「高級料理『ウミガメのスープ』」「2ブックマーク」
私はレストランで『ウミガメのスープ』を注文し一口飲んだ。
そして「これは本当にウミガメのスープですか?」と尋ねた。
シェフは「もちろん正真正銘のウミガメのスープです」と答えた。
私は会計を済ました後死亡した。
いったいなぜ?【参加テーマ:電車で行くとしたらどこへ?】
そして「これは本当にウミガメのスープですか?」と尋ねた。
シェフは「もちろん正真正銘のウミガメのスープです」と答えた。
私は会計を済ました後死亡した。
いったいなぜ?【参加テーマ:電車で行くとしたらどこへ?】
13年06月02日 20:23
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
正解者は解説に登場
解説を見る
私の名前は3000才。
どうかミチオと呼んでくれ
私は平凡な日常に生きていた。
少しばかりの不満はあるが
何も不自由のない
ごくごく当たり前な日常。
そんな日常が
明日も当たり前のように続くと
漠然と思っていた。
あの時までは・・・
まだ寒さが身にしみる初春を迎えたある日
薄灰色の空と同じ色をした駅のホームで電車を待っていた。
電車は定刻通りにやって来ていつもと変わらぬ様子で私は電車に乗った。
車内はそんなに混雑してはいなかったが
座れるほどの余裕はないようだ。
私は仕方なくドアの近くで立つことにした。
ガタン ゴトン
私はなんとなく空を眺めていた。
空は一面灰色でお日様が隠れて見えない。
それでも私はただなんとなく空を眺めていた。
すると不意に暗闇が視界を遮った。
びっくりした。そうだ・・・トンネルに入ったんだ。
それでも私はなんとなく窓の外を見る。
窓に映った自分の顔
居眠りしているおじさん。友達と談笑しているおばさん。
ケータイをいじっている学生。
当たり前だがみんな私とは関わりのない人たちだ。
しかし人それぞれ自分の人生が有り
たまたま居合わせた意味も特に無い集まりなんだろうと
私はふと意識せずに思った。
ガタン
おっと今日はよく揺れるな
私は素早くつり革に捕まった。
#big5#これが多分運命の分かれ目になったのだろう #/big5#
いててて・・・
どうやら私は眠ってしまったようだ。
あれ?どうして体が痛むのだろう?
それに目を開けたハズなのに辺りは真っ暗だった。
そして鼻を劈く異臭・異臭・異臭
#red#何かが焦げたような #/red#
何か工場から漂う有害な煙のような
#red#気持ちが悪くなる臭いがした#/red#
私は目眩がした。早くここから離れなければ・・・
するとだんだん目が慣れてきて辺りが少し見えてきた。
私は電車の中にいた。しかしいつもの風景ではなく
#b#90度横転した状態ではあるが #/b#
体の感覚が次第に戻りつつある。
すると妙な感触に気づいた。
私は今まで電車の座席に寝ているっと思っていた。
しかし違った。
私の下には#red#人が#/red#
#red#大量の人間がいた#/red#
#big5#「うわわぁああ・・・ゴホゴホ」 #/big5#
悲鳴を上げ激しく咳き込む
#red#吐血していた#/red#
私は恐る恐る体を調べると激痛が走った
#b#右脇腹が変色しアバラも何本か折れているようだった#/b#
ダレカ~ クルシイ~
耳もイカレていた様だ。私はフラフラと立ち上がり
誰かいませんかと声をかけた。
ケータイの明かりで辺りを確認し
(ケータイは県外で使えなかった。)
なんとか生きている人の救助を行った。
負傷者多数。私は洋服を切ると出血のひどい人の止血をした。
みんな大なり小なり怪我を負っていたがお互いを励ましあい懸命に救助した。
電車の中は危ないと判断して生存者は電車の外に連れ出した。
そこで分かったのはトンネル内の地盤が崩れて出口が塞がってしまっていること
生存者は僅か数名しかいないこと
ケータイは県外になっていて使えないこと
食料がないこと
負傷者が多くすぐに手当をしなければ命に関わること
水は飲料水が数本しかないこと
絶望的だった。しかし私はあえて言った
#big5#大丈夫。必ず助けは来る #/big5#と
それから三日後
私は立ち歩くことが出来たので何回か出口がないか探したが
全て徒労に終わった。
完璧に塞がっていて救助を呼べに行けそうにない
ゴホゴホ・・・
吐血の量が増えた気がする。早くしないと・・・
電車に戻ると何やら騒がしかった。
「どうした?何かあったのか?」私は尋ねた
どうやら負傷者の一人が水を勝手に飲んでしまったらしい
天童魔子「もうみんな死ぬのです。助けなんて来ないのです。食料もない。みんな飢えて死ぬのです。」
その場の空気が澱んでいた。
みんなもう絶望しきっている。
せめて食料さえあれば・・・
取り敢えず天童魔子さんを縛り付けて
もう一度食料を探したが
結局は見つからなかった。
そのままではみんな自暴自棄になってしまう。
#b#だからこうするしかなかった。#/b#
#big5#死んだ人間を使って『ウミガメのスープを作る』 #/big5#
それしかもう残された手段はなかった。
私はみんなに絶対に覗かないことを約束させると
私は一人電車に篭ると調理を始めた。
全ては私が勝手に決めてやったことだ。
自分に言い聞かせながら震える手でガラスを握り切断してゆく。
火はライターと遺体の服を燃やし
鉄板は壊れた床を引き剥がし
車両室から灰皿が大量に出てきたので
それを器替わりにして
私は『ウミガメのスープ』を作った。
みんなは何も言わなかった。
だから私は言った。
#big5#「たまたま偶然ウミガメを見つけたんだ」 #/big5#
#big5#「だから私が調理した。みんなに罪はない」#/big5#
#big5#「全て私が自分で勝手にやったことだ。
みんなは知らずに飲んだんだ」 #/big5#
誰に言うでもなく自分に弁解した。
みんな本当は分かっていた。だから何も言わず頷いてくれた。
「美味しいな。OOは料理人になれるんじゃないか?」
冗談が飛び交いみんなでしばし笑いあった。久しぶりの食事。
栄養豊富なタンパク質。温かいスープ。
本当久しぶりに笑えたような気がした。
私はみんなが寝静まった夜
ひとり灰皿をスコップがわりに穴を掘っていた。
証拠を隠滅するためではない
せめて自分たちの血肉になってくれた人たちへの弔いの気持ちからだ。
う・・・ゲホゲホ・・
お腹は真っ黒に腫れ上がり所々から血と膿が出ていた。
結局穴はそれほど深く掘れなかった。
まるで私ぐらいが収まるスペースしか作れなかった。
私はその窪みに寝っ転がった。
もう考えることがダルイ
もう立ち上がることは出来ないだろう・・・
グラグラ・・・?
ガシャーン
トンネルが崩れ大量の土砂が降り注いだ。
気が付くと私は病院のベッドで寝ていた。
名前以外は全く思い出せない・・・
私はただ一人の#big5#生存者#/big5#だと言われた。
だけど全く思い出せなかった。
それから数十年間私は平凡な日常を生きた。
普通に就職し普通に結婚し普通に子供を育て普通に定年を迎え普通に退職した。
退職記念に普段行かない高級レストランに予約を取った。
そこの目玉は『ウミガメのスープ』らしい
とても楽しみだ。
スープを一口のんだ・・・あれ?味に違和感があった。
3000才「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
シュフ「もちろんでございます。・・・もしや『人肉のスープ』の方がお好みでしょうか?」
シェフは冗談交じりに言った。
『ウミガメのスープ』を頼んだ者とやる一種のジョークだった。
3000才「人肉・・・?」頭がズキンと痛む。心の奥に何かが引っかかる
シェフ「もちろん冗談でございますよ、お客様。当店では100%天然の海亀を使用した正真正銘の『ウミガメのスープ』なのですよ」
3000才「正真正銘・・・ならなんだこの違和感は?
私はどこかで『ウミガメのスープ』を飲んだことがあるというのか?
いやそんな訳ない・・・ #big5#だって私の舌は正真正銘の『ウミガメのスープ』を拒絶しているんだから・・・#/big5#」
私は気分が悪くなり会計を済ませるとタクシーを呼び駅まで送ってもらった。
私は海亀ではない『ウミガメのスープ』を飲んだことがあるのだろうか?
それはもしかして・・・・
間もなく電車が参ります。白線の内側に下がってお待ちください。
電車がガタンゴトンと音を立て近づいてくる
私はホームを飛び降りていた。
私は全ての記憶を取り戻した。
最後の風景は
#b#真っ暗闇に血の香り#/b#という懐かしき風景であった
どうかミチオと呼んでくれ
私は平凡な日常に生きていた。
少しばかりの不満はあるが
何も不自由のない
ごくごく当たり前な日常。
そんな日常が
明日も当たり前のように続くと
漠然と思っていた。
あの時までは・・・
まだ寒さが身にしみる初春を迎えたある日
薄灰色の空と同じ色をした駅のホームで電車を待っていた。
電車は定刻通りにやって来ていつもと変わらぬ様子で私は電車に乗った。
車内はそんなに混雑してはいなかったが
座れるほどの余裕はないようだ。
私は仕方なくドアの近くで立つことにした。
ガタン ゴトン
私はなんとなく空を眺めていた。
空は一面灰色でお日様が隠れて見えない。
それでも私はただなんとなく空を眺めていた。
すると不意に暗闇が視界を遮った。
びっくりした。そうだ・・・トンネルに入ったんだ。
それでも私はなんとなく窓の外を見る。
窓に映った自分の顔
居眠りしているおじさん。友達と談笑しているおばさん。
ケータイをいじっている学生。
当たり前だがみんな私とは関わりのない人たちだ。
しかし人それぞれ自分の人生が有り
たまたま居合わせた意味も特に無い集まりなんだろうと
私はふと意識せずに思った。
ガタン
おっと今日はよく揺れるな
私は素早くつり革に捕まった。
#big5#これが多分運命の分かれ目になったのだろう #/big5#
いててて・・・
どうやら私は眠ってしまったようだ。
あれ?どうして体が痛むのだろう?
それに目を開けたハズなのに辺りは真っ暗だった。
そして鼻を劈く異臭・異臭・異臭
#red#何かが焦げたような #/red#
何か工場から漂う有害な煙のような
#red#気持ちが悪くなる臭いがした#/red#
私は目眩がした。早くここから離れなければ・・・
するとだんだん目が慣れてきて辺りが少し見えてきた。
私は電車の中にいた。しかしいつもの風景ではなく
#b#90度横転した状態ではあるが #/b#
体の感覚が次第に戻りつつある。
すると妙な感触に気づいた。
私は今まで電車の座席に寝ているっと思っていた。
しかし違った。
私の下には#red#人が#/red#
#red#大量の人間がいた#/red#
#big5#「うわわぁああ・・・ゴホゴホ」 #/big5#
悲鳴を上げ激しく咳き込む
#red#吐血していた#/red#
私は恐る恐る体を調べると激痛が走った
#b#右脇腹が変色しアバラも何本か折れているようだった#/b#
ダレカ~ クルシイ~
耳もイカレていた様だ。私はフラフラと立ち上がり
誰かいませんかと声をかけた。
ケータイの明かりで辺りを確認し
(ケータイは県外で使えなかった。)
なんとか生きている人の救助を行った。
負傷者多数。私は洋服を切ると出血のひどい人の止血をした。
みんな大なり小なり怪我を負っていたがお互いを励ましあい懸命に救助した。
電車の中は危ないと判断して生存者は電車の外に連れ出した。
そこで分かったのはトンネル内の地盤が崩れて出口が塞がってしまっていること
生存者は僅か数名しかいないこと
ケータイは県外になっていて使えないこと
食料がないこと
負傷者が多くすぐに手当をしなければ命に関わること
水は飲料水が数本しかないこと
絶望的だった。しかし私はあえて言った
#big5#大丈夫。必ず助けは来る #/big5#と
それから三日後
私は立ち歩くことが出来たので何回か出口がないか探したが
全て徒労に終わった。
完璧に塞がっていて救助を呼べに行けそうにない
ゴホゴホ・・・
吐血の量が増えた気がする。早くしないと・・・
電車に戻ると何やら騒がしかった。
「どうした?何かあったのか?」私は尋ねた
どうやら負傷者の一人が水を勝手に飲んでしまったらしい
天童魔子「もうみんな死ぬのです。助けなんて来ないのです。食料もない。みんな飢えて死ぬのです。」
その場の空気が澱んでいた。
みんなもう絶望しきっている。
せめて食料さえあれば・・・
取り敢えず天童魔子さんを縛り付けて
もう一度食料を探したが
結局は見つからなかった。
そのままではみんな自暴自棄になってしまう。
#b#だからこうするしかなかった。#/b#
#big5#死んだ人間を使って『ウミガメのスープを作る』 #/big5#
それしかもう残された手段はなかった。
私はみんなに絶対に覗かないことを約束させると
私は一人電車に篭ると調理を始めた。
全ては私が勝手に決めてやったことだ。
自分に言い聞かせながら震える手でガラスを握り切断してゆく。
火はライターと遺体の服を燃やし
鉄板は壊れた床を引き剥がし
車両室から灰皿が大量に出てきたので
それを器替わりにして
私は『ウミガメのスープ』を作った。
みんなは何も言わなかった。
だから私は言った。
#big5#「たまたま偶然ウミガメを見つけたんだ」 #/big5#
#big5#「だから私が調理した。みんなに罪はない」#/big5#
#big5#「全て私が自分で勝手にやったことだ。
みんなは知らずに飲んだんだ」 #/big5#
誰に言うでもなく自分に弁解した。
みんな本当は分かっていた。だから何も言わず頷いてくれた。
「美味しいな。OOは料理人になれるんじゃないか?」
冗談が飛び交いみんなでしばし笑いあった。久しぶりの食事。
栄養豊富なタンパク質。温かいスープ。
本当久しぶりに笑えたような気がした。
私はみんなが寝静まった夜
ひとり灰皿をスコップがわりに穴を掘っていた。
証拠を隠滅するためではない
せめて自分たちの血肉になってくれた人たちへの弔いの気持ちからだ。
う・・・ゲホゲホ・・
お腹は真っ黒に腫れ上がり所々から血と膿が出ていた。
結局穴はそれほど深く掘れなかった。
まるで私ぐらいが収まるスペースしか作れなかった。
私はその窪みに寝っ転がった。
もう考えることがダルイ
もう立ち上がることは出来ないだろう・・・
グラグラ・・・?
ガシャーン
トンネルが崩れ大量の土砂が降り注いだ。
気が付くと私は病院のベッドで寝ていた。
名前以外は全く思い出せない・・・
私はただ一人の#big5#生存者#/big5#だと言われた。
だけど全く思い出せなかった。
それから数十年間私は平凡な日常を生きた。
普通に就職し普通に結婚し普通に子供を育て普通に定年を迎え普通に退職した。
退職記念に普段行かない高級レストランに予約を取った。
そこの目玉は『ウミガメのスープ』らしい
とても楽しみだ。
スープを一口のんだ・・・あれ?味に違和感があった。
3000才「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
シュフ「もちろんでございます。・・・もしや『人肉のスープ』の方がお好みでしょうか?」
シェフは冗談交じりに言った。
『ウミガメのスープ』を頼んだ者とやる一種のジョークだった。
3000才「人肉・・・?」頭がズキンと痛む。心の奥に何かが引っかかる
シェフ「もちろん冗談でございますよ、お客様。当店では100%天然の海亀を使用した正真正銘の『ウミガメのスープ』なのですよ」
3000才「正真正銘・・・ならなんだこの違和感は?
私はどこかで『ウミガメのスープ』を飲んだことがあるというのか?
いやそんな訳ない・・・ #big5#だって私の舌は正真正銘の『ウミガメのスープ』を拒絶しているんだから・・・#/big5#」
私は気分が悪くなり会計を済ませるとタクシーを呼び駅まで送ってもらった。
私は海亀ではない『ウミガメのスープ』を飲んだことがあるのだろうか?
それはもしかして・・・・
間もなく電車が参ります。白線の内側に下がってお待ちください。
電車がガタンゴトンと音を立て近づいてくる
私はホームを飛び降りていた。
私は全ての記憶を取り戻した。
最後の風景は
#b#真っ暗闇に血の香り#/b#という懐かしき風景であった
「見せてくれえええええええええええええ!!!」「2ブックマーク」
明
日の運動会に備えて放課後、カメオ達はリレーの練習をしていました。
その結果カメオ達の先生はリレーで勝ったカメオ達の雄姿を見ることが出来ませんでした。
一体なぜ?
*スポンサード by 天童魔子さん
日の運動会に備えて放課後、カメオ達はリレーの練習をしていました。
その結果カメオ達の先生はリレーで勝ったカメオ達の雄姿を見ることが出来ませんでした。
一体なぜ?
*スポンサード by 天童魔子さん
15年10月16日 20:46
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
カメオ達は先生を驚かせようとして、ナイショで練習していた。
当然、リレーのバトンが使えないので、その時に使ったのは、トイレットペーパーの芯。
「1本あればいいよね?」
そういったカメオは、2階のトイレの個室の1つに、殆ど使い切ったペーパーがあることを思い出して取りに行った。
リレーの直前に腹痛の余りトイレに駆け込んだ先生。
一階は父兄で込み合っていた事と腹の痛みが緊急だったので件の2階のトイレに駆け込んだ。
運動会の直前という事もあり、2階より上の階のトイレには入らない想定をしていたのだろうか、あるいは日曜日だからか。
補充されていない個室に駆け込んでしまった。
…下っていたのでそっと外に出るわけにも行かない。
スマホ等外部への連絡手段も手元にない。
叫ぶ。
「だ、誰か!紙をくれええええええ!!!!」
そうこうしているうちに、リレーは終わった。
ここだけの話、先生はリレーの結果で賭けをしていた。
お財布的には潤うのだが、さて、ここから出た後先生は面体を保てるのだろうか…。
当然、リレーのバトンが使えないので、その時に使ったのは、トイレットペーパーの芯。
「1本あればいいよね?」
そういったカメオは、2階のトイレの個室の1つに、殆ど使い切ったペーパーがあることを思い出して取りに行った。
リレーの直前に腹痛の余りトイレに駆け込んだ先生。
一階は父兄で込み合っていた事と腹の痛みが緊急だったので件の2階のトイレに駆け込んだ。
運動会の直前という事もあり、2階より上の階のトイレには入らない想定をしていたのだろうか、あるいは日曜日だからか。
補充されていない個室に駆け込んでしまった。
…下っていたのでそっと外に出るわけにも行かない。
スマホ等外部への連絡手段も手元にない。
叫ぶ。
「だ、誰か!紙をくれええええええ!!!!」
そうこうしているうちに、リレーは終わった。
ここだけの話、先生はリレーの結果で賭けをしていた。
お財布的には潤うのだが、さて、ここから出た後先生は面体を保てるのだろうか…。
「2円ぽっちのところ今なら1円ぽっちでご提供」「2ブックマーク」
A高校の僕達は、入念な準備をして、
先生を殺した。
Aくんは挨拶が遅れた。
みんな、ちょっと驚いたけど笑ってる。
その年のお盆、先生は蘇った。
どういうこと?
先生を殺した。
Aくんは挨拶が遅れた。
みんな、ちょっと驚いたけど笑ってる。
その年のお盆、先生は蘇った。
どういうこと?
15年10月17日 22:10
【ウミガメのスープ】 [シトウ]
【ウミガメのスープ】 [シトウ]
素敵な素敵なスープだよ
解説を見る
入念な準備をして臨んだ同窓会だけど、
ご存命だった先生を死亡扱いにしてしまった。
そしてお盆に仕切り直しの同窓会をした。
長い解説
第〇期[A高校卒業生の僕達]は、
恒例となっている30年目の大掛かりな同窓会を計画した。
[入念な準備をした]。イベントの構築、
分刻みのタイムテーブル、
みんながそれぞれ、得意分野で活躍し、素晴らしい同窓会の予定が完成した。
特にパンフレットは、専門職に就いた生徒が作った傑作だ。
当日、1組の担任(当時)がパンフレットを見て
「おーよく出来てるな。…ん? お悔やみ欄に山ちゃん載ってるけど、今朝会ったぞ? いつ死んだ?」
なんということだ。2組の生徒の確認不足なのか、ご存命である山田先生を死人扱いしてしまった!
どよめく実行委員会。山田先生に電話してみたが、さすがに今から来てくれなどというのは無茶な話。
結局会の始めの[Aくんの挨拶は遅れ]、
内容も最初に山田先生を[殺してしまった]件を話すことに。
おかげでスケジュールも滅茶苦茶だが、みんな大笑いだ。
その後で知ったが、4組の佐藤先生も殺していたことが発覚。
こりゃいかんということで、規模は小さいが仕切り直しの同窓会を改めて開催した。
それは奇しくも[お盆]。山田先生や佐藤先生が来たのを見て、1組のSさんが
「おー、お盆だで[先生達帰ってきた]よ、脚もある」
と言って、また大笑い。
ご存命だった先生を死亡扱いにしてしまった。
そしてお盆に仕切り直しの同窓会をした。
長い解説
第〇期[A高校卒業生の僕達]は、
恒例となっている30年目の大掛かりな同窓会を計画した。
[入念な準備をした]。イベントの構築、
分刻みのタイムテーブル、
みんながそれぞれ、得意分野で活躍し、素晴らしい同窓会の予定が完成した。
特にパンフレットは、専門職に就いた生徒が作った傑作だ。
当日、1組の担任(当時)がパンフレットを見て
「おーよく出来てるな。…ん? お悔やみ欄に山ちゃん載ってるけど、今朝会ったぞ? いつ死んだ?」
なんということだ。2組の生徒の確認不足なのか、ご存命である山田先生を死人扱いしてしまった!
どよめく実行委員会。山田先生に電話してみたが、さすがに今から来てくれなどというのは無茶な話。
結局会の始めの[Aくんの挨拶は遅れ]、
内容も最初に山田先生を[殺してしまった]件を話すことに。
おかげでスケジュールも滅茶苦茶だが、みんな大笑いだ。
その後で知ったが、4組の佐藤先生も殺していたことが発覚。
こりゃいかんということで、規模は小さいが仕切り直しの同窓会を改めて開催した。
それは奇しくも[お盆]。山田先生や佐藤先生が来たのを見て、1組のSさんが
「おー、お盆だで[先生達帰ってきた]よ、脚もある」
と言って、また大笑い。
「クレーマー×クレーマー」「2ブックマーク」
頑
張れば頑張るほどクレームが来る男
何故?
【参加ルール・この問題に参加できるのは『ラテシン参加年数が1年以下のユーザー』に限られます】
張れば頑張るほどクレームが来る男
何故?
【参加ルール・この問題に参加できるのは『ラテシン参加年数が1年以下のユーザー』に限られます】
15年10月15日 22:53
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
男
の名前は(´ω`)。職業はクレーム処理だ
甘いマスクと端正な物腰、丁寧かつ熱心な対応でお客様からは大人気だった
しかしあまりに人気があり彼と話をしたがるファン的なお客が現れた
クレーム処理の人間と話をするには………
こうして今日も(´ω`)の元へは大量のクレームが届くのでした
の名前は(´ω`)。職業はクレーム処理だ
甘いマスクと端正な物腰、丁寧かつ熱心な対応でお客様からは大人気だった
しかしあまりに人気があり彼と話をしたがるファン的なお客が現れた
クレーム処理の人間と話をするには………
こうして今日も(´ω`)の元へは大量のクレームが届くのでした
「ポロネーズ」「2ブックマーク」
カメオからプロポーズされたカメコは恐怖した、何故?
15年10月14日 20:02
【ウミガメのスープ】 [ノーネーム]
【ウミガメのスープ】 [ノーネーム]
解説を見る
「カメコさん、結婚してくれ。これは指輪だ」
カメオはそう言ってプレゼントを差し出す。
カメコは嬉しそうにそれを受け取る。
「開けても良いかしら?」
カメオは首肯する。
カメコは蓋を開けた瞬間それを手から落とした。
中から指輪をはめた手がはみ出す。
「……これは、一体?」
「ああ、カメコさんこの前この女性の手を指してあんな指輪欲しいって言ったじゃ無いか。結局どれだか分からなかったから#red#手ごと持ってきたんだよ#/red#」
その瞬間カメコは悲鳴を上げ、逃げ出した。
カメオはそう言ってプレゼントを差し出す。
カメコは嬉しそうにそれを受け取る。
「開けても良いかしら?」
カメオは首肯する。
カメコは蓋を開けた瞬間それを手から落とした。
中から指輪をはめた手がはみ出す。
「……これは、一体?」
「ああ、カメコさんこの前この女性の手を指してあんな指輪欲しいって言ったじゃ無いか。結局どれだか分からなかったから#red#手ごと持ってきたんだよ#/red#」
その瞬間カメコは悲鳴を上げ、逃げ出した。