「500円弁当の謎」「2Good」
コンビニでお弁当を買ったカメオ。
彼は車の中でそれをビニール袋から取り出して、じっと見つめると、製造元を訴えようと思った。
#b#見た目やニオイに異常があったわけではない#/b#らしい。
どうしてだろう?
彼は車の中でそれをビニール袋から取り出して、じっと見つめると、製造元を訴えようと思った。
#b#見た目やニオイに異常があったわけではない#/b#らしい。
どうしてだろう?
15年02月13日 20:46
【ウミガメのスープ】 [離学部生]
【ウミガメのスープ】 [離学部生]
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#b#無添加・保存料未使用#/b#と書かれた弁当を買い、暑い夏の車内にそれを放置したカメオ。
それなりに長時間放置したのにも関わらず、弁当には#red#カビが生えておらず、異臭もしなかった#/red#。
保存料を使用していないと謳っている弁当が、真夏の車内で放置して腐敗しない訳がない、と考えたカメオは食品表示の偽装で製造元を訴えようと考えたのだ。
それなりに長時間放置したのにも関わらず、弁当には#red#カビが生えておらず、異臭もしなかった#/red#。
保存料を使用していないと謳っている弁当が、真夏の車内で放置して腐敗しない訳がない、と考えたカメオは食品表示の偽装で製造元を訴えようと考えたのだ。
「死を呼ぶアンケート」「2Good」
「アンケートにご協力いただきありがとうございました!」
女のアンケートに協力した男は、泣きながら死んでしまった。
一体何故だろう?
女のアンケートに協力した男は、泣きながら死んでしまった。
一体何故だろう?
12年11月01日 01:13
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]
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友人に裏切られ全財産を失い、荒れた暮らしで体を壊し不治の病に冒され、 ひとり寂しく死の床についている男がいた。
突然、目の前に美しい妖精が現れてこう言った。
「どんな願い事でも構いませんので、あなたがかなえたい事を3つ言ってください」
男は即答した。
「友情と財産と健康が欲しい!」
そして、感激し泣きながら男は続けて言った。
「本当にありがとう! もう何と言ってよいのか...」
妖精は答えた。
「いいえ、どういたしまして」
そしてさらに続けてこう言う。
「こちらこそ、アンケートに御協力いただきありがとうございました!」
※数秒後男は泣きながらショック死しました。
突然、目の前に美しい妖精が現れてこう言った。
「どんな願い事でも構いませんので、あなたがかなえたい事を3つ言ってください」
男は即答した。
「友情と財産と健康が欲しい!」
そして、感激し泣きながら男は続けて言った。
「本当にありがとう! もう何と言ってよいのか...」
妖精は答えた。
「いいえ、どういたしまして」
そしてさらに続けてこう言う。
「こちらこそ、アンケートに御協力いただきありがとうございました!」
※数秒後男は泣きながらショック死しました。
「わからない」「2Good」
俺は彼女の行動の理由がわからず悩んでいた。
友達に相談すると、「それは嫉妬させるためだ」と言われた。
でも、それが違うことは確実なんだ。
どういうことだろう?
友達に相談すると、「それは嫉妬させるためだ」と言われた。
でも、それが違うことは確実なんだ。
どういうことだろう?
14年06月06日 21:18
【ウミガメのスープ】 [とかげ]
【ウミガメのスープ】 [とかげ]
材料不明スープ
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人の心なんてわかるはずない。
気まぐれで複雑で何の規則もない。自分の心さえあやふやでうまく表現できないときがあるくらいなのに、どうやって人の心を見分けろって言うんだ。
立入禁止の学校の屋上で、友達と二人、俺はコンクリートに座り込んでいた。やたらと腹が立って、苛立ち紛れに足元の小石を蹴飛ばした。友達は転がる石を目で追いつつも、俺のイライラの理由を聞きたがっているようで、そわそわしている。
俺も誰かにこのイライラを聞いてもらいたかったから、吐き出すように言った。
「嬉しそうに笑ってても内心は怒ってるとか、反則だろ? 嫉妬させるためにわざと他の男と仲良くするとかさ、見抜けるわけないっての」
「……あれ? お前、そういうこと悩んでるわけ?」
「そりゃ悩むだろ」
溜息をつく俺に、友達は意外そうに目を丸くする。
「他の男と毎日一緒に帰る彼女の心境、とか、本当にわからないよ……」
「うわ、えげつないな。お前ってそんな苦労してたのか」
「ほんと、俺はどうしたらいいんだ?」
「まあ、女心は確かに難しい。しかしだ」
こんなとき普段なら率先して俺のことを馬鹿にする友達が、今日は何故か優しくしてくれる。慰めるように俺の肩を軽く叩いた。
「落ち込むなよ。だってそれこそ、嫉妬させるためなんじゃないか? 頑張れよ」
「ああ、俺もそう思ったんだけどさ」
だってもうそれしかないと思ったのに、違ったんだ。
「それは選択肢になかっただろ?」
「は?」
「それで俺、結局二番にしちゃったんだけど、お前は?」
「……ちょっと待て」
突然友達が眉をひそめて真剣な顔をする。それから、納得したように膝を打った。
「それ、今日の国語のテストの話?」
「他に何があるんだよ」
END
#b#俺が彼女の行動の理由を相談した友人は、俺が恋愛で悩んでいると思って「(俺を)嫉妬させるためだ」と言ってくれた。俺は国語のテストの問題に悩んでいただけで、嫉妬は選択肢になかったので、それが彼女の行動の理由ではないことは確実だった。#/b#
気まぐれで複雑で何の規則もない。自分の心さえあやふやでうまく表現できないときがあるくらいなのに、どうやって人の心を見分けろって言うんだ。
立入禁止の学校の屋上で、友達と二人、俺はコンクリートに座り込んでいた。やたらと腹が立って、苛立ち紛れに足元の小石を蹴飛ばした。友達は転がる石を目で追いつつも、俺のイライラの理由を聞きたがっているようで、そわそわしている。
俺も誰かにこのイライラを聞いてもらいたかったから、吐き出すように言った。
「嬉しそうに笑ってても内心は怒ってるとか、反則だろ? 嫉妬させるためにわざと他の男と仲良くするとかさ、見抜けるわけないっての」
「……あれ? お前、そういうこと悩んでるわけ?」
「そりゃ悩むだろ」
溜息をつく俺に、友達は意外そうに目を丸くする。
「他の男と毎日一緒に帰る彼女の心境、とか、本当にわからないよ……」
「うわ、えげつないな。お前ってそんな苦労してたのか」
「ほんと、俺はどうしたらいいんだ?」
「まあ、女心は確かに難しい。しかしだ」
こんなとき普段なら率先して俺のことを馬鹿にする友達が、今日は何故か優しくしてくれる。慰めるように俺の肩を軽く叩いた。
「落ち込むなよ。だってそれこそ、嫉妬させるためなんじゃないか? 頑張れよ」
「ああ、俺もそう思ったんだけどさ」
だってもうそれしかないと思ったのに、違ったんだ。
「それは選択肢になかっただろ?」
「は?」
「それで俺、結局二番にしちゃったんだけど、お前は?」
「……ちょっと待て」
突然友達が眉をひそめて真剣な顔をする。それから、納得したように膝を打った。
「それ、今日の国語のテストの話?」
「他に何があるんだよ」
END
#b#俺が彼女の行動の理由を相談した友人は、俺が恋愛で悩んでいると思って「(俺を)嫉妬させるためだ」と言ってくれた。俺は国語のテストの問題に悩んでいただけで、嫉妬は選択肢になかったので、それが彼女の行動の理由ではないことは確実だった。#/b#
「サクラトレードオフ」「2Good」
東大を目指していた桜木先輩の#b#サクラが咲いた#/b#から、2年2組の#b#サボテンの花は咲かなかった#/b#。
どういうことだろうか?
どういうことだろうか?
15年04月06日 20:31
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
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県立水平高校は、偏差値でいえば地域4番目という至極平凡な高校である。
中の下ほどの成績だった桜木先輩は2年生の秋に一念発起し、東大を目指し勉強を始めた。
彼の頑張りはすごかった。それこそ、血の滲むような努力をした。
いつしかそれは周囲を巻き込み、学校中の教師や生徒が彼の合格を願うようになった。
そして、今年3月。
彼から担任のもとに一本の電話が入った。
「先生、サクラ、咲きました!」
高校始まって以来の快挙だった。
職員室にいた教師たちは皆立ち上がり、電話の向こうの彼に盛大な拍手を送った。
生活指導の小林先生の指示で若手教師が屋上に走り、用意していた#red#巨大な垂れ幕を校舎に掛けた#/red#。
#big5#『祝・桜木君 東京大学合格おめでとう!』#/big5#
その#red#垂れ幕の陰になる部分に、2年2組の教室があった#/red#。
#red#窓際のサボテンは日光を遮断され#/red#、皆が期待していた花をつけることはなかった。
しかし、桜木先輩を責める者は一人としていなかった。
#big5#【要約解説】#/big5#
#b#桜木先輩の東大合格を祝い、校舎に垂れ幕が下がった。#/b#
#b#それが2年2組の窓を覆い、日光を遮断されたサボテンの生長を阻害した。#/b#
中の下ほどの成績だった桜木先輩は2年生の秋に一念発起し、東大を目指し勉強を始めた。
彼の頑張りはすごかった。それこそ、血の滲むような努力をした。
いつしかそれは周囲を巻き込み、学校中の教師や生徒が彼の合格を願うようになった。
そして、今年3月。
彼から担任のもとに一本の電話が入った。
「先生、サクラ、咲きました!」
高校始まって以来の快挙だった。
職員室にいた教師たちは皆立ち上がり、電話の向こうの彼に盛大な拍手を送った。
生活指導の小林先生の指示で若手教師が屋上に走り、用意していた#red#巨大な垂れ幕を校舎に掛けた#/red#。
#big5#『祝・桜木君 東京大学合格おめでとう!』#/big5#
その#red#垂れ幕の陰になる部分に、2年2組の教室があった#/red#。
#red#窓際のサボテンは日光を遮断され#/red#、皆が期待していた花をつけることはなかった。
しかし、桜木先輩を責める者は一人としていなかった。
#big5#【要約解説】#/big5#
#b#桜木先輩の東大合格を祝い、校舎に垂れ幕が下がった。#/b#
#b#それが2年2組の窓を覆い、日光を遮断されたサボテンの生長を阻害した。#/b#
「フライングゲット!」「2Good」
モノマネで友達を笑わせることが得意な田中。
この日友達はみんな疲れた顔でカリカリしていたので、
田中は思わず今人気のアイドル植野の真似をした。
・・・しかし誰も一言も喋らない。
その様子を見て田中はホッとした。
一体なぜだろう?
この日友達はみんな疲れた顔でカリカリしていたので、
田中は思わず今人気のアイドル植野の真似をした。
・・・しかし誰も一言も喋らない。
その様子を見て田中はホッとした。
一体なぜだろう?
15年01月19日 22:10
【ウミガメのスープ】 [水上]
【ウミガメのスープ】 [水上]
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高校生の田中はモノマネが得意でクラスの中でも人気者であった。
今日は期末テストの最終日。
連日のテスト勉強でみんな疲れた顔をしている。
試験が始まり、みんなが一斉に問題を解き始めた。
カリカリ…カリカリ…
静かな教室に鉛筆が答案用紙を擦る音が響く。
みんながカリカリしている中、田中だけはカリカリしていなかった。
さっぱりわからないのだ。カリカリしたくてもカリカリできないのだ。
田中は仕方なく、斜め前に座っている現役高校生アイドルの植野の答案用紙を盗み見た。
そして答えを真似して書く。カリカリ。
そうやって空欄を全て埋めた田中。
誰も田中のカンニングに気付いておらず、不正を正すものはいなかった。
田中は安心して心の中で呟いた。
カンニングゲット!
しかしそのテストで田中は0点を取った。
そう、現役高校生アイドル植野は、アホだったのだ。
今日は期末テストの最終日。
連日のテスト勉強でみんな疲れた顔をしている。
試験が始まり、みんなが一斉に問題を解き始めた。
カリカリ…カリカリ…
静かな教室に鉛筆が答案用紙を擦る音が響く。
みんながカリカリしている中、田中だけはカリカリしていなかった。
さっぱりわからないのだ。カリカリしたくてもカリカリできないのだ。
田中は仕方なく、斜め前に座っている現役高校生アイドルの植野の答案用紙を盗み見た。
そして答えを真似して書く。カリカリ。
そうやって空欄を全て埋めた田中。
誰も田中のカンニングに気付いておらず、不正を正すものはいなかった。
田中は安心して心の中で呟いた。
カンニングゲット!
しかしそのテストで田中は0点を取った。
そう、現役高校生アイドル植野は、アホだったのだ。