「【ラテシン73リサイクル】人生の総集編」「4ブックマーク」
カメオは海底に沈んだ。海底で、ある夢を見た。あるいはそれは、幻覚だったのかもしれない。その光景は不思議なものだった。
「走馬灯ってやつか。俺はじきに死ぬんだ」
カメオは覚悟を決めた。だが、カメオは間一髪のところで一命をとりとめた。
後になって、カメオは助かったのは間違いなく海底で見たあの光景のおかげだと思った。
なぜだろう?
ロゴス=バイアスさんのラテクエリサイクルなのです
「走馬灯ってやつか。俺はじきに死ぬんだ」
カメオは覚悟を決めた。だが、カメオは間一髪のところで一命をとりとめた。
後になって、カメオは助かったのは間違いなく海底で見たあの光景のおかげだと思った。
なぜだろう?
ロゴス=バイアスさんのラテクエリサイクルなのです
17年02月18日 22:53
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
「ドン・・・ドン・・・」
ナイトダイビングを楽しんでいたカメオは
突然、酸素ボンベが破損しパニック状態になり
酸欠になって海底に沈んでいった。
薄れゆく中でカメオは人生を走馬燈のごとく振り返っていた。
#b#四歳の頃、神経衰弱でじっと一つの模様だけを集中して覚えていたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29963
#b#学校の写生大会でクラスメートたちと海に来ていた時、海の絵が描きたくないと言って船の絵を描いたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29946
#b#そのとき考え事をしていて絵具のついた手でうっかり口元を抑えてしまい慌てて席を立ったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29952
#b#その後、絵を学ぶために日本と海外とを半年ごとに留学していたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29948
#b#最近、波の音が近づいて不安に感じていたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29953
#b#留学がら船に乗って移動することが多かったので途中で高波によって船から投げ出され無人島に流れ着き 死ぬほど泳ぎを覚えたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29978
#b#その泳ぎのおかげでアスリートになりオリンピックに選ばれたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29959
#b#泳ぐことが何より好きなカメオのずっと植物状態だった父親が目覚めたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29961
#b#ナイトダイビングを楽しんでいると突然、酸素ボンベが破損しカメオはパニック状態になり酸欠になって死んだこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29965
#b#さざ波の音で目を覚ますと、そこは見知らぬ海岸で自分の名前すら、思い出せず天を仰ぎ叫ぶとすぐに父親が駆けつけてくれたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29982
#b#幼少期には父とよく海辺を歩いたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29983
#b#父がうたた寝をしている間に潮が満ちて海水が上昇してしまい溺れて昏睡状態になったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29967
#b#夢の中で自分の顔が水面に映らず永遠悪夢を見続けていたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29949
#b#その後、父が意識を呼び覚ますために擦り切れるまで何度もテープを聞かせてくれたおかげで目を覚ましたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29954
#b#まるで本物の波の音のようなウェーブが名物のビジュアル系ラップバンド『ラップシン』でメインボーカルを務めるカメオと出会ったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29943
#b#その帰りに一部のマナーの悪いファンが事故を起こしてしまったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29968
#b#その事故で私が死んだこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29979
#b#そのことがきっかけでマナーへの意識が高まり私の本が売れたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29955
#b#その後、父が私の死をカメオのせいだと八つ当たりして同名の他人を殺害してしまったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29976
#red#その勘違いされた人物こそアスリートからビジネスマンに転職した今の自分であるということ#/red#
#red#たまたま泳ぐのが好きでナイトダイビングをしに来たカメオと自殺をするため彼女との思い出のホテルにチェックインしていたメインボーカルのカメオ#/red#
#red#警部である娘の父の工作により酸素ボンベが破裂し海底に沈んでいったこと#/red#
思い続けながらカメオは自分の人生に#red#波の音#/red#が深くかかわっていることに気付きました。
波の音…
そうか・・・・
水中は音の伝わる速度が確か高いはずだ…
そう言えば… #red#海で溺れたショックで目が見えなくなっていた彼女とメインボーカルのカメオは点字を#/red#
#big5#モールス信号#/big5#のようだって面白がたっけか
カメオは薄れゆく意識の中に#red#彼女との思い出に光明を見い出し#/red#
手探りで石を手に取るとコツン、コツンっと音を奏でた。
しかしあまりに微弱なその音を探知する者はいなかった・・・・・
いや、一人いた。
彼女を死なせてしまったことを苦に病んで
入水自殺をしたメインボーカルのカメオである。
しかし暗い海に飛び込んだそこカメオはモールス信号に気付くであろうか?
答えはNOである。
いくらモールス信号の知識があってもとっさに気付くものではないし
そもそも海は音で満ち溢れている。
よほど興味を惹かれない限り注目されることはないだろう。
逆に言えば興味を惹かれれば嫌でも耳に入って来るということである。
カメオは不思議な気分に陥っていた。
彼女が死んで最悪の気分なのに
これからもう死ぬ覚悟を決めたというのに
涙が止まらなかった。
どうして
聞き覚えのあるあのフレーズが耳の中で鳴り響くのであろう?
彼女を殺してしまった元凶のあの音が
彼女が好きだという波の音からインスピレーションを得て作ったあのメロディが
海の底からカメオを導く歌のようにはっきり聞こえてくるのです。
まるで
まるで彼女が歌っているみたいじゃないか‥…
それは幻覚だったのかも知れない
はたまたは悪い夢だ。
カメオは死んでしまった彼女と再会を果たしました。
きっと彼女は自分に生きろと伝えたかったのかもしれません。
自殺をしようと海底に沈んだカメオは一命をとりとめたあとこのように語っている。
船底にあった死体については一切知らないということ。
同名義で同じ宿泊ホテルに泊まっていたカメオさんではないかと身元確認を急ぐとともに
事故と事件の両方で死体を検視に回すことになるらしい。
彼女の親父さんの警部が後日、罪を認め逮捕された。
ナイトダイビングを楽しんでいたカメオは
突然、酸素ボンベが破損しパニック状態になり
酸欠になって海底に沈んでいった。
薄れゆく中でカメオは人生を走馬燈のごとく振り返っていた。
#b#四歳の頃、神経衰弱でじっと一つの模様だけを集中して覚えていたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29963
#b#学校の写生大会でクラスメートたちと海に来ていた時、海の絵が描きたくないと言って船の絵を描いたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29946
#b#そのとき考え事をしていて絵具のついた手でうっかり口元を抑えてしまい慌てて席を立ったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29952
#b#その後、絵を学ぶために日本と海外とを半年ごとに留学していたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29948
#b#最近、波の音が近づいて不安に感じていたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29953
#b#留学がら船に乗って移動することが多かったので途中で高波によって船から投げ出され無人島に流れ着き 死ぬほど泳ぎを覚えたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29978
#b#その泳ぎのおかげでアスリートになりオリンピックに選ばれたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29959
#b#泳ぐことが何より好きなカメオのずっと植物状態だった父親が目覚めたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29961
#b#ナイトダイビングを楽しんでいると突然、酸素ボンベが破損しカメオはパニック状態になり酸欠になって死んだこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29965
#b#さざ波の音で目を覚ますと、そこは見知らぬ海岸で自分の名前すら、思い出せず天を仰ぎ叫ぶとすぐに父親が駆けつけてくれたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29982
#b#幼少期には父とよく海辺を歩いたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29983
#b#父がうたた寝をしている間に潮が満ちて海水が上昇してしまい溺れて昏睡状態になったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29967
#b#夢の中で自分の顔が水面に映らず永遠悪夢を見続けていたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29949
#b#その後、父が意識を呼び覚ますために擦り切れるまで何度もテープを聞かせてくれたおかげで目を覚ましたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29954
#b#まるで本物の波の音のようなウェーブが名物のビジュアル系ラップバンド『ラップシン』でメインボーカルを務めるカメオと出会ったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29943
#b#その帰りに一部のマナーの悪いファンが事故を起こしてしまったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29968
#b#その事故で私が死んだこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29979
#b#そのことがきっかけでマナーへの意識が高まり私の本が売れたこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29955
#b#その後、父が私の死をカメオのせいだと八つ当たりして同名の他人を殺害してしまったこと#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/29976
#red#その勘違いされた人物こそアスリートからビジネスマンに転職した今の自分であるということ#/red#
#red#たまたま泳ぐのが好きでナイトダイビングをしに来たカメオと自殺をするため彼女との思い出のホテルにチェックインしていたメインボーカルのカメオ#/red#
#red#警部である娘の父の工作により酸素ボンベが破裂し海底に沈んでいったこと#/red#
思い続けながらカメオは自分の人生に#red#波の音#/red#が深くかかわっていることに気付きました。
波の音…
そうか・・・・
水中は音の伝わる速度が確か高いはずだ…
そう言えば… #red#海で溺れたショックで目が見えなくなっていた彼女とメインボーカルのカメオは点字を#/red#
#big5#モールス信号#/big5#のようだって面白がたっけか
カメオは薄れゆく意識の中に#red#彼女との思い出に光明を見い出し#/red#
手探りで石を手に取るとコツン、コツンっと音を奏でた。
しかしあまりに微弱なその音を探知する者はいなかった・・・・・
いや、一人いた。
彼女を死なせてしまったことを苦に病んで
入水自殺をしたメインボーカルのカメオである。
しかし暗い海に飛び込んだそこカメオはモールス信号に気付くであろうか?
答えはNOである。
いくらモールス信号の知識があってもとっさに気付くものではないし
そもそも海は音で満ち溢れている。
よほど興味を惹かれない限り注目されることはないだろう。
逆に言えば興味を惹かれれば嫌でも耳に入って来るということである。
カメオは不思議な気分に陥っていた。
彼女が死んで最悪の気分なのに
これからもう死ぬ覚悟を決めたというのに
涙が止まらなかった。
どうして
聞き覚えのあるあのフレーズが耳の中で鳴り響くのであろう?
彼女を殺してしまった元凶のあの音が
彼女が好きだという波の音からインスピレーションを得て作ったあのメロディが
海の底からカメオを導く歌のようにはっきり聞こえてくるのです。
まるで
まるで彼女が歌っているみたいじゃないか‥…
それは幻覚だったのかも知れない
はたまたは悪い夢だ。
カメオは死んでしまった彼女と再会を果たしました。
きっと彼女は自分に生きろと伝えたかったのかもしれません。
自殺をしようと海底に沈んだカメオは一命をとりとめたあとこのように語っている。
船底にあった死体については一切知らないということ。
同名義で同じ宿泊ホテルに泊まっていたカメオさんではないかと身元確認を急ぐとともに
事故と事件の両方で死体を検視に回すことになるらしい。
彼女の親父さんの警部が後日、罪を認め逮捕された。
「暗い死す」「4ブックマーク」
カメオが血を流しているにも関わらず、
暗闇の中、カメコが助けを呼ばないのは、
なぜ?
状況を補完してください。
暗闇の中、カメコが助けを呼ばないのは、
なぜ?
状況を補完してください。
17年02月09日 22:57
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
解説を見る
「も~~い~~か~~い?」
「ま~~だだよ~~」
カメオとカメコは近所に暮らす幼馴染。
小学生のころからずっと二人で遊んでいた。けれど……
「えっ、引っ越し?」
「うん」
それは突然の別れ。
カメオの前からカメコは姿を消した。
そして月日は流れ、10年後。
大人になったカメオだが、カメコを思う気持ちはいまだ色褪せない。むしろより強く、歪に。
「も~い~か~い?」
カメオはカメコのアパートの前に来ていた。
すでに下調べで何度も上った階段を通り、5階へ。
カメコの部屋からは死角となるエレベーターの陰に隠れて視線を向ける。
その先に映るのは幸せそうに微笑むカメコと婚約者ウミオの姿が。
「ウミオ君。君はもーいーよ」
あやしく光るナイフを手にカメオはカメコの元へ。あの時の続きをしに。
~~~~~~~~~~~
「はあ、はあ、はあ、はあ」
10年前のこと。カメコはカメオのことなどすっかり忘れていた。今日この日までは。
カメオを思う気持ちはすっかり失せてしまったが、彼を見た今、色を失った。
息を切らして家の中に駆け込んだカメコ。今も脳裏に刷り込まれた婚約者ウミオの残酷な姿。
そしてもう一つ映ったのは返り血を浴び口元を歪めるカメオの姿が。
「カメオ君。もうやだよ」
いったい自分が何をしたというんだ。カメコは自問しながら家の中で唯一自分の全身が入る
浴槽の中へと飛び込み、浴槽に蓋をした。
速く助けを。
携帯を取り出し、110番を押したところで――ガチャリ、不吉な音。
「こんなに真っ赤になっちゃった」
そういって浴室内に侵入してくるカメオ。
カメコは慌てて携帯の電源を落とす。今、#b#音を立てるわけにはいかない#/b#。
震える手で携帯を握りしめるカメコ。背筋が冷たいのは、水滴が付いたからだけではないだろう。
「カメコちゃん、も~い~か~い?」
聞こえてくるシャワーの音。おそらくカメオは#b#ウミオの血#/b#を流しているのだろう。
当然カメオの問いかけに返事はない。
カメコはただただ祈るのみ。鬼が過ぎ去るのを。
#b#要約解説#/b#
カメオが殺人を犯す様子を目撃したカメコは身を守るため、
カメオが返り血をシャワーで流す横で、浴槽に息をひそめ隠れていたのだった。
「#red#カメコちゃん、み~つけた#/red#」
「ま~~だだよ~~」
カメオとカメコは近所に暮らす幼馴染。
小学生のころからずっと二人で遊んでいた。けれど……
「えっ、引っ越し?」
「うん」
それは突然の別れ。
カメオの前からカメコは姿を消した。
そして月日は流れ、10年後。
大人になったカメオだが、カメコを思う気持ちはいまだ色褪せない。むしろより強く、歪に。
「も~い~か~い?」
カメオはカメコのアパートの前に来ていた。
すでに下調べで何度も上った階段を通り、5階へ。
カメコの部屋からは死角となるエレベーターの陰に隠れて視線を向ける。
その先に映るのは幸せそうに微笑むカメコと婚約者ウミオの姿が。
「ウミオ君。君はもーいーよ」
あやしく光るナイフを手にカメオはカメコの元へ。あの時の続きをしに。
~~~~~~~~~~~
「はあ、はあ、はあ、はあ」
10年前のこと。カメコはカメオのことなどすっかり忘れていた。今日この日までは。
カメオを思う気持ちはすっかり失せてしまったが、彼を見た今、色を失った。
息を切らして家の中に駆け込んだカメコ。今も脳裏に刷り込まれた婚約者ウミオの残酷な姿。
そしてもう一つ映ったのは返り血を浴び口元を歪めるカメオの姿が。
「カメオ君。もうやだよ」
いったい自分が何をしたというんだ。カメコは自問しながら家の中で唯一自分の全身が入る
浴槽の中へと飛び込み、浴槽に蓋をした。
速く助けを。
携帯を取り出し、110番を押したところで――ガチャリ、不吉な音。
「こんなに真っ赤になっちゃった」
そういって浴室内に侵入してくるカメオ。
カメコは慌てて携帯の電源を落とす。今、#b#音を立てるわけにはいかない#/b#。
震える手で携帯を握りしめるカメコ。背筋が冷たいのは、水滴が付いたからだけではないだろう。
「カメコちゃん、も~い~か~い?」
聞こえてくるシャワーの音。おそらくカメオは#b#ウミオの血#/b#を流しているのだろう。
当然カメオの問いかけに返事はない。
カメコはただただ祈るのみ。鬼が過ぎ去るのを。
#b#要約解説#/b#
カメオが殺人を犯す様子を目撃したカメコは身を守るため、
カメオが返り血をシャワーで流す横で、浴槽に息をひそめ隠れていたのだった。
「#red#カメコちゃん、み~つけた#/red#」
「かたなし」「4ブックマーク」
ラテシンの皆さん、初めまして。
俺の名前はカメオ。しがないギャンブラーさ……。
実は、聡明だと聞いている皆さんに俺の悩みを聞いてほしくてね。
俺の住んでいるカメリカ国のラテベガス地区ではギャンブルが合法で、カジノでの賭け事が盛んなんだ。
ギャンブルで儲けた金だけで食っていくような連中だって珍しくない。
何を隠そう、俺もそうだ……いや、『そうだった』というべきか……。
自慢じゃないが、俺は行きつけのカジノ内ではかなりの腕前ギャンブラーで通っていた。
#b#だがある日から……俺は勝てなくなった。#/b#
彼女との結婚も考えていた矢先だというのに……『勝利の女神様はヤキモチ焼きだから、女のいる男からは去っていく』なんて言葉もどこかで聞いたっけ……。
……いや。
スランプの時期だとか、勝ちすぎて今は運が尽きた状態だとか、そういう理屈はギャンブルでは当てにならない。
少なくとも俺はそう思っている。
そこで!俺は恥も外聞もなく頼もう……。
#b#どうかラテシンの皆さんの頭脳で、俺が勝てなくなった謎を推理して解き明かしてほしい!この通り!(土下座)#/b#
俺の名前はカメオ。しがないギャンブラーさ……。
実は、聡明だと聞いている皆さんに俺の悩みを聞いてほしくてね。
俺の住んでいるカメリカ国のラテベガス地区ではギャンブルが合法で、カジノでの賭け事が盛んなんだ。
ギャンブルで儲けた金だけで食っていくような連中だって珍しくない。
何を隠そう、俺もそうだ……いや、『そうだった』というべきか……。
自慢じゃないが、俺は行きつけのカジノ内ではかなりの腕前ギャンブラーで通っていた。
#b#だがある日から……俺は勝てなくなった。#/b#
彼女との結婚も考えていた矢先だというのに……『勝利の女神様はヤキモチ焼きだから、女のいる男からは去っていく』なんて言葉もどこかで聞いたっけ……。
……いや。
スランプの時期だとか、勝ちすぎて今は運が尽きた状態だとか、そういう理屈はギャンブルでは当てにならない。
少なくとも俺はそう思っている。
そこで!俺は恥も外聞もなく頼もう……。
#b#どうかラテシンの皆さんの頭脳で、俺が勝てなくなった謎を推理して解き明かしてほしい!この通り!(土下座)#/b#
16年04月08日 21:51
【亀夫君問題】 [甘木]
【亀夫君問題】 [甘木]
解説を見る
真相は以下の通りである。
カメオはカジノのポーカーで勝負をするのが習慣になっていた。
他のギャンブルではさっぱりだが、どういうわけかポーカーでは高確率で勝てるのである。
カメオは「俺にはポーカーの才能がある!」と信じ、常に大金をつぎ込む日々だった。
しかし、カメオがポーカーで勝てるのには、カメオ自身も知らない理由があった。
ポーカーのディーラー(カードを配る人)は、カメオに一目ぼれをして#red#片思いをしていたのだ。#/red#
彼女は、初めてこのカジノにカメオが来たときに一目ぼれをした。そして、負けてばかりいるその様子に不安になる。
ギャンブルが嫌いになって、二度とこのカジノにくることがなくなってしまうのでは?
そう彼女が思った矢先、カメオはまさに彼女の担当するポーカーの場所へやってきた。
そこで彼女は歪んだ思惑が浮かぶ。
#red#彼がここのポーカーで勝ちつづけて気分を良くし、ここの常連になったら……私はずっと彼に会うことが出来る。何かのきっかけで急接近することもありえる!#/red#
そう思った彼女は、カジノのディーラーとしてやってはいけないことをしてしまう。
#b#カメオに強い手札ばかり配るようにしたのである。#/b#
言うならば、限りなく八百長……それもカメオ本人が知る由もない#red#片#/red#八百長のような状態だったのだ。
しかしそれも長くは続かなかった。
カメオがポーカーで勝つカッコイイところを見せようと、彼女を一緒に連れてきた日。
彼女のいるカメオを見て、ディーラーの彼女は失恋(そもそも告白すらしていないが)をしたと思い、その行為に終止符を打ったのであった。
#red#片#/red#思いも、#red#片#/red#八百長もどきの行為も、#red#なし#/red#になった。
その瞬間から、カメオは「ギャンブルの実力がない本来の」カメオに戻ったのであった。
#b#カメオ「……結局、俺にはギャンブルの才能なんてものは最初から無かったのか……ええい、俺も男だ!キッパリとギャンブルから離れて、安定した職業についてからカメコを幸せにしてやるさ!ラテシンの皆さん、本当にありがとう!新しい人生を踏み出すキッカケになったよ!」#/b#
カメオはカジノのポーカーで勝負をするのが習慣になっていた。
他のギャンブルではさっぱりだが、どういうわけかポーカーでは高確率で勝てるのである。
カメオは「俺にはポーカーの才能がある!」と信じ、常に大金をつぎ込む日々だった。
しかし、カメオがポーカーで勝てるのには、カメオ自身も知らない理由があった。
ポーカーのディーラー(カードを配る人)は、カメオに一目ぼれをして#red#片思いをしていたのだ。#/red#
彼女は、初めてこのカジノにカメオが来たときに一目ぼれをした。そして、負けてばかりいるその様子に不安になる。
ギャンブルが嫌いになって、二度とこのカジノにくることがなくなってしまうのでは?
そう彼女が思った矢先、カメオはまさに彼女の担当するポーカーの場所へやってきた。
そこで彼女は歪んだ思惑が浮かぶ。
#red#彼がここのポーカーで勝ちつづけて気分を良くし、ここの常連になったら……私はずっと彼に会うことが出来る。何かのきっかけで急接近することもありえる!#/red#
そう思った彼女は、カジノのディーラーとしてやってはいけないことをしてしまう。
#b#カメオに強い手札ばかり配るようにしたのである。#/b#
言うならば、限りなく八百長……それもカメオ本人が知る由もない#red#片#/red#八百長のような状態だったのだ。
しかしそれも長くは続かなかった。
カメオがポーカーで勝つカッコイイところを見せようと、彼女を一緒に連れてきた日。
彼女のいるカメオを見て、ディーラーの彼女は失恋(そもそも告白すらしていないが)をしたと思い、その行為に終止符を打ったのであった。
#red#片#/red#思いも、#red#片#/red#八百長もどきの行為も、#red#なし#/red#になった。
その瞬間から、カメオは「ギャンブルの実力がない本来の」カメオに戻ったのであった。
#b#カメオ「……結局、俺にはギャンブルの才能なんてものは最初から無かったのか……ええい、俺も男だ!キッパリとギャンブルから離れて、安定した職業についてからカメコを幸せにしてやるさ!ラテシンの皆さん、本当にありがとう!新しい人生を踏み出すキッカケになったよ!」#/b#
「【要知識の扉】『おつかい』」「4ブックマーク」
母『10【A】O【B】と買ってきた?』
子『うん、買ってきたよー^^』
【A】には1つの直線と複数の丸が入ります。
【A】【B】を埋めて台詞を完成させてください。
子『うん、買ってきたよー^^』
【A】には1つの直線と複数の丸が入ります。
【A】【B】を埋めて台詞を完成させてください。
15年01月30日 11:50
【20の扉】 [のりっこ。]
【20の扉】 [のりっこ。]
解説を見る
母『10%OFFタマゴちゃんと買ってきた?』
子『うん、買ってきたよー^^』
子供は母にタマゴとお釣りを渡した。
という事で、正解は
【A】→ %
【B】→ FFタマゴちゃん
(ラテシンメンバー)
である。
子『うん、買ってきたよー^^』
子供は母にタマゴとお釣りを渡した。
という事で、正解は
【A】→ %
【B】→ FFタマゴちゃん
(ラテシンメンバー)
である。
「とある罪深き男の話」「4ブックマーク」
「全知全能の神よ、わたしはどうすればよいのでしょうか。
どうかわたしを正しき道へお導きください…………。」
『わたし』の祈りは全知全能の神ではなくこの問題に参加しているみなさまに届きました。
神の代わりに『わたし』を正しき道へ導いてあげましょう。
※あまりにたくさんの道が啓示されてしまうと『わたし』は困ってしまいます。その場合はみなさまで意見をまとめてください。
※この問題は『とある闇深き森の話』
http://sui-hei.net/mondai/show/19746
という問題と同じ世界観の問題です。内容を知らない方は、そちらを確認するとわかり易くなると思います。(内容を知らなくても参加出来るとは思いますが難易度は多少上がります。)
※解説(解答)は複数用意しております。どんな結果になろうともみなさまが導き出すのは正しき道です。
どうかわたしを正しき道へお導きください…………。」
『わたし』の祈りは全知全能の神ではなくこの問題に参加しているみなさまに届きました。
神の代わりに『わたし』を正しき道へ導いてあげましょう。
※あまりにたくさんの道が啓示されてしまうと『わたし』は困ってしまいます。その場合はみなさまで意見をまとめてください。
※この問題は『とある闇深き森の話』
http://sui-hei.net/mondai/show/19746
という問題と同じ世界観の問題です。内容を知らない方は、そちらを確認するとわかり易くなると思います。(内容を知らなくても参加出来るとは思いますが難易度は多少上がります。)
※解説(解答)は複数用意しております。どんな結果になろうともみなさまが導き出すのは正しき道です。
15年11月19日 20:52
【亀夫君問題】 [灰音]
【亀夫君問題】 [灰音]
解説を見る
「ただいま!今日も猪の肉とってきたぞ!」
「…………兄さん。」
「なんだ?」
「この森に猪なんて生息していないのを俺は知っている。それはなんの肉なの?一体どうやって手に入れたの?それに宝石だって減って…………」
「これは…………………。ごめんな、ずっとお前に嘘をついていたんだ。」
「………………」
「これは父さんと母さんの遺産を売った金で買ってきた物だ。」
「……………………」
「二人であの財産を使わないって決めたのに…………ごめんな。でもそうでもしないと肉なんて食べられないだろ?お前にはちゃんとしたもの食べてほしかったから。って言ってもお前全然肉食べてくれないけどな……。」
「そう……………なんだ。俺の方こそごめん。」
「ん?なにがだ?それよりこれからの事をちゃんと決めないか?財産だってずっとあるわけじゃないし……………………………」
その後『森に食人鬼が出る』という噂は聞かなくなった。
マルクスは街で仕事を見つけ働き始めた。
ヨシュアは本を読んで身につけた知識を使い、村の子どもたちに勉強を教えてあげるようになった。
兄弟のあいだの思いのすれ違いは消え、新たな生活の仕方を見つけた二人は、未来へ一歩踏み出したのであった。
HAPPY END
「…………兄さん。」
「なんだ?」
「この森に猪なんて生息していないのを俺は知っている。それはなんの肉なの?一体どうやって手に入れたの?それに宝石だって減って…………」
「これは…………………。ごめんな、ずっとお前に嘘をついていたんだ。」
「………………」
「これは父さんと母さんの遺産を売った金で買ってきた物だ。」
「……………………」
「二人であの財産を使わないって決めたのに…………ごめんな。でもそうでもしないと肉なんて食べられないだろ?お前にはちゃんとしたもの食べてほしかったから。って言ってもお前全然肉食べてくれないけどな……。」
「そう……………なんだ。俺の方こそごめん。」
「ん?なにがだ?それよりこれからの事をちゃんと決めないか?財産だってずっとあるわけじゃないし……………………………」
その後『森に食人鬼が出る』という噂は聞かなくなった。
マルクスは街で仕事を見つけ働き始めた。
ヨシュアは本を読んで身につけた知識を使い、村の子どもたちに勉強を教えてあげるようになった。
兄弟のあいだの思いのすれ違いは消え、新たな生活の仕方を見つけた二人は、未来へ一歩踏み出したのであった。
HAPPY END