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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

【こいよ、と願う春】「2ブックマーク」
僕は春が来ることを待ち望んでいたのに

いざ訪れると『春なんて来なければ良いのに!』

と思ってしまったんだ。

いったい、何故だと思う?
15年12月23日 20:04
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]



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※折角『先輩と後輩』になれたのに、次の春には先輩は卒業してしまうから

────────

僕には……憧れの人が居るんだ

#red#二つ年上#/red#のお姉さんでね、僕の事をとても大切にしてくれた人。

もっと、一緒にいる事が出来る時間が増えれば良いのにな。そう、思える人


だから僕は頑張って勉強したんだ。

【あのお姉さんと同じ学校に行けます様に】って

そして、その願いが、叶うのかがわかる【春の始め】……#red#合格発表の日#/red#。僕はその日が来ることを1分1秒待ち望んでいた。



結果は……見事に合格したんだ

僕は嬉しくって嬉しくって仕方が無かったよ


でもね、その時気が付いてしまったんだ

#red#【次の春が来れば、三年生になるお姉さんは卒業してしまうから、また離れ離れになってしまうって】#/red#


だから、僕は願い直したのさ

これから始まる、先輩と後輩という、ささやかな関係でいい


そんなささやかな恋でいい


だから

先輩に別れをつげる事になる春よ

もう来ないでくれ


ってね


【#red#恋#/red#よ、と願う春】


特別な訓練を受けています「2ブックマーク」
たこ焼きを熱そうに食べる人気芸人。

「ぶほぉっ…!!! 熱っ! あっつーーー!」
「…あー、ダメダメ!やり直し!」

熱がるリアクションを、もう一度やり直すように言われた芸人。
本当は熱くないし、熱く見せかける為のアピールでもないのに、
再びたこ焼きを食べる前に、芸人は氷で口を冷やした。

一体なぜ?
15年12月23日 16:59
【ウミガメのスープ】 [みん]



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人気芸人のカメオは、ドラマに出演する事になった。

たこ焼きを食べて熱がるシーンの撮影中。
とても寒い日だったので、思いっきり叫んだ拍子に、
カメオは白い息を大量に吐き出してしまった。

暖かい春の設定なので、登場人物の息が白いのは不自然。
と、ダメだしされてリテイクになった。

息が白く見えるのは、息と外気の温度差が大きいせいなので、
カメオは氷で口の中を冷やしてから、撮影を再開したのだった。








【要約】
春設定のドラマにキャスティングされたカメオ。
真冬の撮影で、吐いた息が白く不自然になってしまったので、
氷で口内の温度を下げて、外気との温度差を小さくし、
息が白く見えるのを防いだ。





元ネタは、誰か忘れたけど俳優さんの撮影秘話です。
寒いのに氷を口に入れたり、薄着で撮影したり大変だなあと思ったです>_<
買うのは一本だけ「2ブックマーク」
偶然ですねえ……まさか目的地が同じ離島だとは。
……カメラマンで、この島の自然の写真を?珍しいですね。
私は実家に帰省するためでして…ほら、あの白い建物の隣…そう、それが私の実家なんです。
ちなみにその白い建物は島に4件しかない商店で……
あ、そうそう、さっき一緒だった地元の子供に聞いたんですけどね…
店ではアイスを売っているそうですが二本以上買ってはいけないのだとか。
……さあ?どんなに暑くても一本だそうですよ。

ではそろそろ下船の準備をしなければならないので。
また御縁があればお会いしましょう。


さて、アイスを二本以上買ってはいけない理由とは?
10年09月15日 07:21
【ウミガメのスープ】 [あばさ~]



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そのアイスは一本10円だった。
つまり一本だけ買うと消費税が切り捨てされて10円のままで買える。
しかし二本買ってしまうと代金20円+消費税1円。
ほとんどの人にとっては微々たるものであるが、10円、100円単位でお小遣いをもらっている子供たちにとっては買えるアイスの数が変わる重要な問題であった。

故に子供たちは一本ずつ買う、というルールを自分たち自身に課していたのだ。
ちなみにどうしても二本以上買いたい子供は
一本買う→店を出る→入店→また一本買う
としていたらしい。そんなことなら店の人もまけてあげたらいいのに。
お母さんが『天気予報では今日は晴れって言っていたわよ?』って言ってくれたけれど、私は傘を持って出掛けることにしたの。


いったい、なぜだと思う?
15年12月15日 23:19
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]



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※抽象的な要約【彼女の所にだけ雨が降っても大丈夫な様に】


――――――――――――――――――――――――――

私ね、実は重い病気を患ってしまったの

もう、永くないんだって

最近では、一人で動くのも大変な位よ


だから……最期に外の景色を見に行きたいってお母さんに頼んだの


それでね、外の景色を見に行って


『ああ、もうこの景色が見れないんだな』


って泣き出したら



#b#後ろから車椅子を押してくれているお母さんが心配するじゃない?#/b#



だから、#b#私が泣いちゃっても大丈夫な様に#/b#

#b#後ろのお母さんから私の姿が見えない様に傘をさすことにしたの#/b#



それに

傘をさしている私の所だけ雨が降っているのなら


顔が濡れていても仕方が無いわよね?




【終末の天気は晴れ。所により雨の模様です】

        ──了──
黒ヤギさんと白ヤギさん「2ブックマーク」
白ヤギさんからのお手紙着いたー♪
黒ヤギさんたら読まずに食べたー♪
仕方がないのでお手紙書いたー♪

そしたらなーぜか、白ヤギさんに大金を払うことになったー♪


いったいなぜ?
15年12月11日 19:43
【ウミガメのスープ】 [花鳥]



解説を見る
黒ヤギさんは郵便局員の職員だった。
この黒ヤギさんはいい職員とは言い難い職員であった。
この黒ヤギさんはある日お腹すいたため、適当に宛名が書かれた手紙を見てどうでもいい手紙だろうとパクッと食べてしまった。
そして、手紙が紛失すると不味いので適当に同じ宛名を書いて送った。


しかし、実はこの適当に書かれた手紙は白ヤギさんの母親の危篤を白ヤギさんの兄に知らせる手紙だったのだ。
白ヤギさんがふるえる手で必死に書いたこの手紙はもちろん兄ヤギさんの元には届かず、返事が来ないことで不審に思った白ヤギさんが改めて手紙を出したが、その手紙が着くころには白ヤギさんの母親は亡くなってしまったのである。

悲嘆にくれた兄弟ヤギは黒ヤギの書いた手紙を持って郵便局を訴え、この黒ヤギの手紙が証拠となり黒ヤギは多額の賠償金を支払うこととなったのである。