「キノコのスープ」「1ブックマーク」
人の死体からしか生えないキノコがあるという。
非常に希少なうえ表には出回らないことから、
世界中の美食家たちの垂涎の的だ。
そのキノコを食べる機会を得た料理人の男は、
一口食べてその味に感動し、#b#グラム数万円と言われるこのキノコを安心して残した#/b#という。
男の身に何が起こったのか考えてください。
非常に希少なうえ表には出回らないことから、
世界中の美食家たちの垂涎の的だ。
そのキノコを食べる機会を得た料理人の男は、
一口食べてその味に感動し、#b#グラム数万円と言われるこのキノコを安心して残した#/b#という。
男の身に何が起こったのか考えてください。
16年10月22日 19:14
【ウミガメのスープ】 [すいま]
【ウミガメのスープ】 [すいま]
長い文章を打つのは苦手です…
解説を見る
要#b#約解説:借金を抱えた男は、キノコの宿主としての報酬を得るために食べた。#/b#
#b#この味なら高く売れるはずだと納得し、宿主としてキノコだけを残し死んだ。#/b#
人の死体からしか生えないキノコ。
なぜ死体からしか生えないのか?それは、
#b#生で食べた人間の体内で繁殖する#/b#性質をもつためだ。
外側にキノコが出てくるほど成長すれば、当然宿主は死ぬ。
男は料理人。結婚後、長年の夢であった自分の店を構えることになった。
幸せの絶頂とはこの事だ、と男は思う。
だが、料理だけに生きてきた男には、経営者としての才能はなかった。
せっかく叶えた夢を諦めきれない男。増えていく借金。妻の稼ぎだけでは生活は苦しくなる一方だった。
とうとう首が回らなくなった男に、長年の付き合いがある食材の卸問屋がささやく。
「旦那、幻のキノコって知ってますか?」
高級食材を提供すれば、借金などすぐに返せるという。
「…知ってるぞ。だが、単なる都市伝説じゃないのか?
第一そんなものがあったとして、うちには仕入れるような資金なんて…」
「ええ、ですから旦那には#b#宿主としての体#/b#を提供して頂くんですよ…」
「…!!」
「子どもさん、小学校にあがったばかりだって言うじゃないですか。養育費も大変だ…借金くらい返さないとねぇ、お父さん?
1グラムで何万になるかわからないキノコです…ここだけの話、今を逃したら譲ってあげられるチャンスなんて二度とないと思いますよ…?」
男は半信半疑であったが、愛する妻子の未来のため、藁にもすがる思いで誘いに乗ることにした。
「これが、人間の死体からしか生えないキノコ…」
裏社会の美食家にはスープとして提供されることが多いこのキノコだが、
男は宿主になるために生のキノコを食す必要があった。
「パク…この味は!?
なるほどな…金持ちが大枚はたいて買うわけだ」
料理一筋で生きてきた男は、生のまま一口食べただけでキノコの価値を確信した。
それから一週間。体内でキノコが少しずつ繁殖する苦痛にも関わらず、男は安らかに過ごしていた。
いいぞ、もっともっと成長しろ。そうすれば俺が死んで、借金を返してもかなりの額を残せるだろう…
以前は金策に駆けずりまわっていた男が家にいる。
妻は奇妙に思ったが、久々の家族水入らずのときをここちよく感じていた。
…のだが。
次の日妻が朝起きると、隣で寝ているはずの男はこつぜんと消えていた。
残ったのは、銀行の口座に振り込まれた多額の金だけ。きっと男は保険金か何かで金策したのだろう、きっともう二度と会うことはできないのだろう…
妻は思うともなくそう思った。
小学校に上がったばかりの子供が無邪気にその顔を見つめている。
卸問屋の倉庫で、天へ向かって伸びる真っ白なかたまり…
天使の羽のような。バオバブの大樹のような。
その根本を見下ろすと、昨日まで人間だったものが倒れていた。
死を予感した男は契約どおり、卸問屋のもとで静かに事切れた。外気に触れたキノコは一晩にして大きく成長した。
「こいつはすげぇや…本当に人間がキノコに食われちまうとはな。俺も実物を見たのははじめてだ…
こんな大量の#b#キノコを残して#/b#くれてありがとよ、スープ何杯分になるかな、これで10年は遊んで暮らせる…
まぁあんたとは長い付き合いですからね、約束の金はあんたの口座に振り込んどいてあげますよ」
問屋は不敵に、そのくせどこか寂しそうに笑った。
#b#この味なら高く売れるはずだと納得し、宿主としてキノコだけを残し死んだ。#/b#
人の死体からしか生えないキノコ。
なぜ死体からしか生えないのか?それは、
#b#生で食べた人間の体内で繁殖する#/b#性質をもつためだ。
外側にキノコが出てくるほど成長すれば、当然宿主は死ぬ。
男は料理人。結婚後、長年の夢であった自分の店を構えることになった。
幸せの絶頂とはこの事だ、と男は思う。
だが、料理だけに生きてきた男には、経営者としての才能はなかった。
せっかく叶えた夢を諦めきれない男。増えていく借金。妻の稼ぎだけでは生活は苦しくなる一方だった。
とうとう首が回らなくなった男に、長年の付き合いがある食材の卸問屋がささやく。
「旦那、幻のキノコって知ってますか?」
高級食材を提供すれば、借金などすぐに返せるという。
「…知ってるぞ。だが、単なる都市伝説じゃないのか?
第一そんなものがあったとして、うちには仕入れるような資金なんて…」
「ええ、ですから旦那には#b#宿主としての体#/b#を提供して頂くんですよ…」
「…!!」
「子どもさん、小学校にあがったばかりだって言うじゃないですか。養育費も大変だ…借金くらい返さないとねぇ、お父さん?
1グラムで何万になるかわからないキノコです…ここだけの話、今を逃したら譲ってあげられるチャンスなんて二度とないと思いますよ…?」
男は半信半疑であったが、愛する妻子の未来のため、藁にもすがる思いで誘いに乗ることにした。
「これが、人間の死体からしか生えないキノコ…」
裏社会の美食家にはスープとして提供されることが多いこのキノコだが、
男は宿主になるために生のキノコを食す必要があった。
「パク…この味は!?
なるほどな…金持ちが大枚はたいて買うわけだ」
料理一筋で生きてきた男は、生のまま一口食べただけでキノコの価値を確信した。
それから一週間。体内でキノコが少しずつ繁殖する苦痛にも関わらず、男は安らかに過ごしていた。
いいぞ、もっともっと成長しろ。そうすれば俺が死んで、借金を返してもかなりの額を残せるだろう…
以前は金策に駆けずりまわっていた男が家にいる。
妻は奇妙に思ったが、久々の家族水入らずのときをここちよく感じていた。
…のだが。
次の日妻が朝起きると、隣で寝ているはずの男はこつぜんと消えていた。
残ったのは、銀行の口座に振り込まれた多額の金だけ。きっと男は保険金か何かで金策したのだろう、きっともう二度と会うことはできないのだろう…
妻は思うともなくそう思った。
小学校に上がったばかりの子供が無邪気にその顔を見つめている。
卸問屋の倉庫で、天へ向かって伸びる真っ白なかたまり…
天使の羽のような。バオバブの大樹のような。
その根本を見下ろすと、昨日まで人間だったものが倒れていた。
死を予感した男は契約どおり、卸問屋のもとで静かに事切れた。外気に触れたキノコは一晩にして大きく成長した。
「こいつはすげぇや…本当に人間がキノコに食われちまうとはな。俺も実物を見たのははじめてだ…
こんな大量の#b#キノコを残して#/b#くれてありがとよ、スープ何杯分になるかな、これで10年は遊んで暮らせる…
まぁあんたとは長い付き合いですからね、約束の金はあんたの口座に振り込んどいてあげますよ」
問屋は不敵に、そのくせどこか寂しそうに笑った。
「急がば回せ」「1ブックマーク」
買い物に出かけたカメコ。
彼女は急いでいたので、#red#車いすに乗った。#/red#
足に不自由があるわけではないのだが、一体なぜ?
彼女は急いでいたので、#red#車いすに乗った。#/red#
足に不自由があるわけではないのだが、一体なぜ?
16年10月25日 01:15
【ウミガメのスープ】 [れおん@天龍]
【ウミガメのスープ】 [れおん@天龍]
解説を見る
カメコはできる限り徒歩移動でのロスを無くしたかったので、店の入り口近くにある
#red#障碍者用の駐車スペース#/red#(車いすのマークが描かれている)
に車を駐めたのだ。
#red#障碍者用の駐車スペース#/red#(車いすのマークが描かれている)
に車を駐めたのだ。
「たってこそ男!」「1ブックマーク」
男
女問わず皆その洋式トイレでは座って用を足す
何故?
【参加テーマ・好きなお花は?】
女問わず皆その洋式トイレでは座って用を足す
何故?
【参加テーマ・好きなお花は?】
16年10月25日 06:47
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
ベ○ータ『汚ねえハナシだ』
解説を見る
隣
に男性用小便器(所謂アサガオ)が併設されているのでわざわざ洋式トイレで立つ人はいないのでした
に男性用小便器(所謂アサガオ)が併設されているのでわざわざ洋式トイレで立つ人はいないのでした
「転ぶ姉ちゃん」「1ブックマーク」
トイレを流す音を聞いたラテ氏は、今日のお昼はいつもの倍の量食べようと思ったという。
いったい何故だろう?
いったい何故だろう?
16年10月29日 17:47
【ウミガメのスープ】 [白紙]
【ウミガメのスープ】 [白紙]
解説を見る
我が家の朝はトイレ戦争から始まるのだが、いつもは父の一人勝ちで天岩戸状態である。
私が裸になっても扉は開かない(着替えているだけだが)。
これを待っていては間に合わなくなるので、仕方なく途中コンビニに寄ってトイレを借りているのだが……。
皆さんは、コンビニのトイレを使った後、そのまま黙って外に出られる派だろうか?
気の弱い私は、何かしら買わないといけない気がするタイプだ。
折角なので昼食用に何かしらを買うのだが、食堂に比べるとコスパは悪い。
幸いにして、季節やらイベントやら限定メニューは面白くもあり、未だ飽きは来ていないのだが……。
しかし、今日はすぐにトイレの流れる音が聞こえた……今ならトイレ確保できる!
そして、コンビニ飯でないなら倍は食べられる!
私は昼食に夢を膨らませるのであった。
私が裸になっても扉は開かない(着替えているだけだが)。
これを待っていては間に合わなくなるので、仕方なく途中コンビニに寄ってトイレを借りているのだが……。
皆さんは、コンビニのトイレを使った後、そのまま黙って外に出られる派だろうか?
気の弱い私は、何かしら買わないといけない気がするタイプだ。
折角なので昼食用に何かしらを買うのだが、食堂に比べるとコスパは悪い。
幸いにして、季節やらイベントやら限定メニューは面白くもあり、未だ飽きは来ていないのだが……。
しかし、今日はすぐにトイレの流れる音が聞こえた……今ならトイレ確保できる!
そして、コンビニ飯でないなら倍は食べられる!
私は昼食に夢を膨らませるのであった。
「Your name.」「1ブックマーク」
淵田 裕也くんは、ネットで知り合ったカメオくんに、
あるプレゼントを贈りました。
後日、カメオくんからお礼のメールが届いたのですが、
その書き出しは「英一くんへ」だったのです。
その次に書かれていた内容を見て、淵田くんは納得したのですが、
一体どういうことなのか、皆さんに分かるでしょうか?
あるプレゼントを贈りました。
後日、カメオくんからお礼のメールが届いたのですが、
その書き出しは「英一くんへ」だったのです。
その次に書かれていた内容を見て、淵田くんは納得したのですが、
一体どういうことなのか、皆さんに分かるでしょうか?
16年10月20日 11:26
【ウミガメのスープ】 [Villit]
【ウミガメのスープ】 [Villit]
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淵田くんがカメオくんにプレゼントしたのは、「FUCHI」という文字が刻印されたコップだったのです。
そのコップを使っていたカメオくんは、
ある時、このコップにジュースを一定の量だけ注ぐと、
アルファベットの下半分が隠れて、さらに上半分が水面に反射することで、
「FUCHI」が「EIICHI」になることに気が付いたのです。
カメオくんは、そのことを軽い冗談としてメールに混ぜたのでした。
そのコップを使っていたカメオくんは、
ある時、このコップにジュースを一定の量だけ注ぐと、
アルファベットの下半分が隠れて、さらに上半分が水面に反射することで、
「FUCHI」が「EIICHI」になることに気が付いたのです。
カメオくんは、そのことを軽い冗談としてメールに混ぜたのでした。