「さぷら~いず☆」「2ブックマーク」
『
ゆりり、今からうちに来ないか?』誕生日にラテ夫から誘いの電話が入った。
『待ってたよ!ほら見て♪』
笑顔でゆりりを迎えたラテ夫が指差す方を見ると、テーブルには沢山の料理が並べられている。
『ゆりりの好きな物ばかりだからね♪ほら、早く食べてみて!』とラテ夫。
『…お、おいしい!!』
涙を浮かべてラテ夫を見つめるゆりりに、ラテ夫はこう言った。
『ゆりり、誕生日おめでとう。今日から俺と二人、ここで一緒に暮らそう』
その言葉を聞いたゆりりはバスルームに駆け込むと、服も脱がずに浴槽へとダイブした。
一体どうして?
ゆりり、今からうちに来ないか?』誕生日にラテ夫から誘いの電話が入った。
『待ってたよ!ほら見て♪』
笑顔でゆりりを迎えたラテ夫が指差す方を見ると、テーブルには沢山の料理が並べられている。
『ゆりりの好きな物ばかりだからね♪ほら、早く食べてみて!』とラテ夫。
『…お、おいしい!!』
涙を浮かべてラテ夫を見つめるゆりりに、ラテ夫はこう言った。
『ゆりり、誕生日おめでとう。今日から俺と二人、ここで一緒に暮らそう』
その言葉を聞いたゆりりはバスルームに駆け込むと、服も脱がずに浴槽へとダイブした。
一体どうして?
14年08月26日 22:12
【ウミガメのスープ】 [ゆりり]
【ウミガメのスープ】 [ゆりり]
解説を見る
ゆりりの携帯が鳴った。
ゆりりの就職を機に離れて住む事になり、今ではお互い1人暮らしをしている母からの電話だ。
『もしもし、お母さん?どうしたの?』
しかしそれに答えたのは母ではなく、元カレのラテ夫だった。
『ゆりり、今からうちに来ないか?』
『どうしてラテ夫がそこにいるの?お母さんは?』
しかしラテ夫はそれには答えない。
以前付き合っていたラテ夫、別れてからも付きまとわれたり電話やメールが絶えなかった。
ゆりりに新しい彼が出来てからは姿を見せなくなり、もう大丈夫かと安心していたのに…
ゆりりは急いで母の元へと向った。
『待ってたよ、ほら見て!』
笑顔でゆりりを迎えたラテ夫、母の姿はどこにもない。
キッチンと1部屋だけの狭いアパート、母はラテ夫が来た時留守だったのだろうか、それとも…
ラテ夫が指差したテーブルには、ゆりりが子供の頃から大好きだった物ばかりが並んでいる。
『ゆりりの好きな物ばかりだからね。ほら、早く食べてみて!』とラテ夫。
(もしかして、これは…)ゆりりは不安な気持ちにかられながら、一口食べてみた。
『…お、おいしい!』
やっぱりそうだ、これは大好きなお母さんの手料理だ!
どれもまだ温かい、ついさっきまでここに母がいた証拠だ。
『お母さんは?お母さんはどこよ!』
泣きながら叫ぶゆりりの言葉を遮るようにラテ夫は言った。
『ゆりり、誕生日おめでとう。今日から俺と2人、ここで一緒に暮らそう』
ここで2人?2人って。。。
『2人で暮らすんだから…お母さんはいらないだろ』
『ラテ夫、お母さんに何をしたの!!!』
部屋にいないとなると、後はあそこしかない。
祈るような気持ちでバスルームに駆け込むと、浴槽の蓋の上にいくつもの大きな石が置かれていた。
急いでそれらをどかすと、水を張った浴槽に手足を縛られた母が沈められていた。
『お母さん!!!』
ゆりりは急いで浴槽に飛び込むと、硬く縛られた縄を必死にほどくのだった。
その背後に、ラテ夫が近づいてくる足音を聞きながら…
*数分後警察が到着した時、そこにはモリモリ食事しているゆりり親子と気絶ているラテ夫の姿があった。
ラテ夫はすっかり忘れていた、ゆりりの母が海女ちゃんでいくらでも水に潜っていられるという事と、
ゆりりが学生時代女相撲部のキャプテンで男子学生をバンバン投げ飛ばしていたという事を。。。
ゆりりの就職を機に離れて住む事になり、今ではお互い1人暮らしをしている母からの電話だ。
『もしもし、お母さん?どうしたの?』
しかしそれに答えたのは母ではなく、元カレのラテ夫だった。
『ゆりり、今からうちに来ないか?』
『どうしてラテ夫がそこにいるの?お母さんは?』
しかしラテ夫はそれには答えない。
以前付き合っていたラテ夫、別れてからも付きまとわれたり電話やメールが絶えなかった。
ゆりりに新しい彼が出来てからは姿を見せなくなり、もう大丈夫かと安心していたのに…
ゆりりは急いで母の元へと向った。
『待ってたよ、ほら見て!』
笑顔でゆりりを迎えたラテ夫、母の姿はどこにもない。
キッチンと1部屋だけの狭いアパート、母はラテ夫が来た時留守だったのだろうか、それとも…
ラテ夫が指差したテーブルには、ゆりりが子供の頃から大好きだった物ばかりが並んでいる。
『ゆりりの好きな物ばかりだからね。ほら、早く食べてみて!』とラテ夫。
(もしかして、これは…)ゆりりは不安な気持ちにかられながら、一口食べてみた。
『…お、おいしい!』
やっぱりそうだ、これは大好きなお母さんの手料理だ!
どれもまだ温かい、ついさっきまでここに母がいた証拠だ。
『お母さんは?お母さんはどこよ!』
泣きながら叫ぶゆりりの言葉を遮るようにラテ夫は言った。
『ゆりり、誕生日おめでとう。今日から俺と2人、ここで一緒に暮らそう』
ここで2人?2人って。。。
『2人で暮らすんだから…お母さんはいらないだろ』
『ラテ夫、お母さんに何をしたの!!!』
部屋にいないとなると、後はあそこしかない。
祈るような気持ちでバスルームに駆け込むと、浴槽の蓋の上にいくつもの大きな石が置かれていた。
急いでそれらをどかすと、水を張った浴槽に手足を縛られた母が沈められていた。
『お母さん!!!』
ゆりりは急いで浴槽に飛び込むと、硬く縛られた縄を必死にほどくのだった。
その背後に、ラテ夫が近づいてくる足音を聞きながら…
*数分後警察が到着した時、そこにはモリモリ食事しているゆりり親子と気絶ているラテ夫の姿があった。
ラテ夫はすっかり忘れていた、ゆりりの母が海女ちゃんでいくらでも水に潜っていられるという事と、
ゆりりが学生時代女相撲部のキャプテンで男子学生をバンバン投げ飛ばしていたという事を。。。
「車動かすのたりぃなあ」「2ブックマーク」
ケイタが心臓発作で倒れたので、ナオヤは救急車を呼びつつ、息子のナオユキに命じた。
「おい、お前の車、表に出しとけ」
ナオヤは何がしたかったの?
「おい、お前の車、表に出しとけ」
ナオヤは何がしたかったの?
14年08月18日 00:17
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
解説を見る
本間ナオヤは#red#「本間寿司」の三代目店主#/red#である。
ある日店内で常連客のケイタが倒れた。
ナオヤはすぐに119番したが、そこで少し不安になる。
(店の前に救急車が停まったりしたら、事情を知らない人からは#red#食中毒を出したと疑われる#/red#のでは?)
そこでナオヤは2階でゲームをしている息子のナオユキ#red#(32)#/red#を呼び、こう命じた。
「おい、お前の車、表に出しとけ」
ナオユキ#red#(32)#/red#は渋々駐車場へ出て、#red#所々ぶつけて傷だらけになった自動車#/red#を店の前に停めた。
この日、本間寿司の前を通りかかった人の目には、
#red#店の前で交通事故が起き、救急車が来たように見えた#/red#という。
ある日店内で常連客のケイタが倒れた。
ナオヤはすぐに119番したが、そこで少し不安になる。
(店の前に救急車が停まったりしたら、事情を知らない人からは#red#食中毒を出したと疑われる#/red#のでは?)
そこでナオヤは2階でゲームをしている息子のナオユキ#red#(32)#/red#を呼び、こう命じた。
「おい、お前の車、表に出しとけ」
ナオユキ#red#(32)#/red#は渋々駐車場へ出て、#red#所々ぶつけて傷だらけになった自動車#/red#を店の前に停めた。
この日、本間寿司の前を通りかかった人の目には、
#red#店の前で交通事故が起き、救急車が来たように見えた#/red#という。
「夫夫夫」「2ブックマーク」
亀子は言った
イカとタコとエビはね、食べられるの
僕はきいた
サケは?
亀子は考えたが
食べられない
と答えた
なんで?
イカとタコとエビはね、食べられるの
僕はきいた
サケは?
亀子は考えたが
食べられない
と答えた
なんで?
14年05月16日 19:09
【ウミガメのスープ】 [たくと]
【ウミガメのスープ】 [たくと]

これはスナイプできるかも?
解説を見る
おっとっとの具にサケはないでござる
「天童魔子「親切な魔法使いなのです」(゚д ) 。」「2ブックマーク」
少女は願っていた。
舞踏会に行きたいと。
王子様と一緒に踊りたいと。
そんな私のもとへ魔法使いさんが現れてくれた。
魔法使いさんは優しく微笑むと
豪華で立派なかぼちゃの馬車と綺麗な柔らかいドレスと美しいガラスの靴をくれた。
「これで舞踏会に行ってくるのです」ノシ
ありがとう魔法使いさん。
でもね
私の結末は哀れなものとなった
一体どうしてでしょうか?
舞踏会に行きたいと。
王子様と一緒に踊りたいと。
そんな私のもとへ魔法使いさんが現れてくれた。
魔法使いさんは優しく微笑むと
豪華で立派なかぼちゃの馬車と綺麗な柔らかいドレスと美しいガラスの靴をくれた。
「これで舞踏会に行ってくるのです」ノシ
ありがとう魔法使いさん。
でもね
私の結末は哀れなものとなった
一体どうしてでしょうか?
14年05月13日 20:13
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
少女「でもここ日本よ。王子様はね遠い外国にいるのよ無理よ。」
天童魔子「不可能なんて無いのです。願う気持ちが本物ならきっと叶うのですよ。」
そう言う訳で海を超え、山を超え、地平線を超え、はるばる外国までやって来ました。
王子「oh!エクスキューズミー?」
少女「「えっ?英語!?・・・魔法使いさん。」
天童魔子「oh!ハローハローノーイングリッシュ(((゚д゚)))」
王子「ヘイ!Shall We Dance?」
天童魔子「何か踊るように言っているのですよ」ヒソヒソ
少女「あたし踊ったこと無いよ」ヒソヒソ
天童魔子「だ、大丈夫なのです。願う気持ちが本物ならきっと踊れるはず・・・」
まぁこうして何とか無事舞踏会を乗り越えました。
後日 ピンポーン
少女「はいは~い」
警察「すみません警察のものですが先日アナタがパスポートも無しに不正入国したとの情報を得まして少しお話伺えませんか?」
かくしてあの時忘れてきたガラスの靴が決定的証拠となり少女は実刑を受けたのでした。
天童魔子「不可能なんて無いのです。願う気持ちが本物ならきっと叶うのですよ。」
そう言う訳で海を超え、山を超え、地平線を超え、はるばる外国までやって来ました。
王子「oh!エクスキューズミー?」
少女「「えっ?英語!?・・・魔法使いさん。」
天童魔子「oh!ハローハローノーイングリッシュ(((゚д゚)))」
王子「ヘイ!Shall We Dance?」
天童魔子「何か踊るように言っているのですよ」ヒソヒソ
少女「あたし踊ったこと無いよ」ヒソヒソ
天童魔子「だ、大丈夫なのです。願う気持ちが本物ならきっと踊れるはず・・・」
まぁこうして何とか無事舞踏会を乗り越えました。
後日 ピンポーン
少女「はいは~い」
警察「すみません警察のものですが先日アナタがパスポートも無しに不正入国したとの情報を得まして少しお話伺えませんか?」
かくしてあの時忘れてきたガラスの靴が決定的証拠となり少女は実刑を受けたのでした。
「山中にて…」「2ブックマーク」
男は、山の中で倒れていた。
大声で助けを呼ぶも、辺りの音にかき消されて誰かに届くような気がしない…。
5日後、男は無事救助された。
5日間何も食べていなかったようで、もうすぐで餓死する所だったという。
しかし、彼が持っていた鞄の1つには食料がたくさん入っていたのだ。
一体何が起こっていたのだろうか?
〈監修・アザゼル氏〉
大声で助けを呼ぶも、辺りの音にかき消されて誰かに届くような気がしない…。
5日後、男は無事救助された。
5日間何も食べていなかったようで、もうすぐで餓死する所だったという。
しかし、彼が持っていた鞄の1つには食料がたくさん入っていたのだ。
一体何が起こっていたのだろうか?
〈監修・アザゼル氏〉
14年04月02日 23:21
【ウミガメのスープ】 [あさみん]
【ウミガメのスープ】 [あさみん]

初出題!!意見・感想等どんどん教えてください!
解説を見る
男は息子と山へピクニックに来ていた。息子は3ヶ月前の誕生日に買ってもらったカメラを首からぶら下げ、いい景色をたくさん撮るんだと張り切っていて、男もその様子を微笑ましく見ていた。
しかし、山頂でお弁当を食べて下山し始めた時、突然雨が降ってきた。
天気予報では晴れだと言っていたのに…。
合羽も傘も持っていなかったので、男は息子と一緒に小走りで山を下る事にした。息子が途中で疲れたと言うが、雨風もだんだん強くなって来たし、ここで休憩する訳にはいかない。そこで、息子のリュックサックを前に背負って走っていった。だが、その時。男はぬかるみ出した道を走る中で足を踏み外し、滑落してしまったのだ。
「パパ!!」
上の方から息子の声が微かに聞こえる。立ち上がろうとすると、足に激痛が走った。ダメだ、立ち上がれそうにない。
「すぐ、誰か、呼んでくるから!」
そう言って息子はどこかへ行ってしまった。
「おい!ちょっと待っ…」
男は叫んだが、遅かったようだ。もうどこにも息子の姿は見当たらなかった。
それから男は、ただ大声で助けを呼び続けることしかできなかった。だがそれも、次第に嵐のごとく吹き荒れてきた暴風雨の中では虚しくもかき消されるだけであった。
気づけば夜になっていた。空腹感に耐えられなかった男は、息子が遠足気分でリュックサックの中に大量のお菓子を詰め込んでいたのを思い出し、息子のリュックサックを探ろうとした。しかし同時にこんなことも思い出した。
そういえば雨が降り始めた時、息子は自分のカメラを濡らさないように、お菓子の袋と袋の間にギュウギュウと押し込んでいた。
ここで自分がその袋を出してしまえばカメラがびしょ濡れになって壊れるだけでなく、息子が撮った3ヶ月分の思い出までも失う事になる。それだけは避けねば…!!
その頃息子は迷いながらもやっとのことで麓に着いた。最初に会った人に事情を伝え、救助を呼んでもらえることになった。
これでパパは助かる!そう思ったのも束の間、夜の間は救助は出せないし、夜が明けてもこの暴風雨の中で救助を出すのは危険だと言われ、ただ雨風が止むのを祈る事しかできなかった。
だが息子の祈りも虚しく、暴風雨が止んだのは男の滑落から5日もたった後だった。その後、救助隊によって無事男は救助された。もうすぐで餓死する所であったというのに、お菓子には手を付けずに息子のリュックサックを、いやその中に入っているカメラを必死で雨風から守り続けていたのだ。
「パパ!!よかった!大丈夫?」
「あぁ、大丈夫さ…。それより、帰ったらあの頂上から撮った景色をママにみせてあげなきゃな…」
「うん…!!」
しかし、山頂でお弁当を食べて下山し始めた時、突然雨が降ってきた。
天気予報では晴れだと言っていたのに…。
合羽も傘も持っていなかったので、男は息子と一緒に小走りで山を下る事にした。息子が途中で疲れたと言うが、雨風もだんだん強くなって来たし、ここで休憩する訳にはいかない。そこで、息子のリュックサックを前に背負って走っていった。だが、その時。男はぬかるみ出した道を走る中で足を踏み外し、滑落してしまったのだ。
「パパ!!」
上の方から息子の声が微かに聞こえる。立ち上がろうとすると、足に激痛が走った。ダメだ、立ち上がれそうにない。
「すぐ、誰か、呼んでくるから!」
そう言って息子はどこかへ行ってしまった。
「おい!ちょっと待っ…」
男は叫んだが、遅かったようだ。もうどこにも息子の姿は見当たらなかった。
それから男は、ただ大声で助けを呼び続けることしかできなかった。だがそれも、次第に嵐のごとく吹き荒れてきた暴風雨の中では虚しくもかき消されるだけであった。
気づけば夜になっていた。空腹感に耐えられなかった男は、息子が遠足気分でリュックサックの中に大量のお菓子を詰め込んでいたのを思い出し、息子のリュックサックを探ろうとした。しかし同時にこんなことも思い出した。
そういえば雨が降り始めた時、息子は自分のカメラを濡らさないように、お菓子の袋と袋の間にギュウギュウと押し込んでいた。
ここで自分がその袋を出してしまえばカメラがびしょ濡れになって壊れるだけでなく、息子が撮った3ヶ月分の思い出までも失う事になる。それだけは避けねば…!!
その頃息子は迷いながらもやっとのことで麓に着いた。最初に会った人に事情を伝え、救助を呼んでもらえることになった。
これでパパは助かる!そう思ったのも束の間、夜の間は救助は出せないし、夜が明けてもこの暴風雨の中で救助を出すのは危険だと言われ、ただ雨風が止むのを祈る事しかできなかった。
だが息子の祈りも虚しく、暴風雨が止んだのは男の滑落から5日もたった後だった。その後、救助隊によって無事男は救助された。もうすぐで餓死する所であったというのに、お菓子には手を付けずに息子のリュックサックを、いやその中に入っているカメラを必死で雨風から守り続けていたのだ。
「パパ!!よかった!大丈夫?」
「あぁ、大丈夫さ…。それより、帰ったらあの頂上から撮った景色をママにみせてあげなきゃな…」
「うん…!!」












