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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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ナルキッソスは死にましたー!「2ブックマーク」
職場で突然、カメコに自らをナルシストであるとカミングアウトしたカメオ。
苦笑いで返したカメコだが、
後日2人は付き合うことになった。

状況を補完してください。
15年12月01日 14:37
【ウミガメのスープ】 [シトウ]



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カメオ「あんな、俺、#b#自分のことめっちゃ好き#/b#やねん」
カメコ「は、はあ…そうなんですか…?」
苦笑いで返したカメコ。困惑のまま、その夜友人カメミに相談したところ
カメミ「カメオくん関西の人なんでしょ、だから「自分」は二人称なんじゃないの?」
カメコ「えっ…じゃ、じゃあ、私のこと、ええっ!?」
カメミ「あんた、フラグ叩き折ってどうすんのよ! 明日ちゃんと話してきなさい!w」

翌日、カメオに勘違いの件を謝ったカメコ。
もともと仲良く話をしていて、お互いに好意を持っていた2人は、
後日無事恋人になりました。

うん、爆発しろ。

元ネタ:とある掲示板の投稿より
人肉オークション「2ブックマーク」
#red#人肉オークション#/red#に参加していた一般人のカメオは
我慢出来ずについ『#red#人肉#/red#』を買ってしまった。
だがカメオとカメオの息子はとても嬉しそうだった。
カメオの息子は人肉が好きなわけではないのに、一体何故?

(※#b#以下の文は問題文の補足説明です。#/b#)
こんばんは。松神です。
皆さんは、『#red#人肉オークション#/red#』なるものをご存知でしょうか。
...おや?ご存知でない?
ふむ、では僭越ながらこの松神が説明をいたしましょう

『人肉オークション』とは、こっそり攫ってきたり、誘拐したり
連れてきたりした人間を『人肉』という商品としてお客様に提供させていただく画期的なオークションでございます。
基本的に参加は自由です...合言葉さえ知っていればですが。

参加していただく方には入口で配られた
番号札を持っていただき、オークション形式で出品された『人肉』の競り合いをしていただきます。
競り合いの中で最も高額な値段を提示した方には
見事『人肉』の所有権が与えられます。

競り落としていただいた『人肉』に関してはこちらで調理したり、血抜き処理などの下準備をしたりなどのサービスもございます。
勿論、そのままでお持ち帰りいただいても構いませんよ。お客様の自由にしていただいて構いません。お金さえ払ってくだされば...ね。
ルールは以上です。分かりましたかね?
それでは楽しいカニバリカーニバルの開幕です。
15年11月29日 20:52
【ウミガメのスープ】 [松神]



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カメオは人肉に興味があった。
それも人肉オークションに足繁く通う程に、だ。
この趣味は誰にも知られてはならない...
妻にも、息子にも。

だが悲劇は起こった。
いつも通りカメオが人肉オークションで
まだ知らぬ人肉の味に思いを馳せながら
入口で配られたカタログに目を通していると
カメオはあることに気付く。
出品されている『人肉』の中に知っている人物がいたのだ。
ただ知っているだけの人なら良かった
だがそれはカメオの息子だったのだ。

カメオの息子は最近カメオの帰りが遅いことを
怪しんでいたらしく、
それでカメオの跡を付けることにしたのだが
父であるカメオがオークション会場に入ったので外で待機していたところ
会場の警備員に見つかりオークションに出品されることになったらしい。

オークションは着々と進み、どんどん商品が競り落されていく。
そしてとうとうカメオの息子の番になった。
自分の息子だから助けてくれ...
そういったところで誰も耳を貸すものはいないだろう。
なんせ闇のオークションだ。違法なことなど沢山している
それにカメオはただの一般人だ。上客というわけでもない。
警察は呼んだところですぐには駆けつけては来られないだろうし、逆に自分の身も危ない。
ならば...
気が付いたらカメオは番号札を掲げていた。
提示額は300万。ここで人1人分を買うのには十分すぎる値段だ。

そうしてカメオは無事に息子を連れ帰ることが出来た。

息子「ありがとう...父さん。」
カメオ「いや、自分の息子のためなら、俺は何でもするよ」
息子「...本当に、ありがとう。父さん」
約束の拘束「2ブックマーク」
ある日を境にお洒落をやめた女と、ある日を境に女に頼ることをやめた男。

しばらくすると男は女に、一人では絶対外せない鎖をつけた。

その日を境に男はファッションを勉強し、その日を境に女は男に頼るようになった。

状況を補完し、男が一人では絶対外せない鎖を女につけた真意を解明してください。
13年04月01日 23:12
【ウミガメのスープ】 [水上]

80問目。今回も長文解説で。




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もう、ヒロはホントにしかたないんだから…

義姉のサヨの口癖である。

あの頃の俺は思い出すだけでも恥ずかしい… サヨ姉に甘えっぱなしだった。
何をするにも姉と一緒。泳げない俺をスパルタで泳げるようにし、夏休みの宿題は半分以上サヨ姉がやってくれた。お風呂も…いや、流石に小学校卒業とともに一緒に風呂に入るのは卒業したよ? ん?それでも遅いって?

兎にも角にも、当時の俺は重度のシスコンでサヨ姉に頼りっぱなしで育っていった。

#b#あの日#/b#がくるまでは。



#b#あの日#/b#は忘れもしない…ヒロが中学2年生、私が成人したばかりの時だった。

その当時のヒロはなんだか子供から大人に変わる途中っていうか、ちょっと胸板も厚くなってきて、あの可愛らしい甲高い声から男っぽい声に変わって、生意気に身長も私より大きくなっちゃって、以前の可愛らしいヒロもすごく良かったんだけど、こっちはこっちでなかなか…

って、話がそれっちゃったね。私ってば重度のブラコンで、弟の話になるとつい…

そうそう、二階の部屋でヒロがちっちゃい時の写真を眺めてウットリしてる時だった。

下の居間から今眺めてる写真のヒロからは想像もできない怒鳴り声が聞こえてきたの。

急いで下に駆けつけてみると、ヒロがお父さんに食ってかかっていた。

どうやらヒロは自分が貰われっ子だということを何かで知ったらしい。

お父さんを跳ね除け、振り返った時に私と目があった。

ヒロは一瞬戸惑いの表情を浮かべたけど、すぐに目を逸らして家を飛び出して行ってしまった。

「私、追っかけてくる!」

私は両親にそう告げて、ヒロを追っかけるために家を飛び出しんだ。



俺はこの家の実の子供ではないと知って親父に問い詰めた時、悲しい気持ちもあったが、実は嬉しい気持ちもあったんだ。

サヨ姉が実の姉ではない…

その事実が持つある可能性に俺は希望を見出してしまった。

そして、今俺がこの家を飛び出せば、サヨ姉が追っかけてくれるだろうと浅はかで愚かしい考えも浮かんだ。

親父を跳ね除け、振り返り、そのサヨ姉と目があった時、全てを見透かされたような気がした。

俺は羞恥で顔が赤く染まっていくのを感じ、すぐに目を逸らした。
先ほどの愚かな打算も吹っ飛んで、俺は靴も履かずに飛び出した。

すぐにサヨ姉が追っかけてきた。

俺はなんだか合わせる顔がなくて、どこまでも走って逃げた。

サヨ姉はどこまでも追っかけてきた。信号が赤に変わっているのに…



気付けば私は宙に浮いていた。

全てがスローモーション。

驚いているヒロの顔も視認できる。

地面がゆっくり近づいていき、そこで

私の意識は途切れた。



サヨ姉は奇跡的に無事だった。しかし失ったものが一つ。

#red#彼女の右手。#/red#

車に撥ね飛ばされ着地の際に、側溝に右手が引っ掛かり、そのまま千切れてしまった。

その右手もグシャグシャになってしまい、再生治療は不可能だった。

サヨ姉は右手首から先を失ってしまったのだ。愚かな俺の行動のせいで。

俺は自分を呪い、恥じ、責めた。

サヨ姉が入院中、学校にも行かずに自室に引きこもり、3日経った時に鍵が掛かっているドアが蹴破られた。

#b#鬼の形相の親父#/b#だった。

有無を言わさずぶん殴られる。

「いきなり何すんだっ!!」
「お前が今やるべきことはなんだ!? ここで不貞腐れていることか?サヨが帰ってきて今のお前を見てどう思う?お前が今優先すべきことを考えろッ!!」
「・・・」

そう、俺の優先すべきことはサヨ姉だ。俺が引きこもることで事態は何一つ好転しない。

「俺、殴られたの、生まれて初めてだ…」
「俺はお前の父親、だからな」
「・・・」
「…どした?」
「いや…殴られたところが超痛てぇ…」

そう言って俺は親父の胸に顔を埋めた。サヨ姉が入院中でホントに良かったと思った。



ううむ、やってしまった。右手までなくしたのに、傷ついて出て行ったヒロを抱きしめてあげられなかったとは…
しかも#b#アレ#/b#もなくしちゃうし…
利き手がなくなるとオシャレがめんどくさい。
着る服は簡単なものだけで、化粧もあっさりメイクになっちゃった。
そ・れ・に・し・て・も・だ。退院してからヒロが冷たい。
右手を失くして不自由なお姉ちゃんにかまってくれない!
あれだけおねぇちゃ〜ん、おねぇちゃ〜んって甘えていたヒロが一体どうしてこうなったのだ?



俺はガムシャラに勉強した。

クラスで中の下だった俺の成績は、学年3位にまで上がった。
地元の高校へ進学してからは三年間、学年1位の座を譲らなかった。
そして当時は試験を受けることさえも想像していなかった県外の難関大学に合格した。



「右手を無くして不自由な私をおいて行くのね、ヨヨヨ…」
「もう左手だけでなんでもできんじゃん。大学出たらこっちに戻ってくるからさ」
「チッ、4年間長え、まじ長え、まじパねえ」
「…月に一回は戻ります」

私とヒロとの別れは意外とあっさりしたものだった。
私はヒロの負担にならないようにと快く彼を送り出したのでした。


4年後…


地元で大手の会社に就職した俺は、ある決心をしていた。

プロポーズ、である。

決行はサヨ姉の誕生日。プレゼントは指輪ではなく…

「ブレスレット?」

「うん、今付けてあげる」

俺はサヨ姉の#b#左手首#/b#にブレスレットを着けてあげた。

「昔の記憶だとサヨ姉はいっつもブレスレット着けてたイメージがあるんだ。だから社会人になって初めてのプレゼントはブレスレットにしようって決めてたんだ」

「私、別にブレスレット好きだったわけじゃないよ?」

「…え?マジ?俺なんかやらかしちゃったっぽい?」

「でもヒロの記憶は間違いではない。ていうかちゃんと覚えてなさいよ。私が毎日着けていたのはヒロからの初めてのプレゼントだったから。まあ、縁日で買ってもらった安物だったけど」

「え?………え?」

「ヒロからブレスレット貰うのは二回目だと言っております。一回目のはゴメン。#b#あの時#/b#壊れちゃったんだ… だから、すごく…嬉しいよ」

「そう、だったんだ。…うん、喜んで貰えたのならこっちも嬉しいよ。あとこのブレスレットにはもう一つ意味があるんだ」

「ん?なに?」

「右手首だと抜けちゃうから、左手首にしか着けれない。でも左手首だと着けるのも外すのもサヨ姉一人じゃ絶対に無理なんだ」

「………ホンマや!?」

「これからは俺がブレスレットを着けてあげる。ブレスレットだけじゃない、俺はこれからずっとサヨ姉のそばにいて、サヨ姉を支えたいんだ。ようやくサヨ姉を支えられるだけの力を手に入れることができたから」

「…それってプロポーズってこと?」

「いやっ………じゃない、うん、プロポーズだ。サヨ姉、俺と結婚してください!」

「私達は義理とはいえ姉弟なんだよ? そんなの無理に決まってるじゃない。 ちゃんとわかって言ってるの? でも超うれしい。結婚式はどこがいいかな?海外もいいね!」

「どっち!?」

「フフッ、でも本当に私達が結ばれるには色んな障害が出てくるね。ヒロが何とかしてくれるの?」

「おうとも! 世界中を全て敵に回してもサヨ姉を守って見せる!」

「その台詞はダセぇ! …でも嬉しいよヒロ」

「俺と結婚してくれますか?」



「ホントに…しかた、ないんだから…ヒロはぁ…」
今までふざけながら何とか我慢していた涙腺が決壊してしまった。

私は自然とヒロの胸に吸い込まれた。

生意気にもちょうど私の顔の位置にヒロの胸板がある。

私はそこに顔をうずめ、さらにワガママを重ねる。

「私、もっとオシャレしたい、ヒロが着せてくれる?」

「うん、俺もファッション勉強するよ。サヨ姉をカッコ可愛い女にするのだ」

「あんまり、料理のレパートリー多くないよ?」

「サヨ姉のカレーがあれば、半年続いても楽勝」

「一年続いたら?」

「カレーうどんにアレンジして食う」

「ハハッ、合格だ。ヒロ…結婚、しよ?」


一年後…


昼下がりの公園。
散歩をしているカップル。
彼女は右手首から先が無い。
しかし、全然悲壮な感じはしない。
むしろ、この公園の中で一番幸せそうだ。
左手首には銀色のブレスレット。
お揃いの指輪が薬指にはまっている。
その手を強く握っている男の顔も、
彼女の次に幸せそうな顔をしている。
一病息災?「2ブックマーク」
生まれてこのかた、大きな病気やケガをしたことがない、超元気なラテコ。
そんな彼女の最近の悩みは、
「ケガや病気が無いこと」。
一体どうして? 病気なんていいこと一つもないよ?
15年11月19日 16:03
【ウミガメのスープ】 [シトウ]

最近瞬殺多いのでどげんかせんといかん




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地域の老人会にて。
カメオ(86)「最近すっかり足が弱ってのう、走れなくなったわ」
カメミ(85)「あたしなんかヘルニアで…もうダメね。起き上がるのもやっとよ」
カメコ(87)「わたし、くしゃみしたらあばら骨が折れちゃって…」
カメヤス(90)「モゴ…おっと、入れ歯が」
ワイワイ
ラテコ(93)「わ、話題に乗れない…」

要約
老人会で話題に困るから。

元ネタ:シルバー川柳より『無病だと 話題に困る 老人会』
大根役者「2ブックマーク」
大根を手に取り頭上に振り上げる、自称幸薄い女子高生。
いったい彼女は何がしたかったのだろうか?
15年03月17日 23:01
【ウミガメのスープ】 [junpocke]



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満員電車の中。
女子高生、アケミちゃんは不思議な感触に違和感を感じた。まさか・・・痴漢?!
こんな幸薄い私でも痴漢されちゃうなんて・・・・・・ダメよ~ダメダメ!
私ったら何を考えてるの!痴漢よ!痴漢!断罪よ!

アケミちゃんは、決死の覚悟でその手を取り、振り上げた。
「この人痴漢です!!!」
乗客の視線が彼女に向けられる。

アケミちゃんは大根を手に取り、嬉しそうにしていた。