「勝者の雄叫び」「4ブックマーク」
男には、自分の戦いを応援してくれる妻がいる。
「かったああああああ!!!」
その日、妻が大きく拳を掲げて叫んでいるのが遠くに聞こえた。
男は絶望した。
事情を説明せよ。
「かったああああああ!!!」
その日、妻が大きく拳を掲げて叫んでいるのが遠くに聞こえた。
男は絶望した。
事情を説明せよ。
15年06月29日 23:08
【ウミガメのスープ】 [エリム]
【ウミガメのスープ】 [エリム]
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敏腕営業マンの男は自身を企業戦士と呼ぶ。
それを応援してくれる妻もいる。
いわゆる、幸せなサラリーマンというやつである。
・・・が、本人のうっかりだけは妻とて防げない。
その日、普段より早く起きなければならないのを忘れていた。
幸い、今ならダッシュでバスに飛び乗れば間に合う!!
男は急いでスーツに着替え、家を飛び出して行った。
「あなた!! 待って!! カッターーーーーーーーー!!!」
バスに飛び乗った瞬間、追って来た妻の声がかすかに聞こえた。
窓の外を見ると、呼び止めようと必死だ。
その掲げた手には、しっかりカッターシャツが握られている。
男は真っ青になって胸元を見た。
パジャマにネクタイをして、スーツを着込んでいるのだった。
だが、無情にも妻の姿はあっという間に小さくなり、見えなくなった。
バスに飛び乗る直前なら、とりあえず受け取ってどこかで着替えられたのにね。
それを応援してくれる妻もいる。
いわゆる、幸せなサラリーマンというやつである。
・・・が、本人のうっかりだけは妻とて防げない。
その日、普段より早く起きなければならないのを忘れていた。
幸い、今ならダッシュでバスに飛び乗れば間に合う!!
男は急いでスーツに着替え、家を飛び出して行った。
「あなた!! 待って!! カッターーーーーーーーー!!!」
バスに飛び乗った瞬間、追って来た妻の声がかすかに聞こえた。
窓の外を見ると、呼び止めようと必死だ。
その掲げた手には、しっかりカッターシャツが握られている。
男は真っ青になって胸元を見た。
パジャマにネクタイをして、スーツを着込んでいるのだった。
だが、無情にも妻の姿はあっという間に小さくなり、見えなくなった。
バスに飛び乗る直前なら、とりあえず受け取ってどこかで着替えられたのにね。
「好きなのに…」「4ブックマーク」
カメオくんに宛てて一生懸命書いた手紙を、カメオくんがみんなに読んで聞かせていた、ということを友達に教えられたカメコ。
その途端、後悔でいっぱいになったが、手紙を書いたことを後悔したわけではないという。
どういうことだろうか。
その途端、後悔でいっぱいになったが、手紙を書いたことを後悔したわけではないという。
どういうことだろうか。
17年01月21日 14:52
【ウミガメのスープ】 [と☆ん]
【ウミガメのスープ】 [と☆ん]

MVS投票ありがとうございます!!
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カメオくんは「亀男のオールナイトラテシン」のラジオパーソナリティだ。
カメコはその深夜ラジオの熱心なリスナーなのだが、あろうことか自分の投稿が採用された日に聞き逃してしまった。
友達はリアルタイムで聞いていて「カメコ昨日読まれてたね!」と教えてくれたのだ。
「頑張って投稿し続けてようやく読まれたのに…なんで昨日に限って寝ちゃったんだ…> <」
カメコはその深夜ラジオの熱心なリスナーなのだが、あろうことか自分の投稿が採用された日に聞き逃してしまった。
友達はリアルタイムで聞いていて「カメコ昨日読まれてたね!」と教えてくれたのだ。
「頑張って投稿し続けてようやく読まれたのに…なんで昨日に限って寝ちゃったんだ…> <」
「ラテシン ★★★★★ 5.00」「4ブックマーク」
匿名掲示板やブログで評判のとあるレストラン。
そのレストランに出向いたカメオは味、サービス、値段含め満足のいく食事をすることができた。
しかしカメオは「ああ、店選びに失敗したなぁ」と思ったという。
一体なぜ?
そのレストランに出向いたカメオは味、サービス、値段含め満足のいく食事をすることができた。
しかしカメオは「ああ、店選びに失敗したなぁ」と思ったという。
一体なぜ?
17年01月20日 13:39
【ウミガメのスープ】 [アライ熊]
【ウミガメのスープ】 [アライ熊]
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旅行で#b#海外にきていた#/b#カメオ。
本場の料理が食べたい……、でも日本人だとぼったくられたりしそうかも……。
そう思ったカメオは#b#携帯電話を取り出し、近場のレストランを検索し始めた。#/b#
「あっ、このレストランすっげー評判がいい!」
見つけたのは匿名掲示板やブログで評判の高かったレストラン。
その評判通り、カメオは満足のいく食事ができたのだった。
海外から帰国ししばらくして、カメオは目を丸くした。
#b#「どうしてこんなに携帯料金が高いんだ!」#/b#
思い当たる節を一つ一つ考えていった結果一つの結論に達した。
#b#レストラン探してた時にネット使ったからか……。次からはWiFi使うなりホテルのパソコンで調べたりしなきゃいけないな。#/b#
と、反省するカメオであった。
要約
海外旅行中、店を探す際に携帯電話を使ったせいで、高額の携帯料金を支払うことになったから
本場の料理が食べたい……、でも日本人だとぼったくられたりしそうかも……。
そう思ったカメオは#b#携帯電話を取り出し、近場のレストランを検索し始めた。#/b#
「あっ、このレストランすっげー評判がいい!」
見つけたのは匿名掲示板やブログで評判の高かったレストラン。
その評判通り、カメオは満足のいく食事ができたのだった。
海外から帰国ししばらくして、カメオは目を丸くした。
#b#「どうしてこんなに携帯料金が高いんだ!」#/b#
思い当たる節を一つ一つ考えていった結果一つの結論に達した。
#b#レストラン探してた時にネット使ったからか……。次からはWiFi使うなりホテルのパソコンで調べたりしなきゃいけないな。#/b#
と、反省するカメオであった。
要約
海外旅行中、店を探す際に携帯電話を使ったせいで、高額の携帯料金を支払うことになったから
「ストーカー歓迎します!」「4ブックマーク」
コンビニから出たカメオは、店の外にいた女が自分の方を見ているのに気づいた。
あたりはいつもより暗いし、遠目なのでハッキリは見えなかったはずだが、カメオは女を「若くて可愛い」と決めつけた。
女は間違いなくカメオの後をつけていた。
普段は敬遠されることが多いので、カメオはドキドキした。
警察署の前で止まったカメオは、女の様子をうかがったが、特に逃げるような素振りは見られない。
「悪いことをする気はないのかな」とカメオは思った。
次にカメオは消防署の前で止まった。
すると女は、もうカメオには見向きもせずに、どこかへ行ってしまった。
「どういうことだ? オレに惚れてたんじゃないのか!? 恋の炎は消火されてしまったのかっ!?」
状況を説明してください。
※ 念のため「要知識」ということにしておきます。
あたりはいつもより暗いし、遠目なのでハッキリは見えなかったはずだが、カメオは女を「若くて可愛い」と決めつけた。
女は間違いなくカメオの後をつけていた。
普段は敬遠されることが多いので、カメオはドキドキした。
警察署の前で止まったカメオは、女の様子をうかがったが、特に逃げるような素振りは見られない。
「悪いことをする気はないのかな」とカメオは思った。
次にカメオは消防署の前で止まった。
すると女は、もうカメオには見向きもせずに、どこかへ行ってしまった。
「どういうことだ? オレに惚れてたんじゃないのか!? 恋の炎は消火されてしまったのかっ!?」
状況を説明してください。
※ 念のため「要知識」ということにしておきます。
17年09月15日 21:32
【ウミガメのスープ】 [えぜりん]
【ウミガメのスープ】 [えぜりん]
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ここは災害の影響で、ガソリンが不足がちになった地域。
車を運転していた女は、ガソリンを運搬するタンクローリー(運転手はカメオ)を見つけ、ガソリンスタンドに給油した直後なら、そこでガソリンが買えると思って後をつけていた。
しかしカメオの目的が消防署への納品であることを知り、自分の車には給油できないと気づいたため走り去った。
その後も、カメオは幾度か同様の理由で後をつけられることとなった。
以下、ちょっと詳しく。
それはある大震災の直後のことである。
広域で交通網がズタズタになったせいで、あちらこちらでさまざまな物資が不足した。
被害はさほどでなくても、生活必需品の不足が深刻になった地域もあった。
ガソリンスタンドでも、ガソリンの供給が不足し、売り切れ続出となった。
さらに、緊急用車両や物資の輸送に関わる車両への給油が優先されたため、一般車両はますます給油しにくくなったのである。
車の通行量は減少し、ヘッドライトの少ない道はいつもより一層暗い。
カメオはガソリンを運搬するタンクローリーの運転手で、消防署内の「給油取扱所」にガソリンを納品する予定だった。
(消防署や運輸関係の会社は、敷地内に専用の給油施設を持っていることがよくある。)
何気なく立ち寄ったコンビニを出た時、駐車場に立っていた女が自分を見て乗用車に乗り込むのに気づいた。
乗用車は、大型の車が目の前を走っていると視界が悪くなるため、避ける傾向がある。
「危」マーク付きならなおさらのことだ。
しかし、女の乗用車はピタリとタンクローリーの後をついてくる。
「まさかストーカー?」と思ったカメオは、通りかかった警察署の前にちょっと停車してみた。
すると女もその後ろに車を停めた。
隠れるつもりはないらしい。
やがてカメオは、ガソリン納品先の消防署に到着した。
給油する許可を得るため車を降りる。
一方女は、カメオが運転席から降りたので目をみはった。
消防署に何の用があるのかと思ったのだ。
ふと、消防署の敷地に目をやると、灯りに照らされた給油取扱所が見えた。
「あれだわ! んもう! ガソリンスタンドに給油した直後なら売り切れとは言われないと思ったのにぃ!」
あちらこちらのガソリンスタンドで「売り切れです」と断られた女は、今度こそ給油できると期待していたのに空振りに終わり、心底ガッカリした。
「それどころか、余計な寄り道までさせられて、ガソリンが無駄だったわ。」
翌晩カメオは、今度は男性に後をつけられた。
消防署の前で「ガソリンスタンドじゃねーのかよっ!」と罵声を浴びせられ、初めて昨夜の女性の目的に気づいたという。
車を運転していた女は、ガソリンを運搬するタンクローリー(運転手はカメオ)を見つけ、ガソリンスタンドに給油した直後なら、そこでガソリンが買えると思って後をつけていた。
しかしカメオの目的が消防署への納品であることを知り、自分の車には給油できないと気づいたため走り去った。
その後も、カメオは幾度か同様の理由で後をつけられることとなった。
以下、ちょっと詳しく。
それはある大震災の直後のことである。
広域で交通網がズタズタになったせいで、あちらこちらでさまざまな物資が不足した。
被害はさほどでなくても、生活必需品の不足が深刻になった地域もあった。
ガソリンスタンドでも、ガソリンの供給が不足し、売り切れ続出となった。
さらに、緊急用車両や物資の輸送に関わる車両への給油が優先されたため、一般車両はますます給油しにくくなったのである。
車の通行量は減少し、ヘッドライトの少ない道はいつもより一層暗い。
カメオはガソリンを運搬するタンクローリーの運転手で、消防署内の「給油取扱所」にガソリンを納品する予定だった。
(消防署や運輸関係の会社は、敷地内に専用の給油施設を持っていることがよくある。)
何気なく立ち寄ったコンビニを出た時、駐車場に立っていた女が自分を見て乗用車に乗り込むのに気づいた。
乗用車は、大型の車が目の前を走っていると視界が悪くなるため、避ける傾向がある。
「危」マーク付きならなおさらのことだ。
しかし、女の乗用車はピタリとタンクローリーの後をついてくる。
「まさかストーカー?」と思ったカメオは、通りかかった警察署の前にちょっと停車してみた。
すると女もその後ろに車を停めた。
隠れるつもりはないらしい。
やがてカメオは、ガソリン納品先の消防署に到着した。
給油する許可を得るため車を降りる。
一方女は、カメオが運転席から降りたので目をみはった。
消防署に何の用があるのかと思ったのだ。
ふと、消防署の敷地に目をやると、灯りに照らされた給油取扱所が見えた。
「あれだわ! んもう! ガソリンスタンドに給油した直後なら売り切れとは言われないと思ったのにぃ!」
あちらこちらのガソリンスタンドで「売り切れです」と断られた女は、今度こそ給油できると期待していたのに空振りに終わり、心底ガッカリした。
「それどころか、余計な寄り道までさせられて、ガソリンが無駄だったわ。」
翌晩カメオは、今度は男性に後をつけられた。
消防署の前で「ガソリンスタンドじゃねーのかよっ!」と罵声を浴びせられ、初めて昨夜の女性の目的に気づいたという。
「鷹の目を持つ守護者」「4ブックマーク」
カランコロン
誰しも一人になりたいときはある。一人で考え事をしたいときだってある。
そういう時にはこの落ち着いた雰囲気のお店に立ち寄りコーヒーを飲むのがライナーのささやかな楽しみだった。
店内には客がまだらにしかおらず照明も明るすぎず最高のリラックス空間だ。
人通りの少ない大通りに背を向けてカウンター席に座ったライナーはお気に入りのコーヒーを注文した。
・・・マスターは無口だ。だがその関心のないかのような干渉しない態度に一種の安らぎを覚え考え事に没頭できると言うものだ。
私、ことライナーには今やらなければならないことがあった。
探偵としての本分、難解極まりない事件の解決である。
そのためには雑念を捨て去り思考をスマートにしなければならない。
要するにここは日頃忙しい私が唯一の安らぐことのできるスポットだと言うことさ。
そのおかげで私は事件をあらゆる角度で再検討し考えを巡らせることができ、ついには事件の謎を解く手がかりを得た。
しかし、視界に違和感を覚えた私はせっかく得た事件の手がかりを失くし二度とこの店を訪れることは無かった。
一体なぜ?
SPの甘木さん ありがとうございました(゚д゚)ゞ
誰しも一人になりたいときはある。一人で考え事をしたいときだってある。
そういう時にはこの落ち着いた雰囲気のお店に立ち寄りコーヒーを飲むのがライナーのささやかな楽しみだった。
店内には客がまだらにしかおらず照明も明るすぎず最高のリラックス空間だ。
人通りの少ない大通りに背を向けてカウンター席に座ったライナーはお気に入りのコーヒーを注文した。
・・・マスターは無口だ。だがその関心のないかのような干渉しない態度に一種の安らぎを覚え考え事に没頭できると言うものだ。
私、ことライナーには今やらなければならないことがあった。
探偵としての本分、難解極まりない事件の解決である。
そのためには雑念を捨て去り思考をスマートにしなければならない。
要するにここは日頃忙しい私が唯一の安らぐことのできるスポットだと言うことさ。
そのおかげで私は事件をあらゆる角度で再検討し考えを巡らせることができ、ついには事件の謎を解く手がかりを得た。
しかし、視界に違和感を覚えた私はせっかく得た事件の手がかりを失くし二度とこの店を訪れることは無かった。
一体なぜ?
SPの甘木さん ありがとうございました(゚д゚)ゞ
17年07月18日 21:02
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
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視界の眩しさに痛みと似た感覚を覚え、目を覚ます。
気付いたら朝になっていた。
あまりに居心地の良さに、ついうっかり寝てしまった。
せっかく(夢の中で)閃いたエレガントな解決策も、ハッと目が覚めた拍子に記憶から抜け落ちている。
ライナー(……ここは居心地が良すぎて、コーヒーを飲んでも寝てしまうなんて・・・)
ライナーは会計を済ませ、店を出た。
仕事で重要な考え事をする際には、二度とこの店に来ることはないだろう。
気付いたら朝になっていた。
あまりに居心地の良さに、ついうっかり寝てしまった。
せっかく(夢の中で)閃いたエレガントな解決策も、ハッと目が覚めた拍子に記憶から抜け落ちている。
ライナー(……ここは居心地が良すぎて、コーヒーを飲んでも寝てしまうなんて・・・)
ライナーは会計を済ませ、店を出た。
仕事で重要な考え事をする際には、二度とこの店に来ることはないだろう。