
そのためにこの国は強くなくてはならない、決して弱みを見せてはいけないのです。
王が幼いことに付け込んだ異国も全て排除致しましたし、その国が復活することも二度とありません。
食糧不足に関しましては、今自国で食糧生産をもっと盛んにできないかと国民が努力しております。
一度は愚かにも信念を失った非国民どもが反乱を起こしましたが、今はもうご心配はいりません。
そもそも、そやつらは少数派なのです。軍が動くよりも早く、多くの国民達が反乱を抑えてくれました。
彼らは愚かで、あの制圧は正しかったと、今の国民達は思っております。
王が健やかでいられることが国民の一番の願いなのです。皆あなた様を強く愛し、守ろうとしているのです。』
王子はただ絶望するしかなかった。
今までそんな話は一切聞いたことが無く、聞かせてもくれなかった。
自分は他国の侵略など望んでなどいない。ましてや、自国の民を手にかけるなど。
それどころか、国民同士に殺し合いをさせるような羽目になってしまっていたのだ。
それも自分が幼かったせいで。国政に関われなかったせいで。
そして、全ての残酷な所業は、『愛する王子を守るため』という名目で行われていた。
本来なら自分が守らなければならない愛する国民達を、知らずのうちに手にかけてしまっていたのだ。
翌日、国民全員が傾聴するようにと強く命じられた王子の演説が行われることになった。
やがて国民の前に王子が現れると、彼は泣きながら国民に許しを請う言葉を叫んだ。
自分が幼かったせいで、数えきれない犠牲が払われてしまった。
一生償っても償いきれない、取り返しのつかないことをしてしまった───……
大臣や国民達は、王子が一体何のことを言っていてなぜ謝罪しているのか、全く理解できず困惑した。
その様子を見て全てを悟った王子は、懐に隠し持っていた短剣で自らの首を切って倒れた。
全てが狂った王国で、その狂気に過保護にされた王子は、ただ独りまともな存在であった。












