「9割が嘘つき」「2ブックマーク」
殺人事件が起こった。
刑事は容疑者の3人に事情聴取した。
事情聴取は以下の順番で行われた。
Aは「私がCを殺しました」と言った
Bは「Cを殺したのは俺だ」と言った
Eは「私は何も知らない」と言った
彼らの証言で確信を得た刑事は犯人を逮捕した。
なお、Aはアンナ、Bはベンジャミン、Cはクリストファー、Eはエマであり、文を簡潔にするためにそれぞれのイニシャルを用いただけである
以上を踏まえ、事件の真相を推理してください。
最低FA条件
刑事が犯人を特定できた理由を当てる。
さて、立山は「とても難しい問題ができた! これは流石のラテシンユーザーでも苦戦するに違いない!」とニヤニヤしています。
どうぞ、ラテシンにて鍛えられた皆様の頭脳で立山の鼻っ柱を叩き折ってくださいませ。
刑事は容疑者の3人に事情聴取した。
事情聴取は以下の順番で行われた。
Aは「私がCを殺しました」と言った
Bは「Cを殺したのは俺だ」と言った
Eは「私は何も知らない」と言った
彼らの証言で確信を得た刑事は犯人を逮捕した。
なお、Aはアンナ、Bはベンジャミン、Cはクリストファー、Eはエマであり、文を簡潔にするためにそれぞれのイニシャルを用いただけである
以上を踏まえ、事件の真相を推理してください。
最低FA条件
刑事が犯人を特定できた理由を当てる。
さて、立山は「とても難しい問題ができた! これは流石のラテシンユーザーでも苦戦するに違いない!」とニヤニヤしています。
どうぞ、ラテシンにて鍛えられた皆様の頭脳で立山の鼻っ柱を叩き折ってくださいませ。
15年04月04日 22:08
【ウミガメのスープ】 [立山アスカ]
【ウミガメのスープ】 [立山アスカ]
解説を見る
アンナとベンジャミンは夫婦で、お互い不倫している。
エマとクリストファーも夫婦で、お互い不倫している。
アンナの不倫相手はクリストファーとダミアン、ベンジャミンの不倫相手はエマ。
エマとダミアンに面識はない。
この事件の本当の被害者はダミアン。
ダミアンの周囲の人間関係を洗った結果、容疑者として浮かび上がったのはABCの3人。
不倫相手のアンナ、アンナの夫のベンジャミン、ダミアンと同じ間男のクリストファー。
全員アリバイがない。
ダミアンと直接的な接点がないので最初から容疑がかかっていなかったエマには、普通に関係者として「ダミアン殺害」について何か知らないか事情聴取した。
エマは当然本当に何も知らない。
刑事は、アンナとベンジャミンに「クリストファーが殺された」と伝えた。
自分が原因でダミアンがクリストファーを殺したと思ったアンナはダミアンを庇って「自分がやった」と嘘をついた。
自分との不倫がバレたことで追い詰められたエマが夫のクリストファーを殺してしまったと思ったベンジャミンはエマを庇って嘘をついた。
しかし繰り返すが本当に死んだのはダミアンである。それを知らず、クリストファー殺害という架空の容疑を被ろうとするアンナとベンジャミンは犯人ではないと刑事は判断した。
残るのはクリストファーだけである。
ちなみに動機は金の貸し借りで、クリストファーとダミアンはお互いがアンナと付き合っていることは最期まで知らなかった。
エマとクリストファーも夫婦で、お互い不倫している。
アンナの不倫相手はクリストファーとダミアン、ベンジャミンの不倫相手はエマ。
エマとダミアンに面識はない。
この事件の本当の被害者はダミアン。
ダミアンの周囲の人間関係を洗った結果、容疑者として浮かび上がったのはABCの3人。
不倫相手のアンナ、アンナの夫のベンジャミン、ダミアンと同じ間男のクリストファー。
全員アリバイがない。
ダミアンと直接的な接点がないので最初から容疑がかかっていなかったエマには、普通に関係者として「ダミアン殺害」について何か知らないか事情聴取した。
エマは当然本当に何も知らない。
刑事は、アンナとベンジャミンに「クリストファーが殺された」と伝えた。
自分が原因でダミアンがクリストファーを殺したと思ったアンナはダミアンを庇って「自分がやった」と嘘をついた。
自分との不倫がバレたことで追い詰められたエマが夫のクリストファーを殺してしまったと思ったベンジャミンはエマを庇って嘘をついた。
しかし繰り返すが本当に死んだのはダミアンである。それを知らず、クリストファー殺害という架空の容疑を被ろうとするアンナとベンジャミンは犯人ではないと刑事は判断した。
残るのはクリストファーだけである。
ちなみに動機は金の貸し借りで、クリストファーとダミアンはお互いがアンナと付き合っていることは最期まで知らなかった。
「罠にかかったラテ・ヘイヘ」「2ブックマーク」
最
強と呼ばれた女さしゃこは元気に挨拶するとひどく落ち込んだ
何故?
【参加ルール・開始後10分間は《ラテ・ヘイヘ》の称号を保有しているユーザーしか質問出来ません】
強と呼ばれた女さしゃこは元気に挨拶するとひどく落ち込んだ
何故?
【参加ルール・開始後10分間は《ラテ・ヘイヘ》の称号を保有しているユーザーしか質問出来ません】
15年04月03日 00:00
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
SPはディダムズさんです
解説を見る
彼
女のプロフによると『特技:20の扉等、制限のある問題に限って
質問欄に参加表明をしてしまう』と書いてあります
ちょっぴりドジっ子キャラのようですねw質問者としては神がかり的に恐ろしい方ですがw
アザゼル『何てことだ・・・ラテ・ヘイヘの力を封印したのに問題を解かれてしまった・・・』
ディダムズ『な?こんな姑息な手を使っても無駄なんだって。彼等彼女等は全員未来の質問の極み候補なんだから』
アザゼル『ああ・・・ボクが間違っていたよ」・・・これからは皆が参加できて全員を楽しませる問題を作るよ・・・』
ディダムズ『君ならできるさ』
女のプロフによると『特技:20の扉等、制限のある問題に限って
質問欄に参加表明をしてしまう』と書いてあります
ちょっぴりドジっ子キャラのようですねw質問者としては神がかり的に恐ろしい方ですがw
アザゼル『何てことだ・・・ラテ・ヘイヘの力を封印したのに問題を解かれてしまった・・・』
ディダムズ『な?こんな姑息な手を使っても無駄なんだって。彼等彼女等は全員未来の質問の極み候補なんだから』
アザゼル『ああ・・・ボクが間違っていたよ」・・・これからは皆が参加できて全員を楽しませる問題を作るよ・・・』
ディダムズ『君ならできるさ』
「【ラテクエ50-1】発想の転換」「2ブックマーク」
片田舎にある水平小学校の裏には山が広がっている。
ほとんど手付かずの山であり子供には危ないということで、学校と裏山の間には柵が設置してあるが、やんちゃな児童たちは柵など乗り越え潜り抜け裏山へと遊びに行ってしまう。
困った教員達が職員会議で頭を捻っていたところ、若手の男性教諭が妙案を出してきた。
「柵を取っ払ってみてはどうでしょう?」
彼の言う通りに柵を撤去してみたところ、裏山へ入る児童は1人もいなくなった。
一体、これはどういう事だろうか?
ほとんど手付かずの山であり子供には危ないということで、学校と裏山の間には柵が設置してあるが、やんちゃな児童たちは柵など乗り越え潜り抜け裏山へと遊びに行ってしまう。
困った教員達が職員会議で頭を捻っていたところ、若手の男性教諭が妙案を出してきた。
「柵を取っ払ってみてはどうでしょう?」
彼の言う通りに柵を撤去してみたところ、裏山へ入る児童は1人もいなくなった。
一体、これはどういう事だろうか?
15年03月28日 20:03
【ウミガメのスープ】 [オリオン]
【ウミガメのスープ】 [オリオン]
解説を見る
出題者オリオンの実話。
私が通っていた小学校の校庭には【食べられる木の実がなる樹】が一本だけ生えていました。
生徒たちの間ではその木の実を食べるのが流行っており、毎年秋になると、木の実を巡って熾烈な争奪戦が繰り広げられていました。
しかしこの争奪戦。
【高い木になっている木の実を奪い合う】という性質上、
どうしたって
#red#背の高い子や#/red#
#red#木登りの上手い子#/red#
それ以外の子が木の実を手に入れるなんてことはまず不可能でした。
実質そういった一部の子たちだけが木の実を独占して、他のほとんどが泣き寝入りの状態だったのです。
そうして【木の実を手に入れられなかった子供たち】の不満が高まった結果何が起こったかと言うと、
彼らの中から、
#red#学校にこっそりオヤツを持ち込んだり#/red#
#red#お金を持ち込んで昼休みに近所のコンビニなどにオヤツを買いに行ってしまったり#/red#
そういうズルをしてしまう子供が出てきてしまったのです。
先生達もどう対応したものか困り果てていたようで、朝会などでこのとこは度々議論になりました。
◆ ◆ ◆
さて。
水平小学校でもこれと同じ現象が起こっていました。
校庭に一本だけ生えた林檎の木。
秋になって実った真っ赤で美味しい林檎を生徒たちが取り合い、林檎の実にありつけなかった生徒たちが代わりのおやつを求め、自然豊かな裏山で野生の木の実を漁るようになってしまったのです。
困った教員たちが職員会議を開くと、一人の若い教諭がこんな提案をしてきました。
「柵を取り払ってみてはどうでしょう?」
奇妙な提案に他の職員達が首をひねるのに対して
若い教諭はこう言葉を続けました。
#big5#「取り払った柵をハシゴとして生徒に開放するんです!」#/big5#
◆簡易解説◆
木の実を取るために山に遊びに行ってしまっていた児童たち。
取り去った柵を縦向きにし、はしごとして使用するようになったため、今まで取れなかった場所の木の実が取れるようになり、その結果わざわざ山に入って木の実を取ろうとする児童はいなくなりました。
私が通っていた小学校の校庭には【食べられる木の実がなる樹】が一本だけ生えていました。
生徒たちの間ではその木の実を食べるのが流行っており、毎年秋になると、木の実を巡って熾烈な争奪戦が繰り広げられていました。
しかしこの争奪戦。
【高い木になっている木の実を奪い合う】という性質上、
どうしたって
#red#背の高い子や#/red#
#red#木登りの上手い子#/red#
それ以外の子が木の実を手に入れるなんてことはまず不可能でした。
実質そういった一部の子たちだけが木の実を独占して、他のほとんどが泣き寝入りの状態だったのです。
そうして【木の実を手に入れられなかった子供たち】の不満が高まった結果何が起こったかと言うと、
彼らの中から、
#red#学校にこっそりオヤツを持ち込んだり#/red#
#red#お金を持ち込んで昼休みに近所のコンビニなどにオヤツを買いに行ってしまったり#/red#
そういうズルをしてしまう子供が出てきてしまったのです。
先生達もどう対応したものか困り果てていたようで、朝会などでこのとこは度々議論になりました。
◆ ◆ ◆
さて。
水平小学校でもこれと同じ現象が起こっていました。
校庭に一本だけ生えた林檎の木。
秋になって実った真っ赤で美味しい林檎を生徒たちが取り合い、林檎の実にありつけなかった生徒たちが代わりのおやつを求め、自然豊かな裏山で野生の木の実を漁るようになってしまったのです。
困った教員たちが職員会議を開くと、一人の若い教諭がこんな提案をしてきました。
「柵を取り払ってみてはどうでしょう?」
奇妙な提案に他の職員達が首をひねるのに対して
若い教諭はこう言葉を続けました。
#big5#「取り払った柵をハシゴとして生徒に開放するんです!」#/big5#
◆簡易解説◆
木の実を取るために山に遊びに行ってしまっていた児童たち。
取り去った柵を縦向きにし、はしごとして使用するようになったため、今まで取れなかった場所の木の実が取れるようになり、その結果わざわざ山に入って木の実を取ろうとする児童はいなくなりました。
「ツナグオモイ。」「2ブックマーク」
カメオはリレーで悔しい思いをしたので、ペットボトルに水を入れた。
状況を説明してください。
状況を説明してください。
15年03月25日 00:55
【ウミガメのスープ】 [めしるか]
【ウミガメのスープ】 [めしるか]
解説を見る
特別支援学校に通うカメオは、市の総合体育祭で車椅子リレーの選手に選ばれた。
カメオは、当日までめいいっぱいの練習をした。
しかし、カメオは日常的に車椅子は使うものの、速く走り続けるほどの腕力はなかった。
結局、カメオはリレーの敗因となってしまった。
こんなに悔しいことはなかった。
ーー来年こそは。
カメオは腕を鍛え始めた。
カメオの家は貧乏で、車椅子は借り物だし、学校のお金もギリギリだ。
なのでカメオは、ダンベルの代わりにペットボトルに水を入れて重りにした。
どんな境遇でも、たとえ走れなくても。
負けたくないと思った。
カメオは、当日までめいいっぱいの練習をした。
しかし、カメオは日常的に車椅子は使うものの、速く走り続けるほどの腕力はなかった。
結局、カメオはリレーの敗因となってしまった。
こんなに悔しいことはなかった。
ーー来年こそは。
カメオは腕を鍛え始めた。
カメオの家は貧乏で、車椅子は借り物だし、学校のお金もギリギリだ。
なのでカメオは、ダンベルの代わりにペットボトルに水を入れて重りにした。
どんな境遇でも、たとえ走れなくても。
負けたくないと思った。
「ダンジョンズ&タートルズ」「2ブックマーク」
やあ。オレの名はカメーオ。
君たちの世界でいうところのファンタジーな世界で彼女と二人で冒険者をしている。
君たちの世界には魔法ってのはないそうだが、こちらの世界には魔法が使えるってやつが存在する。
とはいえ、オレも彼女も剣専門で、魔法ってのは一度も学んだことがなく、
冒険をしていると少しくらい学んでおけばよかったかなぁとおもうことはよくある。
まあ、魔法の専門家に言わせると
かつて隆盛を極めたあとに滅んだとされる古代魔法王国時代ほどの超高度な魔法は現存してないらしいんだが・・
さて、それを踏まえて・・今回は俺の失敗談で聞いてもらおうか。
***************
古代魔法王国時代のダンジョンを発見した俺達はお宝を求めて探索を行っていた。
めぼしいのが何も発見できず・・
「おい・・もしかしてここ、既に荒らされた後のダンジョンで、めぼしいもの何も残ってないのか・・?」
そう思い始めた頃、ひとつの扉を発見した。扉には鍵がかかっており開けられた形跡はない
ここまでの探索で扉など見かけなかったことから、きっとこの奥は大事なもんが収められているはずだ!
そう思って扉を開けてみようとしたのだが何をどうやってもびくともしない。
どうやら魔法で封印がなされているようだ。
どうしようか?そう考えていたところ一人の魔法使いがやってきたんだ。
どうやら俺たちと同様、このダンジョンを発見して一人で探索してきたようなのだが・・
俺はその魔法使いと交渉して力を借り、結果扉の奥の部屋に入ることができたんだが、
後日、その魔法使いが大儲けしたと聞いて歯噛みすることになった。
なぜだかわかるかい?
***************
※カメーオは、過去問
「返り討ちにしてやる。【亀夫君】」 Ratter作
「ケアルホイミディアファーストエイド…あとどんなのあったっけ?」 Ratter作
「跪け!頭を垂れろ!許しを請え!ってそこまで言う?」ツォンさんによるオマージュ
で登場した人物です。(また、彼女は、最初の問題で出して結果一緒に冒険することになった元近衛兵の女性です。)
今回はカメーオの口調で回答いたしますが・・カメーオは理由を知っているため・・
内容は普通のウミガメです。
君たちの世界でいうところのファンタジーな世界で彼女と二人で冒険者をしている。
君たちの世界には魔法ってのはないそうだが、こちらの世界には魔法が使えるってやつが存在する。
とはいえ、オレも彼女も剣専門で、魔法ってのは一度も学んだことがなく、
冒険をしていると少しくらい学んでおけばよかったかなぁとおもうことはよくある。
まあ、魔法の専門家に言わせると
かつて隆盛を極めたあとに滅んだとされる古代魔法王国時代ほどの超高度な魔法は現存してないらしいんだが・・
さて、それを踏まえて・・今回は俺の失敗談で聞いてもらおうか。
***************
古代魔法王国時代のダンジョンを発見した俺達はお宝を求めて探索を行っていた。
めぼしいのが何も発見できず・・
「おい・・もしかしてここ、既に荒らされた後のダンジョンで、めぼしいもの何も残ってないのか・・?」
そう思い始めた頃、ひとつの扉を発見した。扉には鍵がかかっており開けられた形跡はない
ここまでの探索で扉など見かけなかったことから、きっとこの奥は大事なもんが収められているはずだ!
そう思って扉を開けてみようとしたのだが何をどうやってもびくともしない。
どうやら魔法で封印がなされているようだ。
どうしようか?そう考えていたところ一人の魔法使いがやってきたんだ。
どうやら俺たちと同様、このダンジョンを発見して一人で探索してきたようなのだが・・
俺はその魔法使いと交渉して力を借り、結果扉の奥の部屋に入ることができたんだが、
後日、その魔法使いが大儲けしたと聞いて歯噛みすることになった。
なぜだかわかるかい?
***************
※カメーオは、過去問
「返り討ちにしてやる。【亀夫君】」 Ratter作
「ケアルホイミディアファーストエイド…あとどんなのあったっけ?」 Ratter作
「跪け!頭を垂れろ!許しを請え!ってそこまで言う?」ツォンさんによるオマージュ
で登場した人物です。(また、彼女は、最初の問題で出して結果一緒に冒険することになった元近衛兵の女性です。)
今回はカメーオの口調で回答いたしますが・・カメーオは理由を知っているため・・
内容は普通のウミガメです。
15年03月21日 14:36
【ウミガメのスープ】 [Ratter]
【ウミガメのスープ】 [Ratter]
解説を見る
※長いので要約つけました。
古代魔法王国時代。
魔導機械という機械があり、それで大繁栄したそうなのだ。
そしてその魔導機械の燃料となっていたものが魔晶石という鉱物だったらしい。
で、俺たちは当時の魔晶石鉱山を発見し探索を行っていた。
鉱山のつくり自体はまあ現在の炭鉱なんかとおなじようで、鉱石のある方向へどんどん掘り進めた迷路みたいになっているんだが・・
人が住む場所というわけではないので当然扉などはないし
当時は人が行き来していた場所なので罠などもない。
障害となるのは、この迷路みたいなつくりと、その後住み着いたであろう野生の魔物ていどで
盗賊や魔法使いが仲間にいない俺達でもなんとかまあ探索を行うことに障害はなかったんだ。
で、当時の鉱山を掘るための魔導機械でも残ってればなぁ
とおもって探索していたんだが、どうも何も出てこない
「おい・・もしかしてここ、既に荒らされた後のダンジョンで、めぼしいもの何も残ってないのか・・?」
そう思い始めた頃、やっとひとつの扉を発見した。
さっき言ったとおり、ここは鉱山。扉などまあ部屋になっているところいがいには作らない。
つまりこの奥は部屋になっていて、きっとこの奥は大事なもんが収められているはずだ!
そう思って扉を開けてみようとしたのだが何をどうやってもびくともしない。
鍵を開けようとピッキングを試みてもそもそも鍵穴が見当たらねーし、
扉を蹴破ろうとハンマーでぶっ叩いてみても火で炙ってみても傷ひとつつかない。
どうやら魔法で封印がなされているようだ。
どうしようか?そう考えていたところ一人の魔法使いがやってきたんだ。
***魔法使い視点***
おや?こんなところに古代魔法王国時代の遺跡なんてのこっとったんやねぇ
ほな・・エリア拡大して・・【まなさーち】っと
あ~マジックアイテムがが1個だけ残っとるようやねぇ。
:
:
あら・・魔物のしがいがゴロゴロと。先客冒険者が居るみたいやねぇ・・
***カメーオ視点に戻る***
「おや?途中魔物とかが倒されてたから先客がおるんやろうとはおもとったけど、おいついてもーたみたいやね」
「おう、あんた魔法使いか?」
「せやけど」
「実はな、これこれこういうわけで扉が開かねーんだよ。扉の奥の部屋の物を山分けってことで、扉あけるのてつだってくれねーか?」
「んー」
「ほら、アンロックとか魔法あるんだろ?」
「あれなー、普通の鍵をかかってる扉の鍵を開ける魔法やねん」
「ん?」
「で、これは普通に鍵がかかってるんやのーて、古代魔法の【ハードロック】で封印されとんのよ。そうなると合言葉となるコマンドワードで開けるか・・
古代のこれを封印した大魔法使いがかけた【ハードロック】を【ディスペルマジック】で解呪するしかないんやけど」
「ほう」
「いまと古代じゃ魔法のレベルが違うんよ。古代魔法をディスペルできる魔法使いなんてほとんどおらんのとちゃう?」
「じゃあ、この扉は開けられないってことか?」
「せやねー。でもまあ、部屋にはいることはできるんちゃう?」
「!?そそうなのか?」
「だってここ鉱山やん?その扉だって鉱山の壁に据え付けてあるわけやん。扉のまわりの壁、ほって、扉取り外してしまえばえーやん。」
「!?」
こうして、俺達は魔法使いの知恵を借り扉を取り外すことに成功した。
まあ、最初に約束したとおり、部屋の中の物は山分け と考えていたんだが・・
「えーよ、えーよ。中には入れるよう肉体労働したのはにーちゃんたちなんやから、へやのなかのもんは全部持ってきー」
古代魔法王国文明の調査にだけでも来た、欲の少ない魔法使いなのだろうか?そう言ってくれたのでありがたく全部もらうことにした。
まあ、残念ながら部屋は当時の更衣室だったようで、
いくつかの何の変哲もない当時の服が出てきただけ。
それでもまあ、持ち帰って骨董品の服として売りさばくことは出来、冒険の経費とくらべてとんとんていどの収入にはなったので・・
あの魔法使いに感謝していたんだが・・
後日、その魔法使いが大儲けしたと聞いた。
どうやらあの魔法使いは取り外された扉の方を持ち帰ったらしい。
なんせ、古代魔法で封印された扉だ、見た目や軽さは木なのに
ハンマーで叩こうが火で炙ろうが傷ひとつつかない。まるで時間が止まっているかのように。
ということで・・古代魔法の研究材料や、絶対にぶち破れない宝物庫の盗賊よけダミー扉
ドラゴンとかと戦うときの炎のブレスよけの衝立てなどなど・・
として結構な値段で売れるんだそうな・・
いや・・ほんとマジックアイテムゲットしに行くんだったら・・魔法のこと少し学んでおけばよかったわ・・
***要約***
1.扉自体は古代魔法で絶対に突破できないようにエンチャントされている。
2.現代の魔法では古代魔法は解けないので、魔法使いにも開けることは出来ない。
3.魔法使いのアイデアで扉のまわりの方を崩し、扉を取り外して部屋に突入。
4.部屋の中の物を持ち帰る(安物)
5.実はそういった特性をもつ扉のほうがマジックアイテムとして高く売れるが・・それを魔法使いが持ち帰って売っぱらったから。
古代魔法王国時代。
魔導機械という機械があり、それで大繁栄したそうなのだ。
そしてその魔導機械の燃料となっていたものが魔晶石という鉱物だったらしい。
で、俺たちは当時の魔晶石鉱山を発見し探索を行っていた。
鉱山のつくり自体はまあ現在の炭鉱なんかとおなじようで、鉱石のある方向へどんどん掘り進めた迷路みたいになっているんだが・・
人が住む場所というわけではないので当然扉などはないし
当時は人が行き来していた場所なので罠などもない。
障害となるのは、この迷路みたいなつくりと、その後住み着いたであろう野生の魔物ていどで
盗賊や魔法使いが仲間にいない俺達でもなんとかまあ探索を行うことに障害はなかったんだ。
で、当時の鉱山を掘るための魔導機械でも残ってればなぁ
とおもって探索していたんだが、どうも何も出てこない
「おい・・もしかしてここ、既に荒らされた後のダンジョンで、めぼしいもの何も残ってないのか・・?」
そう思い始めた頃、やっとひとつの扉を発見した。
さっき言ったとおり、ここは鉱山。扉などまあ部屋になっているところいがいには作らない。
つまりこの奥は部屋になっていて、きっとこの奥は大事なもんが収められているはずだ!
そう思って扉を開けてみようとしたのだが何をどうやってもびくともしない。
鍵を開けようとピッキングを試みてもそもそも鍵穴が見当たらねーし、
扉を蹴破ろうとハンマーでぶっ叩いてみても火で炙ってみても傷ひとつつかない。
どうやら魔法で封印がなされているようだ。
どうしようか?そう考えていたところ一人の魔法使いがやってきたんだ。
***魔法使い視点***
おや?こんなところに古代魔法王国時代の遺跡なんてのこっとったんやねぇ
ほな・・エリア拡大して・・【まなさーち】っと
あ~マジックアイテムがが1個だけ残っとるようやねぇ。
:
:
あら・・魔物のしがいがゴロゴロと。先客冒険者が居るみたいやねぇ・・
***カメーオ視点に戻る***
「おや?途中魔物とかが倒されてたから先客がおるんやろうとはおもとったけど、おいついてもーたみたいやね」
「おう、あんた魔法使いか?」
「せやけど」
「実はな、これこれこういうわけで扉が開かねーんだよ。扉の奥の部屋の物を山分けってことで、扉あけるのてつだってくれねーか?」
「んー」
「ほら、アンロックとか魔法あるんだろ?」
「あれなー、普通の鍵をかかってる扉の鍵を開ける魔法やねん」
「ん?」
「で、これは普通に鍵がかかってるんやのーて、古代魔法の【ハードロック】で封印されとんのよ。そうなると合言葉となるコマンドワードで開けるか・・
古代のこれを封印した大魔法使いがかけた【ハードロック】を【ディスペルマジック】で解呪するしかないんやけど」
「ほう」
「いまと古代じゃ魔法のレベルが違うんよ。古代魔法をディスペルできる魔法使いなんてほとんどおらんのとちゃう?」
「じゃあ、この扉は開けられないってことか?」
「せやねー。でもまあ、部屋にはいることはできるんちゃう?」
「!?そそうなのか?」
「だってここ鉱山やん?その扉だって鉱山の壁に据え付けてあるわけやん。扉のまわりの壁、ほって、扉取り外してしまえばえーやん。」
「!?」
こうして、俺達は魔法使いの知恵を借り扉を取り外すことに成功した。
まあ、最初に約束したとおり、部屋の中の物は山分け と考えていたんだが・・
「えーよ、えーよ。中には入れるよう肉体労働したのはにーちゃんたちなんやから、へやのなかのもんは全部持ってきー」
古代魔法王国文明の調査にだけでも来た、欲の少ない魔法使いなのだろうか?そう言ってくれたのでありがたく全部もらうことにした。
まあ、残念ながら部屋は当時の更衣室だったようで、
いくつかの何の変哲もない当時の服が出てきただけ。
それでもまあ、持ち帰って骨董品の服として売りさばくことは出来、冒険の経費とくらべてとんとんていどの収入にはなったので・・
あの魔法使いに感謝していたんだが・・
後日、その魔法使いが大儲けしたと聞いた。
どうやらあの魔法使いは取り外された扉の方を持ち帰ったらしい。
なんせ、古代魔法で封印された扉だ、見た目や軽さは木なのに
ハンマーで叩こうが火で炙ろうが傷ひとつつかない。まるで時間が止まっているかのように。
ということで・・古代魔法の研究材料や、絶対にぶち破れない宝物庫の盗賊よけダミー扉
ドラゴンとかと戦うときの炎のブレスよけの衝立てなどなど・・
として結構な値段で売れるんだそうな・・
いや・・ほんとマジックアイテムゲットしに行くんだったら・・魔法のこと少し学んでおけばよかったわ・・
***要約***
1.扉自体は古代魔法で絶対に突破できないようにエンチャントされている。
2.現代の魔法では古代魔法は解けないので、魔法使いにも開けることは出来ない。
3.魔法使いのアイデアで扉のまわりの方を崩し、扉を取り外して部屋に突入。
4.部屋の中の物を持ち帰る(安物)
5.実はそういった特性をもつ扉のほうがマジックアイテムとして高く売れるが・・それを魔法使いが持ち帰って売っぱらったから。