「殺」「2ブックマーク」
男は人を殺し、逮捕された。
それを知った女は喜んで、自殺した。
なぜだろう?
それを知った女は喜んで、自殺した。
なぜだろう?
15年11月12日 19:08
【ウミガメのスープ】 [しゅんわ]
【ウミガメのスープ】 [しゅんわ]
解説を見る
実は男と女は恋人。
2人が喧嘩してしまったある日、
女は「私のことを愛してるなら何か大きいことをしてみてよ!」と言った。
すると男は
「分かった。じゃあ一週間ニュース見て待ってろよ!」
と言って
出ていってしまった。
そう。男がした大きなこととは
殺人。
女はニュースでそのことを知ると、
「まだ愛していてくれたんだ・・・」
と喜んだ。
しかし
それと同時に
「何であんなこと言ったのだろう」
という
自責の念が生まれてしまった。
結局、女はそれに耐え切れず
自殺してしまった・・・
2人が喧嘩してしまったある日、
女は「私のことを愛してるなら何か大きいことをしてみてよ!」と言った。
すると男は
「分かった。じゃあ一週間ニュース見て待ってろよ!」
と言って
出ていってしまった。
そう。男がした大きなこととは
殺人。
女はニュースでそのことを知ると、
「まだ愛していてくれたんだ・・・」
と喜んだ。
しかし
それと同時に
「何であんなこと言ったのだろう」
という
自責の念が生まれてしまった。
結局、女はそれに耐え切れず
自殺してしまった・・・
「事故に注意!」「2ブックマーク」
男は、駐車場に止まっている車を一台一台見ながら歩いている。
すべての車を見終わると最初の場所に戻り、また一台一台見て歩く。
駐車場の警備員は不審に思って男に近づいたが、会話するまでもなく男の行動の意味に気付いた。
さて、男は何をしていたのか?
すべての車を見終わると最初の場所に戻り、また一台一台見て歩く。
駐車場の警備員は不審に思って男に近づいたが、会話するまでもなく男の行動の意味に気付いた。
さて、男は何をしていたのか?
15年11月07日 21:48
【ウミガメのスープ】 [えぜりん]
【ウミガメのスープ】 [えぜりん]
解説を見る
男は、日本語で数字を読む練習として、車のナンバープレートを読み上げていた。
以下、どうでもいい詳細。
男はだいぶ若く見えた。
中学生か高校生か…大人だとしてもせいぜいハタチくらいだろう。
男は駐車場を歩きながら、車のナンバーをひとつひとつ読み上げていた。
「いちにさんよん(1234)」「ごろくすぃちあち(5678)」というように。
警備員は男の行動を見とがめて近づいたが、たどたどしい発音を聞いて、彼が数字の日本語読みを練習しているのだと気が付いた。
─ 中国人か韓国人か…あるいは帰国子女かもしれんな…
警備員は、男に向かって言った。
「おい、にいちゃんよ。『2(に)』とか『5(ご)』とかはな、数字だけをずらずら言うときには『にい』『ごう』って、音を伸ばすんだぜ。」
男には、警備員の言葉をすべて理解できるほどの日本語力はなかっただろう。
だが、要点は通じたらしい。
「あ、そですぃた。『いち にい? さん よん ごう?』」
警備員はコントのような演技で『車に触るな』『事故に気を付けろ』とだけ注意してその場を去った。
その後、男は駐車場内を五周ほど回り、警備員の元にやってきた。
とても晴れやかな笑顔を浮かべている。
「ども、ありがと、ござますぃた!」
「おう!頑張れよ!」
─ ちょっとくらい言葉が不自由でも、あの笑顔があれば何とかなるだろう…
警備員はそう思いつつ、男を見送った。
以下、更なる蛇足。
この方法は、数字をランダムに出題されている状態に近く、外国語の数詞習得法としては結構おすすめです。
何といっても、歩きながらできるのです!
難易度アップの応用法もあります!
ただし、夢中になり過ぎて何かにぶつかったりしないようご注意ください。
以下、どうでもいい詳細。
男はだいぶ若く見えた。
中学生か高校生か…大人だとしてもせいぜいハタチくらいだろう。
男は駐車場を歩きながら、車のナンバーをひとつひとつ読み上げていた。
「いちにさんよん(1234)」「ごろくすぃちあち(5678)」というように。
警備員は男の行動を見とがめて近づいたが、たどたどしい発音を聞いて、彼が数字の日本語読みを練習しているのだと気が付いた。
─ 中国人か韓国人か…あるいは帰国子女かもしれんな…
警備員は、男に向かって言った。
「おい、にいちゃんよ。『2(に)』とか『5(ご)』とかはな、数字だけをずらずら言うときには『にい』『ごう』って、音を伸ばすんだぜ。」
男には、警備員の言葉をすべて理解できるほどの日本語力はなかっただろう。
だが、要点は通じたらしい。
「あ、そですぃた。『いち にい? さん よん ごう?』」
警備員はコントのような演技で『車に触るな』『事故に気を付けろ』とだけ注意してその場を去った。
その後、男は駐車場内を五周ほど回り、警備員の元にやってきた。
とても晴れやかな笑顔を浮かべている。
「ども、ありがと、ござますぃた!」
「おう!頑張れよ!」
─ ちょっとくらい言葉が不自由でも、あの笑顔があれば何とかなるだろう…
警備員はそう思いつつ、男を見送った。
以下、更なる蛇足。
この方法は、数字をランダムに出題されている状態に近く、外国語の数詞習得法としては結構おすすめです。
何といっても、歩きながらできるのです!
難易度アップの応用法もあります!
ただし、夢中になり過ぎて何かにぶつかったりしないようご注意ください。
「レアスクーター」「2ブックマーク」
昨日コンビニでタバコを買って店から出たら
知らない男が俺の原付をムービー撮影してたんだ。
どこにでもあるやっすい原付だぜ?何でだったと思う?
知らない男が俺の原付をムービー撮影してたんだ。
どこにでもあるやっすい原付だぜ?何でだったと思う?
17年05月31日 21:11
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]
解説を見る
原付でコンビニに来て、タバコを買うだけだったからエンジンかけっぱのままコンビニ入ったのよ。
ムービー撮影してた男はどこの国だったか忘れたけど外国人でよ、わけを聞いてみると
「よく盗まれないな!俺の国だったら2秒で盗まれてるぜ!
珍しいから国に帰ったらみんなに見せてやるんだ!」
だってさ。どんだけ治安悪いんだよって話だよな。
ムービー撮影してた男はどこの国だったか忘れたけど外国人でよ、わけを聞いてみると
「よく盗まれないな!俺の国だったら2秒で盗まれてるぜ!
珍しいから国に帰ったらみんなに見せてやるんだ!」
だってさ。どんだけ治安悪いんだよって話だよな。
「ベストコンビ」「2ブックマーク」
世間を騒がせる連続強盗犯カメオ。
彼の緻密な犯行は全て、IQ200の頭脳を誇るウミコによって計画されている。
しかし、ウミコの立てる犯行計画はいつもどこかに穴があり、
実際にその通りに行動すると必ず失敗してしまうのだという。
そのことについてカメオは一切文句を言おうとしないのだが、
それはなぜ?
またどうしてウミコの計画には穴があるのか?
彼の緻密な犯行は全て、IQ200の頭脳を誇るウミコによって計画されている。
しかし、ウミコの立てる犯行計画はいつもどこかに穴があり、
実際にその通りに行動すると必ず失敗してしまうのだという。
そのことについてカメオは一切文句を言おうとしないのだが、
それはなぜ?
またどうしてウミコの計画には穴があるのか?
15年11月01日 21:09
【ウミガメのスープ】 [ムク]
【ウミガメのスープ】 [ムク]
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天才小説家ウミコの描く強盗犯カメオシリーズは、最新作がいつも社会現象になるほどの超人気作品だ。
微に入り細を穿つ描写が読者を惹きつけて離さない。
しかし、あまりに精巧な手口が模倣されて実際の犯罪に利用されるのを恐れたウミコは、
敢えて実際は成立しない部分(防犯システム等)を毎回取り入れているのだった。
微に入り細を穿つ描写が読者を惹きつけて離さない。
しかし、あまりに精巧な手口が模倣されて実際の犯罪に利用されるのを恐れたウミコは、
敢えて実際は成立しない部分(防犯システム等)を毎回取り入れているのだった。
「これで、勘弁してあげる。」「2ブックマーク」
全然帰ってこない夫を次第に憎むようになった妻。
ある日の夜遅く、家に帰ってきた夫を妻は殺してやろうかと思ったが夫の話を聞いて気が変わり、そのまま夫と寝ることにした。
しかし翌朝。夫は荒野で目を覚ますことになった。
状況を説明してください。
ある日の夜遅く、家に帰ってきた夫を妻は殺してやろうかと思ったが夫の話を聞いて気が変わり、そのまま夫と寝ることにした。
しかし翌朝。夫は荒野で目を覚ますことになった。
状況を説明してください。
15年06月03日 00:35
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
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これは今となってはもう昔の話である。
鎌倉時代の頃であったか。
私の夫はいい人ではあるのだけれど、お調子者で家も没落し、家族からは勘当同然の扱いを受けていた。
なんとか復興しようと、ある日夫が私に提案をした。
田畑を売って着物にして、それを都に売りにいく。
彼に商売が出来るのか?
そう瞬時に不安になったが、彼の目を見ると、とても止めろとは言えなかった。彼も彼なりに、私のことを考えていることが伝わったからだ。
「今年の秋には帰る」
そう言って夫は京の都へと出稼ぎに行ってしまった。
だが、その年の秋になっても夫は帰ってこなかった。
そしてそれからしばらくして、近くで戦が起きて、近隣の村が壊滅したと言う話が流れ込み、村人達は一斉に避難を始めた。
村の人たちは「一緒に行きましょう」と言ってくれたが、夫が帰ってきた時に誰もいなかったら、彼はどう思うだろうか。
少し悩んで、私は行かないことにした。
しばらくして来た兵士達からは廃屋のなかに隠れてやり過ごした。
それでも、夫は帰ってこない。
たまに男が戻って来て私に言いよって来たりもしたが、私には夫がいる。しつこい人には包丁を持って追い返した。
それでも、夫は帰ってこない。
やがて、食料がほとんど尽きてしまった。
それでも、夫は帰ってこない。
やがて、病気になって寝込んでしまった。
それでも、夫は帰ってこない。
気付いたら、幽霊になっていた。
それでも、夫は帰ってこない。
優麗になっても、待ち続けた。
それでも、夫は帰ってこない。
段々と、夫を憎むようになった。彼はもしかしたら都で新しい女と暮らしてるのではないか?
そう思えてならなかった。
それでも、夫は帰ってこない。
段々と殺意が湧いて来た。帰って来たら殺してやろうと思うようになった。
それでも、夫は帰ってこない。
しかしある日ついに、夫が尋ねて来たのだ。
「よくぞ戻って来てくれました」
憎しみを打ちに隠しながら言って夫の顔を見ると、私は少し言葉に詰まった。
夫のやつれ細った、見るに耐えない酷い顔。
それでも、彼の表情からは私を見た驚きと、嬉しさが感じ取れた。
でも、憎しみは消えない。
寝込んだ所を殺してやろうと思いながら中に入れると、夫が開口一番、頭を下げて来たのだ。
「すまなかった」
彼が謝ったのは、これが初めてであった。
そして、彼はここに来るまでのいきさつを涙ながらに話しはじめた。
都で商品が全部売れたこと。
そしてその時、私の住んでいる所で戦が起きたのを知って、慌てて帰ろうとしたこと。
その途中、野盗に襲われてお金も、物も全てとられて死にかけたこと。
偶然助けてもらった者から、ここの有様とここまでにいくつもの関所が出来ていて、到底行くことは出来ないこと。
それで私はもう逃げたか死んだのだと思って、もう一度、京に死にかけながら戻ったこと。
しかし都でも疫病が蔓延していて世の無常を悟り、なんとかして私の家に戻って来たこと。
彼の話を聞きながら、私の中にあった殺意は急速にしぼんでいった。そして、蘇って来たのは、彼に再び会えた喜びであった。
そうだ。
彼が悪いのではない。この世の中が悪かったのだ。
その中でも、彼は必死に抗ったのだ。
私も、これまでのいきさつを話すことにした。しかし、私がすでに死んでいて、この家も跡形もなくなっていることは語らなかった。
せめて、今晩だけは。彼と再会の嬉しさを人として噛み締めたかったからだ。
ずっと謝り続ける彼に、私は「いえ、あなたと会えただけで、本当に幸せです」と言った。
当然、それはもう本心になっていた。
〜〜〜
翌朝、男が目を覚ますと、そこは荒野であった。
草が鬱蒼と生い茂っている。
これは一体どういうことだと思って、辺りを見回すと、元は家だったのだと言うことが分かった。
そして、一つの墓を見つけた。
夫は気付いた。
妻はやはり、もう死んでいたのだと。
妻の墓には、一つ、歌が書き付けられていたそうだ。
「さりともと 思ふ心にはかられて 世にもけふまで いける命か」
(それでもいつかは帰って来ると思う自分の気持ちに騙されて、本当にまあここまで生きながらえたものです)
元ネタ:雨月物語〜浅茅が宿〜(歌も今回は作中のものを抜粋させて、意訳を付けさせて頂きました)
鎌倉時代の頃であったか。
私の夫はいい人ではあるのだけれど、お調子者で家も没落し、家族からは勘当同然の扱いを受けていた。
なんとか復興しようと、ある日夫が私に提案をした。
田畑を売って着物にして、それを都に売りにいく。
彼に商売が出来るのか?
そう瞬時に不安になったが、彼の目を見ると、とても止めろとは言えなかった。彼も彼なりに、私のことを考えていることが伝わったからだ。
「今年の秋には帰る」
そう言って夫は京の都へと出稼ぎに行ってしまった。
だが、その年の秋になっても夫は帰ってこなかった。
そしてそれからしばらくして、近くで戦が起きて、近隣の村が壊滅したと言う話が流れ込み、村人達は一斉に避難を始めた。
村の人たちは「一緒に行きましょう」と言ってくれたが、夫が帰ってきた時に誰もいなかったら、彼はどう思うだろうか。
少し悩んで、私は行かないことにした。
しばらくして来た兵士達からは廃屋のなかに隠れてやり過ごした。
それでも、夫は帰ってこない。
たまに男が戻って来て私に言いよって来たりもしたが、私には夫がいる。しつこい人には包丁を持って追い返した。
それでも、夫は帰ってこない。
やがて、食料がほとんど尽きてしまった。
それでも、夫は帰ってこない。
やがて、病気になって寝込んでしまった。
それでも、夫は帰ってこない。
気付いたら、幽霊になっていた。
それでも、夫は帰ってこない。
優麗になっても、待ち続けた。
それでも、夫は帰ってこない。
段々と、夫を憎むようになった。彼はもしかしたら都で新しい女と暮らしてるのではないか?
そう思えてならなかった。
それでも、夫は帰ってこない。
段々と殺意が湧いて来た。帰って来たら殺してやろうと思うようになった。
それでも、夫は帰ってこない。
しかしある日ついに、夫が尋ねて来たのだ。
「よくぞ戻って来てくれました」
憎しみを打ちに隠しながら言って夫の顔を見ると、私は少し言葉に詰まった。
夫のやつれ細った、見るに耐えない酷い顔。
それでも、彼の表情からは私を見た驚きと、嬉しさが感じ取れた。
でも、憎しみは消えない。
寝込んだ所を殺してやろうと思いながら中に入れると、夫が開口一番、頭を下げて来たのだ。
「すまなかった」
彼が謝ったのは、これが初めてであった。
そして、彼はここに来るまでのいきさつを涙ながらに話しはじめた。
都で商品が全部売れたこと。
そしてその時、私の住んでいる所で戦が起きたのを知って、慌てて帰ろうとしたこと。
その途中、野盗に襲われてお金も、物も全てとられて死にかけたこと。
偶然助けてもらった者から、ここの有様とここまでにいくつもの関所が出来ていて、到底行くことは出来ないこと。
それで私はもう逃げたか死んだのだと思って、もう一度、京に死にかけながら戻ったこと。
しかし都でも疫病が蔓延していて世の無常を悟り、なんとかして私の家に戻って来たこと。
彼の話を聞きながら、私の中にあった殺意は急速にしぼんでいった。そして、蘇って来たのは、彼に再び会えた喜びであった。
そうだ。
彼が悪いのではない。この世の中が悪かったのだ。
その中でも、彼は必死に抗ったのだ。
私も、これまでのいきさつを話すことにした。しかし、私がすでに死んでいて、この家も跡形もなくなっていることは語らなかった。
せめて、今晩だけは。彼と再会の嬉しさを人として噛み締めたかったからだ。
ずっと謝り続ける彼に、私は「いえ、あなたと会えただけで、本当に幸せです」と言った。
当然、それはもう本心になっていた。
〜〜〜
翌朝、男が目を覚ますと、そこは荒野であった。
草が鬱蒼と生い茂っている。
これは一体どういうことだと思って、辺りを見回すと、元は家だったのだと言うことが分かった。
そして、一つの墓を見つけた。
夫は気付いた。
妻はやはり、もう死んでいたのだと。
妻の墓には、一つ、歌が書き付けられていたそうだ。
「さりともと 思ふ心にはかられて 世にもけふまで いける命か」
(それでもいつかは帰って来ると思う自分の気持ちに騙されて、本当にまあここまで生きながらえたものです)
元ネタ:雨月物語〜浅茅が宿〜(歌も今回は作中のものを抜粋させて、意訳を付けさせて頂きました)