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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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奇跡の生還、奇跡の代償「1ブックマーク」
奇跡の生還、奇跡の代償

彼は遭難した。
彼は善良なクリスチャンであった。
故に死んだ。
何故か?
10年11月17日 21:18
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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ジョージは遭難した。
豪華船クルーズに参加途中に嵐に遭遇し、無人島へ流されたのだ。
彼は途方にくれた。

目の前にカバンがあった。
中にはナイフやマッチ、そして一本のバナナなどがあった。
どうやら一緒に流されてきたらしい。
保存状態も悪くない。
彼は神に感謝した。

バナナを今すぐ食べようと思った。
だが神にいただいた食物を無くしてしまうのには気がひけた。
本当に危ない時、またはこの島からでられることに核心を持てた時に食べようと思った。

どうやらこの島は食糧が豊富のようだ。
木の実、果実、魚、野羊もいた。
これといった苦労も無く、男は寂しさに堪えながらも快適に過ごすことができた。
これも神のお導きかと思い、熱心に祈りを捧げた。

二週間後、巡視船がこの島に到着した。
男は大手を振って、乗組員に近づいていった。
"神よ、ああ感謝します。"
男は本当に嬉しそうだった。

「!? ~~~~~~~~~!!」(!? 動くな、手を上げろ!!)

"乗組員たちが何か言っている。
分からないが出迎えてくれてるのかな。
あ、そうだ。バナナ食べよう。
もう黒くなっちゃったけど、食べたいな。"
男は懐からバナナを取り出した。

「~~~~~~!~~~~~!~~~~~~~~~!!」(銃を取り出したぞ!海賊だ!発砲用意!!)

"神よ、あなたのおかげで私は絶体絶命の危機から救われました。
これからもあなたのよき理解者となれるように精進いたします。
杯にこの贈り物をいただきます。アーメン"

「~~~~~!!」(撃て!!)
パンッ。パンッ。


この区域は海賊が頻繁に出没する地域だった。
とある国の海軍兵たちは、男を海賊と間違え殺してしまった。
彼は善良なクリスチャンであった。
故に死んだ。
上を向いて歩こう「1ブックマーク」
【問題】
とある女はある物を見ながら下を向き笑っていた。

・・・

とある男はある物をみた後、下を向いてしまった。

その後つぶやいた「俺が死ぬまで変わらないだろうな」

男は帰った後思った「上向いて生きないとな」
何があったのだろう?


【注意】
この問題の答えは相変わらず長いです。
おそらくサクッと解ける問題ではないと思います
なので重要キーワードがいくつかでたら答えを出します。
また、久しぶりの問題なので至らぬ点があると思いますが
ご了承ください。
14年09月12日 19:06
【ウミガメのスープ】 [ヒラメキ]

「俺が死ぬまで変わらないだろうな」は「俺が死んでも変わらないだろうな」でした、申し訳ない




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女子高生は下を向きスマホをいじっていた。
やっているのはツイッターだ。
彼女は、ツイッターで、「通勤時間ずらせばいいんじゃねそれにさ、あの白い杖だって邪魔だし」と笑いながら自分のアカウントで呟いていた。あの例の全盲少女の事だろう。

一方とある男は精神障害を抱えていた。
今日は心療内科に通院する日だった。
いつも、と同じく上にあるテレビを見ていたら
全盲少女の事をやっていた。
音が出ないテレビ。男はむなしさを感じ
下を向いた。
そして
「俺が死ぬまで変わらないだろうな」と
心の中で呟いた。

難しい問題だ。そう簡単に解決できる話ではない
様々な人がいて様々な意見がある
そう医者と話しながら思っていた。

帰った男は、ツイッターで、「通勤時間ずらせばいいんじゃねそれにさ、あの白い杖だって邪魔だし」
というようなつぶやきを見ながら

俺は負けない。例え障害でも。
「上向いて生きないとな」と思ったのであった。

っ赤なお鼻のおじさんは、いつもみんなのわらいもの。
でもその年のクリスマスの日、隣のおじさんは言いました。
「どうしてもあんたが必要なんだ!」

今宵こそはと、真っ赤なお鼻のおじさんは毛皮のコートを来て屋根に登った。

一体なぜ?


※ラテクエ37決定戦よりTakaさんの問題文をお借りしました。
13年12月15日 22:34
【ウミガメのスープ】 [ムク]

Takaさんの問題文です。主役は我らが雑談主。




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くして数々の名峰を踏破し、国の英雄と呼ばれたミッチェル=サンゼン。
しかし一度仲間を失って以来、山に登る事が出来なくなってしまった。
愛想を尽かした妻は一人娘を残して駆け落ち、過去の名声はとっくに消え去り、酒に溺れる日々。

そんなある日、ミッチェルは娘が恋人と話しているのを聞いてしまった。
「僕は君と結婚したいと思っている。君ほど素晴らしい女性は他にいないよ。でも両親が…」
「分かっているわ。父さんのことでしょ。そりゃあ、飲んだくれと家族になりたい人なんていないわよね。
でも、私には大切なたった一人の肉親なの。見捨てる事なんて出来ないわ!」

……俺は、自分だけじゃなく娘の人生まで台無しにしていたのか。
このままじゃいけない。なんとかしなければ!
ミッチェルは酒浸りになってから初めてそう決意すると、生活を改め、再び体を鍛え始めた。

やがて町中がクリスマスの準備で賑わう頃。
かつての仲間で、今も隣に住むマッコイ=テンドーが駆け込んできた。
「おい、ミッチェル!いるか⁉ 時間がないからよく聞け。
わが国のエベレスト登頂隊が遭難して、俺に救助隊の白羽の矢が立った。
だが、俺一人じゃ無理だ。お前の力がいる。」

「…無茶言うな。こんな酔いどれのじじいより役に立つ若者は大勢いるだろう。」

「お前の経験が必要なんだ。それにお前が最近変わったのは気づいているぞ。
登頂隊の命と国の威信がかかっている。頼む、来てくれ!」

世界の屋根と呼ばれるエベレスト。かつて仲間たちと挑んだ山だ。今の自分に登れるのか?
…いや、やろう。娘のために、マッコイ、登頂隊のために。
そして俺自身のためにも。今度こそ人生を取り戻すんだ!

そう決意したミッチェルは、12月25日、マッコイと共に再びエベレストの前に立ったのだった。
男は輝く満月に照らされながら帰宅した。
しかし出迎えた妻は、「今夜は三日月が綺麗だったでしょう」と言う。
妻は勘違いをしている訳ではないのだが、一体なぜだろう?



ラテクエ34、ムクさんの問題文です。
13年10月02日 22:46
【ウミガメのスープ】 [水上]

ムクさんの問題文をリサイクルさせて頂きました(2回目)




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今夜は十五夜。

立派な満月が路地を照らしているが、そんなことに気づく様子もなく、
Dはそわそわしながら家路を急いでいる。

それもそのはず。

今日はラテシンにて、21:00から創り出すの要素出しが行われるからだ。

Dの頭の中は意味不明の単語で一杯に埋まっている。

帰宅したら、直ぐに飯を済ませ、布団に潜り込み、いつもの体勢でiPadを開くのだ!

「ただいまー」
「おかえりー」

新居にたどり着いたDは心ここに在らず。Kの出迎えに適当な相槌を打ち、食卓についた。

食卓についても、DはKの話を適当に聞き流していた。

「今日は十五夜だからデザートにお団子買ってきたよー」
「うんうん」
「仕事は忙しかった?」
「うんうん」
「私もパート忙しかったー。手抜き料理でゴメンね?」
「うんうん」
「・・・話、聞いてる?」
「うんうん」
「・・・今夜は三日月が綺麗だったでしょう?」
「うんうん」
「お前、ぶん殴るぞ?」
「うんうん」

・・・

21:00。

Takaさんとtsunaさんが創り出すの要素出しで無茶な質問をしている頃、
Kにグーで思いっきり殴られたDは意識を失っていた。
朧げな不安「1ブックマーク」

手いっぱいに荷物を持って、女は男に会いに来た。
男はそれを喜んだが、同時にこの先一緒にいていいのか不安に思ったという。
一体なぜでしょう?
13年09月16日 18:49
【ウミガメのスープ】 []



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「亀久保亀介君のお母様、至急6階の迷子センターまでお越しください。
亀介君をお預かりしています。」
海亀デパートに放送が鳴り響いた。

亀介の母、海子はそれを聞くと、安心して買い物を続けた。
迷子センターの人が自分が行くまで面倒を見ていてくれるだろうという計算からだった。

最初の放送から、数十分、いや一時間は経っただろうか。
海子は買い物を終えると、迷子センターの階に向かい、
迷子センターの近くからは猛然とダッシュして
あたかも慌てて来たかのように装った。

「亀介、もう、ずっと探してたのよ」亀介を抱きしめて頭をなでる海子。
「よかったねー。亀介君。」と迷子センターの職員。
しかし、職員だけでなく、当の亀介にも海子の芝居は見透かされていた。

保護されていたとはいえ、自分より買い物を優先した母。
自分が本当に危ない目に遭ったときも、真剣に心配してくれるのだろうか。
小さい心に不安を宿し、亀介は母と手を取りデパートを後にした。