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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

特別なグラスの「やさしいね」「1ブックマーク」

うこそBar LATEthinkへ。

お久しゅうございます。

今日は#red#やさしい#/red#お話をさせていただきたいと思います。

ある日、昔なじみのお客様がお誕生日だということで、その奥様から誕生日プレゼントの相談を承りました。

数日後、ご夫婦で誕生日祝いにやってきたのですが、その時奥様はご主人に私が提案した#red#特別なグラス#/red#をプレゼントされました。

すると、ご主人は泣きながらお礼を言いました。

「こんな珍しいグラス…。お前の、マスターの優しさが溢れて来るようだ。このグラスで飲む酒はおいしいだろうな…。愛用させてもらうよ。本当に、本当にありがとう。」

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プレゼントのグラスは本当に珍しい仕掛けが施されたグラスです。

その仕掛けには奥様の優しさが確かに込められています。

一体どんなやさしさなのでしょうか?
16年10月22日 20:35
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



解説を見る

のグラスは、形はショットグラスです。

しかし、入る酒の量はバースプーン2杯程度(5ml程度)。

通称「ペリー・ニック・グラス(ひとなめグラス)」と呼ばれる上げ底のグラスで、昔はケチな酒場の店主が高騰する酒を提供する際に値上げの代わりに量を減らしてお客様にお出ししたのがエスカレートし、ほぼひとなめで空になってしまうような器を作ったというのが由来と言われています。

さて、本題はそのグラスをプレゼントに選ばれた理由です。

ヘヴィ・ドランカーであるご主人の体は、実際のところ肝臓などがボロボロといえる状態で、いつ何が起きても不思議ではないと医者から禁酒を言われるほどでした。

しかし、なかなか酒を絶つことができないご主人を見ていて、どうしても長生きして欲しい奥様はこのグラスを渡したのです。

「このグラスでなら何杯飲んでも咎めない」と一言添えて。

その真意に気付いたご主人は、泣きながら奥様(と私)にお礼を仰い、その日を堺に一杯…どころか酒をひとなめもしませんでした。


今日、実は彼のお誕生日で、一年ぶりにお店にいらっしゃる予定なんです。

今日の目的は、お酒ではなく当店特製<三大珍味のひと匙和え>だそうですよ。

フォアグラとトリュフのパティにキャビアを乗せて、一口で食べられる&お手軽にいただけるように配慮したものです。

ペリエ(天然炭酸水)に香草の香り付けの為にほんの数滴、ビターズを加えたものをシャンパンの代わりにして、お召し上がりいただく予定でございます。

ビターズは酒だろうって?

炭酸水に数滴入れてもひと舐め分でございます。

一杯や二杯では奥様とのお約束は破られませんのでご安心を。

*モトネタ:マンガ「Bar レモンハート」より
Alone「1ブックマーク」
「聞こえますか…?
私は亀橋 海子といいます。
実はちょっと緊急事態で…

…その、教室に閉じ込められてしまったんです。
ですから…私をここから出していただけませんか?」



海子を教室から脱出させれば正解となります。
よほどのことをしない限りゲームオーバーはありません。

「なぜ会話ができるのか」はメタ要素なので忘れてください。
16年10月22日 04:35
【亀夫君問題】 [Villit]




解説を見る
3月17日の卒業式の前日。
卒業を目前にしていた3年生の藤田 玲子は、
交通事故に遭い命を落としてしまった。

彼女は「卒業できなかったことへの未練」を抱えていた。
その未練が、校長である亀橋を、校舎を象った空間に閉じ込めさせていたのだった。

卒業証書を書き、体育館の壇上で読み上げ、
玲子を「卒業させてあげる」ことが、
この学校から出る鍵になっていたのだ。

【正解条件】
・「新聞記事」「厚紙」「鍵」を見つける
 →日付と内容から、女子生徒が卒業式直前に事故死したことを突き止める

→「厚紙」で「卒業証書」を作る

・体育館に移動する

・壇上に上がり、卒業証書を読み上げる

→おわり
奇跡の生還、奇跡の代償「1ブックマーク」
奇跡の生還、奇跡の代償

彼は遭難した。
彼は善良なクリスチャンであった。
故に死んだ。
何故か?
10年11月17日 21:18
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



解説を見る
ジョージは遭難した。
豪華船クルーズに参加途中に嵐に遭遇し、無人島へ流されたのだ。
彼は途方にくれた。

目の前にカバンがあった。
中にはナイフやマッチ、そして一本のバナナなどがあった。
どうやら一緒に流されてきたらしい。
保存状態も悪くない。
彼は神に感謝した。

バナナを今すぐ食べようと思った。
だが神にいただいた食物を無くしてしまうのには気がひけた。
本当に危ない時、またはこの島からでられることに核心を持てた時に食べようと思った。

どうやらこの島は食糧が豊富のようだ。
木の実、果実、魚、野羊もいた。
これといった苦労も無く、男は寂しさに堪えながらも快適に過ごすことができた。
これも神のお導きかと思い、熱心に祈りを捧げた。

二週間後、巡視船がこの島に到着した。
男は大手を振って、乗組員に近づいていった。
"神よ、ああ感謝します。"
男は本当に嬉しそうだった。

「!? ~~~~~~~~~!!」(!? 動くな、手を上げろ!!)

"乗組員たちが何か言っている。
分からないが出迎えてくれてるのかな。
あ、そうだ。バナナ食べよう。
もう黒くなっちゃったけど、食べたいな。"
男は懐からバナナを取り出した。

「~~~~~~!~~~~~!~~~~~~~~~!!」(銃を取り出したぞ!海賊だ!発砲用意!!)

"神よ、あなたのおかげで私は絶体絶命の危機から救われました。
これからもあなたのよき理解者となれるように精進いたします。
杯にこの贈り物をいただきます。アーメン"

「~~~~~!!」(撃て!!)
パンッ。パンッ。


この区域は海賊が頻繁に出没する地域だった。
とある国の海軍兵たちは、男を海賊と間違え殺してしまった。
彼は善良なクリスチャンであった。
故に死んだ。
上を向いて歩こう「1ブックマーク」
【問題】
とある女はある物を見ながら下を向き笑っていた。

・・・

とある男はある物をみた後、下を向いてしまった。

その後つぶやいた「俺が死ぬまで変わらないだろうな」

男は帰った後思った「上向いて生きないとな」
何があったのだろう?


【注意】
この問題の答えは相変わらず長いです。
おそらくサクッと解ける問題ではないと思います
なので重要キーワードがいくつかでたら答えを出します。
また、久しぶりの問題なので至らぬ点があると思いますが
ご了承ください。
14年09月12日 19:06
【ウミガメのスープ】 [ヒラメキ]

「俺が死ぬまで変わらないだろうな」は「俺が死んでも変わらないだろうな」でした、申し訳ない




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女子高生は下を向きスマホをいじっていた。
やっているのはツイッターだ。
彼女は、ツイッターで、「通勤時間ずらせばいいんじゃねそれにさ、あの白い杖だって邪魔だし」と笑いながら自分のアカウントで呟いていた。あの例の全盲少女の事だろう。

一方とある男は精神障害を抱えていた。
今日は心療内科に通院する日だった。
いつも、と同じく上にあるテレビを見ていたら
全盲少女の事をやっていた。
音が出ないテレビ。男はむなしさを感じ
下を向いた。
そして
「俺が死ぬまで変わらないだろうな」と
心の中で呟いた。

難しい問題だ。そう簡単に解決できる話ではない
様々な人がいて様々な意見がある
そう医者と話しながら思っていた。

帰った男は、ツイッターで、「通勤時間ずらせばいいんじゃねそれにさ、あの白い杖だって邪魔だし」
というようなつぶやきを見ながら

俺は負けない。例え障害でも。
「上向いて生きないとな」と思ったのであった。

っ赤なお鼻のおじさんは、いつもみんなのわらいもの。
でもその年のクリスマスの日、隣のおじさんは言いました。
「どうしてもあんたが必要なんだ!」

今宵こそはと、真っ赤なお鼻のおじさんは毛皮のコートを来て屋根に登った。

一体なぜ?


※ラテクエ37決定戦よりTakaさんの問題文をお借りしました。
13年12月15日 22:34
【ウミガメのスープ】 [ムク]

Takaさんの問題文です。主役は我らが雑談主。




解説を見る

くして数々の名峰を踏破し、国の英雄と呼ばれたミッチェル=サンゼン。
しかし一度仲間を失って以来、山に登る事が出来なくなってしまった。
愛想を尽かした妻は一人娘を残して駆け落ち、過去の名声はとっくに消え去り、酒に溺れる日々。

そんなある日、ミッチェルは娘が恋人と話しているのを聞いてしまった。
「僕は君と結婚したいと思っている。君ほど素晴らしい女性は他にいないよ。でも両親が…」
「分かっているわ。父さんのことでしょ。そりゃあ、飲んだくれと家族になりたい人なんていないわよね。
でも、私には大切なたった一人の肉親なの。見捨てる事なんて出来ないわ!」

……俺は、自分だけじゃなく娘の人生まで台無しにしていたのか。
このままじゃいけない。なんとかしなければ!
ミッチェルは酒浸りになってから初めてそう決意すると、生活を改め、再び体を鍛え始めた。

やがて町中がクリスマスの準備で賑わう頃。
かつての仲間で、今も隣に住むマッコイ=テンドーが駆け込んできた。
「おい、ミッチェル!いるか⁉ 時間がないからよく聞け。
わが国のエベレスト登頂隊が遭難して、俺に救助隊の白羽の矢が立った。
だが、俺一人じゃ無理だ。お前の力がいる。」

「…無茶言うな。こんな酔いどれのじじいより役に立つ若者は大勢いるだろう。」

「お前の経験が必要なんだ。それにお前が最近変わったのは気づいているぞ。
登頂隊の命と国の威信がかかっている。頼む、来てくれ!」

世界の屋根と呼ばれるエベレスト。かつて仲間たちと挑んだ山だ。今の自分に登れるのか?
…いや、やろう。娘のために、マッコイ、登頂隊のために。
そして俺自身のためにも。今度こそ人生を取り戻すんだ!

そう決意したミッチェルは、12月25日、マッコイと共に再びエベレストの前に立ったのだった。