動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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パニックスワロー「2ブックマーク」
「見てあそこ!ツバメが巣を作ってる!」

そう嬉しそうに話す少年を見て、男は慌てて逃げ出した。

いったい何故だろうか?
15年12月05日 23:30
【ウミガメのスープ】 [なさ]



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男は空き巣。

ボロアパートの3階の部屋をピッキングし、部屋の中を物色していたところ
近くの道で少年がこちらに向かって指を刺して、母親に話しかけている姿を窓から目撃する。
少年はツバメの巣を見つけて指差していただけなのだが
自分が空き巣に入っているところを見られたと勘違いした男は慌てて逃げ出したのだ。
老いて逝った父が置いていった遺産は売っても1000円ほどの値しかつかない古びた時計だけだった。
しかし、息子のカメオはその時計のおかげで巨万の富を得ることになる。

一体何故だろう?
15年09月26日 20:31
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



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父の葬儀が終わって数日後、息子のカメオは父の遺品整理をしていました。
実家の倉庫を開けてみると、そこには大量の古びた時計が眠っていました。
生前、時計工場を経営していた父が、捨てるに捨てられず取っておいた在庫なのでしょう。
あまり高値は付きそうにありませんでしたが、これを捨てるのも忍びないと思ったカメオは、この時計を元手に時計販売事業を起こすこととしました。
すると、カメオには商売の才能があったのか、古びた時計から始めたこの事業はあれよあれよと大成長!
今では量産品から高級時計まで扱うようになり、カメオは巨万の富を得ることとなりました。
ですが、「父さんが生きてるうちに俺が時計を売ってやれば、もっといい暮らしさせてやれたのかな。」と、どこか寂しそうなカメオなのでした。
月刊ラテシン「2ブックマーク」
毎月10日に発売される「月刊ラテシン」。
ロペぞうは、この雑誌を毎月愛読している。

10日、最新号が発売される。
この日を待ち遠しく思っていたロペぞうは喜んで読みに行った。

しかし、この日、ロペぞうはこの雑誌の最新号を手に取ることはなかった。

一体なぜ?
15年09月26日 19:51
【ウミガメのスープ】 [ルイロペ象]



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ロペぞうがよく通う図書館にも月刊ラテシンが置かれていた。
しかしこの図書館では雑誌の最新号は貸出禁止になっている。月刊ラテシンも例外ではない。

家で無料で読みたいので、図書館で月刊ラテシンを借りて読んでいるロペぞうは、その日に借りられるようになった先月号の月刊ラテシンを持って窓口へと向かった。

以上、私の日常スープでした。
小さい失敗「2ブックマーク」
カメコは恋人のカメオを職場でいじめる(カメオの)上司であるウミオ係長を憎んでいた。
そのため、カメコはウミオが一カ月後に死ぬように呪いをかけた。
……しかし、一カ月に呪いで死んだのはカメオであった。
一体なぜ?
15年09月02日 23:12
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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~登場人物~
山田カメコ 鈴木カメオ 鈴木ウミオ

山田カメコは#b#『一カ月後に○○株式会社××課の鈴木係長が死ぬ』#/b#という内容の呪いをかけた。
鈴木係長というのはもちろんウミオのことである。
しかし、その後すぐにウミオの部下いじめが発覚して、ウミオは会社をクビになった。
そして、次にその課の係長に指名されたのは鈴木カメオであった。
偶然にもウミオと同じ#b#『鈴木係長』#/b#になったのである。
カメコは結果的にウミオがいなくなったことに満足して呪いのことをすっかり忘れていたが……。

……一ヶ月後にカメコのかけた呪いは文字通りの効果を発揮し……#red#地位#/red#の#red#差異#/red#で悲劇が起きたのだった。
回想「2ブックマーク」
太郎は学校に行くのが好きではなかった。
冬の寒いある日のこと。
太郎は昼になってから家を出て、学校の登下校の道を何度も行ったり来たりした。

なぜ?
14年02月09日 12:25
【ウミガメのスープ】 [3000才]



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今から25年以上前。
僕がまだ10歳にも満たない頃、
東京に大雪が降って学校が休みになった。

朝、雪だよと母親に言われて起きた。
嘘!と言って、瞬間に目が覚めた。
学校が休みになったことを電話で連絡を受けた母親から聞くと
今日は雪の上に学校が休みなんて
信じられないくらいラッキーだと思った。

昼過ぎ、雪が少し穏やかになると
今ならおっくうで着けないような毛糸の手袋を
母親に言われてしっかり身に着け
僕はプラスチック製の青いソリを持って外に出た。
冬に入る前、買ってもらったばっかりの青いソリが
早速役に立つと思うとわくわくした。

家の前の急な坂がスタートラインで
体を押し出すとソリが動いて風を切る。
一番楽しいのは坂が左に曲がるとこだ。
曲がる寸前に体をちょっと左に傾けただけで
スピードの乗ったソリが思いきり曲がる。
それが楽しくて坂がお終いになるゴール地点から
降りる時の何倍も時間をかけて
スタート地点まで戻る。

その日は何度も何度も青いソリに乗り
何度も何度も左に曲がるカーブ地点を楽しんだ。

夜、想像する。
明日の学校でみんなは何したんだろうと聞く。
僕はソリに乗ったとみなに言う。
道徳の時間はもしかしたら雪合戦の時間になるかも。
僕は明日学校に行くのが楽しみになった。