みんなのブックマーク

給食費が盗まれたことに担任が気づいたのは盗まれた翌日の早朝
そして担任は朝のホームルームの時に生徒達に尋ねた
ただ一人“欠席者”を除いて
今いるものの中に犯人がいないのであれば、消去法で休んだものが犯人だと
全員が理解したのであった

私は映画を見ている。
　　　↓
私は物語を見ている。
　　　↓
I see　tale　.
　　　↓
アイシーテイル。
　　　↓
愛している。




文法面は許してつかーさい。

港の漁師は語る


いつの頃からか
あの無人島に人外なるものが済むようになったと


見かけは人の姿をしていて
助けを求めるので救助に行くと #red#食料#/red#にされてしまう


それを知っている連中は
救助信号を受けても相手を確認なければならない



そうしないとこちらの命が海に沈められてしまうからだと語る。




今まで多くの救助隊がカメオの元へ向かったが帰って来た者は誰も居なかった。

田中君の旧姓は白島（しろしま）であった。
珍しい苗字であるが、決して難読ではない。

しかし、「白鳥」と間違われて「しらとり」「はくちょう」と呼ばれたり、書き間違えられることが多かったらしい。

間違える方はただの1回かもしれないが、間違えられる方は「何度も」なので次第に怒りが溜まってくる。
彼も、この世に「白鳥」が存在しなければ自分が間違われることはないのに、と怒っていたのであった。



　　だってさー！
　　「青島」だったら普通「あおしま」で、
　　「あおとり」とか言われることないと思うんだよ。

　　「赤島」だったら、「もしかして赤鳥かも」って思われるかもしれないけど、
　　よく見れば「島」だってわかってもらえると思うんだよ。

　　でも、オレの場合、
　　ろくろく文字を見ないで「しらとり」とか「はくちょう」とかって読まれるんだぜ。
　　ムカつくわー

　　オレはトリの白鳥もキライだし、世の中の「シラトリさん」もキライだし。
　　小説家のナントカ白鳥（はくちょう）とか、消えてしまえ！と思うわ。



長年付き合っていた「彼女」との婚姻届を出すにあたり、彼は、妻の氏（苗字）の「田中」を選ぶことを提案した。
「彼女」はどちらでもいいと言ったので、2人の苗字は妻の方になった。

これで彼はもう、「白鳥」と間違われることはなくなるのだが、改姓するのだから手続きが大変だ。
職場への提出書類、通帳の書き換え、免許の書き換え、数多の名義変更……

加えて、やはり男性が苗字を変えるケースはまだまだ少数派だからなのか、知人らがいちいち「何で？」とか「婿入り？」などと訊いてくるのもうっとうしい。


この世に「白鳥」という熟語や苗字が存在しなければ、多分、妻の氏に改姓するという選択はしなかっただろうから、こんな面倒なことにならずに済んだのに！

……と、文句を言う田中君なのであった。





※　この問題はほとんどフィクションです。ありとあらゆる白鳥さん、ゴメンナサイ。

写真を整理中の田中。

訪れる先で撮った山ほどある写真の中で要らないものを#red#集めている。#/red#

捨てるので二度と見返すことはない。当たり前である。

もちろん訪れる先で撮った山ほどある盗撮写真は何度も見返す。当たり前である。