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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

白昼堂々「1ブックマーク」
男がある日、白昼堂々道ばたで殺された。

警察官による捜査は迅速に行われたが
事件は迷宮入りしてしまった。

もう一度書く。男が「白昼堂々」、「道ばた」で殺されたのである。

一体、何故事件は迷宮入りしたのだろう?
10年11月01日 19:00
【ウミガメのスープ】 [帝釈10]



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その男は悪逆非道の限りを尽くしていたギャング。
取り巻きも引くほどのその男の所行は、
ただなんとなく道であった人間を殴り、
すこし肩がぶつかっただけで半殺しの目に遭わせる。
そして警察には袖の下。
そんな凶悪なものだから人々は恐怖し、男に何も口出しできない。


ある日、その悪行に耐えかねた青年がそのギャングを道で殺害。
公衆の面前での犯行だったが、人々はギャングの死をむしろ喜ばしく思った
もちろん皆口には出さないが犯人は英雄である。
そんな状況で、一体誰が犯人を告発するだろう?
また会えるね。「1ブックマーク」
また会えるね。

彼には憧れがあった。
常識的に考えて無理なことだが、彼は叶える事ができた。
そして彼はまた仲間と共になれた。
どんな状況か?
10年11月01日 20:41
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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雲に想いをはせた蜘蛛

蜘蛛は見上げる。
空にプカプカ 浮かんだ雲を見つめる。

蜘蛛は憧れる。
私もプカプカ 浮かんだ雲になりたいと。

糸を飛ばす。
空にふわふわ 浮かんだ雲に届くように。

糸が絡む。
糸がさらさら 浮かれた蜘蛛に巻き付いていく。


蜘蛛は死ぬ。
糸がほわほわ 生まれた繭となるように。

繭は飛ぶ。
風がひらひら 産まれた羽を運んでいく。

蜘蛛は見上げる。
空にプカプカ 浮かんだ蜘蛛を見つめた。
見える友人「1ブックマーク」
見える友人

親友の安田は僕に長年言えなかったことを話した。
僕は恐怖のどん底に陥れられた。
その後彼をぶん殴った。
どんな状況か?
10年11月04日 20:44
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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僕の親友安田の話です。
安田は本当にいいやつなんです。
だからどんな悩みも安田に打ち明けています。
安田も僕に何でも話してくれます。

ある日安田の顔が沈んでいました。
僕は安田に聞きました。何かあったのかと。
安田は言いました。長い間黙っていたコトがあると。

"お前と初めて会った時から俺は気づいていたんだ。
俺実は見えるんだよ。妖怪が。
でもこんなこと人に言ったら引かれるだろ。
お前にも引かれるんじゃないかって心配だったんだ。
だけど今日はちゃんと言おうと思う。
……お前憑かれてるぞ。"

ぞくっとしました。
安田の顔は真剣です。
視線を僕から一切外さないんです。

"俺には分かるんだ。
お前の足のところに潜んでいやがる。
まだ子供のようだ。
俺そいつの名前まで分かるんだぜ。
……聞きたいか?"

僕はもう逃げ出したかったです。
しかし安田の目から逃れられません。
おそるおそるその名前を聞きました。

"いいか、一回しか言わないぞ。
聞いても俺を恨むなよ、いいか?
じゃあ言うぞ、その名前は……"

その名前は?(゚o゚;;

"その名前は…"

その名前は??( ; _ ; )ゴクリ



"あ、トイレ借りていい?"

え、あ、うん。廊下でて右ね。


"ゴメンゴメン、何の話だっけ?
ああ、名前な。メンゴ、メンゴ。
……で、その名前は……"

その名前は?????(T ^ T)ゴッキュン




"……………………………膝小僧。"

僕は安田を殴りました。
この野郎くだらねえこと言う為に散々引っ張りやがって。
てめえとはもう絶交だ、ちくしょう( *`ω´) 

まあその後も死ぬまで腐れ縁は続きました、ちきしょー(−_−;)
宣言「1ブックマーク」

「さて……頑張って勉強するか。」
Aがそう宣言すると、教室は歓声に包まれた。

一体どういう事だろうか?
10年11月05日 20:05
【ウミガメのスープ】 [あばさ~]



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今日は某東京の有名私立大学の合格発表日。
どうやら別のクラスの奴が受けていたみたいだ。
結果を携帯で確認する生徒A。

A「母さん、入試どうやった?……マジか…」
Aはそういうと携帯電話をぱたんと閉じる。
そして……

A「さて…頑張って勉強するか。」

教室はざまぁの声で満たされた。


素晴らしい友情だ(棒読み)
絶品スープ「1ブックマーク」
#big5#男#/big5#の作るスープはどれも絶品で、飲みたがる人は後を絶たなかった。
しかし、その男の作る#red#あるスープ#/red#を二度は飲むことができない。
何故ならそのスープを飲んだ人間は必ず死んでしまうから。
皆同じ死因で。

どういうことだろう。
13年06月24日 21:40
【ウミガメのスープ】 [那由唄]



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#big5#男#/big5#は普段は自分の店で得意の料理を客に振舞う料理人だ。

男は、特にスープを作るのが上手く、
男のスープを飲んだ人間は皆そのスープを絶賛した。

男の評判は徐々に広がり、その話はその国の刑務所の管理者の耳にまで届いた。

早速管理者は男を呼び出し、こういった。


「君に頼みたいことがあるんだ。この#red#刑務所の料理人#/red#をやってもらえないだろうか。といっても作るのはスープだけ・・・それも#red#毎回同じスープ#/red#でいい。どうだ、やってくれるかい?」

男は刑務所の料理人をやるということに抵抗はなかったが、なぜ毎回同じスープだけを作るのかを管理者に聞いた。

すると管理者はこういった。
「うん、君には死刑囚が最後の食事のあとに飲むスープを作ってもらいたいんだ。囚人の最後の食事は好きなものを食べられるように配慮してあるが、君に作ってもらうスープはいわば僕の気持ちだ。どんな死刑囚にも親がいて、僕らと同じ人間なんだ。だからせめて最後には誰か一人だけでいいからそいつのことを想ってやらないと可哀相だろ?だから君には#red#種入りオリーブのスープ#/red#を作ってもらいたい。次に生まれてくるときには#red#オリーブの花言葉のように平和#/red#な生を送ってもらいたいと言う僕の想いを込めてね。どうだい、引き受けてくれるかい?」

管理者の話に感銘を受けた男は喜んで仕事を引き受けた。


今日もまた男のスープを飲み死んでいく人間がいる。
平和に生まれ変わって欲しいという願いを込めて。

刑務所近くの墓地ではオリーブが小さな芽を出していた・・・