「【 ウミガメ 60 】 『 ほねおりぞんな アリくんの おはなし 』 (再出題)」「2ブックマーク」
アリくんは、ただひたすら、もくもくと作業をつづけています。
食べものを運んでは、掘りかえし。掘りかえしたら、食べものを移しかえる。
そして、また新しい食べものを取りにいっては、ほじくりかえす。
そのあいだ、寝ることも、食べることも、水をのむことすらありません。
そんなアリくんのようすを見て、まわりのものはあきれています。
#b#クワガタくん #/b#「そんなことばかりしたら、時間はあっという間にすぎちゃうよ!」
#b#ゲンゴロウくん #/b#「そうそう、ボクたちの時間なんて、けっして長くはないんだから」
#b#コオロギさん #/b#「ねぇ、いっしょにごはん食べよ!もっといろいろ楽しまなきゃ♪」
#b#チョウさん #/b#「そうそう、いっしょにお話ししましょうよ~、ね?」
それを聞いたアリくん、たしかに疲れてたので、ちょっと休憩することにしました。
しかし、アリくんが手洗いにいき、お水をくんで、元のところに戻ると…。
#b#…すべて、なーんにも、なくなっていました。 #/b#
とられた?! アリくんはボーゼンとして、立ちつくします。
…ですが、とられたほうが、まだマシだったのかもしれません。
#red#アリくんが集めた食料は、すべてゴミのようにあつかわれ、捨てられていました… #/red#
いったい、どういうことでしょう?!
#b# ・ 制限時間: 60分 ・ウソは2回、ウソ確認は制限なし #/b#
#b#・ スピード重視のため、基本的に回答は YESNO のみ! #/b#
食べものを運んでは、掘りかえし。掘りかえしたら、食べものを移しかえる。
そして、また新しい食べものを取りにいっては、ほじくりかえす。
そのあいだ、寝ることも、食べることも、水をのむことすらありません。
そんなアリくんのようすを見て、まわりのものはあきれています。
#b#クワガタくん #/b#「そんなことばかりしたら、時間はあっという間にすぎちゃうよ!」
#b#ゲンゴロウくん #/b#「そうそう、ボクたちの時間なんて、けっして長くはないんだから」
#b#コオロギさん #/b#「ねぇ、いっしょにごはん食べよ!もっといろいろ楽しまなきゃ♪」
#b#チョウさん #/b#「そうそう、いっしょにお話ししましょうよ~、ね?」
それを聞いたアリくん、たしかに疲れてたので、ちょっと休憩することにしました。
しかし、アリくんが手洗いにいき、お水をくんで、元のところに戻ると…。
#b#…すべて、なーんにも、なくなっていました。 #/b#
とられた?! アリくんはボーゼンとして、立ちつくします。
…ですが、とられたほうが、まだマシだったのかもしれません。
#red#アリくんが集めた食料は、すべてゴミのようにあつかわれ、捨てられていました… #/red#
いったい、どういうことでしょう?!
#b# ・ 制限時間: 60分 ・ウソは2回、ウソ確認は制限なし #/b#
#b#・ スピード重視のため、基本的に回答は YESNO のみ! #/b#
11年10月08日 22:34
【ウミガメのスープ】 [yan]
【ウミガメのスープ】 [yan]

実は、実体験です…
解説を見る
アメリカ在住のモハメド・アリくんは、とってもカニが好き。
今日は#red#日本の人たち#/red#とジャパニーズレストランでお食事。なんと、#red#カニ#/red#が#red#食べ放題#/red#です!
アリくん、カニを運んでは、身を掘り返し。掘り返したら、別のお皿に移し変える。
そして、また新しいカニを取りに行っては、ほじくり返す。ひたすら、黙々と作業を続けます。
その間、寝ることも(当然)、食べることも、水を飲むことすらありません。
そんなアリくんの様子を見て、周りの者は呆れています。
#b#鍬形くん #/b# 「そんなことばかりしてると、#red#食事の時間#/red#は、あっという間に過ぎちゃうよ!」
#b#源五郎くん #/b#「そうそう、僕らの#red#バイキングの時間制限#/red#は、けっして長くはないんだから。」
#b#興梠さん #/b#「ねぇ、#red#一緒にごはん#/red#食べよ!もっと#red#色々な食べ物選んで#/red#、楽しまなきゃ!」
#b#長さん #/b# 「そうそう、いっしょにお話ししましょうよ。#red#一人で黙々と作業#/red#なんてヤダな~」
アリくん、確#red#かに#/red#疲れていたので、ちょっと休憩することにしました。
しかし、アリくんが ( カニ汁でベトベトになった ) 手を洗い、お水を汲んで元の所に戻ると…。
#b#…すべて、なーんにも、皿ごとなくなっていました。 #/b#
とられた?! アリくんは茫然として、立ち尽くします。
#b#「ねぇ、ボクのカニは!!?」 #/b#
「え?あ、そういえばさっき、ウエイターさんが片付けていたような…」
「ああー、カニの身をほぐした後の皿、残骸にしか見えないもんねー」
「ええええー!NOOO! アメリカ人、カニの素晴らしさを分かってない!!」
#b#アリくんの作業時間、20分… すべて、ムダになってしまいました…。#/b#
されど、メゲないアリくん。
今度は周りの目を気にせず、 遠慮なくどっさり取ってきて、作業に移ります!!
そして… #b#記録更新!!#/b# 同じ作業を、今度は15分で終わらせました!
アリくん、やったね! でも、周りの人には、さらに呆れられてしまいました…
#b#そして、これは私の実体験を元にしていたとさー!! はっはー!! #/b#
今日は#red#日本の人たち#/red#とジャパニーズレストランでお食事。なんと、#red#カニ#/red#が#red#食べ放題#/red#です!
アリくん、カニを運んでは、身を掘り返し。掘り返したら、別のお皿に移し変える。
そして、また新しいカニを取りに行っては、ほじくり返す。ひたすら、黙々と作業を続けます。
その間、寝ることも(当然)、食べることも、水を飲むことすらありません。
そんなアリくんの様子を見て、周りの者は呆れています。
#b#鍬形くん #/b# 「そんなことばかりしてると、#red#食事の時間#/red#は、あっという間に過ぎちゃうよ!」
#b#源五郎くん #/b#「そうそう、僕らの#red#バイキングの時間制限#/red#は、けっして長くはないんだから。」
#b#興梠さん #/b#「ねぇ、#red#一緒にごはん#/red#食べよ!もっと#red#色々な食べ物選んで#/red#、楽しまなきゃ!」
#b#長さん #/b# 「そうそう、いっしょにお話ししましょうよ。#red#一人で黙々と作業#/red#なんてヤダな~」
アリくん、確#red#かに#/red#疲れていたので、ちょっと休憩することにしました。
しかし、アリくんが ( カニ汁でベトベトになった ) 手を洗い、お水を汲んで元の所に戻ると…。
#b#…すべて、なーんにも、皿ごとなくなっていました。 #/b#
とられた?! アリくんは茫然として、立ち尽くします。
#b#「ねぇ、ボクのカニは!!?」 #/b#
「え?あ、そういえばさっき、ウエイターさんが片付けていたような…」
「ああー、カニの身をほぐした後の皿、残骸にしか見えないもんねー」
「ええええー!NOOO! アメリカ人、カニの素晴らしさを分かってない!!」
#b#アリくんの作業時間、20分… すべて、ムダになってしまいました…。#/b#
されど、メゲないアリくん。
今度は周りの目を気にせず、 遠慮なくどっさり取ってきて、作業に移ります!!
そして… #b#記録更新!!#/b# 同じ作業を、今度は15分で終わらせました!
アリくん、やったね! でも、周りの人には、さらに呆れられてしまいました…
#b#そして、これは私の実体験を元にしていたとさー!! はっはー!! #/b#
「マイブーム」「2ブックマーク」
最近の男のマイブームは、ゆったりとした朝のひと時を過ごすこと。
小鳥のさえずりを聞きながらゆったりと一杯のコーヒーを飲む。
その際テレビは雑音になるため、つけることはなかった。
ある日、男にとってとても運の悪い一日だった。
電車が遅れて遅刻はするし、忘れ物はするし、上司にも怒られてばかり。
その日を境に男は毎朝テレビを見るようになった。
一体どういうことだろう?
・・・・・・・・・・
初出題です。
至らぬ点などあるかと思いますが
みなさまが楽しめるように頑張ります!
よろしくお願いいたしますm(__)m
小鳥のさえずりを聞きながらゆったりと一杯のコーヒーを飲む。
その際テレビは雑音になるため、つけることはなかった。
ある日、男にとってとても運の悪い一日だった。
電車が遅れて遅刻はするし、忘れ物はするし、上司にも怒られてばかり。
その日を境に男は毎朝テレビを見るようになった。
一体どういうことだろう?
・・・・・・・・・・
初出題です。
至らぬ点などあるかと思いますが
みなさまが楽しめるように頑張ります!
よろしくお願いいたしますm(__)m
14年05月07日 20:23
【ウミガメのスープ】 [ジョリンコ]
【ウミガメのスープ】 [ジョリンコ]

初出題。皆様ご参加感謝いたします!い、いいねされてる・・・っ(;ω;)ブワッ
解説を見る
最近の男の朝はゆったりとしたもので、雑音になるテレビは一切つけなかった。
そんなある日、男にはとても運の悪い一日だった。
電車は遅れて遅刻はするし、些細なミスで上司にも怒られてばかり。
職場の可愛いあの子とも、すれ違いで全然話せなかった。本当に残念だ。
それに加え、時間代わりの携帯電話を職場にを忘れてしまった。
家にはパソコンもなく、腕時計をつける習慣もなかった男は
明日職場に行くまで、時間の確認ができない。
とはいえ、朝の出勤時間は確認しなければ。
そこで男が思いついたのは、テレビの上部に出る時刻表示だ。
雑音のない優雅な朝のひと時がくつろぎの時間ではあったが
仕事が関わるとなると、そうも言ってはいられまい。
朝にテレビをつけることを避けてきた男だったが
時間を確認するために、つけざるを得なかった。
しかし、どうだろう。天気予報の女性がなんとも可愛らしい。
男は一目でファンになり、その日から毎朝の天気予報がマイブームとなったのです。
そんなある日、男にはとても運の悪い一日だった。
電車は遅れて遅刻はするし、些細なミスで上司にも怒られてばかり。
職場の可愛いあの子とも、すれ違いで全然話せなかった。本当に残念だ。
それに加え、時間代わりの携帯電話を職場にを忘れてしまった。
家にはパソコンもなく、腕時計をつける習慣もなかった男は
明日職場に行くまで、時間の確認ができない。
とはいえ、朝の出勤時間は確認しなければ。
そこで男が思いついたのは、テレビの上部に出る時刻表示だ。
雑音のない優雅な朝のひと時がくつろぎの時間ではあったが
仕事が関わるとなると、そうも言ってはいられまい。
朝にテレビをつけることを避けてきた男だったが
時間を確認するために、つけざるを得なかった。
しかし、どうだろう。天気予報の女性がなんとも可愛らしい。
男は一目でファンになり、その日から毎朝の天気予報がマイブームとなったのです。
「絶望と愛と」「2ブックマーク」
男はずっと前から女を想っていた。
ある日男は女へプロポーズし、女は一つだけ条件を出したが、男は大喜びした。
そして一年後、二人は絶望を迎えることになる。
一体どうしてだろうか?
――俺の頭の中は真っ白だった。なんで。なあ、なんでだよ。
視線をゆっくりと、足元へ辿らせる。青葉の中で実る沢山の作物たち。土で汚れた俺の軍手、ズボン、長靴。スコップ、掘った穴からかろうじて見える丸々とした芋。
そして。
――彼女の自慢の畑の中に、有り得ないものが埋まっている。
だって、これは。土に見え隠れする白くて細い――これは、かつて確かに「人だった」モノだろう?
『……毎日、あなたのご飯は私に作らせてほしいの』
ふと脳裏に、あの日の彼女の声がよみがえった。
俺はようやく理解する。
ちょうど1年前の彼女の誕生日。プロポーズした俺に、彼女が告げたたった一つの条件の意味を。
「そんな贅沢、幸せすぎるだろ!」そう言って抱きしめた時の彼女の笑顔の理由を。
いつだって、二人分のあたたかな食事を作って、彼女は俺を待っていた。彼女が大切にする畑で育てた、たくさんの野菜達が色とりどりの具材となって皿を飾る。優しい味わい。二人で微笑んだ。嬉しかった。本当に、嬉しかったんだ。
もう誰も失いたくはない。
あの悲しい思い出から、俺を救ってくれたのは彼女だった。
なのに、どうしてなんだよ。
今日、大好きな彼女のためだけに。彼女が生まれたこの日に、「俺が」「彼女に」愛をこめて手料理を贈ろうとした。
ただ、それだけの筈だったのに――
――その時。
「……信じてたのに」
気配を感じて振り向くと、悲愴な表情で涙を浮かべる彼女がいた。ふらふらとした足取りのまま、靴も履かずに土を踏みしめ近づいてくる。
大きく振りかぶった手の先には、鈍く光るナイフが輝いて――。
「愛してた、のに…。私のほうがずっとずっとずっと前から、あなたのこと、すきだったのに」
「…だからころしたのに。あなたにあいされてたこのおんなだって」
ある日男は女へプロポーズし、女は一つだけ条件を出したが、男は大喜びした。
そして一年後、二人は絶望を迎えることになる。
一体どうしてだろうか?
13年04月17日 21:48
【ウミガメのスープ】 [kkt]
【ウミガメのスープ】 [kkt]

お付き合い有難うございました!
解説を見る
――俺の頭の中は真っ白だった。なんで。なあ、なんでだよ。
視線をゆっくりと、足元へ辿らせる。青葉の中で実る沢山の作物たち。土で汚れた俺の軍手、ズボン、長靴。スコップ、掘った穴からかろうじて見える丸々とした芋。
そして。
――彼女の自慢の畑の中に、有り得ないものが埋まっている。
だって、これは。土に見え隠れする白くて細い――これは、かつて確かに「人だった」モノだろう?
『……毎日、あなたのご飯は私に作らせてほしいの』
ふと脳裏に、あの日の彼女の声がよみがえった。
俺はようやく理解する。
ちょうど1年前の彼女の誕生日。プロポーズした俺に、彼女が告げたたった一つの条件の意味を。
「そんな贅沢、幸せすぎるだろ!」そう言って抱きしめた時の彼女の笑顔の理由を。
いつだって、二人分のあたたかな食事を作って、彼女は俺を待っていた。彼女が大切にする畑で育てた、たくさんの野菜達が色とりどりの具材となって皿を飾る。優しい味わい。二人で微笑んだ。嬉しかった。本当に、嬉しかったんだ。
もう誰も失いたくはない。
あの悲しい思い出から、俺を救ってくれたのは彼女だった。
なのに、どうしてなんだよ。
今日、大好きな彼女のためだけに。彼女が生まれたこの日に、「俺が」「彼女に」愛をこめて手料理を贈ろうとした。
ただ、それだけの筈だったのに――
――その時。
「……信じてたのに」
気配を感じて振り向くと、悲愴な表情で涙を浮かべる彼女がいた。ふらふらとした足取りのまま、靴も履かずに土を踏みしめ近づいてくる。
大きく振りかぶった手の先には、鈍く光るナイフが輝いて――。
「愛してた、のに…。私のほうがずっとずっとずっと前から、あなたのこと、すきだったのに」
「…だからころしたのに。あなたにあいされてたこのおんなだって」
「新人冒険者の苦労」「2ブックマーク」
これはとある中世っぽい世界での話。
「俺は先月冒険者になったばかりの新人だ。冒険者ギルドにこまごました依頼が入ってくるから、それを請け負って何とか冒険者としてやっていけてる。
今回、とあるパーティの一人が、扱えもしないすさまじい切れ味の剣で自分を斬っちまったらしい。
その欠員を補うため、新人を何人か見繕って依頼をこなそうって言うんだが、どうやら俺は古参冒険者のお眼鏡にかなったようだ。
……え? 何だって? いや、ちょ、それは困るんだ。悪いけど他当たってくれよ。
は? 他にまともな奴がいない? そんな事言われても……
た、頼まれたってその依頼は手伝えねえよ! 金? そう言う問題じゃねえんだよ!
……冒険者ギルドに圧力かけて、俺のギルド会員登録を取り消そうってのか? ちくしょう!」
新人冒険者は欠員の出たパーティの依頼を手伝うことになりましたが、パーティのメンバーは逮捕され、結局冒険者を辞めてしまいました。なぜでしょう。
「俺は先月冒険者になったばかりの新人だ。冒険者ギルドにこまごました依頼が入ってくるから、それを請け負って何とか冒険者としてやっていけてる。
今回、とあるパーティの一人が、扱えもしないすさまじい切れ味の剣で自分を斬っちまったらしい。
その欠員を補うため、新人を何人か見繕って依頼をこなそうって言うんだが、どうやら俺は古参冒険者のお眼鏡にかなったようだ。
……え? 何だって? いや、ちょ、それは困るんだ。悪いけど他当たってくれよ。
は? 他にまともな奴がいない? そんな事言われても……
た、頼まれたってその依頼は手伝えねえよ! 金? そう言う問題じゃねえんだよ!
……冒険者ギルドに圧力かけて、俺のギルド会員登録を取り消そうってのか? ちくしょう!」
新人冒険者は欠員の出たパーティの依頼を手伝うことになりましたが、パーティのメンバーは逮捕され、結局冒険者を辞めてしまいました。なぜでしょう。
10年09月03日 01:53
【ウミガメのスープ】 [枯れた植木]
【ウミガメのスープ】 [枯れた植木]
解説を見る
彼は新人冒険者。しかし冒険者を始める前は、王国の王都で第12王子として何不自由なく暮らしていました。
彼の夢は、伝説にあるような英雄たちのように剣を振るい冒険し、冒険者として名を上げること。
ある日、彼は城を抜け出し自分の夢を叶えるため、王国の端の街に身を寄せます。
小さな依頼を少しずつこなし、だんだん冒険者生活にも慣れてきた頃、とあるパーティから誘いがかかりました。
依頼は王都へ行く商隊の護衛です。もちろん王都では彼の顔を知る人は多く、もしも彼を知る騎士にでも遭遇してしまえば強制送還でしょう。
彼は欠員が出たパーティの女の冒険者ギルドの会員登録を取り消すという脅しに、仕方なくパーティを手伝うことになります。
護衛の依頼は問題なく終わりましたが、案の定自分を知る騎士に捕まってしまいます。彼の冒険者生活は終わりを告げたのでした。
彼は腹いせに自分を脅してきたパーティの女を脅迫罪で逮捕するよう指示し、もう一度城を抜け出すために計画を練り始めたのでした。
ちなみに、そのパーティは評判が悪く相応のことをしていたため、余罪が追求され全員が逮捕されてしまいましたとさ。
彼の夢は、伝説にあるような英雄たちのように剣を振るい冒険し、冒険者として名を上げること。
ある日、彼は城を抜け出し自分の夢を叶えるため、王国の端の街に身を寄せます。
小さな依頼を少しずつこなし、だんだん冒険者生活にも慣れてきた頃、とあるパーティから誘いがかかりました。
依頼は王都へ行く商隊の護衛です。もちろん王都では彼の顔を知る人は多く、もしも彼を知る騎士にでも遭遇してしまえば強制送還でしょう。
彼は欠員が出たパーティの女の冒険者ギルドの会員登録を取り消すという脅しに、仕方なくパーティを手伝うことになります。
護衛の依頼は問題なく終わりましたが、案の定自分を知る騎士に捕まってしまいます。彼の冒険者生活は終わりを告げたのでした。
彼は腹いせに自分を脅してきたパーティの女を脅迫罪で逮捕するよう指示し、もう一度城を抜け出すために計画を練り始めたのでした。
ちなみに、そのパーティは評判が悪く相応のことをしていたため、余罪が追求され全員が逮捕されてしまいましたとさ。
「ガラス越しの男と女」「2ブックマーク」
男はガラスの向こうにいる女を見つめ微笑んだ。
女もこちらを見て笑みを浮かべる。
束の間だけ見つめあったあと、女は背を向けて去っていった。
いったい、どういう状況だろうか?
女もこちらを見て笑みを浮かべる。
束の間だけ見つめあったあと、女は背を向けて去っていった。
いったい、どういう状況だろうか?
13年02月23日 23:17
【ウミガメのスープ】 [+チック]
【ウミガメのスープ】 [+チック]

投票ありがとうございます!
解説を見る
そこは、とある洋服屋の試着室。
入ってくる女は平然と鏡を見つめて試着を行う。
鏡がマジックミラーであることを知らずに。
その鏡の向こう側で男はガラス越しの女を見つめる。
試着を終えて出ていく女。
そして、また入れ替わりに違う女が入ってくるのだった。
入ってくる女は平然と鏡を見つめて試着を行う。
鏡がマジックミラーであることを知らずに。
その鏡の向こう側で男はガラス越しの女を見つめる。
試着を終えて出ていく女。
そして、また入れ替わりに違う女が入ってくるのだった。