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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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アリくんは、ただひたすら、もくもくと作業をつづけています。

食べものを運んでは、掘りかえし。掘りかえしたら、食べものを移しかえる。
そして、また新しい食べものを取りにいっては、ほじくりかえす。

そのあいだ、寝ることも、食べることも、水をのむことすらありません。
そんなアリくんのようすを見て、まわりのものはあきれています。

#b#クワガタくん  #/b#「そんなことばかりしたら、時間はあっという間にすぎちゃうよ!」
#b#ゲンゴロウくん #/b#「そうそう、ボクたちの時間なんて、けっして長くはないんだから」
#b#コオロギさん  #/b#「ねぇ、いっしょにごはん食べよ!もっといろいろ楽しまなきゃ♪」
#b#チョウさん   #/b#「そうそう、いっしょにお話ししましょうよ~、ね?」

それを聞いたアリくん、たしかに疲れてたので、ちょっと休憩することにしました。
しかし、アリくんが手洗いにいき、お水をくんで、元のところに戻ると…。

#b#…すべて、なーんにも、なくなっていました。 #/b#

とられた?! アリくんはボーゼンとして、立ちつくします。

…ですが、とられたほうが、まだマシだったのかもしれません。

#red#アリくんが集めた食料は、すべてゴミのようにあつかわれ、捨てられていました… #/red#


いったい、どういうことでしょう?!

#b# ・ 制限時間: 60分   ・ウソは2回、ウソ確認は制限なし #/b#

#b#・ スピード重視のため、基本的に回答は YESNO のみ! #/b#
11年10月08日 22:34
【ウミガメのスープ】 [yan]

 実は、実体験です… 




解説を見る
アメリカ在住のモハメド・アリくんは、とってもカニが好き。
今日は#red#日本の人たち#/red#とジャパニーズレストランでお食事。なんと、#red#カニ#/red#が#red#食べ放題#/red#です!

アリくん、カニを運んでは、身を掘り返し。掘り返したら、別のお皿に移し変える。
そして、また新しいカニを取りに行っては、ほじくり返す。ひたすら、黙々と作業を続けます。

その間、寝ることも(当然)、食べることも、水を飲むことすらありません。
そんなアリくんの様子を見て、周りの者は呆れています。

#b#鍬形くん  #/b# 「そんなことばかりしてると、#red#食事の時間#/red#は、あっという間に過ぎちゃうよ!」
#b#源五郎くん #/b#「そうそう、僕らの#red#バイキングの時間制限#/red#は、けっして長くはないんだから。」
#b#興梠さん  #/b#「ねぇ、#red#一緒にごはん#/red#食べよ!もっと#red#色々な食べ物選んで#/red#、楽しまなきゃ!」
#b#長さん   #/b# 「そうそう、いっしょにお話ししましょうよ。#red#一人で黙々と作業#/red#なんてヤダな~」

アリくん、確#red#かに#/red#疲れていたので、ちょっと休憩することにしました。
しかし、アリくんが ( カニ汁でベトベトになった ) 手を洗い、お水を汲んで元の所に戻ると…。

#b#…すべて、なーんにも、皿ごとなくなっていました。 #/b#

とられた?! アリくんは茫然として、立ち尽くします。

#b#「ねぇ、ボクのカニは!!?」 #/b#

「え?あ、そういえばさっき、ウエイターさんが片付けていたような…」
「ああー、カニの身をほぐした後の皿、残骸にしか見えないもんねー」
「ええええー!NOOO! アメリカ人、カニの素晴らしさを分かってない!!」

#b#アリくんの作業時間、20分… すべて、ムダになってしまいました…。#/b#


されど、メゲないアリくん。 

今度は周りの目を気にせず、 遠慮なくどっさり取ってきて、作業に移ります!!

そして…    #b#記録更新!!#/b#  同じ作業を、今度は15分で終わらせました!

アリくん、やったね! でも、周りの人には、さらに呆れられてしまいました…


#b#そして、これは私の実体験を元にしていたとさー!! はっはー!! #/b#
マイブーム「2ブックマーク」
最近の男のマイブームは、ゆったりとした朝のひと時を過ごすこと。
小鳥のさえずりを聞きながらゆったりと一杯のコーヒーを飲む。
その際テレビは雑音になるため、つけることはなかった。

ある日、男にとってとても運の悪い一日だった。
電車が遅れて遅刻はするし、忘れ物はするし、上司にも怒られてばかり。

その日を境に男は毎朝テレビを見るようになった。
一体どういうことだろう?


・・・・・・・・・・
初出題です。
至らぬ点などあるかと思いますが
みなさまが楽しめるように頑張ります!
よろしくお願いいたしますm(__)m
14年05月07日 20:23
【ウミガメのスープ】 [ジョリンコ]

初出題。皆様ご参加感謝いたします!い、いいねされてる・・・っ(;ω;)ブワッ




解説を見る
最近の男の朝はゆったりとしたもので、雑音になるテレビは一切つけなかった。
そんなある日、男にはとても運の悪い一日だった。

電車は遅れて遅刻はするし、些細なミスで上司にも怒られてばかり。
職場の可愛いあの子とも、すれ違いで全然話せなかった。本当に残念だ。

それに加え、時間代わりの携帯電話を職場にを忘れてしまった。
家にはパソコンもなく、腕時計をつける習慣もなかった男は
明日職場に行くまで、時間の確認ができない。

とはいえ、朝の出勤時間は確認しなければ。
そこで男が思いついたのは、テレビの上部に出る時刻表示だ。
雑音のない優雅な朝のひと時がくつろぎの時間ではあったが
仕事が関わるとなると、そうも言ってはいられまい。

朝にテレビをつけることを避けてきた男だったが
時間を確認するために、つけざるを得なかった。
しかし、どうだろう。天気予報の女性がなんとも可愛らしい。
男は一目でファンになり、その日から毎朝の天気予報がマイブームとなったのです。
絶望と愛と「2ブックマーク」
男はずっと前から女を想っていた。
ある日男は女へプロポーズし、女は一つだけ条件を出したが、男は大喜びした。

そして一年後、二人は絶望を迎えることになる。

一体どうしてだろうか?
13年04月17日 21:48
【ウミガメのスープ】 [kkt]

お付き合い有難うございました!




解説を見る
 
――俺の頭の中は真っ白だった。なんで。なあ、なんでだよ。

視線をゆっくりと、足元へ辿らせる。青葉の中で実る沢山の作物たち。土で汚れた俺の軍手、ズボン、長靴。スコップ、掘った穴からかろうじて見える丸々とした芋。
そして。



――彼女の自慢の畑の中に、有り得ないものが埋まっている。
だって、これは。土に見え隠れする白くて細い――これは、かつて確かに「人だった」モノだろう?



『……毎日、あなたのご飯は私に作らせてほしいの』




ふと脳裏に、あの日の彼女の声がよみがえった。

俺はようやく理解する。

ちょうど1年前の彼女の誕生日。プロポーズした俺に、彼女が告げたたった一つの条件の意味を。
「そんな贅沢、幸せすぎるだろ!」そう言って抱きしめた時の彼女の笑顔の理由を。

いつだって、二人分のあたたかな食事を作って、彼女は俺を待っていた。彼女が大切にする畑で育てた、たくさんの野菜達が色とりどりの具材となって皿を飾る。優しい味わい。二人で微笑んだ。嬉しかった。本当に、嬉しかったんだ。

もう誰も失いたくはない。
あの悲しい思い出から、俺を救ってくれたのは彼女だった。

なのに、どうしてなんだよ。

今日、大好きな彼女のためだけに。彼女が生まれたこの日に、「俺が」「彼女に」愛をこめて手料理を贈ろうとした。
ただ、それだけの筈だったのに――




――その時。



「……信じてたのに」


気配を感じて振り向くと、悲愴な表情で涙を浮かべる彼女がいた。ふらふらとした足取りのまま、靴も履かずに土を踏みしめ近づいてくる。


大きく振りかぶった手の先には、鈍く光るナイフが輝いて――。







「愛してた、のに…。私のほうがずっとずっとずっと前から、あなたのこと、すきだったのに」



「…だからころしたのに。あなたにあいされてたこのおんなだって」





新人冒険者の苦労「2ブックマーク」
これはとある中世っぽい世界での話。

「俺は先月冒険者になったばかりの新人だ。冒険者ギルドにこまごました依頼が入ってくるから、それを請け負って何とか冒険者としてやっていけてる。
今回、とあるパーティの一人が、扱えもしないすさまじい切れ味の剣で自分を斬っちまったらしい。
その欠員を補うため、新人を何人か見繕って依頼をこなそうって言うんだが、どうやら俺は古参冒険者のお眼鏡にかなったようだ。

……え? 何だって? いや、ちょ、それは困るんだ。悪いけど他当たってくれよ。
は? 他にまともな奴がいない? そんな事言われても……

た、頼まれたってその依頼は手伝えねえよ! 金? そう言う問題じゃねえんだよ!
……冒険者ギルドに圧力かけて、俺のギルド会員登録を取り消そうってのか? ちくしょう!」

新人冒険者は欠員の出たパーティの依頼を手伝うことになりましたが、パーティのメンバーは逮捕され、結局冒険者を辞めてしまいました。なぜでしょう。
10年09月03日 01:53
【ウミガメのスープ】 [枯れた植木]



解説を見る
彼は新人冒険者。しかし冒険者を始める前は、王国の王都で第12王子として何不自由なく暮らしていました。

彼の夢は、伝説にあるような英雄たちのように剣を振るい冒険し、冒険者として名を上げること。

ある日、彼は城を抜け出し自分の夢を叶えるため、王国の端の街に身を寄せます。
小さな依頼を少しずつこなし、だんだん冒険者生活にも慣れてきた頃、とあるパーティから誘いがかかりました。
依頼は王都へ行く商隊の護衛です。もちろん王都では彼の顔を知る人は多く、もしも彼を知る騎士にでも遭遇してしまえば強制送還でしょう。

彼は欠員が出たパーティの女の冒険者ギルドの会員登録を取り消すという脅しに、仕方なくパーティを手伝うことになります。
護衛の依頼は問題なく終わりましたが、案の定自分を知る騎士に捕まってしまいます。彼の冒険者生活は終わりを告げたのでした。

彼は腹いせに自分を脅してきたパーティの女を脅迫罪で逮捕するよう指示し、もう一度城を抜け出すために計画を練り始めたのでした。

ちなみに、そのパーティは評判が悪く相応のことをしていたため、余罪が追求され全員が逮捕されてしまいましたとさ。
ガラス越しの男と女「2ブックマーク」
男はガラスの向こうにいる女を見つめ微笑んだ。

女もこちらを見て笑みを浮かべる。

束の間だけ見つめあったあと、女は背を向けて去っていった。

いったい、どういう状況だろうか?
13年02月23日 23:17
【ウミガメのスープ】 [+チック]

投票ありがとうございます!




解説を見る
そこは、とある洋服屋の試着室。

入ってくる女は平然と鏡を見つめて試着を行う。

鏡がマジックミラーであることを知らずに。

その鏡の向こう側で男はガラス越しの女を見つめる。

試着を終えて出ていく女。

そして、また入れ替わりに違う女が入ってくるのだった。