「夢の共演」「1ブックマーク」
昔々ある村に、おじいさん、おばあさんが住んでいたそうな。
ある日、おじいさんは山へ竹を取りに。
おばあさんは川へ洗濯に向かった。
そして、おじいさんは山で光り輝く竹を見つけ、
おばあさんは川で大きな桃が流れてくるのを見つけたようだ。
二人が自宅へ持って帰り、それぞれ割ってみると中からかわいらしい赤子が一人ずつ。
かぐや姫、桃太郎とそれぞれに名前が付けられ、二人はあっという間に大きくなった。
…ある日、「隣村が鬼に滅ぼされた」という情報が村に伝わった。
この後かぐや姫と桃太郎は村人たちと一緒に、鬼との戦いを繰り広げることになるのだが、
しかし本当にあっけなく、村は滅んでしまった。
なぜだろう?
ある日、おじいさんは山へ竹を取りに。
おばあさんは川へ洗濯に向かった。
そして、おじいさんは山で光り輝く竹を見つけ、
おばあさんは川で大きな桃が流れてくるのを見つけたようだ。
二人が自宅へ持って帰り、それぞれ割ってみると中からかわいらしい赤子が一人ずつ。
かぐや姫、桃太郎とそれぞれに名前が付けられ、二人はあっという間に大きくなった。
…ある日、「隣村が鬼に滅ぼされた」という情報が村に伝わった。
この後かぐや姫と桃太郎は村人たちと一緒に、鬼との戦いを繰り広げることになるのだが、
しかし本当にあっけなく、村は滅んでしまった。
なぜだろう?
16年04月17日 23:24
【ウミガメのスープ】 [けんこうこつ]
【ウミガメのスープ】 [けんこうこつ]
解説を見る
※なんだか長くなったので下部に要旨をまとめてあります。
昔々、あるところにひとつの村があった。
その村には「竹取家」、「吉備家」という二つのお屋敷が存在していた。
ある日、竹取家のおじいさんは山へ竹を取りに。
吉備家のおばあさんは川へ洗濯に。
そこで見つけられた赤子二人はかぐや姫、桃太郎と名付けられ、それぞれの家で育てられた。
数日後、各家長の揃った村の集会場。隣村が最近鬼たちに滅ぼされたという連絡を受け
「この決断の遅い合議制ではいけない、一人の強い村長を立て、その村長に従い鬼に立ち向かうべきだ」
と村長を一人選出することで合意した。
そこで候補に挙がったのが、村内でも大きな屋敷を持つ「竹取」、「吉備」の2つの家。
だが話し合いは簡単にはまとまらず、どちらを村長に立てるかで村人は真っ二つ。両家の当主であるおじいさん、おばあさんを交えて議論が行われた。
桃太郎とかぐや姫はすくすく育ち、あっという間に大人になるのだが、
大きくなる頃には村の中で派閥が生まれ、小競り合いも起こるようになっていた。
かぐや姫は美しく、桃太郎は剣の腕に優れている。
本来長所であるそれらも、今は二つの家の争いを加速させるだけだった。
かぐや姫の周りの村人は士気が高く、桃太郎はそんな彼らと切り結んだ。
二人は生まれてまだ間もなく、正義というものを知りもしなかった。
そして、村が戦いに疲弊したころ襲ってきた鬼たちによって村は滅ぶ。
疲弊していたといっても、村人が力を一つにできていたならばなんとか追い払うことはできるはずだった。
しかしお互いへの不信感から、二つの陣営は協力することができず、足を引っ張りあうような場面も多くあったらしい。
…出会う場所、時代が違えば二人の結末は違うものになっていたのだろうか?
要旨
桃太郎とかぐや姫は別の家で育てられており、その家同士が村全体を巻き込んで争っていたため村はボロボロ、
力が残っていなかったので鬼を撃退することは叶わなかった。
昔々、あるところにひとつの村があった。
その村には「竹取家」、「吉備家」という二つのお屋敷が存在していた。
ある日、竹取家のおじいさんは山へ竹を取りに。
吉備家のおばあさんは川へ洗濯に。
そこで見つけられた赤子二人はかぐや姫、桃太郎と名付けられ、それぞれの家で育てられた。
数日後、各家長の揃った村の集会場。隣村が最近鬼たちに滅ぼされたという連絡を受け
「この決断の遅い合議制ではいけない、一人の強い村長を立て、その村長に従い鬼に立ち向かうべきだ」
と村長を一人選出することで合意した。
そこで候補に挙がったのが、村内でも大きな屋敷を持つ「竹取」、「吉備」の2つの家。
だが話し合いは簡単にはまとまらず、どちらを村長に立てるかで村人は真っ二つ。両家の当主であるおじいさん、おばあさんを交えて議論が行われた。
桃太郎とかぐや姫はすくすく育ち、あっという間に大人になるのだが、
大きくなる頃には村の中で派閥が生まれ、小競り合いも起こるようになっていた。
かぐや姫は美しく、桃太郎は剣の腕に優れている。
本来長所であるそれらも、今は二つの家の争いを加速させるだけだった。
かぐや姫の周りの村人は士気が高く、桃太郎はそんな彼らと切り結んだ。
二人は生まれてまだ間もなく、正義というものを知りもしなかった。
そして、村が戦いに疲弊したころ襲ってきた鬼たちによって村は滅ぶ。
疲弊していたといっても、村人が力を一つにできていたならばなんとか追い払うことはできるはずだった。
しかしお互いへの不信感から、二つの陣営は協力することができず、足を引っ張りあうような場面も多くあったらしい。
…出会う場所、時代が違えば二人の結末は違うものになっていたのだろうか?
要旨
桃太郎とかぐや姫は別の家で育てられており、その家同士が村全体を巻き込んで争っていたため村はボロボロ、
力が残っていなかったので鬼を撃退することは叶わなかった。
「【不味団子】」「1ブックマーク」
「IGNORE」「1ブックマーク」
問
太郎は嫌いな花子に無視されたので、カメオは二人目になったと思った。どういうこと?
太郎は嫌いな花子に無視されたので、カメオは二人目になったと思った。どういうこと?
16年02月15日 20:42
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]

・Д・
解説を見る
解
主語はカメオ。
太郎(だけ)〈は〉嫌いな、という意味。
太郎だけが嫌われていたのに、花子に無視されるようになってしまったので、二人目になってしまったと感じたのだ。
主語はカメオ。
太郎(だけ)〈は〉嫌いな、という意味。
太郎だけが嫌われていたのに、花子に無視されるようになってしまったので、二人目になってしまったと感じたのだ。
「失意の底と手紙」「1ブックマーク」
少女は失意のどん底にいた。
生きる気力を失い、全てがどうでも良くなった。
ある日知らない男が家を訪ねてきた。
誰かを問う気力もなく、ただ言われるがままになった。
次の日もまた別の人が訪ねてきた。
訳もわからず、ただ言われたとおりにした。
次の日も、また次の日も、知らない人が訪ねてくる。
少女はただ彼らに身を委ねる他なかった。
ある日、少女は一通の手紙を読む。
その手紙に、少女は号泣した。
手紙には何が書いてあったのか?
生きる気力を失い、全てがどうでも良くなった。
ある日知らない男が家を訪ねてきた。
誰かを問う気力もなく、ただ言われるがままになった。
次の日もまた別の人が訪ねてきた。
訳もわからず、ただ言われたとおりにした。
次の日も、また次の日も、知らない人が訪ねてくる。
少女はただ彼らに身を委ねる他なかった。
ある日、少女は一通の手紙を読む。
その手紙に、少女は号泣した。
手紙には何が書いてあったのか?
11年10月03日 22:11
【ウミガメのスープ】 [rena]
【ウミガメのスープ】 [rena]

今回はピンで作成しました。
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お父さんんが亡くなった。
お母さんは私が赤ちゃんの時に事故で亡くなって、
ずっとお父さんと二人で、でも幸せに暮らしてきたのに。
病気で亡くなってしまった。
独りぼっちになってどうしていいか判らなくて、
ただ一人部屋で泣いていた時、知らない男の人が訪ねてきた。
「君の今後の事は心配しなくていい。まずはこの書類にサインを。」
色々難しい話をしていたけれど、私には良く判らなかった。
次の日は女の人が訪ねてきた。
「大変だったわね。お腹空いたでしょ?スープを作ってきたから、どうぞ。」
そう言って温かいスープを渡してくれた。
次の日も、次の日も、色んな人が訪ねて来てはお菓子や、ぬいぐるみをくれたり、
話し相手になってくれたり、一緒に掃除してくれたり、唄を歌ってくれたりした。
訳がわからなかったけれど、一人が怖かったから私はその人たちの親切に甘えた。
ある日また別の男の人が息せき切って訪ねてきて、
「今日はこれを届けに来たんだ!遅くなってごめんね。
僕もね、君のお父さんにはとてもお世話になったんだ。」と言った。
男の人は私に一通の手紙を渡してくれた。お父さんからだった。
--------------------------------------------------------------------------------
親愛なるレディアへ。
君がこの手紙を読んでいる時、私はこの世にはいないだろう。
けれど悲しまないで欲しい。
私はそれ程多くのお金は残してあげられなかったけれど、私には沢山の友人がいた。
彼らに君の事を頼んでおいたからね。きっと君の力になってくれるよ。
ディビットは弁護士だ。無愛想だが難しい手続きやお金の管理は彼がやってくれる。
ハンナは料理が上手だから、君の食事の面倒を見てくれるよ。
ウレーネはとても優しいから、困った時相談に乗ってくれる。
ヤコボはお調子者だが朗らかで、相手の気持ちが良く判るから、この手紙は彼に託したよ。
メルローズは君と年が近いから、きっと仲良くなれるよ。
フーゴーは唄が上手いんだ。一緒にいると楽しいよ。
アンバーはとても頭がいいんだよ。彼から教わることは沢山あると思う。
キリエはね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・
・
・
・
・
・
・
----------------------------------------------------------------------------------
沢山、沢山の人の名前が、書いてあった。
私を助けてくれた、沢山の人の名前が。
みんな、お父さんの友達だったんだ。
お父さんの友達だったから、私の事を助けに来てくれたんだ。
そう思ったら、涙が止まらなかった。
お父さんが私に残してくれたものが、嬉しかった。
一人じゃなかった。そう思ったら、もっと涙が止まらなかった。
ヤコボは優しく笑って、ハンカチを渡してくれた。
お母さんは私が赤ちゃんの時に事故で亡くなって、
ずっとお父さんと二人で、でも幸せに暮らしてきたのに。
病気で亡くなってしまった。
独りぼっちになってどうしていいか判らなくて、
ただ一人部屋で泣いていた時、知らない男の人が訪ねてきた。
「君の今後の事は心配しなくていい。まずはこの書類にサインを。」
色々難しい話をしていたけれど、私には良く判らなかった。
次の日は女の人が訪ねてきた。
「大変だったわね。お腹空いたでしょ?スープを作ってきたから、どうぞ。」
そう言って温かいスープを渡してくれた。
次の日も、次の日も、色んな人が訪ねて来てはお菓子や、ぬいぐるみをくれたり、
話し相手になってくれたり、一緒に掃除してくれたり、唄を歌ってくれたりした。
訳がわからなかったけれど、一人が怖かったから私はその人たちの親切に甘えた。
ある日また別の男の人が息せき切って訪ねてきて、
「今日はこれを届けに来たんだ!遅くなってごめんね。
僕もね、君のお父さんにはとてもお世話になったんだ。」と言った。
男の人は私に一通の手紙を渡してくれた。お父さんからだった。
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親愛なるレディアへ。
君がこの手紙を読んでいる時、私はこの世にはいないだろう。
けれど悲しまないで欲しい。
私はそれ程多くのお金は残してあげられなかったけれど、私には沢山の友人がいた。
彼らに君の事を頼んでおいたからね。きっと君の力になってくれるよ。
ディビットは弁護士だ。無愛想だが難しい手続きやお金の管理は彼がやってくれる。
ハンナは料理が上手だから、君の食事の面倒を見てくれるよ。
ウレーネはとても優しいから、困った時相談に乗ってくれる。
ヤコボはお調子者だが朗らかで、相手の気持ちが良く判るから、この手紙は彼に託したよ。
メルローズは君と年が近いから、きっと仲良くなれるよ。
フーゴーは唄が上手いんだ。一緒にいると楽しいよ。
アンバーはとても頭がいいんだよ。彼から教わることは沢山あると思う。
キリエはね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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沢山、沢山の人の名前が、書いてあった。
私を助けてくれた、沢山の人の名前が。
みんな、お父さんの友達だったんだ。
お父さんの友達だったから、私の事を助けに来てくれたんだ。
そう思ったら、涙が止まらなかった。
お父さんが私に残してくれたものが、嬉しかった。
一人じゃなかった。そう思ったら、もっと涙が止まらなかった。
ヤコボは優しく笑って、ハンカチを渡してくれた。
「返ってくる手紙」「1ブックマーク」
女の子は手紙をポストに入れる。
しかしその手紙の封筒に切手を貼らずに入れる。
つまり封筒はそのまま女の子の家に戻ってくる。
女の子はどうしてそんなことをするのだろうか?
しかしその手紙の封筒に切手を貼らずに入れる。
つまり封筒はそのまま女の子の家に戻ってくる。
女の子はどうしてそんなことをするのだろうか?
12年12月25日 20:42
【ウミガメのスープ】 [焼肉大王]
【ウミガメのスープ】 [焼肉大王]

自信作です!
解説を見る
「ねぇ、今年はサンタさんに何をお願いするの?」
「あっ!ママ!手紙見ないで!」
女の子がサンタさんに手紙を書いている。
女の子のお母さんは言った。
「じゃあ、書き終わったらこの封筒に入れて、ポストに出してね。そしたらサンタさんに届くよ。」
「うん!分かった!」
実は封筒には女の子の家の住所しか書いていない。
しかも切手が貼られていない。
女の子は何も知らずに封筒に手紙を入れる。
そしてポストに出す。
後日。
「郵便局の者ですが…。切手が貼られておりません。」
「あっ、すみません。ありがとうございます。」
返された封筒を受け取る女の子の母親。
そして中身の手紙を読む。
「なるほど。今年はこれかぁ。」
ある朝の日
「ママ!プレゼント届いたよ!サンタさん手紙読んでくれたよ!」
「良かったね!きっといい子でいたからだよ!」
これは、とあるママがついた優しいウソの物語。
「あっ!ママ!手紙見ないで!」
女の子がサンタさんに手紙を書いている。
女の子のお母さんは言った。
「じゃあ、書き終わったらこの封筒に入れて、ポストに出してね。そしたらサンタさんに届くよ。」
「うん!分かった!」
実は封筒には女の子の家の住所しか書いていない。
しかも切手が貼られていない。
女の子は何も知らずに封筒に手紙を入れる。
そしてポストに出す。
後日。
「郵便局の者ですが…。切手が貼られておりません。」
「あっ、すみません。ありがとうございます。」
返された封筒を受け取る女の子の母親。
そして中身の手紙を読む。
「なるほど。今年はこれかぁ。」
ある朝の日
「ママ!プレゼント届いたよ!サンタさん手紙読んでくれたよ!」
「良かったね!きっといい子でいたからだよ!」
これは、とあるママがついた優しいウソの物語。