「願い叶えたくて」「1ブックマーク」
あなたの願いを叶えるため、
私は自分が思うように行動した。
それがあなたの願いだったはずなのに・・・。
感情を抑えられず、私は泣いた。
私は自分が思うように行動した。
それがあなたの願いだったはずなのに・・・。
感情を抑えられず、私は泣いた。
12年11月16日 16:11
【ウミガメのスープ】 [コウCHA]
【ウミガメのスープ】 [コウCHA]
解説がまた非常に長くなった為、「忙しい人向けの解説」を用意しました。
解説を見る
私の母は願望が強かった為、私は全て母の指示通りに動かされていた。
習い事、友達の付き合いや、服装・容姿まで。
だけど、母の言うとおりにしていたら、いつも褒められていた。
その時の母の笑顔はとても綺麗で、優しい顔だった。
その優しい顔を守るため、私はずっと母の指示に従った。
そんな生活が続いて、大学2年次になった頃・・・
---------------------
ある日、母は私にこう言った。
「あなたももう二十歳でしょう。大人なんだからこれからのことは全て一人で出来るはずよ。
まずはあなたが着てみたい洋服を買いなさい。」
急に言われてキョトンとしたが、私はチャンスが訪れたんだと思った。
私は母の言うとおり、私自身の意思で洋服を買うことにした。
しかし、いかんせん自分で服を買うのは初めてだったので、大学の友達に相談して買い物に付き合ってもらった。
そして、色々と悩んだ挙句、#b#ベージュのフリル#/b#と、#b#紺色のスカート#/b#を見につけて、友達に見せてみた。
「少し地味かもしれないけど、どうかな?」
「すごく可愛いし、似合ってるよ!そしてとても綺麗ー。元々綺麗だからなぁ羨ましいなぁ」
「本当?本当に・・?」「親友に嘘つくわけないでしょっ」
その言葉を聞き、嬉しさのあまりに泣き出してしまった。
「ありがとう、ありがどぉ~~」「ほらほら、泣いてちゃ綺麗な顔が台無しでしょ。涙拭いてね」
友達にお墨付きを頂き、意気揚々と自宅に帰った。
そして、いよいよ母に「私」を披露する。
「お母さん、どう、似合うかな?」
少し恥じらいながら、私は自分自身の意思でコーディネートした容姿を母に見せた。
しかし、それを見た母の表情が急変し、言い放った。
#red#「なんなのその格好は!?あなた自分でどんな格好をしているか分かっているの!!」#/red#
予想もしなかった言葉を浴びせられ、私は固まった。
「・・・え?でもこれ友達も可愛くて綺麗って言ってたし、私も凄く気に入ったから」
#red#「何を言っているの!?友達だか何だか知らないけど、そんな子達が言うのは全てデタラメよ!!考えられない!!!」#/red#
「そ、そんな・・・!友達は嘘なんかつかないよ!そもそも自分で買えって言ったのお母さんだよ。なのに何で・・・?」
母には私の声が聞こえていないのか、こう続けた。
#red#「あぁどうして、何で私の考えが分からないの?そんな格好じゃあ玉の輿に乗るなんて到底無理よ・・・」#/red#
「(玉の輿?お母サン何ヲ言ッてイルの?私のミライモ全てオ母さんが決定スルの?)」
#red#「もういい、あなたに任せた私が馬鹿だったわ。私があなたに似合うものを用意してあげる。
だから今着ている服を渡しなさい。私が責任を持って処分してあげるわ。」#/red#
私は母がなにをいっているのか、わからなかった。
友達は「私」を見てくれた。でもお母さんは「私」の何を見ているノ?
何でお母さんは認めてくれないノ?ワタシはこれからも母の#red#操リ人形#/red#デ居ナキャイケナイの?
#big5#ソウか、私は、オ母サンの理想を満タスためノ玩具に、過ギナイんダ・・・#/big5#
母の願いを満たそうと努力したのに報われなかった虚無感、悲しみ、
そして「私」を全否定した母に対する怒り、憎しみ・・・
さまざまな感情が私の中を凄まじい勢いで駆け巡る。
その感情を抑えられず、泣きじゃくった。
#b#そして、私の中で何かが切れた。#/b#
#b#---忙しい人向けの解説 開始---#/b#
母の指示通りに生きていた私。
小さい頃から、私は母の理想を満たす玩具の役をさせられた。
服装・容姿も全て指示通りにされ、着せ替え人形のような日々を過ごし、
気付けば私は大学2年次になっていた。
ある日、母親に「もういい歳してるから洋服とか自分で買ってみなさい」と言われた。
私は「私」自身を表現できるチャンスだと思い、友達と一緒に買い物に行った。
少し地味なコーディネートだと思ったけど友達からは絶賛。
「可愛さもあるし、凄く綺麗だよ」と言われ、感動のあまりに泣いてしまった。
今の「私」を母に見てもらうと、想像を絶することを言われた。
#red#「あなたにフリルなんか似合わないわ!」#/red#
#red#「可愛いとか言っている子達は全てデタラメを言っているのよ!」#/red#
#red#「もっと似合うのを私が用意してあげるから、その服を渡しなさい。責任を持って処分してあげるわ」#/red#
母親に「私」を否定された・・・。
結局私は母の理想を満たすための玩具に過ぎないんだと・・・。
そう思い、様々な感情が込み上げてきた。
私はその感情を抑えきれず、泣いた。
#b#そして、私の中でぷつんと音がした。#/b#
#b#---忙しい人向けの解説 終了---#/b#
習い事、友達の付き合いや、服装・容姿まで。
だけど、母の言うとおりにしていたら、いつも褒められていた。
その時の母の笑顔はとても綺麗で、優しい顔だった。
その優しい顔を守るため、私はずっと母の指示に従った。
そんな生活が続いて、大学2年次になった頃・・・
---------------------
ある日、母は私にこう言った。
「あなたももう二十歳でしょう。大人なんだからこれからのことは全て一人で出来るはずよ。
まずはあなたが着てみたい洋服を買いなさい。」
急に言われてキョトンとしたが、私はチャンスが訪れたんだと思った。
私は母の言うとおり、私自身の意思で洋服を買うことにした。
しかし、いかんせん自分で服を買うのは初めてだったので、大学の友達に相談して買い物に付き合ってもらった。
そして、色々と悩んだ挙句、#b#ベージュのフリル#/b#と、#b#紺色のスカート#/b#を見につけて、友達に見せてみた。
「少し地味かもしれないけど、どうかな?」
「すごく可愛いし、似合ってるよ!そしてとても綺麗ー。元々綺麗だからなぁ羨ましいなぁ」
「本当?本当に・・?」「親友に嘘つくわけないでしょっ」
その言葉を聞き、嬉しさのあまりに泣き出してしまった。
「ありがとう、ありがどぉ~~」「ほらほら、泣いてちゃ綺麗な顔が台無しでしょ。涙拭いてね」
友達にお墨付きを頂き、意気揚々と自宅に帰った。
そして、いよいよ母に「私」を披露する。
「お母さん、どう、似合うかな?」
少し恥じらいながら、私は自分自身の意思でコーディネートした容姿を母に見せた。
しかし、それを見た母の表情が急変し、言い放った。
#red#「なんなのその格好は!?あなた自分でどんな格好をしているか分かっているの!!」#/red#
予想もしなかった言葉を浴びせられ、私は固まった。
「・・・え?でもこれ友達も可愛くて綺麗って言ってたし、私も凄く気に入ったから」
#red#「何を言っているの!?友達だか何だか知らないけど、そんな子達が言うのは全てデタラメよ!!考えられない!!!」#/red#
「そ、そんな・・・!友達は嘘なんかつかないよ!そもそも自分で買えって言ったのお母さんだよ。なのに何で・・・?」
母には私の声が聞こえていないのか、こう続けた。
#red#「あぁどうして、何で私の考えが分からないの?そんな格好じゃあ玉の輿に乗るなんて到底無理よ・・・」#/red#
「(玉の輿?お母サン何ヲ言ッてイルの?私のミライモ全てオ母さんが決定スルの?)」
#red#「もういい、あなたに任せた私が馬鹿だったわ。私があなたに似合うものを用意してあげる。
だから今着ている服を渡しなさい。私が責任を持って処分してあげるわ。」#/red#
私は母がなにをいっているのか、わからなかった。
友達は「私」を見てくれた。でもお母さんは「私」の何を見ているノ?
何でお母さんは認めてくれないノ?ワタシはこれからも母の#red#操リ人形#/red#デ居ナキャイケナイの?
#big5#ソウか、私は、オ母サンの理想を満タスためノ玩具に、過ギナイんダ・・・#/big5#
母の願いを満たそうと努力したのに報われなかった虚無感、悲しみ、
そして「私」を全否定した母に対する怒り、憎しみ・・・
さまざまな感情が私の中を凄まじい勢いで駆け巡る。
その感情を抑えられず、泣きじゃくった。
#b#そして、私の中で何かが切れた。#/b#
#b#---忙しい人向けの解説 開始---#/b#
母の指示通りに生きていた私。
小さい頃から、私は母の理想を満たす玩具の役をさせられた。
服装・容姿も全て指示通りにされ、着せ替え人形のような日々を過ごし、
気付けば私は大学2年次になっていた。
ある日、母親に「もういい歳してるから洋服とか自分で買ってみなさい」と言われた。
私は「私」自身を表現できるチャンスだと思い、友達と一緒に買い物に行った。
少し地味なコーディネートだと思ったけど友達からは絶賛。
「可愛さもあるし、凄く綺麗だよ」と言われ、感動のあまりに泣いてしまった。
今の「私」を母に見てもらうと、想像を絶することを言われた。
#red#「あなたにフリルなんか似合わないわ!」#/red#
#red#「可愛いとか言っている子達は全てデタラメを言っているのよ!」#/red#
#red#「もっと似合うのを私が用意してあげるから、その服を渡しなさい。責任を持って処分してあげるわ」#/red#
母親に「私」を否定された・・・。
結局私は母の理想を満たすための玩具に過ぎないんだと・・・。
そう思い、様々な感情が込み上げてきた。
私はその感情を抑えきれず、泣いた。
#b#そして、私の中でぷつんと音がした。#/b#
#b#---忙しい人向けの解説 終了---#/b#
「家族」「1ブックマーク」
カメオ君は22世紀から来たウミえもんに未来に連れて行ってもらうと
未来ではロボットが人間の代わりに仕事をしており
人間は遊んで暮らせるカメオ君が望んでいた理想郷だったのですが
カメオ君はそんな未来に絶望しました。
一体なぜ?
未来ではロボットが人間の代わりに仕事をしており
人間は遊んで暮らせるカメオ君が望んでいた理想郷だったのですが
カメオ君はそんな未来に絶望しました。
一体なぜ?
16年11月28日 22:34
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
未来では人間は遊ぶ・食べる・眠るのいずれかをしていれば良く
それは怠け者のカメオ君の理想の世界だったのですが
食事も遊びも全てロボットが手伝っており
人間は自分たちでは食事も出来ずすべてロボットに管理されていた
全く自由意思のない世界だったのです。
ロボミ「あらウミえもん、久しぶり~あら?それあなたの人間?」
ウミえもん「そうなんだ~現代から連れてきたの」
ロボミ「あら~病気が移るからこの子に近づけさないでよ」
ウミえもん「大丈夫だよ~この子は大人しい子だから」
ロボミ「でも脳手術を受けていない人間って凶暴なんでしょ?手術しちゃいなさいよ~」
ウミえもん「それがね~生後20歳を超えないうちの脳手術は危険なんだって~」
僕は猫扱いか(´・ω・`)
それは怠け者のカメオ君の理想の世界だったのですが
食事も遊びも全てロボットが手伝っており
人間は自分たちでは食事も出来ずすべてロボットに管理されていた
全く自由意思のない世界だったのです。
ロボミ「あらウミえもん、久しぶり~あら?それあなたの人間?」
ウミえもん「そうなんだ~現代から連れてきたの」
ロボミ「あら~病気が移るからこの子に近づけさないでよ」
ウミえもん「大丈夫だよ~この子は大人しい子だから」
ロボミ「でも脳手術を受けていない人間って凶暴なんでしょ?手術しちゃいなさいよ~」
ウミえもん「それがね~生後20歳を超えないうちの脳手術は危険なんだって~」
僕は猫扱いか(´・ω・`)
「シャトルバスの座席」「1ブックマーク」
ラテラル市で毎年行われてる「ウミガメ・シーサイド・ロックフェス」。海が見えるライブ会場で様々なアーティストたちがライブをする、人気の音楽フェスティバルだ。
この音楽フェスではラテラル交通がシャトルバスを出しており、#red#特に座席の座り心地の良さに定評がある#/red#。
しかし、ラテラル交通は#red#今年からシャトルバスの座席の座り心地をより悪くすることにした#/red#。その結果、#b#シャトルバスを利用する客からは大好評#/b#である。
一体どういうことだろう?
※猛者のスープ候補作品
問題原案:フィーカス 問題監修・推敲:低空飛行便さん、shinshinさん
この音楽フェスではラテラル交通がシャトルバスを出しており、#red#特に座席の座り心地の良さに定評がある#/red#。
しかし、ラテラル交通は#red#今年からシャトルバスの座席の座り心地をより悪くすることにした#/red#。その結果、#b#シャトルバスを利用する客からは大好評#/b#である。
一体どういうことだろう?
※猛者のスープ候補作品
問題原案:フィーカス 問題監修・推敲:低空飛行便さん、shinshinさん
16年10月12日 20:29
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
解説を見る
シーサイド・ロックフェスの名の通り、会場は海から近い。そして、近くには#red#海水浴場がある#/red#。
ただ、海水浴場から会場までは離れているため、#red#海水浴場からフェス会場までのシャトルバスが運行されている#/red#。
さて、シャトルバスが運行しているのはいいものの、#red#水着のままではバスの座席が濡れてしまう#/red#。なので、#red#今までは海水浴客はバスに乗るためにいちいち着替えなければならなかった#/red#。
もちろん海水浴客以外にもバスに乗る客はいるのだが、海水浴客からは「水着のままで会場に行きたい」という要望が多く、フェス主催側も水着で会場入りできる工夫をした。
これを受け、ラテラル交通はシャトルバスを#red#布製の席から鉄や木製の席にし、水着のままで乗れるようにした#/red#。
結果、座り心地は悪くなったが、いちいち着替えなくて済むし、ライブが終わった後そのまま着替えずに海水浴場に戻って泳ぐこともできるようになった。
お客さんを降ろした後の清掃が少々大変だが、その分この年はフェスに行くお客さんや海水浴客が増えたという。
ちなみに、水着以外の客は別のシャトルバスを準備しているので、服が濡れる心配はないとのこと。
#b#要約:布製の座席から木製や鉄製の座席にしたことにより、海水浴客が水着のまま乗車できるようになったので好評だった#/b#
ただ、海水浴場から会場までは離れているため、#red#海水浴場からフェス会場までのシャトルバスが運行されている#/red#。
さて、シャトルバスが運行しているのはいいものの、#red#水着のままではバスの座席が濡れてしまう#/red#。なので、#red#今までは海水浴客はバスに乗るためにいちいち着替えなければならなかった#/red#。
もちろん海水浴客以外にもバスに乗る客はいるのだが、海水浴客からは「水着のままで会場に行きたい」という要望が多く、フェス主催側も水着で会場入りできる工夫をした。
これを受け、ラテラル交通はシャトルバスを#red#布製の席から鉄や木製の席にし、水着のままで乗れるようにした#/red#。
結果、座り心地は悪くなったが、いちいち着替えなくて済むし、ライブが終わった後そのまま着替えずに海水浴場に戻って泳ぐこともできるようになった。
お客さんを降ろした後の清掃が少々大変だが、その分この年はフェスに行くお客さんや海水浴客が増えたという。
ちなみに、水着以外の客は別のシャトルバスを準備しているので、服が濡れる心配はないとのこと。
#b#要約:布製の座席から木製や鉄製の座席にしたことにより、海水浴客が水着のまま乗車できるようになったので好評だった#/b#
「墓場に行きたがるカメオ・改」「1ブックマーク」
その部署に異動になったものは半数以上が死ぬ。
実際に他の部署よりも死亡率は高い。
そのため他の同僚たちはその部署へ行きたがらない。
けれども自らその部署へ志願し残業をしてでも居続けるカメオ。
一体なぜ?
実際に他の部署よりも死亡率は高い。
そのため他の同僚たちはその部署へ行きたがらない。
けれども自らその部署へ志願し残業をしてでも居続けるカメオ。
一体なぜ?
16年10月12日 20:01
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
病院の末期ガンの部署。
先日妻に癌が見つかり、手術出来ない部位にあったことからこの部署の病室に入院した。
だからカメオは余命少ない妻とより長く時間を過ごすために近くにいるのです
先日妻に癌が見つかり、手術出来ない部位にあったことからこの部署の病室に入院した。
だからカメオは余命少ない妻とより長く時間を過ごすために近くにいるのです
「失恋は三文の徳」「1ブックマーク」
思春期のカメコは、カメオのことが好き
ある日カメオが、好みのタイプの話をしていたのを聞いて、その結果遅刻しなくなった
一体なぜ?
ある日カメオが、好みのタイプの話をしていたのを聞いて、その結果遅刻しなくなった
一体なぜ?
16年10月10日 20:45
【ウミガメのスープ】 [しおまる]
【ウミガメのスープ】 [しおまる]
解説を見る
同じクラスのカメオに片思いしているカメコ
思春期である彼女は、毎朝シャワーを浴びて学校に行くのが日課だが、そのせいで度々遅刻している
「でも、カメオ君にぶつかった時とかに、汗の匂いとかしたら嫌だもん」
ある日、カメオが男子と話しているのを聞いてしまう
「俺の好きな子は、髪の長い子じゃないよ」
その言葉を聞いたカメコはショックを受ける
なぜなら、カメコはロングヘアーだったからだ
「カメオ君...好きな子いるんだ...そしてそれは私じゃないんだ...」
カメコは失恋のショックで髪をバッサリ切り、ショートカットにした
そのおかげで、毎朝シャワーを浴びた後、髪を乾かす時間が早くなり、結果、遅刻をすることもなくなった
「髪を切ったのも、いいことあるわね!朝の準備がかなり早くなったわ」
こうしてショートカットのカメコは、以前より早く学校へ行くのだ
...余談になるが、カメオには特定の好きな子はいない
友達とはタイプの話をしていただけで、「髪は長いよりショートが好き」という会話をしていただけだ
カメオが、同じクラスのシャンプーのいい香りがする、ショートカットの女の子に恋に落ちるのは、もう少し先の話
思春期である彼女は、毎朝シャワーを浴びて学校に行くのが日課だが、そのせいで度々遅刻している
「でも、カメオ君にぶつかった時とかに、汗の匂いとかしたら嫌だもん」
ある日、カメオが男子と話しているのを聞いてしまう
「俺の好きな子は、髪の長い子じゃないよ」
その言葉を聞いたカメコはショックを受ける
なぜなら、カメコはロングヘアーだったからだ
「カメオ君...好きな子いるんだ...そしてそれは私じゃないんだ...」
カメコは失恋のショックで髪をバッサリ切り、ショートカットにした
そのおかげで、毎朝シャワーを浴びた後、髪を乾かす時間が早くなり、結果、遅刻をすることもなくなった
「髪を切ったのも、いいことあるわね!朝の準備がかなり早くなったわ」
こうしてショートカットのカメコは、以前より早く学校へ行くのだ
...余談になるが、カメオには特定の好きな子はいない
友達とはタイプの話をしていただけで、「髪は長いよりショートが好き」という会話をしていただけだ
カメオが、同じクラスのシャンプーのいい香りがする、ショートカットの女の子に恋に落ちるのは、もう少し先の話