動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

帯子の取材日記「2ブックマーク」
皆さん、初めまして!
私、「週間ぜらべる」の寒天帯子と申します。まだまだ新人記者ですが、どうかおしみり、ん?おみりし、お?おみそしる…んん?えーと、よろしくです!

実は今とんでもない事件が起きましてですね、編集長が「これも勉強だ。行って来い!」って、送り出されちゃいまして…。
でもぉ、ややこし過ぎて、帯子には無理ですぅ〜。すみませんが、真相究明に皆さんのお力をお貸しいただけませんか?
…いいんですか!?わぁ、助かりますっ!
え?事件の内容がないよう、って?あわわ、ごめんなさい。

被害者は、佐藤圭一さん(38)。職業は推理作家さんらしいですが、知らない人だなぁ。自宅の玄関先で、腹部を包丁で一突きされて仰向けに倒れていたところを、奥さんの佳苗さん(32)が発見、通報。
現場は、うっ…、血の海で、死因は失血によるショック死。死亡時刻は、午後二時前後。発見時刻は午後五時半。あ、もちろんその日のうちですよ?
犯人ものと見られる足跡が、遺体から玄関へ向かって残っていたそうですが、うわぁ、血の足跡だそうです。あれ?行きの足跡は無かったのか…。
あと、何か聞きたいことがあったら、帯子がお巡りさんに変わりに聞いてきたり、調べて見ますね!

え?かなりのスクープなのに、なんで新人の私が来たかって?
編集長が今日は娘さんのお遊戯会だそうです…。うち、私と編集長しか記者がいないからなぁ…。
『犯人と動機が分かればいいんじゃないの?』
…そ、そんなぁ。
13年01月23日 15:21
【亀夫君問題】 [ぜらちんべると]

解決しました。皆さん、ありがとうございます。




解説を見る
「佳苗、こんなことになってしまって本当にすまない。だが、これ以上、評価されない苦しみも、貧しさも、何より君の期待を裏切り続けることに疲れてしまった。

警察は私の姿を見て、なんと判断したのだろう?
強盗と鉢合わせの末、殺害されたと判断されたのなら、推理作家冥利に尽きる。
初めに自分の手首を切って出した血で、足跡を作るつもりだ。靴は玄関の外に転がしておく。
雪で、足跡が存在しなくとも不思議はないはずだ。裸足で逃げる強盗犯はさぞ滑稽だろうが。…もっともそんな犯人などいないがね。
包丁は雪の塊に立てて、そこに飛び込むつもりだ。せめて仰向けに死ねればいいのだが、こればっかりはどうなるか。
もちろん警察だって馬鹿じゃない。調べれば次々と矛盾が出てくるだろう。現実はミステリーじゃない。探偵と違う、地道で確実な方法で、彼らは自殺だと突き止めるだろう。

だが、時間はどうしてもかかるはずだ。
ワイドショーでも全国的に報道されるだろう。
奴らは、ネタが無ければ火を起こしても報道を続ける。そこに視聴者が食いつく限り。
きっと私の遺作も話題に出すはずだ。
私たちには子供はいない。だが、私にとっては作品が子供のようなものだ。
どこに出しても恥ずかしくないように書き上げたつもりだ。
これからは、無能な父に代わって、子供たちが稼いでくれるはずだ。
印税の名義はすでに佳苗、君に書き換えた。
君は若い。どうか、私のことなど忘れて、自由に幸せになって欲しい。

そして、私の最後の作品となるこの事件を許して欲しい。君の嫌いな、派手で、凄惨で、救いのない悲劇を」

亡きご主人の遺書を抱きしめて、佳苗さんは一言
「私にとっての幸せは、あの人の作品を最初に読ませてもらうことでした。それだけだったんです、それだけ…」
と呟いた。

佐藤さんの作品に悲劇はない。少なくとも、救いのない悲しみは書かれていない。
彼の最後の作品はこんな悲劇ではあってはならない。
今度、ミステリー大賞に応募できなかった作品が出版されるそうだ。
名探偵カナエが活躍する、コミカルだけど本格的なミステリーに、悲劇は書かれていない。(O.K)
魂のD.D.P「2ブックマーク」
その日、写真部に所属する私は、学内新聞で使う体育祭の写真を撮っていた。

後日、100枚を超える写真の中から、表紙を飾るベストショットを1枚選び、
学内新聞作成係のの友人の元へ持っていく。

友人はその写真を見て、吹き出した。
「この後ろのやつ、何やってんだよwww」

見れば、真剣な目で騎馬戦をやっている選手の後ろのほうで、
半裸の男が満面の笑みで両手ピースをやっている。
私は選手の表情などを見て選考していたので、選考中には全く気づかなかった。

写真を見た皆は爆笑したが、その後、あることに気づいた私は青ざめた。

さて、私は一体何に気づいたのだろう?
14年02月23日 19:54
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]

DDP=ドヤ顔ダブルピース




解説を見る
体育祭では皆が動きまわり、狙った写真を撮るのが難しい。

そこで私が考えたのは、1秒間に何枚もの写真を撮る『連写機能』を使って写真を撮ること。
これなら、ベストショットを逃すことなく撮ることが出来る。
何枚も撮るので、写真は100枚を超えた。この方法の難を言えば、選考が大変なことぐらいか。

・・・
私は『あの写真』でひと通り笑った後、家に帰って残りの写真データを見てみた。
すると、妙なことに気がついた。

1秒間に6枚もの写真を撮っているにも関わらず、
#b#その写真の前後には男は写っていなかったのだ。#/b#

1/6秒の間に半裸になり、ダブルピースをして、次の瞬間には居なくなる。
こんな事が普通に出来るはずはない。#red#出来るとすればそれは人間じゃない。#/red#
生まれて初めて心霊写真を撮ってしまった私は青ざめた・・・。

後日、その男について調査した所、
体育祭当日に風邪で欠席した生徒だということが判明した。

所謂、生き霊と言うやつだ。余程体育祭を楽しみにしていたのだろう。


その日からその男は皆に「生き霊」というアダ名で呼ばれるようになったらしい。

皆が気を使って、敢えて「半裸ダブルピース」に触れないようにしているのが、逆に可哀想だった・・・。
怒りと悲しみのピエタ「2ブックマーク」
女はドロドロに溶けた自分の
ソレに手首まで突っ込むと
呆れるBB君にまざまざと見せつけた

翌日、倒れたBB君に寄り添い
涙を流す女が発見された

一体、何が起こったのだろう?


※問題文はA先生との雑談から発生w
13年12月06日 19:08
【ウミガメのスープ】 [アマレット]

ベール超厚かも・・・




解説を見る
少女は天才 氷彫刻家だった
彼女はこれまでの最高傑作を彫りあげた
美しい曲線を描く 巨乳の女神アルテミス(with猫仮面)
の氷像である

コンクールの前日
雪原に保管されている氷像に近づく男(BB君)がいた

「うわぁ!!なんて美しい女の子なんでつかw」
BB君は女の作品にムラムラして一晩中抱きしめ続けた
そのとき、BB君の身体からは自然界ではありえない熱量が
発生し、氷像は見るも無残に溶けてしまった(No.23の回収w)

宵闇のころ、氷像のコンディションを確認しに来た少女は
ドロドロに溶け修復不可能な損傷を受けた氷像と幸せそうに
抱きつくBB君を見つけた

少女は怒り泣き BB君をじっと睨みつけながら
ゆっくりと女神の氷像の腰にある矢筒に手を突っ込んだ
BB君は寝ぼけ眼で
「僕と彼女の仲を引き裂くことは神にだって不可能なのでつ」
と少女を小馬鹿にして笑った

次の瞬間
少女は滑らかな動作で氷矢を抜き取ると
BB君へ突き刺した BB君の首に風穴が開いた

翌日、溶けて目から、しずくを流す女神の
足元でBB君の死体が発見された


解説 inspire by iliichiさん&221aの住人さん
こんな事があってたまるか「2ブックマーク」
バセドウ病をご存じだろうか?
甲状腺という器官の機能が活発になることで、指が震えたり、心臓がドキドキし過ぎたり、
汗が出やすくなったり、目が飛び出してきたり、体重が減ったり・・・といった、様々な症状が現れる。
この病気に罹る人は女性が圧倒的に多く、比較的若い人から中年ぐらいにかけて発症しやすいとされている。
治療には薬、あるいは手術による甲状腺の切除といった方法がある。

亀美(かめみ)はこのバセドウ病に罹った女子大生だ。
彼女は決意した。
(神様・・・私は、覚悟を決めます。)
その表情はとても明るかった。

状況を説明してください。
13年11月03日 23:54
【ウミガメのスープ】 [セルス]



解説を見る
つい最近の事。
大学構内でサークルの先輩とすれ違った時、ふと、#red#自分の胸がドキドキ#/red#していることに気が付く亀美。
(こ、これってもしかして・・・私、センパイに恋しちゃってる!?)

しかし、自分の容姿に自信の無かった亀美。
(でも私、ちょっとぽっちゃりだし、目も細目だし、こんな私のこと、センパイなんかが見てくれる訳、無いよね・・・)

ところがしばらくすると、特に何かを意識する訳でもなく#red#痩せてきて#/red#、不思議と#red#目もぱっちり#/red#してきた亀美。
コンプレックスを克服し、容姿にもちょっと自信が湧いてきた。
(今の私なら・・・もしかしたら、センパイも振り向いてくれるかも!)
明るく前向きになった亀美。そして、彼女は決意した。

(神様・・・私は、覚悟を決めます。#b#この想いを、センパイに伝えます!#/b#)

亀美のバセドウ病が発症したのはつい最近のことで、彼女はまだ自分が病気だと思っていません。
彼女ができるだけ早いうちに病院にかかり、#red#赤字の部分がバセドウ病の症状#/red#だったという事に気づいてくれることを祈ります。

ちなみに告白の結果は、神のみぞ知る。

#red#※この話はフィクションです。#/red#
「首をはねておしまい!」
ハートの女王が叫ぶと、トランプの兵士がアリスを取り囲んだ。
トランプ兵は沢山、アリスは一人。トランプ兵は武器を持っているけど、アリスは何も持ってない。
でも、アリスは無事にトランプ兵から逃れることができた。
いったいどうして? あ、一応言っておくけど、夢オチじゃないからね。
16年02月27日 22:23
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]



解説を見る
「首をはねておしまい!」
その言葉を聞いたアリスは、違和感を覚えた。何かがおかしいような気がする。
首をはねておしまい、首をはねておしまい、そう呟きながら違和感の原因を検証していると、トランプ兵はどんどんアリスの方へと距離を詰めてくる。やがて、トランプ兵の頭が作る影が、アリスの視界を暗くした――。
あっ、そういうことね!
アリスは閃いた。女王の言葉は、確かに変だったのだ。
普通、命令形で「~おしまい」と言う時、語尾は上がる。
だが、今回ハートの女王は、「スペード」や「ウミガメ」と同じように、2番目の音が高くなるように、「おしまい」を発音していた。
要するに、ハートの女王が言いたかったことは、「首をはねろ!」ではなく、「首をはねたら、この物語はお終い」ということなのではないだろうか?
アリスは、一か八か、最も近くにいたトランプ兵の持っていた手斧をひったくり、そのままトランプ兵の首を水平に薙ぎ払った。
花火のように上がったトランプ兵の首は、空中で大量のトランプカードに変化すると、アリスの頭上に勢いよく降り注いだ。血を示そうとしてでもいるのか、全てのカードのスートは、ハートかダイヤだった。

「これにてゲームクリアです、お疲れ様でした。そちらのドアが出口になります」
アリスの頭上から、無感情な音声が降ってきた。バーチャルリアリティーが解除され、不思議の国は、真っ白い殺風景な部屋に戻った。
「ゲームっていうか……マジで死ぬとこだったわ」
アリスは、足元に転がる手斧を拾い上げて呟いた。これだけがバーチャルリアリティーでないなんて、かなり悪趣味なゲームだ。アリスは、手斧をスピーカーに投げつけると、大声で叫んだ。
「待ってなさいよ、ゲームマスター。いつかそこに行って、ぶっ殺してやるわ」