「9割が嘘つき」「2ブックマーク」
殺人事件が起こった。
刑事は容疑者の3人に事情聴取した。
事情聴取は以下の順番で行われた。
Aは「私がCを殺しました」と言った
Bは「Cを殺したのは俺だ」と言った
Eは「私は何も知らない」と言った
彼らの証言で確信を得た刑事は犯人を逮捕した。
なお、Aはアンナ、Bはベンジャミン、Cはクリストファー、Eはエマであり、文を簡潔にするためにそれぞれのイニシャルを用いただけである
以上を踏まえ、事件の真相を推理してください。
最低FA条件
刑事が犯人を特定できた理由を当てる。
さて、立山は「とても難しい問題ができた! これは流石のラテシンユーザーでも苦戦するに違いない!」とニヤニヤしています。
どうぞ、ラテシンにて鍛えられた皆様の頭脳で立山の鼻っ柱を叩き折ってくださいませ。
刑事は容疑者の3人に事情聴取した。
事情聴取は以下の順番で行われた。
Aは「私がCを殺しました」と言った
Bは「Cを殺したのは俺だ」と言った
Eは「私は何も知らない」と言った
彼らの証言で確信を得た刑事は犯人を逮捕した。
なお、Aはアンナ、Bはベンジャミン、Cはクリストファー、Eはエマであり、文を簡潔にするためにそれぞれのイニシャルを用いただけである
以上を踏まえ、事件の真相を推理してください。
最低FA条件
刑事が犯人を特定できた理由を当てる。
さて、立山は「とても難しい問題ができた! これは流石のラテシンユーザーでも苦戦するに違いない!」とニヤニヤしています。
どうぞ、ラテシンにて鍛えられた皆様の頭脳で立山の鼻っ柱を叩き折ってくださいませ。
15年04月04日 22:08
【ウミガメのスープ】 [立山アスカ]
【ウミガメのスープ】 [立山アスカ]
解説を見る
アンナとベンジャミンは夫婦で、お互い不倫している。
エマとクリストファーも夫婦で、お互い不倫している。
アンナの不倫相手はクリストファーとダミアン、ベンジャミンの不倫相手はエマ。
エマとダミアンに面識はない。
この事件の本当の被害者はダミアン。
ダミアンの周囲の人間関係を洗った結果、容疑者として浮かび上がったのはABCの3人。
不倫相手のアンナ、アンナの夫のベンジャミン、ダミアンと同じ間男のクリストファー。
全員アリバイがない。
ダミアンと直接的な接点がないので最初から容疑がかかっていなかったエマには、普通に関係者として「ダミアン殺害」について何か知らないか事情聴取した。
エマは当然本当に何も知らない。
刑事は、アンナとベンジャミンに「クリストファーが殺された」と伝えた。
自分が原因でダミアンがクリストファーを殺したと思ったアンナはダミアンを庇って「自分がやった」と嘘をついた。
自分との不倫がバレたことで追い詰められたエマが夫のクリストファーを殺してしまったと思ったベンジャミンはエマを庇って嘘をついた。
しかし繰り返すが本当に死んだのはダミアンである。それを知らず、クリストファー殺害という架空の容疑を被ろうとするアンナとベンジャミンは犯人ではないと刑事は判断した。
残るのはクリストファーだけである。
ちなみに動機は金の貸し借りで、クリストファーとダミアンはお互いがアンナと付き合っていることは最期まで知らなかった。
エマとクリストファーも夫婦で、お互い不倫している。
アンナの不倫相手はクリストファーとダミアン、ベンジャミンの不倫相手はエマ。
エマとダミアンに面識はない。
この事件の本当の被害者はダミアン。
ダミアンの周囲の人間関係を洗った結果、容疑者として浮かび上がったのはABCの3人。
不倫相手のアンナ、アンナの夫のベンジャミン、ダミアンと同じ間男のクリストファー。
全員アリバイがない。
ダミアンと直接的な接点がないので最初から容疑がかかっていなかったエマには、普通に関係者として「ダミアン殺害」について何か知らないか事情聴取した。
エマは当然本当に何も知らない。
刑事は、アンナとベンジャミンに「クリストファーが殺された」と伝えた。
自分が原因でダミアンがクリストファーを殺したと思ったアンナはダミアンを庇って「自分がやった」と嘘をついた。
自分との不倫がバレたことで追い詰められたエマが夫のクリストファーを殺してしまったと思ったベンジャミンはエマを庇って嘘をついた。
しかし繰り返すが本当に死んだのはダミアンである。それを知らず、クリストファー殺害という架空の容疑を被ろうとするアンナとベンジャミンは犯人ではないと刑事は判断した。
残るのはクリストファーだけである。
ちなみに動機は金の貸し借りで、クリストファーとダミアンはお互いがアンナと付き合っていることは最期まで知らなかった。
「罠にかかったラテ・ヘイヘ」「2ブックマーク」
最
強と呼ばれた女さしゃこは元気に挨拶するとひどく落ち込んだ
何故?
【参加ルール・開始後10分間は《ラテ・ヘイヘ》の称号を保有しているユーザーしか質問出来ません】
強と呼ばれた女さしゃこは元気に挨拶するとひどく落ち込んだ
何故?
【参加ルール・開始後10分間は《ラテ・ヘイヘ》の称号を保有しているユーザーしか質問出来ません】
15年04月03日 00:00
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]

SPはディダムズさんです
解説を見る
彼
女のプロフによると『特技:20の扉等、制限のある問題に限って
質問欄に参加表明をしてしまう』と書いてあります
ちょっぴりドジっ子キャラのようですねw質問者としては神がかり的に恐ろしい方ですがw
アザゼル『何てことだ・・・ラテ・ヘイヘの力を封印したのに問題を解かれてしまった・・・』
ディダムズ『な?こんな姑息な手を使っても無駄なんだって。彼等彼女等は全員未来の質問の極み候補なんだから』
アザゼル『ああ・・・ボクが間違っていたよ」・・・これからは皆が参加できて全員を楽しませる問題を作るよ・・・』
ディダムズ『君ならできるさ』
女のプロフによると『特技:20の扉等、制限のある問題に限って
質問欄に参加表明をしてしまう』と書いてあります
ちょっぴりドジっ子キャラのようですねw質問者としては神がかり的に恐ろしい方ですがw
アザゼル『何てことだ・・・ラテ・ヘイヘの力を封印したのに問題を解かれてしまった・・・』
ディダムズ『な?こんな姑息な手を使っても無駄なんだって。彼等彼女等は全員未来の質問の極み候補なんだから』
アザゼル『ああ・・・ボクが間違っていたよ」・・・これからは皆が参加できて全員を楽しませる問題を作るよ・・・』
ディダムズ『君ならできるさ』
「ウミガメのスープ(トマト味)」「2ブックマーク」
海が見えるレストラン「ラテシン」
三か月前にオープンしたばかりのこの店は、看板メニューのウミガメのスープの人気も相まって予約待ちが続いている。
なんとか予約をとれた男は、予約の時間ギリギリに店に飛び込み、なんとか店を困らせずに済んだことにホッとした。
ウミガメのスープをオーダーし、待つ間に男は何気なく新聞を手にしたが、嫌なニュースばかりで早々に新聞を新聞スタンドに戻した。
やがてスープが運ばれてくると、男はいきなりシェフを呼んで訊いた。
「これは、本当にウミガメのスープなんですか?」
「はい、正真正銘、ウミガメのスープです」
その後、男は死んでしまった。
なにがあった?
三か月前にオープンしたばかりのこの店は、看板メニューのウミガメのスープの人気も相まって予約待ちが続いている。
なんとか予約をとれた男は、予約の時間ギリギリに店に飛び込み、なんとか店を困らせずに済んだことにホッとした。
ウミガメのスープをオーダーし、待つ間に男は何気なく新聞を手にしたが、嫌なニュースばかりで早々に新聞を新聞スタンドに戻した。
やがてスープが運ばれてくると、男はいきなりシェフを呼んで訊いた。
「これは、本当にウミガメのスープなんですか?」
「はい、正真正銘、ウミガメのスープです」
その後、男は死んでしまった。
なにがあった?
15年03月30日 20:22
【ウミガメのスープ】 [トマト屋]
【ウミガメのスープ】 [トマト屋]

とうとう本家に手を出してしまった。終わったら感想やご意見ください。
解説を見る
男はレストランに行く前に歯医者に寄った。
付き合い始めたばかりの恋人を迎えにいったのだ。なんでも急に治療が必要になったとかで、予約の時間に遅れそうなのを彼女は何度も謝った。
レストランに着くと女はお手洗いに席を立ち、男は注文を済ませると、新聞を手にした。女が戻ってくるまで手持ち無沙汰だったのだが、三か月前から頻発している児童失踪事件の一面を見てすぐに戻した。折角のデートで、嫌な事件記事を読みたくなどなかった。
やがて戻ってきた女は、席に着くと悪戯っぽく笑って言った。
「ねえ、ウミガメのスープって知ってる?」
「? この店の看板メニューだろう?」
「そうじゃなくて、水平思考の問題のウミガメのスープ」
女は話し始めた。有名な水平思考問題、ウミガメのスープを。
ウミガメのスープだと言われて食べたスープが、実は死んだ息子の肉だった、というアレだ。
女は最後に、やはり悪戯っぽく笑った。
「この店は大丈夫なのかしらね?」
女に悪意はなかった。看板メニューがウミガメのスープだと知って、水平思考の問題を思い出し、ちょっとした悪戯心で話題にしただけだったのだ。しかし、男の表情を見て女は驚いた。
男は顔色を無くし、ダラダラと嫌な汗をかいているではないか。実は男は非常に気が弱く、少しでも怖い話を聞くと、すぐに悪い想像を働かせ、そうだと思い込んでしまう悪いクセがあった。付き合い始めたばかりの女には、そんな男の悪いクセは知りようもなかったのだ。
女が男の気の弱さに気づいて自分の不注意を気にしているところに、ウミガメのスープが運ばれてきた。男はすぐに店員に言ってシェフを呼ばせた。そしてやってきたシェフに訊いた。
「これは、本当にウミガメのスープなんですか?」
「はい、正真正銘、ウミガメのスープです」
別にやましいことはない。
シェフは胸を張って答え、厨房に戻って行った。
しかし、男の顔色は悪いままだ。
「変な話をしてごめんなさい。ほら、ここのスープは大丈夫よ!」
男を安心させようと、女はスープを口にした。が、次の瞬間、異物感を感じて吐き出した。
皿の上で乾いた音をたてたそれは、差し歯だった。当然、女のだ。ディナー直前に抜けてしまったので、緊急でつけ直してもらったのだが、歯医者の腕が悪かったのか、つけ直したばかだからか、それが抜けてしまったのだ。
「うわああああああああっ!」
男はイキナリ悲鳴をあげてレストランから飛び出した。
いくつかの情報が男の頭の中で渦巻いていた。
実は人肉だった、ウミガメのスープの話。
三か月前にオープンしたレストラン。
三か月前から続く児童の失踪事件。
そしてトドメは、女が吐き出した歯だ。
悪い想像で精神が限界にきていた男には、女が吐き出した差し歯が、「スープの材料にされた子供の歯が入っていた」としか思えなかったのだ。
男は走った。とにかく走ってあの人肉スープのレストランから離れたかった。それしか頭になかった男は、車道に飛び出したことにも気づかなかった。
クラクションとブレーキ音、そしてドンッという音と衝撃が、男が最後に感知したものだった。
付き合い始めたばかりの恋人を迎えにいったのだ。なんでも急に治療が必要になったとかで、予約の時間に遅れそうなのを彼女は何度も謝った。
レストランに着くと女はお手洗いに席を立ち、男は注文を済ませると、新聞を手にした。女が戻ってくるまで手持ち無沙汰だったのだが、三か月前から頻発している児童失踪事件の一面を見てすぐに戻した。折角のデートで、嫌な事件記事を読みたくなどなかった。
やがて戻ってきた女は、席に着くと悪戯っぽく笑って言った。
「ねえ、ウミガメのスープって知ってる?」
「? この店の看板メニューだろう?」
「そうじゃなくて、水平思考の問題のウミガメのスープ」
女は話し始めた。有名な水平思考問題、ウミガメのスープを。
ウミガメのスープだと言われて食べたスープが、実は死んだ息子の肉だった、というアレだ。
女は最後に、やはり悪戯っぽく笑った。
「この店は大丈夫なのかしらね?」
女に悪意はなかった。看板メニューがウミガメのスープだと知って、水平思考の問題を思い出し、ちょっとした悪戯心で話題にしただけだったのだ。しかし、男の表情を見て女は驚いた。
男は顔色を無くし、ダラダラと嫌な汗をかいているではないか。実は男は非常に気が弱く、少しでも怖い話を聞くと、すぐに悪い想像を働かせ、そうだと思い込んでしまう悪いクセがあった。付き合い始めたばかりの女には、そんな男の悪いクセは知りようもなかったのだ。
女が男の気の弱さに気づいて自分の不注意を気にしているところに、ウミガメのスープが運ばれてきた。男はすぐに店員に言ってシェフを呼ばせた。そしてやってきたシェフに訊いた。
「これは、本当にウミガメのスープなんですか?」
「はい、正真正銘、ウミガメのスープです」
別にやましいことはない。
シェフは胸を張って答え、厨房に戻って行った。
しかし、男の顔色は悪いままだ。
「変な話をしてごめんなさい。ほら、ここのスープは大丈夫よ!」
男を安心させようと、女はスープを口にした。が、次の瞬間、異物感を感じて吐き出した。
皿の上で乾いた音をたてたそれは、差し歯だった。当然、女のだ。ディナー直前に抜けてしまったので、緊急でつけ直してもらったのだが、歯医者の腕が悪かったのか、つけ直したばかだからか、それが抜けてしまったのだ。
「うわああああああああっ!」
男はイキナリ悲鳴をあげてレストランから飛び出した。
いくつかの情報が男の頭の中で渦巻いていた。
実は人肉だった、ウミガメのスープの話。
三か月前にオープンしたレストラン。
三か月前から続く児童の失踪事件。
そしてトドメは、女が吐き出した歯だ。
悪い想像で精神が限界にきていた男には、女が吐き出した差し歯が、「スープの材料にされた子供の歯が入っていた」としか思えなかったのだ。
男は走った。とにかく走ってあの人肉スープのレストランから離れたかった。それしか頭になかった男は、車道に飛び出したことにも気づかなかった。
クラクションとブレーキ音、そしてドンッという音と衝撃が、男が最後に感知したものだった。
「【ラテクエ50-1】発想の転換」「2ブックマーク」
片田舎にある水平小学校の裏には山が広がっている。
ほとんど手付かずの山であり子供には危ないということで、学校と裏山の間には柵が設置してあるが、やんちゃな児童たちは柵など乗り越え潜り抜け裏山へと遊びに行ってしまう。
困った教員達が職員会議で頭を捻っていたところ、若手の男性教諭が妙案を出してきた。
「柵を取っ払ってみてはどうでしょう?」
彼の言う通りに柵を撤去してみたところ、裏山へ入る児童は1人もいなくなった。
一体、これはどういう事だろうか?
ほとんど手付かずの山であり子供には危ないということで、学校と裏山の間には柵が設置してあるが、やんちゃな児童たちは柵など乗り越え潜り抜け裏山へと遊びに行ってしまう。
困った教員達が職員会議で頭を捻っていたところ、若手の男性教諭が妙案を出してきた。
「柵を取っ払ってみてはどうでしょう?」
彼の言う通りに柵を撤去してみたところ、裏山へ入る児童は1人もいなくなった。
一体、これはどういう事だろうか?
15年03月28日 20:03
【ウミガメのスープ】 [オリオン]
【ウミガメのスープ】 [オリオン]
解説を見る
出題者オリオンの実話。
私が通っていた小学校の校庭には【食べられる木の実がなる樹】が一本だけ生えていました。
生徒たちの間ではその木の実を食べるのが流行っており、毎年秋になると、木の実を巡って熾烈な争奪戦が繰り広げられていました。
しかしこの争奪戦。
【高い木になっている木の実を奪い合う】という性質上、
どうしたって
#red#背の高い子や#/red#
#red#木登りの上手い子#/red#
それ以外の子が木の実を手に入れるなんてことはまず不可能でした。
実質そういった一部の子たちだけが木の実を独占して、他のほとんどが泣き寝入りの状態だったのです。
そうして【木の実を手に入れられなかった子供たち】の不満が高まった結果何が起こったかと言うと、
彼らの中から、
#red#学校にこっそりオヤツを持ち込んだり#/red#
#red#お金を持ち込んで昼休みに近所のコンビニなどにオヤツを買いに行ってしまったり#/red#
そういうズルをしてしまう子供が出てきてしまったのです。
先生達もどう対応したものか困り果てていたようで、朝会などでこのとこは度々議論になりました。
◆ ◆ ◆
さて。
水平小学校でもこれと同じ現象が起こっていました。
校庭に一本だけ生えた林檎の木。
秋になって実った真っ赤で美味しい林檎を生徒たちが取り合い、林檎の実にありつけなかった生徒たちが代わりのおやつを求め、自然豊かな裏山で野生の木の実を漁るようになってしまったのです。
困った教員たちが職員会議を開くと、一人の若い教諭がこんな提案をしてきました。
「柵を取り払ってみてはどうでしょう?」
奇妙な提案に他の職員達が首をひねるのに対して
若い教諭はこう言葉を続けました。
#big5#「取り払った柵をハシゴとして生徒に開放するんです!」#/big5#
◆簡易解説◆
木の実を取るために山に遊びに行ってしまっていた児童たち。
取り去った柵を縦向きにし、はしごとして使用するようになったため、今まで取れなかった場所の木の実が取れるようになり、その結果わざわざ山に入って木の実を取ろうとする児童はいなくなりました。
私が通っていた小学校の校庭には【食べられる木の実がなる樹】が一本だけ生えていました。
生徒たちの間ではその木の実を食べるのが流行っており、毎年秋になると、木の実を巡って熾烈な争奪戦が繰り広げられていました。
しかしこの争奪戦。
【高い木になっている木の実を奪い合う】という性質上、
どうしたって
#red#背の高い子や#/red#
#red#木登りの上手い子#/red#
それ以外の子が木の実を手に入れるなんてことはまず不可能でした。
実質そういった一部の子たちだけが木の実を独占して、他のほとんどが泣き寝入りの状態だったのです。
そうして【木の実を手に入れられなかった子供たち】の不満が高まった結果何が起こったかと言うと、
彼らの中から、
#red#学校にこっそりオヤツを持ち込んだり#/red#
#red#お金を持ち込んで昼休みに近所のコンビニなどにオヤツを買いに行ってしまったり#/red#
そういうズルをしてしまう子供が出てきてしまったのです。
先生達もどう対応したものか困り果てていたようで、朝会などでこのとこは度々議論になりました。
◆ ◆ ◆
さて。
水平小学校でもこれと同じ現象が起こっていました。
校庭に一本だけ生えた林檎の木。
秋になって実った真っ赤で美味しい林檎を生徒たちが取り合い、林檎の実にありつけなかった生徒たちが代わりのおやつを求め、自然豊かな裏山で野生の木の実を漁るようになってしまったのです。
困った教員たちが職員会議を開くと、一人の若い教諭がこんな提案をしてきました。
「柵を取り払ってみてはどうでしょう?」
奇妙な提案に他の職員達が首をひねるのに対して
若い教諭はこう言葉を続けました。
#big5#「取り払った柵をハシゴとして生徒に開放するんです!」#/big5#
◆簡易解説◆
木の実を取るために山に遊びに行ってしまっていた児童たち。
取り去った柵を縦向きにし、はしごとして使用するようになったため、今まで取れなかった場所の木の実が取れるようになり、その結果わざわざ山に入って木の実を取ろうとする児童はいなくなりました。
「ツナグオモイ。」「2ブックマーク」
カメオはリレーで悔しい思いをしたので、ペットボトルに水を入れた。
状況を説明してください。
状況を説明してください。
15年03月25日 00:55
【ウミガメのスープ】 [めしるか]
【ウミガメのスープ】 [めしるか]
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特別支援学校に通うカメオは、市の総合体育祭で車椅子リレーの選手に選ばれた。
カメオは、当日までめいいっぱいの練習をした。
しかし、カメオは日常的に車椅子は使うものの、速く走り続けるほどの腕力はなかった。
結局、カメオはリレーの敗因となってしまった。
こんなに悔しいことはなかった。
ーー来年こそは。
カメオは腕を鍛え始めた。
カメオの家は貧乏で、車椅子は借り物だし、学校のお金もギリギリだ。
なのでカメオは、ダンベルの代わりにペットボトルに水を入れて重りにした。
どんな境遇でも、たとえ走れなくても。
負けたくないと思った。
カメオは、当日までめいいっぱいの練習をした。
しかし、カメオは日常的に車椅子は使うものの、速く走り続けるほどの腕力はなかった。
結局、カメオはリレーの敗因となってしまった。
こんなに悔しいことはなかった。
ーー来年こそは。
カメオは腕を鍛え始めた。
カメオの家は貧乏で、車椅子は借り物だし、学校のお金もギリギリだ。
なのでカメオは、ダンベルの代わりにペットボトルに水を入れて重りにした。
どんな境遇でも、たとえ走れなくても。
負けたくないと思った。