「潔癖なダイスケと不潔なハナコ」「1ブックマーク」
ダイスケが家を掃除したことで、
ハナコが家を出ていってしまった。
その後、ハナコが戻ってこないことにダイスケは恐怖を感じた。
何があったのだろう?
ハナコが家を出ていってしまった。
その後、ハナコが戻ってこないことにダイスケは恐怖を感じた。
何があったのだろう?
15年08月17日 18:28
【ウミガメのスープ】 [好太郎]
【ウミガメのスープ】 [好太郎]
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ダ#b#イスケは市役所職員で、主に社会問題となっているゴミ屋敷の対応をしていた。#/b#
今回の問題となったゴミ屋敷は、家主が数日前に死去してしまい、遺族もいなかった。
そのため、ダイスケは所定の手続きを取り、頭数を揃えてゴミの一掃に取り掛かることにした。
ゴミ屋敷は異臭まみれな上、何が入っているのかわからないゴミ袋でいっぱいだった。
集まった作業員たちはゴミの中身は確認せず、
ひたすらゴミを持ち出し、トラックに投げ入れた。
こうして、家からはすっかりゴミがなくなり、異臭もなくなった。
一件落着をみたダイスケは新しい仕事に取り掛かった。
数日後、清掃業者は分別のためにゴミ袋を開けていると、
#red#ゴミまみれのハナコの死体#/red#が発見された。
詳しい身元や死因は不明だが、ゴミ袋の中に入れたということは、
何かしらの悪意があったに違いない。殺されたのなら今もまだ犯人は町をうろついていることになる。
その報告を受けたダイスケは恐怖を感じたのだった。
今回の問題となったゴミ屋敷は、家主が数日前に死去してしまい、遺族もいなかった。
そのため、ダイスケは所定の手続きを取り、頭数を揃えてゴミの一掃に取り掛かることにした。
ゴミ屋敷は異臭まみれな上、何が入っているのかわからないゴミ袋でいっぱいだった。
集まった作業員たちはゴミの中身は確認せず、
ひたすらゴミを持ち出し、トラックに投げ入れた。
こうして、家からはすっかりゴミがなくなり、異臭もなくなった。
一件落着をみたダイスケは新しい仕事に取り掛かった。
数日後、清掃業者は分別のためにゴミ袋を開けていると、
#red#ゴミまみれのハナコの死体#/red#が発見された。
詳しい身元や死因は不明だが、ゴミ袋の中に入れたということは、
何かしらの悪意があったに違いない。殺されたのなら今もまだ犯人は町をうろついていることになる。
その報告を受けたダイスケは恐怖を感じたのだった。
「「そろそろ歳かのう?」」「1ブックマーク」
問
道路に線が引いてあったおかげで、お婆ちゃんが以前よりも横断歩道を渡るのが遅くなった。状況を説明してください。
道路に線が引いてあったおかげで、お婆ちゃんが以前よりも横断歩道を渡るのが遅くなった。状況を説明してください。
15年08月20日 00:15
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]
>人<;
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解
タカシくんはいつもの授業ではすらすらと続きを読んでいましたが、
ページをめくって傍線部①を確認して解いたため、
授業で読むよりもお婆ちゃんが横断歩道を渡るのが遅くなってしまいました。
タカシくんはいつもの授業ではすらすらと続きを読んでいましたが、
ページをめくって傍線部①を確認して解いたため、
授業で読むよりもお婆ちゃんが横断歩道を渡るのが遅くなってしまいました。
「【ラテクエ55リサイクル】オセロと碁盤」「1ブックマーク」
御前様とオセロで対決することになったカメオ。
カメオの目の前には大きな碁盤の模様が。
やるのはオセロだよ? 囲碁じゃないよ? どういうこと?
*ラテクエ55選考会、低空飛行便さんの作品です。
※ラテクエ55 本戦は8月29日(土)、30日(日)開催となっております。
また、ラテクエ55の詳細については下記の「ラテクエ55問題文決定戦」をご参照ください。
http://sui-hei.net/mondai/show/17561
カメオの目の前には大きな碁盤の模様が。
やるのはオセロだよ? 囲碁じゃないよ? どういうこと?
*ラテクエ55選考会、低空飛行便さんの作品です。
※ラテクエ55 本戦は8月29日(土)、30日(日)開催となっております。
また、ラテクエ55の詳細については下記の「ラテクエ55問題文決定戦」をご参照ください。
http://sui-hei.net/mondai/show/17561
15年08月16日 23:39
【ウミガメのスープ】 [tsuna]
【ウミガメのスープ】 [tsuna]
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やんごとない御前様が直接触れるオセロ盤を床に直接置いては失礼だから碁盤の上にオセロ盤を置きます。
「いいものを見つけたかい?」「1ブックマーク」
カメオは#red#探していた物#/red#を見つけた。
カメオは#red#探していた物#/red#を見つけた場所から一旦離れ、再びその場所へ戻ってきた。
そしてカメオは死んだ。
カメオが#red#探していた物#/red#は何だろう?
カメオは#red#探していた物#/red#を見つけた場所から一旦離れ、再びその場所へ戻ってきた。
そしてカメオは死んだ。
カメオが#red#探していた物#/red#は何だろう?
15年08月16日 20:22
【20の扉】 [甘木]
【20の扉】 [甘木]
回数制限なしですのでガンガン質問OKです!
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カメオは街中で上を向いて歩いていた。
飛び降り自殺ができる高いビルを探していたのだ。
カメオ「見つけた……。」
カメオが見上げるその#b#高い#/b#ビルは屋上にも行ける。
おまけにその屋上にある柵が壊れていて、まさに飛び降りにはもってこいの物件だ。
カメオはビルを見上げていたその場所から離れ、そのビルの屋上へ向かった。
そして飛び降りて……ちょうど#red#ついさっきまで自分がビルを見上げていた場所へ落ちて、死んだのだ。#/red#
こうしてカメオは#b#他界#/b#したのである。
飛び降り自殺ができる高いビルを探していたのだ。
カメオ「見つけた……。」
カメオが見上げるその#b#高い#/b#ビルは屋上にも行ける。
おまけにその屋上にある柵が壊れていて、まさに飛び降りにはもってこいの物件だ。
カメオはビルを見上げていたその場所から離れ、そのビルの屋上へ向かった。
そして飛び降りて……ちょうど#red#ついさっきまで自分がビルを見上げていた場所へ落ちて、死んだのだ。#/red#
こうしてカメオは#b#他界#/b#したのである。
「【無茶振り三題噺24より無茶振り小噺】男たち、静かに眠れ」「1ブックマーク」
太陽がしずみ、あたりはすっかり夜のとばりがおりている。
田舎のはずれのとある建物で、パーティーが催された。
客は、A、B、C、Dの四名。とはいっても、彼らは、招待状にあった「パーティー内で行われる優勝賞金一億円のクイズ大会」などの不思議な文言に引き寄せられただけで、別に他の客と親睦を深めるために来たわけではない。
パーティーに多少似つかわしくない雰囲気を、客は敏感に感じ取っていたが、「一億円」の前には、どうでもいいような様子であった。
パーティー開始から数分後、さっそく、彼らのおめあてであるクイズ大会が始まった。
黒服に身を包み、仮面をつけた男が4人に「それではお約束どおり、クイズ大会を始めてまいります。一億円を目指してがんばってください。」と告げると、男は、早速一問目を読み上げた。
解答権を得たDが正解を言うと、Aが銃で撃たれた。
騒然とする場内。
しかし、クイズは進む。
二問目の正解が出ると、今度はBが銃の餌食となった。
完全に混乱する場内。
それを横目に、三問目が読まれ、Dが、若干震えた声で正解。
すると、このタイミングでCが銃の露と消えた。
もうDしか残っていないし、彼が一億円を獲得・・・と思われたが、Dは、四問目が読まれる前に、拳銃で自殺してしまった。
もちろん、このまま進めばクイズ大会はDが優勝で、一億円はDのものだったはずなのに、
なぜDは自殺してしまったのだろう。
--------------------------------
※この問題は『無茶振り三題噺24』のKWをもとに作った問題です。
「たいかい」「よる」を使用し、「マンホール」の使用を諦めています。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
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田舎のはずれのとある建物で、パーティーが催された。
客は、A、B、C、Dの四名。とはいっても、彼らは、招待状にあった「パーティー内で行われる優勝賞金一億円のクイズ大会」などの不思議な文言に引き寄せられただけで、別に他の客と親睦を深めるために来たわけではない。
パーティーに多少似つかわしくない雰囲気を、客は敏感に感じ取っていたが、「一億円」の前には、どうでもいいような様子であった。
パーティー開始から数分後、さっそく、彼らのおめあてであるクイズ大会が始まった。
黒服に身を包み、仮面をつけた男が4人に「それではお約束どおり、クイズ大会を始めてまいります。一億円を目指してがんばってください。」と告げると、男は、早速一問目を読み上げた。
解答権を得たDが正解を言うと、Aが銃で撃たれた。
騒然とする場内。
しかし、クイズは進む。
二問目の正解が出ると、今度はBが銃の餌食となった。
完全に混乱する場内。
それを横目に、三問目が読まれ、Dが、若干震えた声で正解。
すると、このタイミングでCが銃の露と消えた。
もうDしか残っていないし、彼が一億円を獲得・・・と思われたが、Dは、四問目が読まれる前に、拳銃で自殺してしまった。
もちろん、このまま進めばクイズ大会はDが優勝で、一億円はDのものだったはずなのに、
なぜDは自殺してしまったのだろう。
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※この問題は『無茶振り三題噺24』のKWをもとに作った問題です。
「たいかい」「よる」を使用し、「マンホール」の使用を諦めています。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
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15年08月11日 19:24
【ウミガメのスープ】 [菜連]
【ウミガメのスープ】 [菜連]
小噺なのに長い。
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【超長文解説】
この「クイズ大会殺人事件」の首謀者はDでした。
Dは過去に、A、B、Cに立て続けに人生を狂わされたのです。
Aは、Dの娘を車ではねて死なせました。
Bは、Dの留守中に、Dの家に強盗に入り、Dの妻を殺しました。
Cは、Dの家に放火し、Dの財産をほぼ全て灰にしてしまいました。
・・・しかし、この三人の裁判は、ことごとく滅茶苦茶でした。
検察側は証拠を揃えられない、弁護側は誰が金をだしているのかはわからないが、やたら「デキる」者たちで固められ、という有り様。この三人は「司法ではとうとう裁かれなかった」のです。
こんな目にあってしまったDは、「復讐は自らの手で」と心に決め、今日までを生きてきました。
幸い友人に「探偵をやっているE」がいたDは、A、B、Cの犯行が間違いなく真実であることをEにつきとめてもらい、彼の完全な協力を得て「すべてを終わらせるための計画」を実行にうつしたのです。
まず、DはA、B、Cに、それぞれの犯した罪の証拠のコピーと共に、このような「招待状」を無記名で送りました。
「あなたが何をやったのかを知っています。司法が許したからといって、それで終わりなはずがないでしょう? このままだと、あなたは残虐極まりない方法で殺されるか、もっとひどい方法で社会的に殺されることになるでしょう。
しかし、チャンスを与えようではありませんか。指定する日時に、指定した場所に来て、パーティーに参加してください。そうすれば、あなたを殺すことはいたしません。
もちろん、服装は平服でよろしいですよ。しかも、パーティーの最中に優勝賞金一億円のクイズ大会も用意しました。
きっと、来ていただけると信じています。なお、パーティー会場に入るには、この招待状が必要です。必ず持参してください。
もし来なかった場合や、来たとしても招待状を忘れた場合は・・・この招待状の書き出しの通り、あなたの命はありません。」
その一方でDは、顔を声を変える整形手術を受けました。無論、A、B、Cに全てを悟られないようにするためです。
そして、運命のパーティー・・・いや、運命のクイズ大会当日。
(当然ですが、A、B、C、D、E以外にこの建物には人はいません。パーティーが目的ではないですから)
Dは、Eに黒服と仮面をつけさせ、クイズの司会進行を任せました。
そしてDは、胸元に拳銃を隠して、この場に臨みました。
一問目。Eが読み上げたのは、こんな問題文でした。
「XXXX年Y月Z日#red#夜#/red#、L市市街で車を運転中、少女D'をはねて殺したのは誰?」
Aはひどく慌てました。もちろん、正解は「A」だからです。
Dは、シナリオどおりに正解を言った後、「#red#そう、こんな夜だったよな、A?#/red#」といいながら、拳銃でAを撃ちました。
その場に倒れるA、騒然とする場内・・・といっても、騒然としていたのは、事情を知らないBとCだけでしたが。
二問目の問題文はこうです。
「XXXX'年Y'月Z'日#red#夜#/red#、L市市街のある家に侵入し、女性D''を殺害したのは誰?」
今度慌てたのはB。Aがこんな目にあったいうことは・・・Dは再び、「#red#そう、こんな夜だったよな、B?#/red#」といいながら、拳銃の引き金を引きました。
完全に混乱する場内・・・といっても、混乱していたのは、事情を気づきつつも、どうしたらいいかわからなくなっているCだけでしたが。
三問目の問題文はこうです。
「XXXX''年Y''月Z''日#red#夜#/red#、L市市街のDの家に放火し、その家の財産をほぼ灰にしてしまったのは誰?」
・・・「#red#そう、こんな夜だったよな、C?#/red#」の声とともに、Cは銃弾で倒れました。
「・・・これで、終わりだな。」Dは小さくつぶやくと、
「E、あとは事前に打ち合せたとおりに頼むぜ。」と言い残し、A、B、Cを撃った拳銃で、Dは自らを撃ったのです。
「・・・まかせておけ、D。」Eは小さくつぶやくと、Dの遺言を実行に移しました。
まず、「A、B、Cの死体とそれぞれが持ってきた招待状」「Dの死体」を分けて焼きました。
Dがわざわざこんな場所を現場に選んだのは、「隠れて死体を焼き、処理するだけの環境がある」ことも確認済みだったからです。
「A、B、Cと招待状の灰」は、常人にはわからない場所へ廃棄。
「Dの灰」は後日、Dの娘と妻が眠る墓に、誰にも気付かれぬタイミングで、Eがそっとおさめました。
現場となった建物と土地は、Eが職務上懇意にしている土建業者によって、警察が気づく間もなく、更地になりました。
こうなっては、もはや、誰もDの復讐劇の真相を知るものはいないでしょう・・・Eを除いては・・・。
「・・・本当に、これでよかったんだな? D。」
全てを終えたEは、ビルの屋上でタバコをふかしながら、そっと、つぶやきました。
【要約解説】
Dが、A、B、Cという「Dの人生を狂わせた3人」を友人の協力で夜中に誘い出し、自らの手で撃ち殺した。
Dは「自らの手で、Dの人生を壊した人物を撃ち殺した」という罪をつぐなうために、自殺を選んだ。
この「クイズ大会殺人事件」の首謀者はDでした。
Dは過去に、A、B、Cに立て続けに人生を狂わされたのです。
Aは、Dの娘を車ではねて死なせました。
Bは、Dの留守中に、Dの家に強盗に入り、Dの妻を殺しました。
Cは、Dの家に放火し、Dの財産をほぼ全て灰にしてしまいました。
・・・しかし、この三人の裁判は、ことごとく滅茶苦茶でした。
検察側は証拠を揃えられない、弁護側は誰が金をだしているのかはわからないが、やたら「デキる」者たちで固められ、という有り様。この三人は「司法ではとうとう裁かれなかった」のです。
こんな目にあってしまったDは、「復讐は自らの手で」と心に決め、今日までを生きてきました。
幸い友人に「探偵をやっているE」がいたDは、A、B、Cの犯行が間違いなく真実であることをEにつきとめてもらい、彼の完全な協力を得て「すべてを終わらせるための計画」を実行にうつしたのです。
まず、DはA、B、Cに、それぞれの犯した罪の証拠のコピーと共に、このような「招待状」を無記名で送りました。
「あなたが何をやったのかを知っています。司法が許したからといって、それで終わりなはずがないでしょう? このままだと、あなたは残虐極まりない方法で殺されるか、もっとひどい方法で社会的に殺されることになるでしょう。
しかし、チャンスを与えようではありませんか。指定する日時に、指定した場所に来て、パーティーに参加してください。そうすれば、あなたを殺すことはいたしません。
もちろん、服装は平服でよろしいですよ。しかも、パーティーの最中に優勝賞金一億円のクイズ大会も用意しました。
きっと、来ていただけると信じています。なお、パーティー会場に入るには、この招待状が必要です。必ず持参してください。
もし来なかった場合や、来たとしても招待状を忘れた場合は・・・この招待状の書き出しの通り、あなたの命はありません。」
その一方でDは、顔を声を変える整形手術を受けました。無論、A、B、Cに全てを悟られないようにするためです。
そして、運命のパーティー・・・いや、運命のクイズ大会当日。
(当然ですが、A、B、C、D、E以外にこの建物には人はいません。パーティーが目的ではないですから)
Dは、Eに黒服と仮面をつけさせ、クイズの司会進行を任せました。
そしてDは、胸元に拳銃を隠して、この場に臨みました。
一問目。Eが読み上げたのは、こんな問題文でした。
「XXXX年Y月Z日#red#夜#/red#、L市市街で車を運転中、少女D'をはねて殺したのは誰?」
Aはひどく慌てました。もちろん、正解は「A」だからです。
Dは、シナリオどおりに正解を言った後、「#red#そう、こんな夜だったよな、A?#/red#」といいながら、拳銃でAを撃ちました。
その場に倒れるA、騒然とする場内・・・といっても、騒然としていたのは、事情を知らないBとCだけでしたが。
二問目の問題文はこうです。
「XXXX'年Y'月Z'日#red#夜#/red#、L市市街のある家に侵入し、女性D''を殺害したのは誰?」
今度慌てたのはB。Aがこんな目にあったいうことは・・・Dは再び、「#red#そう、こんな夜だったよな、B?#/red#」といいながら、拳銃の引き金を引きました。
完全に混乱する場内・・・といっても、混乱していたのは、事情を気づきつつも、どうしたらいいかわからなくなっているCだけでしたが。
三問目の問題文はこうです。
「XXXX''年Y''月Z''日#red#夜#/red#、L市市街のDの家に放火し、その家の財産をほぼ灰にしてしまったのは誰?」
・・・「#red#そう、こんな夜だったよな、C?#/red#」の声とともに、Cは銃弾で倒れました。
「・・・これで、終わりだな。」Dは小さくつぶやくと、
「E、あとは事前に打ち合せたとおりに頼むぜ。」と言い残し、A、B、Cを撃った拳銃で、Dは自らを撃ったのです。
「・・・まかせておけ、D。」Eは小さくつぶやくと、Dの遺言を実行に移しました。
まず、「A、B、Cの死体とそれぞれが持ってきた招待状」「Dの死体」を分けて焼きました。
Dがわざわざこんな場所を現場に選んだのは、「隠れて死体を焼き、処理するだけの環境がある」ことも確認済みだったからです。
「A、B、Cと招待状の灰」は、常人にはわからない場所へ廃棄。
「Dの灰」は後日、Dの娘と妻が眠る墓に、誰にも気付かれぬタイミングで、Eがそっとおさめました。
現場となった建物と土地は、Eが職務上懇意にしている土建業者によって、警察が気づく間もなく、更地になりました。
こうなっては、もはや、誰もDの復讐劇の真相を知るものはいないでしょう・・・Eを除いては・・・。
「・・・本当に、これでよかったんだな? D。」
全てを終えたEは、ビルの屋上でタバコをふかしながら、そっと、つぶやきました。
【要約解説】
Dが、A、B、Cという「Dの人生を狂わせた3人」を友人の協力で夜中に誘い出し、自らの手で撃ち殺した。
Dは「自らの手で、Dの人生を壊した人物を撃ち殺した」という罪をつぐなうために、自殺を選んだ。