「形骸化した星の城」「4ブックマーク」
基本タメ口だったカメコが敬語を使えるようになったので
友達のしおりに何度か死んでっと伝えそうになってしまう。
一体なぜ?
友達のしおりに何度か死んでっと伝えそうになってしまう。
一体なぜ?
17年06月01日 21:28
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
最近、人死にあり水平思考シチュエーションパズルサイト
ラテシンにはまり#red#ですます調#/red#が癖になったカメコ。
しかしついついメールの文字予測の『し』が「しおり」ではなく
「死んで(ますか?)」になっているので
しおりを#b#死んで#/b#と打ちそうになるのです。
ラテシンにはまり#red#ですます調#/red#が癖になったカメコ。
しかしついついメールの文字予測の『し』が「しおり」ではなく
「死んで(ますか?)」になっているので
しおりを#b#死んで#/b#と打ちそうになるのです。
「憧れ」「4ブックマーク」
ラテ駅のホームに最新型急行電車『LT-5000系』と、
ごく普通の鈍行電車『ら-3000系』が同時に入ってくる。
亀田カメオはカッコイイ『LT-5000系』に大はしゃぎで乗り込む男の子を見て、
「いいなあ、僕も乗りたいなあ」
と思った。
『LT-5000系』に乗って家に帰る事も出来たのだが、
結局彼が『ら-3000系』で帰宅することにしたのは、
母親が数日前に高級レトルトカレーを沢山購入した事を思い出したからだという。
いったいどういうことだろう?
ごく普通の鈍行電車『ら-3000系』が同時に入ってくる。
亀田カメオはカッコイイ『LT-5000系』に大はしゃぎで乗り込む男の子を見て、
「いいなあ、僕も乗りたいなあ」
と思った。
『LT-5000系』に乗って家に帰る事も出来たのだが、
結局彼が『ら-3000系』で帰宅することにしたのは、
母親が数日前に高級レトルトカレーを沢山購入した事を思い出したからだという。
いったいどういうことだろう?
16年10月29日 22:10
【ウミガメのスープ】 [SoMR]
【ウミガメのスープ】 [SoMR]
この問題は牛削りさんにSPをして頂きましたm(_ _)m雑談欄で作問過程を公開してます。
解説を見る
カメオは就職以来実家を離れ、都会で一人暮らしをしている。
「ウミ駅(カメオの実家がある)」--(数時間)--「ラテ駅(会社がある)」--「シン駅(一人暮らしのカメオの家がある)」
という具合に、ウミ駅とシン駅は長距離ながらラテ駅を挟んで一本の路線で繋がっている位置関係であり、
普段カメオはラテ駅とシン駅を往復している。
カメオは最近、上司に怒られてばかり。
何をやってもうまくいかない。
おまけに友達付き合いも恋愛もうまくいかない。
会社帰り、肩を落としてとぼとぼラテ駅の改札を抜けるカメオ。
ラテ駅のホームは一つ、片側が一人暮らしの自分の家があるシン駅方面行き、もう片側が逆方面行きである。
電光掲示板を見上げる。
(次のシン駅行きの電車は…5分後か…)
ふとその隣の表示が目に入る。
同じく5分後に「ウミ駅行き」の表示。
(帰りてぇなあ…)
カメオは最近のうまくいかない自分を考えてため息をついた。
「電車が参ります…黄色い線の内側まで…」
シン駅方面の電車『ら-3000系』とウミ駅方面の電車『LT-5000系』が同時に入ってくる。
ウミ駅行きの電車『LT-5000系』にはしゃぎながら両親の手を引き乗り込む子供を見て自分の幼い頃を思い出す。
自分も小さな頃、お父さんの大きい手、お母さんのやさしい手を両手に掴んで…。
(羨ましい…僕もこれに乗ってウミ駅に帰りたい…
慣れ親しんだ実家…
家に帰ればお母さんの温かい料理が食べられる…
あったかい布団で寝て…
幸せだ…
そうだ、今乗ればギリギリまだ間に合う。
それに、明日朝一番でウミ駅を出れば会社には間に合う。
ちょっと帰って…英気を養って…)
プルルルルルルル…
電車の発射ベルが鳴る。
カメオはウミ駅行きの車両に足を一歩進める。
その時、ふと数日前の母親からの連絡を思い出す。
#b#「ちゃんとご飯食べてる?あんたの好きだった高級レトルトカレーを沢山買ったから送るよ。いつなら受け取れる?」#/b#
それは自分を心配している母親からの仕送りを送るという連絡であった。
結局それは時間指定便で今晩、一人暮らしの家に届く手はずになっていた。
#b#(…今日は真っ直ぐ家に帰って宅配便を受け取ってサインをしなければならない…)#/b#
カメオは唇をかみ涙を堪えながらくるっと踵を返し、
ウミ駅行きの電車『LT-5000系』に背中を向け、“自分の家”行きの電車『ら-3000系』に向かって行った。
その夜、カメオは母親の送ってくれたレトルトカレーを食べていた。
レトルトながらそれは奇妙にも「母の味」であった。
故郷を懐かしむと同時に、都会に憧れていたあの頃の気持ちを思い出す。
カメオは明日も頑張らねばと思った。
----
【要約】カメオは数年前に実家を離れ、一人暮らしをしている。
会社近くのラテ駅のホームは、片側が実家の方面行き、逆側が一人暮らしの家の方面行きとなっている。
会社で上司に怒られた帰り、ラテ駅のホームに実家方面に向かう最新型電車『LT-5000系』と、一人暮らしの家の方面に向かう電車『ら-3000系』が同時に入ってきた。
ふと実家が恋しくなったカメオは実家方面に向かう電車に乗りたい気持ちが高まるも、
先日母親から
#b#「ちゃんとご飯食べてる?あんたの好きだった高級レトルトカレーを沢山買ったから送るよ。いつなら受け取れる?」#/b#
という連絡があった事を思い出した。
結局その仕送りは時間指定便で今晩届く事になっていたので、
#b#今日はまっすぐ一人暮らしの家に帰って、宅配にサインをしなければならない。#/b#
カメオは実家へ進んでいく『LT-5000系』に後ろ髪を惹かれながら『ら-3000系』に乗り込み、自分の家に帰っていった。
---
この問題は「魔法の言葉」(牛削りさん) http://sui-hei.net/mondai/show/11942
の問題構造をオマージュさせて頂きました。
「ウミ駅(カメオの実家がある)」--(数時間)--「ラテ駅(会社がある)」--「シン駅(一人暮らしのカメオの家がある)」
という具合に、ウミ駅とシン駅は長距離ながらラテ駅を挟んで一本の路線で繋がっている位置関係であり、
普段カメオはラテ駅とシン駅を往復している。
カメオは最近、上司に怒られてばかり。
何をやってもうまくいかない。
おまけに友達付き合いも恋愛もうまくいかない。
会社帰り、肩を落としてとぼとぼラテ駅の改札を抜けるカメオ。
ラテ駅のホームは一つ、片側が一人暮らしの自分の家があるシン駅方面行き、もう片側が逆方面行きである。
電光掲示板を見上げる。
(次のシン駅行きの電車は…5分後か…)
ふとその隣の表示が目に入る。
同じく5分後に「ウミ駅行き」の表示。
(帰りてぇなあ…)
カメオは最近のうまくいかない自分を考えてため息をついた。
「電車が参ります…黄色い線の内側まで…」
シン駅方面の電車『ら-3000系』とウミ駅方面の電車『LT-5000系』が同時に入ってくる。
ウミ駅行きの電車『LT-5000系』にはしゃぎながら両親の手を引き乗り込む子供を見て自分の幼い頃を思い出す。
自分も小さな頃、お父さんの大きい手、お母さんのやさしい手を両手に掴んで…。
(羨ましい…僕もこれに乗ってウミ駅に帰りたい…
慣れ親しんだ実家…
家に帰ればお母さんの温かい料理が食べられる…
あったかい布団で寝て…
幸せだ…
そうだ、今乗ればギリギリまだ間に合う。
それに、明日朝一番でウミ駅を出れば会社には間に合う。
ちょっと帰って…英気を養って…)
プルルルルルルル…
電車の発射ベルが鳴る。
カメオはウミ駅行きの車両に足を一歩進める。
その時、ふと数日前の母親からの連絡を思い出す。
#b#「ちゃんとご飯食べてる?あんたの好きだった高級レトルトカレーを沢山買ったから送るよ。いつなら受け取れる?」#/b#
それは自分を心配している母親からの仕送りを送るという連絡であった。
結局それは時間指定便で今晩、一人暮らしの家に届く手はずになっていた。
#b#(…今日は真っ直ぐ家に帰って宅配便を受け取ってサインをしなければならない…)#/b#
カメオは唇をかみ涙を堪えながらくるっと踵を返し、
ウミ駅行きの電車『LT-5000系』に背中を向け、“自分の家”行きの電車『ら-3000系』に向かって行った。
その夜、カメオは母親の送ってくれたレトルトカレーを食べていた。
レトルトながらそれは奇妙にも「母の味」であった。
故郷を懐かしむと同時に、都会に憧れていたあの頃の気持ちを思い出す。
カメオは明日も頑張らねばと思った。
----
【要約】カメオは数年前に実家を離れ、一人暮らしをしている。
会社近くのラテ駅のホームは、片側が実家の方面行き、逆側が一人暮らしの家の方面行きとなっている。
会社で上司に怒られた帰り、ラテ駅のホームに実家方面に向かう最新型電車『LT-5000系』と、一人暮らしの家の方面に向かう電車『ら-3000系』が同時に入ってきた。
ふと実家が恋しくなったカメオは実家方面に向かう電車に乗りたい気持ちが高まるも、
先日母親から
#b#「ちゃんとご飯食べてる?あんたの好きだった高級レトルトカレーを沢山買ったから送るよ。いつなら受け取れる?」#/b#
という連絡があった事を思い出した。
結局その仕送りは時間指定便で今晩届く事になっていたので、
#b#今日はまっすぐ一人暮らしの家に帰って、宅配にサインをしなければならない。#/b#
カメオは実家へ進んでいく『LT-5000系』に後ろ髪を惹かれながら『ら-3000系』に乗り込み、自分の家に帰っていった。
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この問題は「魔法の言葉」(牛削りさん) http://sui-hei.net/mondai/show/11942
の問題構造をオマージュさせて頂きました。
「パンのいい匂~い♪ そうだ、ラーメン食べよ!」「4ブックマーク」
Aさんの家の近所には美味しいパン屋があるのだが、
Aさんが平日の午前8時17分±30秒の間にそのパン屋から漂う焼きたてパンの香ばしい匂いを嗅ぐと
Aさんのその日のお昼ごはんがラーメンになるのだという。
一体なぜ?
Aさんが平日の午前8時17分±30秒の間にそのパン屋から漂う焼きたてパンの香ばしい匂いを嗅ぐと
Aさんのその日のお昼ごはんがラーメンになるのだという。
一体なぜ?
16年09月18日 00:30
【ウミガメのスープ】 [入れ子]
【ウミガメのスープ】 [入れ子]
toshさんにSPをしていただきました!
解説を見る
Aさんは高校1年生。
毎朝学校に入る前に通学路途中にあるパン屋で昼ごはんとしてパンをいくつか買っていくことにしている。
学校は朝8時20分始業なのだが、
#b#寝坊せずに余裕をもって行けば普通にパンを買い、#/b#
#b#逆に遅刻が確定しているときは急いでも無駄なのでパンを買い、#/b#
#b#パンを買わなければまだギリギリ間に合うという究極のタイミング"#/b##red#午前8時17分±30秒#/red##b#"の間にパン屋の前を通るときのみ#/b#
#red#パンを買わずに学校へ直行するのだ。#/red#
このとき昼ごはんをどうするのかといえば
まずいことで有名な学校食堂のメニューの中でもましな方であるラーメンを頼むのである。
毎朝学校に入る前に通学路途中にあるパン屋で昼ごはんとしてパンをいくつか買っていくことにしている。
学校は朝8時20分始業なのだが、
#b#寝坊せずに余裕をもって行けば普通にパンを買い、#/b#
#b#逆に遅刻が確定しているときは急いでも無駄なのでパンを買い、#/b#
#b#パンを買わなければまだギリギリ間に合うという究極のタイミング"#/b##red#午前8時17分±30秒#/red##b#"の間にパン屋の前を通るときのみ#/b#
#red#パンを買わずに学校へ直行するのだ。#/red#
このとき昼ごはんをどうするのかといえば
まずいことで有名な学校食堂のメニューの中でもましな方であるラーメンを頼むのである。
「【イージースープ】ほめてはいけない」「4ブックマーク」
Aさんは人知れず毎日掃除をしていた。その様子を見ていたBさんは、Aさんをとてもほめた。
しかし、同じくその様子を見ていたCさんは、「Aさんをほめるのはまずい」と思った。
一体何故?
【イージースープとは?】
この問題はイージースープにつき、#red#正解数が50以下の人しか質問できません#/red#。該当しない人の質問には「YESNO」で回答します。
しかし、同じくその様子を見ていたCさんは、「Aさんをほめるのはまずい」と思った。
一体何故?
【イージースープとは?】
この問題はイージースープにつき、#red#正解数が50以下の人しか質問できません#/red#。該当しない人の質問には「YESNO」で回答します。
16年12月04日 01:49
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
解説を見る
Aさんが掃除していたのは#red#公衆便所の女子トイレ#/red#。Aさんは女性であり、#red#Bさんも女性で女子トイレに入って掃除をする光景を見ることは不自然ではない#/red#ため、ほめても問題は無い。
しかし、#red#男性のCさんがAさんが掃除をしているのを見ていたことを話すのはまずい。Cさんが女子トイレを覗き見していたのがばれるからだ#/red#。
Cさん「い、いや、ちょうど掃除道具持ってきたAさんを見かけたからね、あははは……」
Bさん「……何でAさんが水洗タンクの中まで洗っているのを知っているのかしら? 普通あんなところ掃除する人いないのに」
Cさん「あっ……」
さすがに言い訳をするのはきついか。
#b#【カメコのアドバイス:「4W」を明らかにしていく】#/b#
物事には「5W1H」というものがあるわよね。ウミガメのスープでは基本的に「何故?」「どうやって?」を尋ねる問題だから、それ以外のこと(「だれが」「いつ」「どこで」「なにを」)を質問によって明らかにすることは重要よ。
例えばこの問題だと、「掃除」とはいってもどこの掃除をしているかわからないわよね。それに、AさんやBさんがどんな人なのかもわからないわ。他にも、時代や季節なんかの情報も無いわよね。
こういったところから質問をしていくことで、どんな状況なのかを確定していくことが、謎を解くカギとなるわ。
そのために必要なのが「基礎質問」ね。いくつか代表的な例を挙げておくから、参考にしてね。
《誰が(人物について)》
・他に重要な人物はいますか?
・登場人物の年齢は重要ですか?
・登場人物の性別は重要ですか?
・登場人物の職業は重要ですか?
・登場人物の健康状態は重要ですか?
・登場人物は死んでいますか?
《いつ(時間について)》
・季節は重要ですか?
・現在の話として成立しますか?
・時間は重要ですか?
・季節のイベントは重要ですか?
・暑い(寒い)時期であることが重要ですか?
《どこで(場所について)》
・日本で成立しますか?(「現代日本で成立しますか?」とも)
・その場所は地上ですか?
・気温は関係ありますか?
・その場所は屋外(屋内)ですか?
・その場所は自宅(公共設備/仕事場)ですか?
《何を(物・アイテムについて)》
・他に重要なアイテムはありますか?
・それは食べ物ですか?
・それは一般的に手に入る物ですか?
・それの色は重要ですか?
・それは○○さんの所有物ですか?
・それは○○でも成立しますか?
しかし、#red#男性のCさんがAさんが掃除をしているのを見ていたことを話すのはまずい。Cさんが女子トイレを覗き見していたのがばれるからだ#/red#。
Cさん「い、いや、ちょうど掃除道具持ってきたAさんを見かけたからね、あははは……」
Bさん「……何でAさんが水洗タンクの中まで洗っているのを知っているのかしら? 普通あんなところ掃除する人いないのに」
Cさん「あっ……」
さすがに言い訳をするのはきついか。
#b#【カメコのアドバイス:「4W」を明らかにしていく】#/b#
物事には「5W1H」というものがあるわよね。ウミガメのスープでは基本的に「何故?」「どうやって?」を尋ねる問題だから、それ以外のこと(「だれが」「いつ」「どこで」「なにを」)を質問によって明らかにすることは重要よ。
例えばこの問題だと、「掃除」とはいってもどこの掃除をしているかわからないわよね。それに、AさんやBさんがどんな人なのかもわからないわ。他にも、時代や季節なんかの情報も無いわよね。
こういったところから質問をしていくことで、どんな状況なのかを確定していくことが、謎を解くカギとなるわ。
そのために必要なのが「基礎質問」ね。いくつか代表的な例を挙げておくから、参考にしてね。
《誰が(人物について)》
・他に重要な人物はいますか?
・登場人物の年齢は重要ですか?
・登場人物の性別は重要ですか?
・登場人物の職業は重要ですか?
・登場人物の健康状態は重要ですか?
・登場人物は死んでいますか?
《いつ(時間について)》
・季節は重要ですか?
・現在の話として成立しますか?
・時間は重要ですか?
・季節のイベントは重要ですか?
・暑い(寒い)時期であることが重要ですか?
《どこで(場所について)》
・日本で成立しますか?(「現代日本で成立しますか?」とも)
・その場所は地上ですか?
・気温は関係ありますか?
・その場所は屋外(屋内)ですか?
・その場所は自宅(公共設備/仕事場)ですか?
《何を(物・アイテムについて)》
・他に重要なアイテムはありますか?
・それは食べ物ですか?
・それは一般的に手に入る物ですか?
・それの色は重要ですか?
・それは○○さんの所有物ですか?
・それは○○でも成立しますか?
「メジロになりたいウグイス」「4ブックマーク」
男が仕事をやめて悲しみで涙に暮れて帰り道を歩いていると、
突然、少年に「泣くのをやめないで」と言われた。
なぜ?
突然、少年に「泣くのをやめないで」と言われた。
なぜ?
16年04月07日 20:45
【ウミガメのスープ】 [FFタマゴちゃん]
【ウミガメのスープ】 [FFタマゴちゃん]
ありがとうございました。
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男に少年は「どうして今日は泣いていないの?」と聞いた。
男はサーカス団で働いており、仕事をしている時は顔に涙のメイクを施したピエロである。
しかし一度メイクを落としてしまえば、さっぱりご機嫌。
『涙なんて仕事以外で流さない』のが彼のモットーである。
なので男は少年に、
「泣いている俺の顔を拝みたい?ならサーカス団においで。いつでも見せてあげるよ」
と答えた。
==
それから一か月経たない内、彼は病院で重い病気にかかっていることを知った。
彼自身団に迷惑をかけたくなかったので、自らサーカス団をやめた。
それは同時に今まで彼が培ってきた経験を全て捨てることを意味していた。
==
男が仕事をやめて悲しみで涙に暮れていると、
突然少年に
「泣くのをやめないで」
と言われた。
悪い冗談かと思ったが、その顔はいつか見た少年で、少年もまた男と同じ顔をしているのであった。
男はその顔を見て、今すぐにでもピエロになりたいと痛切に思うのであった。
===
タイトルはそういうことです。
男はサーカス団で働いており、仕事をしている時は顔に涙のメイクを施したピエロである。
しかし一度メイクを落としてしまえば、さっぱりご機嫌。
『涙なんて仕事以外で流さない』のが彼のモットーである。
なので男は少年に、
「泣いている俺の顔を拝みたい?ならサーカス団においで。いつでも見せてあげるよ」
と答えた。
==
それから一か月経たない内、彼は病院で重い病気にかかっていることを知った。
彼自身団に迷惑をかけたくなかったので、自らサーカス団をやめた。
それは同時に今まで彼が培ってきた経験を全て捨てることを意味していた。
==
男が仕事をやめて悲しみで涙に暮れていると、
突然少年に
「泣くのをやめないで」
と言われた。
悪い冗談かと思ったが、その顔はいつか見た少年で、少年もまた男と同じ顔をしているのであった。
男はその顔を見て、今すぐにでもピエロになりたいと痛切に思うのであった。
===
タイトルはそういうことです。