「【ラテクエ56】 レジェンド、山を降る」「2ブックマーク」
老いて逝った父が置いていった遺産は売っても1000円ほどの値しかつかない古びた時計だけだった。
しかし、息子のカメオはその時計のおかげで巨万の富を得ることになる。
一体何故だろう?
しかし、息子のカメオはその時計のおかげで巨万の富を得ることになる。
一体何故だろう?
15年09月26日 20:31
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
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父の葬儀が終わって数日後、息子のカメオは父の遺品整理をしていました。
実家の倉庫を開けてみると、そこには大量の古びた時計が眠っていました。
生前、時計工場を経営していた父が、捨てるに捨てられず取っておいた在庫なのでしょう。
あまり高値は付きそうにありませんでしたが、これを捨てるのも忍びないと思ったカメオは、この時計を元手に時計販売事業を起こすこととしました。
すると、カメオには商売の才能があったのか、古びた時計から始めたこの事業はあれよあれよと大成長!
今では量産品から高級時計まで扱うようになり、カメオは巨万の富を得ることとなりました。
ですが、「父さんが生きてるうちに俺が時計を売ってやれば、もっといい暮らしさせてやれたのかな。」と、どこか寂しそうなカメオなのでした。
実家の倉庫を開けてみると、そこには大量の古びた時計が眠っていました。
生前、時計工場を経営していた父が、捨てるに捨てられず取っておいた在庫なのでしょう。
あまり高値は付きそうにありませんでしたが、これを捨てるのも忍びないと思ったカメオは、この時計を元手に時計販売事業を起こすこととしました。
すると、カメオには商売の才能があったのか、古びた時計から始めたこの事業はあれよあれよと大成長!
今では量産品から高級時計まで扱うようになり、カメオは巨万の富を得ることとなりました。
ですが、「父さんが生きてるうちに俺が時計を売ってやれば、もっといい暮らしさせてやれたのかな。」と、どこか寂しそうなカメオなのでした。
「月刊ラテシン」「2ブックマーク」
毎月10日に発売される「月刊ラテシン」。
ロペぞうは、この雑誌を毎月愛読している。
10日、最新号が発売される。
この日を待ち遠しく思っていたロペぞうは喜んで読みに行った。
しかし、この日、ロペぞうはこの雑誌の最新号を手に取ることはなかった。
一体なぜ?
ロペぞうは、この雑誌を毎月愛読している。
10日、最新号が発売される。
この日を待ち遠しく思っていたロペぞうは喜んで読みに行った。
しかし、この日、ロペぞうはこの雑誌の最新号を手に取ることはなかった。
一体なぜ?
15年09月26日 19:51
【ウミガメのスープ】 [ルイロペ象]
【ウミガメのスープ】 [ルイロペ象]
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ロペぞうがよく通う図書館にも月刊ラテシンが置かれていた。
しかしこの図書館では雑誌の最新号は貸出禁止になっている。月刊ラテシンも例外ではない。
家で無料で読みたいので、図書館で月刊ラテシンを借りて読んでいるロペぞうは、その日に借りられるようになった先月号の月刊ラテシンを持って窓口へと向かった。
以上、私の日常スープでした。
しかしこの図書館では雑誌の最新号は貸出禁止になっている。月刊ラテシンも例外ではない。
家で無料で読みたいので、図書館で月刊ラテシンを借りて読んでいるロペぞうは、その日に借りられるようになった先月号の月刊ラテシンを持って窓口へと向かった。
以上、私の日常スープでした。
「小さい失敗」「2ブックマーク」
カメコは恋人のカメオを職場でいじめる(カメオの)上司であるウミオ係長を憎んでいた。
そのため、カメコはウミオが一カ月後に死ぬように呪いをかけた。
……しかし、一カ月に呪いで死んだのはカメオであった。
一体なぜ?
そのため、カメコはウミオが一カ月後に死ぬように呪いをかけた。
……しかし、一カ月に呪いで死んだのはカメオであった。
一体なぜ?
15年09月02日 23:12
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
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~登場人物~
山田カメコ 鈴木カメオ 鈴木ウミオ
山田カメコは#b#『一カ月後に○○株式会社××課の鈴木係長が死ぬ』#/b#という内容の呪いをかけた。
鈴木係長というのはもちろんウミオのことである。
しかし、その後すぐにウミオの部下いじめが発覚して、ウミオは会社をクビになった。
そして、次にその課の係長に指名されたのは鈴木カメオであった。
偶然にもウミオと同じ#b#『鈴木係長』#/b#になったのである。
カメコは結果的にウミオがいなくなったことに満足して呪いのことをすっかり忘れていたが……。
……一ヶ月後にカメコのかけた呪いは文字通りの効果を発揮し……#red#地位#/red#の#red#差異#/red#で悲劇が起きたのだった。
山田カメコ 鈴木カメオ 鈴木ウミオ
山田カメコは#b#『一カ月後に○○株式会社××課の鈴木係長が死ぬ』#/b#という内容の呪いをかけた。
鈴木係長というのはもちろんウミオのことである。
しかし、その後すぐにウミオの部下いじめが発覚して、ウミオは会社をクビになった。
そして、次にその課の係長に指名されたのは鈴木カメオであった。
偶然にもウミオと同じ#b#『鈴木係長』#/b#になったのである。
カメコは結果的にウミオがいなくなったことに満足して呪いのことをすっかり忘れていたが……。
……一ヶ月後にカメコのかけた呪いは文字通りの効果を発揮し……#red#地位#/red#の#red#差異#/red#で悲劇が起きたのだった。
「回想」「2ブックマーク」
太郎は学校に行くのが好きではなかった。
冬の寒いある日のこと。
太郎は昼になってから家を出て、学校の登下校の道を何度も行ったり来たりした。
なぜ?
冬の寒いある日のこと。
太郎は昼になってから家を出て、学校の登下校の道を何度も行ったり来たりした。
なぜ?
14年02月09日 12:25
【ウミガメのスープ】 [3000才]
【ウミガメのスープ】 [3000才]
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今から25年以上前。
僕がまだ10歳にも満たない頃、
東京に大雪が降って学校が休みになった。
朝、雪だよと母親に言われて起きた。
嘘!と言って、瞬間に目が覚めた。
学校が休みになったことを電話で連絡を受けた母親から聞くと
今日は雪の上に学校が休みなんて
信じられないくらいラッキーだと思った。
昼過ぎ、雪が少し穏やかになると
今ならおっくうで着けないような毛糸の手袋を
母親に言われてしっかり身に着け
僕はプラスチック製の青いソリを持って外に出た。
冬に入る前、買ってもらったばっかりの青いソリが
早速役に立つと思うとわくわくした。
家の前の急な坂がスタートラインで
体を押し出すとソリが動いて風を切る。
一番楽しいのは坂が左に曲がるとこだ。
曲がる寸前に体をちょっと左に傾けただけで
スピードの乗ったソリが思いきり曲がる。
それが楽しくて坂がお終いになるゴール地点から
降りる時の何倍も時間をかけて
スタート地点まで戻る。
その日は何度も何度も青いソリに乗り
何度も何度も左に曲がるカーブ地点を楽しんだ。
夜、想像する。
明日の学校でみんなは何したんだろうと聞く。
僕はソリに乗ったとみなに言う。
道徳の時間はもしかしたら雪合戦の時間になるかも。
僕は明日学校に行くのが楽しみになった。
僕がまだ10歳にも満たない頃、
東京に大雪が降って学校が休みになった。
朝、雪だよと母親に言われて起きた。
嘘!と言って、瞬間に目が覚めた。
学校が休みになったことを電話で連絡を受けた母親から聞くと
今日は雪の上に学校が休みなんて
信じられないくらいラッキーだと思った。
昼過ぎ、雪が少し穏やかになると
今ならおっくうで着けないような毛糸の手袋を
母親に言われてしっかり身に着け
僕はプラスチック製の青いソリを持って外に出た。
冬に入る前、買ってもらったばっかりの青いソリが
早速役に立つと思うとわくわくした。
家の前の急な坂がスタートラインで
体を押し出すとソリが動いて風を切る。
一番楽しいのは坂が左に曲がるとこだ。
曲がる寸前に体をちょっと左に傾けただけで
スピードの乗ったソリが思いきり曲がる。
それが楽しくて坂がお終いになるゴール地点から
降りる時の何倍も時間をかけて
スタート地点まで戻る。
その日は何度も何度も青いソリに乗り
何度も何度も左に曲がるカーブ地点を楽しんだ。
夜、想像する。
明日の学校でみんなは何したんだろうと聞く。
僕はソリに乗ったとみなに言う。
道徳の時間はもしかしたら雪合戦の時間になるかも。
僕は明日学校に行くのが楽しみになった。
「あるバンパイヤの末路」「2ブックマーク」
漆黒の闇の中で蠢く影。
男は朦朧としながら血を探し彷徨う。大袈裟に言うなれば吸血鬼だ。
獲物はなかなか見つからない。
男はいい方法を思いつきポンと手を叩いたが、その方法を実行することはなかった。
いったい何故だろうか?
男は朦朧としながら血を探し彷徨う。大袈裟に言うなれば吸血鬼だ。
獲物はなかなか見つからない。
男はいい方法を思いつきポンと手を叩いたが、その方法を実行することはなかった。
いったい何故だろうか?
14年02月03日 21:38
【ウミガメのスープ】 [水上]
【ウミガメのスープ】 [水上]
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暗がりでもぞもぞ寝返りを打つ田中。
足の親指と人差し指の間の所が物凄く痒い。
あまりの痒さに田中は眠たいのを我慢してノロノロと起き上がる。
熟睡中に起きたので意識は朦朧としている。しかし田中は安眠を得るために探さなければいけない。
自分の血でパンパンに腹を膨らませながら飛び回るアイツを。人類の憎き敵。大袈裟に言うなれば吸血鬼。
しかしその吸血鬼はかなり小さい。
電気をつけて探すも全く見つからない。
田中はあることを思い出しポンっと手を叩いた。
「プチッ」
その瞬間、にっくきバンパイアは間抜けにも手と手の間に潰されて絶命していた。
去年買った蚊取り線香が残っていたことを思い出したのだが、
蚊取り線香を焚くまでもなく目的を果たした田中は、電気を消して再び眠りについた。
新たなるバンパイアが近づいていることも知らずに…
足の親指と人差し指の間の所が物凄く痒い。
あまりの痒さに田中は眠たいのを我慢してノロノロと起き上がる。
熟睡中に起きたので意識は朦朧としている。しかし田中は安眠を得るために探さなければいけない。
自分の血でパンパンに腹を膨らませながら飛び回るアイツを。人類の憎き敵。大袈裟に言うなれば吸血鬼。
しかしその吸血鬼はかなり小さい。
電気をつけて探すも全く見つからない。
田中はあることを思い出しポンっと手を叩いた。
「プチッ」
その瞬間、にっくきバンパイアは間抜けにも手と手の間に潰されて絶命していた。
去年買った蚊取り線香が残っていたことを思い出したのだが、
蚊取り線香を焚くまでもなく目的を果たした田中は、電気を消して再び眠りについた。
新たなるバンパイアが近づいていることも知らずに…