「酔っ払いの戯言」「99ブックマーク」
合宿所に酒やツマミを持ち込んでの打上げ中のこと。
「ポテチ余ってる?」
向こうで飲んでいたエイキチが顔を覗かせた。
「おう、どれでも持っていきな」
ジュンペイはそう返した。
開封済みのポテチも中身はほとんど残っていたが、エイキチは開けていない方を持って行こうとした。
#b#するとジュンペイは慌てて止めた。#/b#
何故だろう?
「ポテチ余ってる?」
向こうで飲んでいたエイキチが顔を覗かせた。
「おう、どれでも持っていきな」
ジュンペイはそう返した。
開封済みのポテチも中身はほとんど残っていたが、エイキチは開けていない方を持って行こうとした。
#b#するとジュンペイは慌てて止めた。#/b#
何故だろう?
15年03月15日 08:53
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
解説を見る
#big5#「お前、そっち側を掴んだら中身がこぼれるだろ!」#/big5#
エイキチは、#red#開封済みのポテチの開けていない側#/red#を掴んで持っていこうとしたのであった。
エイキチは、#red#開封済みのポテチの開けていない側#/red#を掴んで持っていこうとしたのであった。
「出来損ないの問題」「99ブックマーク」
-----
#b#男は死んだ。#/b#
#b#なぜ?#/b#
-----
そんな、余りにもあいまいな、ウミガメのスープとしては余りにも不出来な問題を出された女は男に刃を向けた。
一体なぜ?
#b#男は死んだ。#/b#
#b#なぜ?#/b#
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そんな、余りにもあいまいな、ウミガメのスープとしては余りにも不出来な問題を出された女は男に刃を向けた。
一体なぜ?
15年12月05日 17:31
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
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司法解剖なう。
司法解剖なう。
「電気ウミガメのスープ」「99ブックマーク」
過去の皆さん、初めまして! 突然で申し訳ないのですが、実は僕、皆さんにとっての#red#未来人#/red#です。
皆さんに頼みがあって、時空を超えて過去のラテシンにアクセスしています。
僕の時代――未来にも、ラテシンがあります。僕も皆さん同様、日々水平思考を楽しんでいる、ラテシンユーザーです。ちなみに僕のユーザーネームは「#red#かなへび#/red#」です。
今日もいつものようにラテシンを楽しもうと、サイトにアクセスしたところ、ある登録者から、1対1での勝負を持ちかけられました。
本当は僕一人で楽しむべきだと思うのですが、ちょっと#red#気がかりなこと#/red#があって……
ぜひ、皆さんにも一緒に質問を考えて欲しいんです!
出題された問題を、下に書いておきます。
ご協力、よろしくお願いします!
***********************************
#big5#『電気ウミガメのスープ』#/big5#
#b#ある男が、とある海の見えるレストランで「電気ウミガメのスープ」を注文しました。#/b#
#b#しかし、彼はその「電気ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。#/b#
#b#「すみません。これは本当に電気ウミガメのスープですか?」#/b#
#b#「はい… 電気ウミガメのスープに間違いございません」#/b#
#b#男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺しました。#/b#
#b#何故でしょう?#/b#
***********************************
#b#*注意#/b#
・これは亀夫君問題です。質問には未来人「かなへび」視点で答えます。
・未来のラテシンで『電気ウミガメのスープ』の問題に質問をしたいときは、質問の前に「★」をつけてください。「かなへび」が代わりに質問をします。返答は「☆」をつけます。
例:
質問:「カニバリますか?」→回答:「えっ? 僕はカニバリませんよ!」(未来人「かなへび」視点の回答)
質問:「★カニバリますか?」→回答:「☆NO」(未来人「かなへび」が未来のラテシンで代わりに質問をした結果の返答)
皆さんに頼みがあって、時空を超えて過去のラテシンにアクセスしています。
僕の時代――未来にも、ラテシンがあります。僕も皆さん同様、日々水平思考を楽しんでいる、ラテシンユーザーです。ちなみに僕のユーザーネームは「#red#かなへび#/red#」です。
今日もいつものようにラテシンを楽しもうと、サイトにアクセスしたところ、ある登録者から、1対1での勝負を持ちかけられました。
本当は僕一人で楽しむべきだと思うのですが、ちょっと#red#気がかりなこと#/red#があって……
ぜひ、皆さんにも一緒に質問を考えて欲しいんです!
出題された問題を、下に書いておきます。
ご協力、よろしくお願いします!
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#big5#『電気ウミガメのスープ』#/big5#
#b#ある男が、とある海の見えるレストランで「電気ウミガメのスープ」を注文しました。#/b#
#b#しかし、彼はその「電気ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。#/b#
#b#「すみません。これは本当に電気ウミガメのスープですか?」#/b#
#b#「はい… 電気ウミガメのスープに間違いございません」#/b#
#b#男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺しました。#/b#
#b#何故でしょう?#/b#
***********************************
#b#*注意#/b#
・これは亀夫君問題です。質問には未来人「かなへび」視点で答えます。
・未来のラテシンで『電気ウミガメのスープ』の問題に質問をしたいときは、質問の前に「★」をつけてください。「かなへび」が代わりに質問をします。返答は「☆」をつけます。
例:
質問:「カニバリますか?」→回答:「えっ? 僕はカニバリませんよ!」(未来人「かなへび」視点の回答)
質問:「★カニバリますか?」→回答:「☆NO」(未来人「かなへび」が未来のラテシンで代わりに質問をした結果の返答)
14年10月01日 23:21
【亀夫君問題】 [とかげ]
【亀夫君問題】 [とかげ]
20杯目。ラテシン内ラテシンに挑戦
解説を見る
未来のラテシンで、僕はついに正解にたどり着いた。過去のラテシンユーザーの皆さんのおかげだ。彼らの水平思考には、本当に頭が上がらない。……エラーに巻かれながら、何度目かの更新ボタンを押したとき、目の前には、嬉しい文字が表示されていた。
「YES 謎はすべて解けた!」
***********************************
#big5#『電気ウミガメのスープ』 解説#/big5#
電気ウミガメは、ウミガメを模してつくられた人造のウミガメである。
電気ウミガメのスープを、#red#「食べたことのある味だ」#/red#と感じ、男は不思議に思う。#red#電気ウミガメを食べるのは初めて#/red#だったのだ。ましてや、本物のウミガメは既に保護動物となり、食べる機会などない。
本当に電気ウミガメのスープであることを確かめた男は、自分の味覚は経験とは関係なく記憶されているのだという結論に至る。それは、#red#自分の味覚の記憶が、「造られたもの」である#/red#ことを示す。
男は、#red#自分を人間だと思い込んでいるアンドロイド#/red#だったのだ。
自分が人間ではなく、造り物のアンドロイドであることを理解し、男は絶望する。
突き付けられた現実に耐え切れず、男は自殺した。
アンドロイドである男が取ったその行動は、皮肉なことに、非常に人間的であった……。
END
***********************************
#b#やもり#/b#:かなへび君、FAおめでとう! 俺の完敗だわ!
#b#かなへび#/b#:出題ありがとうございました。スープごちそうさまでした!
#b#やもり#/b#:なんかたまに変な質問してたねw 何だよ野生化したルンバってwww
#b#かなへび#/b#:すみませんw ところで、良質もヒントもなかったのは、難易度を上げるためですか?
#b#やもり#/b#:ああ、意地悪してごめんよ。なるべく君の発言をたくさん引き出したくてさ。
#b#かなへび#/b#:……僕が、#red#アンドロイドかどうか、チェックするため#/red#ですか?
#b#やもり#/b#:……。
#b#かなへび#/b#:それで、僕は人間だと納得してもらえましたか?
#b#やもり#/b#:すごいな、そこまでお見通しとは。文句なしにかなへび君は人間だよ。
#b#かなへび#/b#:やもりさんは、政府の人なんですか?
#b#やもり#/b#:いや、俺はただ頼まれているだけ。俺も1対1の勝負持ちかけられて、FAしたら、#red#ラテシン内でアンドロイドを探す仕事を頼みたいって言われた#/red#んだ。
#b#かなへび#/b#:やもりさんもアンドロイドかどうかチェックされたってことですか?
#b#やもり#/b#:そ。ほら、最近新規登録者が多かっただろう? あれって、人間の振りをして生活しているアンドロイドを捕まえるために、政府が送り込んだ人間なんだってさ。ラテシンだけじゃなくて、似たような会話型推理ゲームのサイトに入り込んで、人間だと判断できたヤツを更に雇って、捕獲役を増やしてたみたい。
#b#かなへび#/b#:やもりさんみたいに、もともとそのサイトを利用してた人を捕獲役にしたってことですね。
#b#やもり#/b#:最初に政府が用意した役人達っつーのが、どうも固くって、チェックがうまく進まなかったんだと。だからネット上でうまくアンドロイドチェックができそうなヤツに声をかけていったらしい。こういう会話ゲームがうまいヤツに、普段使っていないサイトにも登録させて……だから、やたらノリの良い新人さんは、多分こういうヤツらだよ。
#b#かなへび#/b#:なるほど…。では、ここ最近いなくなったユーザー達は、アンドロイドだったんですか?
#b#やもり#/b#:多分ね。 俺みたいな捕獲役に1対1を持ちかけられて、返答が人間っぽくないってことで、アンドロイド疑惑→自宅に突入して確認、って感じだと思う。
#b#かなへび#/b#:……。そんなに、人間の振りをして過ごしているアンドロイドが多いんですか?
#b#やもり#/b#:結構いるみたいだなー。『電気ウミガメのスープ』の男みたく、そのうち自分が人間だと信じ込んでるアンドロイドが登場しても不思議じゃないし。
#b#かなへび#/b#:あ、ちょっと気になってたんですが、その問題って使いまわしなんですか?
#b#やもり#/b#:うん、マイナーチェンジはしてるけど、基本は「ある理由で自分がアンドロイドであることに気づいた男」が登場する形になってる。アンドロイド達は、自分がアンドロイドであることをよーくわかってるからな。その固定観念を打ち破るのは難しいだろうってことでね。
#b#かなへび#/b#:色々考えられてるんですね……でも、やもりさん。僕にこんなに話して良いのですか? 僕が本当はアンドロイドで、うまくやもりさんのテストを切り抜けてしまっただけかもしれませんよ?
#b#やもり#/b#:それはそれで、構わないじゃないか。
#b#かなへび#/b#:え? 何故です?
#b#やもり#/b#:だって、人間と区別がつかないなら……もうそいつは人間ってことでいいじゃないか。
#b#かなへび#/b#:……え?
#b#やもり#/b#:人間とアンドロイド、見た目だけじゃもう区別がつかない。中身まで区別がつかなくなったら……何が人間とアンドロイドの境界線になるんだ? 「人間」とは一体何だ?
#b#かなへび#/b#:……。
#b#やもり#/b#:だからいいんだよ。
#b#やもり#/b#:#red#アンドロイドが、電気ウミガメの夢を見たって、構わないだろう?#/red#
#b#かなへび#/b#:……最後にひとつだけ。やもりさんは……人間ですか? アンドロイドですか?
#b#やもり#/b#:YESNO
#b#やもり#/b#:なんてな。
***********************************
NORMAL END 『電気ウミガメのスープ』の正解にたどり着いた「かなへび」。そのおかげかどうかは知らないが、噂のようにラテシンから消えたり、ましてや殺されるなんてことはなかった。「やもり」からの問題は一体何だったのだろう? そんな疑問も、日々の生活の中、薄れていった。
★TRUE END 「かなへび」は、出題者「やもり」が、自分がアンドロイドかどうかをチェックするために『電気ウミガメのスープ』の問題を利用した、ということに気づく。『電気ウミガメのスープ』の正解にもたどり着き、「やもり」の真意にも気付いた「かなへび」は、アンドロイドと人間の違いを考えさせられることになる。変わったことと言えば、時折電気ウミガメの夢を見るようになったこと、だろうか……。
「YES 謎はすべて解けた!」
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#big5#『電気ウミガメのスープ』 解説#/big5#
電気ウミガメは、ウミガメを模してつくられた人造のウミガメである。
電気ウミガメのスープを、#red#「食べたことのある味だ」#/red#と感じ、男は不思議に思う。#red#電気ウミガメを食べるのは初めて#/red#だったのだ。ましてや、本物のウミガメは既に保護動物となり、食べる機会などない。
本当に電気ウミガメのスープであることを確かめた男は、自分の味覚は経験とは関係なく記憶されているのだという結論に至る。それは、#red#自分の味覚の記憶が、「造られたもの」である#/red#ことを示す。
男は、#red#自分を人間だと思い込んでいるアンドロイド#/red#だったのだ。
自分が人間ではなく、造り物のアンドロイドであることを理解し、男は絶望する。
突き付けられた現実に耐え切れず、男は自殺した。
アンドロイドである男が取ったその行動は、皮肉なことに、非常に人間的であった……。
END
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#b#やもり#/b#:かなへび君、FAおめでとう! 俺の完敗だわ!
#b#かなへび#/b#:出題ありがとうございました。スープごちそうさまでした!
#b#やもり#/b#:なんかたまに変な質問してたねw 何だよ野生化したルンバってwww
#b#かなへび#/b#:すみませんw ところで、良質もヒントもなかったのは、難易度を上げるためですか?
#b#やもり#/b#:ああ、意地悪してごめんよ。なるべく君の発言をたくさん引き出したくてさ。
#b#かなへび#/b#:……僕が、#red#アンドロイドかどうか、チェックするため#/red#ですか?
#b#やもり#/b#:……。
#b#かなへび#/b#:それで、僕は人間だと納得してもらえましたか?
#b#やもり#/b#:すごいな、そこまでお見通しとは。文句なしにかなへび君は人間だよ。
#b#かなへび#/b#:やもりさんは、政府の人なんですか?
#b#やもり#/b#:いや、俺はただ頼まれているだけ。俺も1対1の勝負持ちかけられて、FAしたら、#red#ラテシン内でアンドロイドを探す仕事を頼みたいって言われた#/red#んだ。
#b#かなへび#/b#:やもりさんもアンドロイドかどうかチェックされたってことですか?
#b#やもり#/b#:そ。ほら、最近新規登録者が多かっただろう? あれって、人間の振りをして生活しているアンドロイドを捕まえるために、政府が送り込んだ人間なんだってさ。ラテシンだけじゃなくて、似たような会話型推理ゲームのサイトに入り込んで、人間だと判断できたヤツを更に雇って、捕獲役を増やしてたみたい。
#b#かなへび#/b#:やもりさんみたいに、もともとそのサイトを利用してた人を捕獲役にしたってことですね。
#b#やもり#/b#:最初に政府が用意した役人達っつーのが、どうも固くって、チェックがうまく進まなかったんだと。だからネット上でうまくアンドロイドチェックができそうなヤツに声をかけていったらしい。こういう会話ゲームがうまいヤツに、普段使っていないサイトにも登録させて……だから、やたらノリの良い新人さんは、多分こういうヤツらだよ。
#b#かなへび#/b#:なるほど…。では、ここ最近いなくなったユーザー達は、アンドロイドだったんですか?
#b#やもり#/b#:多分ね。 俺みたいな捕獲役に1対1を持ちかけられて、返答が人間っぽくないってことで、アンドロイド疑惑→自宅に突入して確認、って感じだと思う。
#b#かなへび#/b#:……。そんなに、人間の振りをして過ごしているアンドロイドが多いんですか?
#b#やもり#/b#:結構いるみたいだなー。『電気ウミガメのスープ』の男みたく、そのうち自分が人間だと信じ込んでるアンドロイドが登場しても不思議じゃないし。
#b#かなへび#/b#:あ、ちょっと気になってたんですが、その問題って使いまわしなんですか?
#b#やもり#/b#:うん、マイナーチェンジはしてるけど、基本は「ある理由で自分がアンドロイドであることに気づいた男」が登場する形になってる。アンドロイド達は、自分がアンドロイドであることをよーくわかってるからな。その固定観念を打ち破るのは難しいだろうってことでね。
#b#かなへび#/b#:色々考えられてるんですね……でも、やもりさん。僕にこんなに話して良いのですか? 僕が本当はアンドロイドで、うまくやもりさんのテストを切り抜けてしまっただけかもしれませんよ?
#b#やもり#/b#:それはそれで、構わないじゃないか。
#b#かなへび#/b#:え? 何故です?
#b#やもり#/b#:だって、人間と区別がつかないなら……もうそいつは人間ってことでいいじゃないか。
#b#かなへび#/b#:……え?
#b#やもり#/b#:人間とアンドロイド、見た目だけじゃもう区別がつかない。中身まで区別がつかなくなったら……何が人間とアンドロイドの境界線になるんだ? 「人間」とは一体何だ?
#b#かなへび#/b#:……。
#b#やもり#/b#:だからいいんだよ。
#b#やもり#/b#:#red#アンドロイドが、電気ウミガメの夢を見たって、構わないだろう?#/red#
#b#かなへび#/b#:……最後にひとつだけ。やもりさんは……人間ですか? アンドロイドですか?
#b#やもり#/b#:YESNO
#b#やもり#/b#:なんてな。
***********************************
NORMAL END 『電気ウミガメのスープ』の正解にたどり着いた「かなへび」。そのおかげかどうかは知らないが、噂のようにラテシンから消えたり、ましてや殺されるなんてことはなかった。「やもり」からの問題は一体何だったのだろう? そんな疑問も、日々の生活の中、薄れていった。
★TRUE END 「かなへび」は、出題者「やもり」が、自分がアンドロイドかどうかをチェックするために『電気ウミガメのスープ』の問題を利用した、ということに気づく。『電気ウミガメのスープ』の正解にもたどり着き、「やもり」の真意にも気付いた「かなへび」は、アンドロイドと人間の違いを考えさせられることになる。変わったことと言えば、時折電気ウミガメの夢を見るようになったこと、だろうか……。
「ウミガメのスープ」「97ブックマーク」
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
10年02月10日 00:00
【ウミガメのスープ】 [上杉@管理人]
【ウミガメのスープ】 [上杉@管理人]
すべてはここから始まった。
解説を見る
男は船に乗っていた。
ある日、男の乗る船が遭難してしまった。
数人の男と共に救難ボートで難を逃れたが、漂流の憂き目に。
食料に瀕した一行は、体力のない者から死んでいく。
やがて、生き残っているものは、生きるために死体の肉を食べ始めるが
一人の男はコレを固辞。当然、その男はみるみる衰弱していく。
見かねた他のものが、「これは海がめのスープだから」と偽り
男にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせた。
しかし、レストランで明らかに味の違う
この 「本物の海がめのスープ」に直面し
そのすべてを悟り、死に至る。
ある日、男の乗る船が遭難してしまった。
数人の男と共に救難ボートで難を逃れたが、漂流の憂き目に。
食料に瀕した一行は、体力のない者から死んでいく。
やがて、生き残っているものは、生きるために死体の肉を食べ始めるが
一人の男はコレを固辞。当然、その男はみるみる衰弱していく。
見かねた他のものが、「これは海がめのスープだから」と偽り
男にスープを飲ませ、救難まで生き延びさせた。
しかし、レストランで明らかに味の違う
この 「本物の海がめのスープ」に直面し
そのすべてを悟り、死に至る。
「その問題を解いたなら」「97ブックマーク」
ABC高校の、織田先生が顧問を務める数学同好会では、
去り行く三年生が最後に必ず解かされる問題があるという。
その問題の答えは何だろうか?
去り行く三年生が最後に必ず解かされる問題があるという。
その問題の答えは何だろうか?
16年03月15日 23:49
【20の扉】 [牛削り]
【20の扉】 [牛削り]
解説を見る
三月の終わり。
桜の咲き始めた校舎への道を、織田先生は複雑な気持ちで歩いていた。
今日は大好きな教え子たちの旅立ちの日であり、お別れの日だ。
彼らの新しい人生を喜ばなければならないのに、別れの悲しさだけが募っていく。
毎年思うことだ。
どうせすぐに別れなければならないのだから、好きにならなければいい。
教える人と教わる人。ビジネスライクな関係でいればいい。
しかし織田先生は、いつもその自戒を破ってしまうのだった。
自分が顧問を務めている数学同好会での活動を振り返る。
駒野は数字を偏執的に愛していて、五桁未満の素数には全てニックネームをつけている。
菅原は大学受験の武器にしたいという動機で入部したくせに、すでに大学院レベルの問題にまで手を伸ばしている。
反町はイケメンだ。
鵜飼は数学で世界を救えると本気で信じている。
米澤の実家では、それは見事なホルスタインを飼っている。
彼らはみな、希望の大学への入学を決めている。
明日になれば、もうしばらくは、会うこともないだろう。
#red#卒業式#/red#を終えて、三年生が玄関から出てきた。
織田先生は彼らに一列に並ぶよう指示し、鞄から#red#カメラ#/red#を取り出した。
駒野、菅原、反町、鵜飼、米澤。
素晴らしい生徒達だった。
込み上げてくる涙をこらえて、織田先生は彼らに、最後の問題を出した。
#big5#「いちたすいちはー?」#/big5#
織田先生の目の前に、希望に満ちた五つの笑顔が並んだ。
#big5#【解答】#/big5#
#b#織田先生が最後に出す問題とは、写真撮影の際の合図である、#/b#
#b#「1+1は?」という計算問題である。#/b#
#b#したがって当問題の答えは、1+1の計算結果である「2」となる。#/b#
桜の咲き始めた校舎への道を、織田先生は複雑な気持ちで歩いていた。
今日は大好きな教え子たちの旅立ちの日であり、お別れの日だ。
彼らの新しい人生を喜ばなければならないのに、別れの悲しさだけが募っていく。
毎年思うことだ。
どうせすぐに別れなければならないのだから、好きにならなければいい。
教える人と教わる人。ビジネスライクな関係でいればいい。
しかし織田先生は、いつもその自戒を破ってしまうのだった。
自分が顧問を務めている数学同好会での活動を振り返る。
駒野は数字を偏執的に愛していて、五桁未満の素数には全てニックネームをつけている。
菅原は大学受験の武器にしたいという動機で入部したくせに、すでに大学院レベルの問題にまで手を伸ばしている。
反町はイケメンだ。
鵜飼は数学で世界を救えると本気で信じている。
米澤の実家では、それは見事なホルスタインを飼っている。
彼らはみな、希望の大学への入学を決めている。
明日になれば、もうしばらくは、会うこともないだろう。
#red#卒業式#/red#を終えて、三年生が玄関から出てきた。
織田先生は彼らに一列に並ぶよう指示し、鞄から#red#カメラ#/red#を取り出した。
駒野、菅原、反町、鵜飼、米澤。
素晴らしい生徒達だった。
込み上げてくる涙をこらえて、織田先生は彼らに、最後の問題を出した。
#big5#「いちたすいちはー?」#/big5#
織田先生の目の前に、希望に満ちた五つの笑顔が並んだ。
#big5#【解答】#/big5#
#b#織田先生が最後に出す問題とは、写真撮影の際の合図である、#/b#
#b#「1+1は?」という計算問題である。#/b#
#b#したがって当問題の答えは、1+1の計算結果である「2」となる。#/b#