「不器用ですから」「1ブックマーク」
自宅の玄関の鍵が壊れているにも関わらず、面倒なので直さずに放置していたカメオ。
しかし、結果的にそのおかげで強盗に入られた際に身を守れたという。
一体どういうことだろう?
しかし、結果的にそのおかげで強盗に入られた際に身を守れたという。
一体どういうことだろう?
16年08月08日 00:46
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
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玄関の鍵は直さなかったが、さすがに夜寝る時にまで玄関が開けっ放し状態というのは怖い。
そのため、あらかじめ玄関を外から開けさせない用につっかえ棒を用意しておいたのだ。
そんなある日、カメオが昼に外出して自宅に帰った時にばったり強盗に遭遇!
しかし、帰ったばかりで玄関にいたカメオは、すぐそばに用意しておいたそのつっかえ棒を武器に強盗を撃退したである!
そのため、あらかじめ玄関を外から開けさせない用につっかえ棒を用意しておいたのだ。
そんなある日、カメオが昼に外出して自宅に帰った時にばったり強盗に遭遇!
しかし、帰ったばかりで玄関にいたカメオは、すぐそばに用意しておいたそのつっかえ棒を武器に強盗を撃退したである!
「青き波間に誘われて」「1ブックマーク」
ウミは毎日ほぼ同じ時間に、カメオを同じ理由で叱っていた。
けれどカメオが言うことを聞いた時、ウミは泣き崩れた。
状況を補完してください。
けれどカメオが言うことを聞いた時、ウミは泣き崩れた。
状況を補完してください。
17年10月28日 23:36
【ウミガメのスープ】 [妙伎]
【ウミガメのスープ】 [妙伎]
最後のスープ。皆様、ありがとうございました。
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「こらカメオ!ちゃんと挨拶しなさい!」
まだ幼く、遊びたい盛りのウミの息子、カメオ。食事を終えるとそのまま飛び出して行ってしまう。
食器を片づけるお手伝いまではまだ早くても、挨拶くらいしてほしい、と毎回叱りつけるけれど、効果なし。
「本当にもう、困ったわね……」
もうすぐカメオは都に住む父、ラテラル伯爵に引き取られ、今後は世継ぎとして伯爵の元で暮らすことになっている。
しかしラテラル伯爵には家柄に見合った妻がいる。海辺の小さな貧しい村に暮らすウミは、カメオと一緒に行くことはできない。
伯爵の妻はとても美しく優しく聡明だが子供が産めない。そのため、カメオを本当の自分の子として育てることを快く了承してくれている。カメオの幸せを願えばこそ、こんな貧しい、病院や学校といった施設さえ整っていないような村で育てるわけにはいかない。
しかし幼いカメオに別れを伝えることができず、ウミはカメオには「都で暮らしているお父様に会いに行く」とだけ告げていた。
「せめて礼儀作法くらいは覚えておかないと、苦労するのはあの子なのに」
ウミは食器を片づけながら溜息をついた。
そしてついにカメオが旅立つ日。
ウミはカメオの大好物のウミガメのスープを作り、一緒に最後の食事を楽しんだ。
「お父様に会ったら、ちゃんと御挨拶するのよ」
「うん」
「ママのことは気にしないで、楽しく過ごしなさい」
「うん」
ちょうど二人が食べ終わるのを待っていたかのように、ドアがノックされる。
「迎えが来たみたいね。……さあ時間よ、カメオ」
笑顔で送り出そうと微笑み掛けたウミに、顔を上げたカメオが口を開く。
「ごちそうさま、ママ。とってもおいしかったよ」
ウミにも分かった。カメオは、ちゃんと自分の置かれた状況を理解していたのだ。
「ごちそうさま」は食事を終える時の言葉。そして都へ行ったカメオがウミの作る食事を食べることは、もう二度とない。
カメオは自分がもうここへ戻って来ないことを理解したうえで、ウミとの食事を、一緒に過ごす時間を終わらせたくなくて挨拶をしなかったのだと。
しかし、今、カメオはウミにはっきりと「ごちそうさま」と言った。
ドアが開き、現れた迎えの者が恭しくカメオを馬車へと誘う。
思わずドアの外へと走り出たウミの涙に霞む視界の中、カメオは馬車の入り口で振り返り、笑った。
「ママ、僕のお皿、取っといて!僕が大きくなったら、絶対またウミガメのスープを食べに来るから!約束だからね!!」
走り去っていく馬車を見送りながら、ウミはその場に泣き崩れた。
自分が思っていたよりもずっと大きくなっていたカメオが愛しくて、そしてこれが我が子との「別れ」であることが悲しくて。
テーブルに、空っぽのスープ皿がひとつ。
その皿がまたいつの日か、どこかで、再び「ウミガメのスープ」で満たされることを願って。
この素敵な場所で出会った、たくさんのシェフの皆様へ。
「ごちそうさまでした」。
まだ幼く、遊びたい盛りのウミの息子、カメオ。食事を終えるとそのまま飛び出して行ってしまう。
食器を片づけるお手伝いまではまだ早くても、挨拶くらいしてほしい、と毎回叱りつけるけれど、効果なし。
「本当にもう、困ったわね……」
もうすぐカメオは都に住む父、ラテラル伯爵に引き取られ、今後は世継ぎとして伯爵の元で暮らすことになっている。
しかしラテラル伯爵には家柄に見合った妻がいる。海辺の小さな貧しい村に暮らすウミは、カメオと一緒に行くことはできない。
伯爵の妻はとても美しく優しく聡明だが子供が産めない。そのため、カメオを本当の自分の子として育てることを快く了承してくれている。カメオの幸せを願えばこそ、こんな貧しい、病院や学校といった施設さえ整っていないような村で育てるわけにはいかない。
しかし幼いカメオに別れを伝えることができず、ウミはカメオには「都で暮らしているお父様に会いに行く」とだけ告げていた。
「せめて礼儀作法くらいは覚えておかないと、苦労するのはあの子なのに」
ウミは食器を片づけながら溜息をついた。
そしてついにカメオが旅立つ日。
ウミはカメオの大好物のウミガメのスープを作り、一緒に最後の食事を楽しんだ。
「お父様に会ったら、ちゃんと御挨拶するのよ」
「うん」
「ママのことは気にしないで、楽しく過ごしなさい」
「うん」
ちょうど二人が食べ終わるのを待っていたかのように、ドアがノックされる。
「迎えが来たみたいね。……さあ時間よ、カメオ」
笑顔で送り出そうと微笑み掛けたウミに、顔を上げたカメオが口を開く。
「ごちそうさま、ママ。とってもおいしかったよ」
ウミにも分かった。カメオは、ちゃんと自分の置かれた状況を理解していたのだ。
「ごちそうさま」は食事を終える時の言葉。そして都へ行ったカメオがウミの作る食事を食べることは、もう二度とない。
カメオは自分がもうここへ戻って来ないことを理解したうえで、ウミとの食事を、一緒に過ごす時間を終わらせたくなくて挨拶をしなかったのだと。
しかし、今、カメオはウミにはっきりと「ごちそうさま」と言った。
ドアが開き、現れた迎えの者が恭しくカメオを馬車へと誘う。
思わずドアの外へと走り出たウミの涙に霞む視界の中、カメオは馬車の入り口で振り返り、笑った。
「ママ、僕のお皿、取っといて!僕が大きくなったら、絶対またウミガメのスープを食べに来るから!約束だからね!!」
走り去っていく馬車を見送りながら、ウミはその場に泣き崩れた。
自分が思っていたよりもずっと大きくなっていたカメオが愛しくて、そしてこれが我が子との「別れ」であることが悲しくて。
テーブルに、空っぽのスープ皿がひとつ。
その皿がまたいつの日か、どこかで、再び「ウミガメのスープ」で満たされることを願って。
この素敵な場所で出会った、たくさんのシェフの皆様へ。
「ごちそうさまでした」。
「遅くなってごめん」「1ブックマーク」
地球は太陽の周りを1年かけて回っている。
半年では、当然1/2周まわっていることになるので、半年後は太陽の周りを1/2周回った先、つまり今見えている太陽のちょうど向こう側に地球はいることになる。
さて、ある日カメオはカメコに言われた。
「半年後、この場所で会いましょう」
それを聞いたカメオが実際にその場所へ向かったのは3年も先のことであった。
なぜだろう。
半年では、当然1/2周まわっていることになるので、半年後は太陽の周りを1/2周回った先、つまり今見えている太陽のちょうど向こう側に地球はいることになる。
さて、ある日カメオはカメコに言われた。
「半年後、この場所で会いましょう」
それを聞いたカメオが実際にその場所へ向かったのは3年も先のことであった。
なぜだろう。
17年09月30日 11:04
【ウミガメのスープ】 [エルナト]
【ウミガメのスープ】 [エルナト]
参加者の皆様、ありがとうございました。
解説を見る
とても長いです。最下部に要約あります。
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カメオは、元々宇宙飛行士を目指して訓練を受けていたが、いつまで経っても宇宙へ飛び立つチャンスには恵まれず、遂にはその夢を諦めてしまっていた。
ある日、カメオと宇宙飛行士の訓練生時代の同期であったカメコは国際宇宙ステーションISSへと宇宙飛行士として飛び立った。
密かにカメコに想いを寄せていたカメオはその知らせを聞き、訓練生時代の同期として、そして彼女を愛する一人の男のとして、その門出を祝福した。
しかし、この世は残酷な物で、彼女を乗せ地球に戻ってくるはずであった宇宙船は着陸に失敗、カメコは還らぬ人となってしまった。
カメオは途方に暮れた。
どうしてこんなことになってしまったのか。
こんなことなら、それが叶わぬ恋だと分かっていても、想いを伝えておけば良かった。
それが叶わぬ夢だと分かっていても、宇宙飛行士を、目指していれば良かった。
そうすれば、カメコの代わりにカメオが選ばれていれば、彼女は死ななくても済んだかもしれないのに。
後悔ばかりの日々を送るカメオの元にJAXAから一本の小包が送られる。
それは、カメコがISSで撮影した、一本のビデオレターであった。
「カメオさん、お久しぶりです」
ビデオの中の彼女は、まだ生きていた。
笑顔を浮かべていた。
カメコは笑っているのに、カメオは笑えなかった。
「半年後、この場所で会いましょう。例えもし半年後がダメでも、私はここにあなたへの想いを残しておきますから。絶対、取りに来てくださいね」
ISSへ飛び立つ宇宙船は、通常おおよそ2ヶ月に1回打ち上げられ、打ち上げのたび6人のうち3人が入れ替わるというシステムであった。
カメコがクルーに選ばれた当時はまだ半年後の打ち上げクルーは決定されておらず、そこにカメオが選ばれたらと、このメッセージを残したのだ。
カメオは、決意した。必ず、会いに行くと。
カメオは再び宇宙を目指し再び訓練を受け始めた。
そして、カメコの約束から遅れること、およそ3年。
ついにその日はやってきた。
「遅くなってごめん。今、行くよ」
あの日君が見たその景色を、
そして君がISSに残した何かを見に、その場所へ。
---
要約
宇宙にいたカメコのもとへ行くには宇宙船のクルーに選ばれる必要があり、それまでに3年の月日がかかったから
※新幹線内で操作していたため非常に電波が悪く、正解表示から解答表示まで時間がかかりすみませんでした。
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カメオは、元々宇宙飛行士を目指して訓練を受けていたが、いつまで経っても宇宙へ飛び立つチャンスには恵まれず、遂にはその夢を諦めてしまっていた。
ある日、カメオと宇宙飛行士の訓練生時代の同期であったカメコは国際宇宙ステーションISSへと宇宙飛行士として飛び立った。
密かにカメコに想いを寄せていたカメオはその知らせを聞き、訓練生時代の同期として、そして彼女を愛する一人の男のとして、その門出を祝福した。
しかし、この世は残酷な物で、彼女を乗せ地球に戻ってくるはずであった宇宙船は着陸に失敗、カメコは還らぬ人となってしまった。
カメオは途方に暮れた。
どうしてこんなことになってしまったのか。
こんなことなら、それが叶わぬ恋だと分かっていても、想いを伝えておけば良かった。
それが叶わぬ夢だと分かっていても、宇宙飛行士を、目指していれば良かった。
そうすれば、カメコの代わりにカメオが選ばれていれば、彼女は死ななくても済んだかもしれないのに。
後悔ばかりの日々を送るカメオの元にJAXAから一本の小包が送られる。
それは、カメコがISSで撮影した、一本のビデオレターであった。
「カメオさん、お久しぶりです」
ビデオの中の彼女は、まだ生きていた。
笑顔を浮かべていた。
カメコは笑っているのに、カメオは笑えなかった。
「半年後、この場所で会いましょう。例えもし半年後がダメでも、私はここにあなたへの想いを残しておきますから。絶対、取りに来てくださいね」
ISSへ飛び立つ宇宙船は、通常おおよそ2ヶ月に1回打ち上げられ、打ち上げのたび6人のうち3人が入れ替わるというシステムであった。
カメコがクルーに選ばれた当時はまだ半年後の打ち上げクルーは決定されておらず、そこにカメオが選ばれたらと、このメッセージを残したのだ。
カメオは、決意した。必ず、会いに行くと。
カメオは再び宇宙を目指し再び訓練を受け始めた。
そして、カメコの約束から遅れること、およそ3年。
ついにその日はやってきた。
「遅くなってごめん。今、行くよ」
あの日君が見たその景色を、
そして君がISSに残した何かを見に、その場所へ。
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要約
宇宙にいたカメコのもとへ行くには宇宙船のクルーに選ばれる必要があり、それまでに3年の月日がかかったから
※新幹線内で操作していたため非常に電波が悪く、正解表示から解答表示まで時間がかかりすみませんでした。
「炎の向き」「1ブックマーク」
ほんの少しだけ上に曲がった炎を見てカメオは落胆した。
なぜか?
なぜか?
17年09月21日 19:34
【ウミガメのスープ】 [雨師]
【ウミガメのスープ】 [雨師]
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ガスバーナーにロケットの装飾を取り付け、チューブをカメラに写らないよう伸ばした上で火を点ければリアルな炎を噴き出すロケットを撮影できる。
昔の低予算なSF映画はみんなそうやってロケットを撮っていたのだ。
さて、カメオがたまたま手に取ったそんな古いSF映画。宇宙を進むロケットのシーンをよく見ると…炎が上に曲がっている。
ガスバーナー入りのロケットを横向きにセットしているから、炎が傾いてしまっているのだ。
「炎が上向きになるようロケットを置いて、カメラを90度傾けて撮影すれば真っ直ぐ横に炎が伸びるカッコイイロケットを予算そのままに撮影できるのに、その程度のこともわからないようなスタッフが撮っていたんだな」
落胆したカメオはすぐにその映画を見るのをやめてしまった。
昔の低予算なSF映画はみんなそうやってロケットを撮っていたのだ。
さて、カメオがたまたま手に取ったそんな古いSF映画。宇宙を進むロケットのシーンをよく見ると…炎が上に曲がっている。
ガスバーナー入りのロケットを横向きにセットしているから、炎が傾いてしまっているのだ。
「炎が上向きになるようロケットを置いて、カメラを90度傾けて撮影すれば真っ直ぐ横に炎が伸びるカッコイイロケットを予算そのままに撮影できるのに、その程度のこともわからないようなスタッフが撮っていたんだな」
落胆したカメオはすぐにその映画を見るのをやめてしまった。
「予測可能な未来」「1ブックマーク」
海雄は亀雄にお前は死ぬと告げた、
友人の突然の言葉に亀雄は戸惑ったが、後ろを見て亀雄の言葉が冗談ではなかったのだと知った。
なぜ?
友人の突然の言葉に亀雄は戸惑ったが、後ろを見て亀雄の言葉が冗談ではなかったのだと知った。
なぜ?
17年07月09日 23:06
【ウミガメのスープ】 [くろべえ]
【ウミガメのスープ】 [くろべえ]
解説を見る
亀雄は宇宙飛行士でありその時は船外活動をしていた、
だが突然オペレーターであり長年の友人でもある海雄に宇宙ごみによってシャトルが破壊され、
亀雄が生きて帰還するのは絶望的だと言われた、
音のない宇宙空間でほんの2~3m後ろにあるはずの宇宙船が破壊された何て実感が沸かない、
恐る恐る後ろを確認するとそこには綺麗に外れた命綱と真っ二つになったシャトルがあった。
二行目ミスです
正しくは「海雄の言葉が冗談では……」でした。
だが突然オペレーターであり長年の友人でもある海雄に宇宙ごみによってシャトルが破壊され、
亀雄が生きて帰還するのは絶望的だと言われた、
音のない宇宙空間でほんの2~3m後ろにあるはずの宇宙船が破壊された何て実感が沸かない、
恐る恐る後ろを確認するとそこには綺麗に外れた命綱と真っ二つになったシャトルがあった。
二行目ミスです
正しくは「海雄の言葉が冗談では……」でした。