みんなのブックマーク

その状況は、焼き肉店や、お好み焼き店などといった、通常のメニューの他に#red#食べ放題#/red#のプランもあるお店で起こる。
この場合、食べ放題を注文した客は通常のメニューの表を用いて注文するため、 #red#通常の値段と比べて元が取れたかどうかが丸わかりになってしまう#/red#。
そこで食べ放題で、ある料理を注文した客には通常の注文で出す量より量を減らして出すことで、客はより多く料理を注文できるので元が取りやすいと感じるようになり、客の満足感が高まるというわけだ。

舞台は閉店後のスーパーマーケット。
正面入口をピッキングして店内に入った強盗のカメオ。
偶然にも、ほぼ同時刻、裏側の従業員出入口では、
同じく強盗のカメコがピッキングして店内に入った。
店内を回って品定めをしていた2人だったが、
カメコがカメオの存在に気づき、口封じのために殺そうと接触を試みた。
銃を向け合うカメオとカメコは、そこで初めて、お互いがどちらも強盗であることに気が付き、
結局そのまま2人で犯行に及ぶことにしたのだった。

ここは婚活パーティの場。
女性はテーブルに座り男性がローテーションする形で１０分程度の会話を楽しむ。

会話を円滑に勧めるためお互いに名前、職業、趣味などを記入した名札をつけている。

カメコは美人で性格も明るいのでとても人気があり、様々な男性が現れる。
しかし、彼女は男性会員を逃さないためだけの#red#ただのサクラなため#/red#、彼女本人は結婚するつもりはない。


※女性会員よりも圧倒的に男性会員が多いので、職員の何人かはサクラとして参加している

以前は有名超能力者でありプライベートでは変装していないと街も歩けない程だった男は、
ある日からパッタリと “ 力 ” がなくなり、
十八番だったスプーン曲げすら全く出来なくなってしまった。

それ以来、男はメディアに登場する事もなくなり、
次第に世間は男の存在を忘れていった。

原因不明の力の消失にショックを引きずっていた男は
日常生活の中でスプーンという物を見る事にすら恐怖感を覚え、
飲食店では【スープ類を注文する事がなくなり、
メニューに記載されているスープの欄に目を通す意味もなくなった】のである。

その小説は時代小説だった。

そして、より雰囲気を出すために巻物の形で出版されていた。

巻物にはページという区切りがないため少々不便だったが、内容も申し分ない出来であり、たまにはこういうのも良いものだと私はとても満足した。