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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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非リア脱出ゲーム「7ブックマーク」
今年こそ恋人をと意気込む、彼女いない歴21年の大学生・三浦タケルが、ゼミの懇親会に出席した。宴の席、タケルは向かいに座った女子・キヨミちゃんに一目惚れ。懇親会の間ずっと話しかけ続け、せっせとアプローチに勤しんだ。その甲斐あってか、懇親会終了後、タケルはキヨミちゃんと二人きりでカラオケに行くことに。

ガッツポーズしたい気持ちをこらえつつ、キヨミちゃんを連れてカラオケボックスに入店したタケル。だが、意気揚々と受付を済ませさぁ部屋に行こうと振り返ると、さっきまでいたはずのキヨミちゃんがいない。どうやら帰ってしまったらしい。

仕方なく、三時間ひとりでスピッツを歌って帰ったタケルだったが、さて、キヨミちゃんは何故、勝手に帰ってしまったのだろうか?
17年04月23日 01:41
【ウミガメのスープ】 [az]



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今年こそ恋人をと意気込む、彼女いない歴21年の大学生・三浦タケル、#b#55歳。#/b#脱サラして大学に入り直した、いわゆるシニア学生だ。30代の頃に付き合っていた女性と別れて以来、恋人のいない日々が続いている。せっかく大学に入ったんだから、若い女子大生でも捕まえられれば……と、この男、いい年してろくなことは考えていない。

そんなタケルが、ゼミの懇親会に出席。タケルの向かいに座った清楚な見た目ながら中身は#b#不良学生#/b#の高橋キヨミは、目の前のオッサンを#red#新しく着任した教授かなにか#/red#だと思った。下心丸出しでやたらと話しかけてくるタケルに内心苛立ちながら、キヨミは#red#「このオッサンにうまく取り入れば、試験問題を横流ししてもらったり、成績を甘くつけてもらえたりするんじゃなかろうか」#/red#と、ろくでもないことを考えていた。

そんなわけで、タケルの誘いに応じ、カラオケに行くことになったキヨミ。自分に気があるらしい彼をたらし込むことが出来れば、今年の単位は安泰だーーニヤニヤ笑いを抑えながらカラオケボックスに入店したキヨミだったが……

#b#「学生料金でお願いします!」#/b#

受付で手続きをするタケルのそんな言葉に、彼女は目を剥いた。彼が提示しているのは紛れもなく、自分が持つものと同じ学生証。ここに来てようやく、キヨミは三浦タケルが#b#教授かなにか#/b#ではなく#red#ただの学生#/red#なのだと気づいた。

(飲み会のときも、イマイチ話が噛み合わない気がしてたけど、そういうことだったのか……)

ただの学生とわかった以上、オッサンに用はない。キヨミは特にタケルに言葉をかけることもなく、舌打ちしながらさっさと店を出たのだった。後に彼女は留年した。



#b#【要約】#/b#
キヨミは50代のタケルを見た目から教授だと考え、教授と親密になっておけば後々いいことがあると思い誘いに応じたが、カラオケ入店時に彼が学生であることが判明し、目論見が外れて興味を失ったから。
驚くべき即効性「7ブックマーク」
小さな会社を経営するN氏は、自社のセキュリティの弱さを懸念していた。
そこでそれを改善すべく手を打ったのだが、それは驚くべき即効性を発揮して会社に#b#不利益#/b#をもたらした。
どういうことか。(元ネタあり)


*初出題です。楽しんでいただけたらいいなと思っています。
この問題はアアアさんにスープパートナーをお願いしました。アアアさん、どうもありがとうございました。
16年06月09日 22:04
【ウミガメのスープ】 [you say]

初出題です、よろしくお願いします




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N氏は小さな会社を率いる天才肌の奇人。便利な小物の開発でかなりの稼ぎを挙げているが、どうしても抜けたところもある人だ。
「やはりうちの会社は人も少ないしどうしても、夜の警備が不安だな……そうだ、警備員を雇おう、そうしよう」
早速警備員募集の広告を出したN氏。
「これで十数日もすれば警備が来るぞ。夜、仕事場を離れていても安心だ!」
次の日の朝、一番に仕事場を開けたN氏は驚愕した。職場は泥棒に荒らされたあとだったのだ。
「しまった!」

一方、N氏の会社に泥棒に入った男。ホクホク顔である。
「しかしうれしいことだぜ。わざわざ警備が不安だってことを広告出して知らせてくれるなんてな」


正解

夜になると事務所がからっぽになってしまう小さなN氏の会社。警備を強化しようとN氏は警備員を募集する広告を広く出した。
警備員募集の広告が出された日、それを見た泥棒はまさに今現在N氏の会社の警備員が不足していると考えて早速その晩に事を実行に移したのだ。
人件費を節約せよ「7ブックマーク」
これは僕がネットサーフィンしていたら偶然知った話なんですけど、ある会社が古書を読み取ってテキストデータにしたいと考えたんですね。
でも古書は文字が整ってないので文字を読み取るには機械じゃ無理でどうしても人力で1文字1文字読み取らないといけないんです。
しかしこの会社は別の会社と提携することにより、人件費をほとんどかけずに読み取り作業を進めることができたのです。
いったいどうやったのかわかりますか?もちろんブラック企業とかではありませんよ。
16年06月20日 17:58
【ウミガメのスープ】 [UNC]



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古書をスキャンして画像データにするのは簡単なんですが、その画像に書かれていることをどう人出をかけず読み取るのかが問題な訳です。
そこで我々が会員登録とかで良くやらされる、画像の文字を読み取って書かせて機械でないことを証明させるアレをやってる会社と提携して、文字認証で2つの単語を入力させるようにしました。
1つ目は既に答えを知っている単語、2つ目はテキストデータにしたい古書の一部の単語が含まれた画像です。
サイトの利用者が2つの単語を読み取って入力すると1つ目の単語で認証が行われ、正しければ2つ目の単語も正しいと推測して単語の読み取り結果が保存されるというわけです。
これを膨大な利用者に対して行えば古書の全ての単語について単語の読み取り結果は保存され、古書のテキストデータ化が出来るというわけです。
利用者は知らず知らずのうちに古書のテキストデータ化に協力していたんですね。
あなたの恋はおいくらですか?「7ブックマーク」
私は失恋をすることで、自分の恋の値段がわかりました。何故でしょうか?
16年03月18日 10:54
【ウミガメのスープ】 [よしろぎ]

まったりと




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好きです、付き合ってください!

入学式、桜の木の下で笑顔で友達と戯れるあなたに一目惚れしてから早三年。

『サラサラで黒くてストレート!そしてロングヘア!女の子はそれが1番カワイイよね!』

噂であなたの好みを聞いてすぐに行動に移しました。毎日ヘアケアーを欠かさず、定期的に美容院に行きました。都市伝説でもなんでもよかった、髪が黒くあるように海藻も食べました。そして腰まで伸びました。

そして今日、卒業式。私は、あの日あの時あなたに惚れたこの場所で、思いの丈を伝えます。

「ごめんなさい。ちょっと貞子みたいで怖いしムリです。」

そうして失恋した私は、あなたへの思いが詰まったこの髪を切ることに決めたのです。

ー美容院にて。
「ええ!こんなに綺麗な長い髪切っちゃうの!?」
最初は驚かれましたが、事の成り行きを伝えると、
「そっかー。それなら、ただ切っちゃうだけじゃなくて、売らない?」
売る?この髪を?髪って売れるのですか?
「人毛は私たち美容師の練習には最適でね。頭部のみのマネキンに植毛して練習台にするんだ。だからもしよかったらなんだけども。」
私のこの恋心が誰かの助けになるのならば...。
そう言って引き受けました。私の毛量は多いらしく、それでいて質も上等、長さもあるとのことで、大変なお値段で買い取っていただきました。こんな理由で切った髪がこんな値段になるものなんだ。

そうか、これが私の恋の値段。
そう思うとなんだかとってもちっぽけに思えました。
落第シューター「7ブックマーク」
歴史の先生が「ここテストに出るぞ」と言ったのを藤堂君があまり気にしていない様子だったので、成瀬は彼にバスケのシュートのコツを尋ねた。
一体何故?
17年10月05日 22:31
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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バスケ部エースの藤堂君は背が高い。190センチくらいある。
成瀬の席は藤堂君のすぐ後ろである。当然、黒板は全然見えない。
黒板を書き写そうと藤堂君が身を屈めた時に、成瀬も一気に書き写してしまうことにしている。

ところがその日の歴史の授業中、先生が「ここテストに出るぞ」と言ったのに彼は書き写そうとしなかった。
よほどその分野に自信があるのか、あるいはぼけっとしていて気付かなかったのか。
いずれにしろ、このままでは重要事項が書き写せない。
「ちょっと頭下げて」と言って気を使わせてしまうのも憚られたので、一計を案じた成瀬は、ちぎったノートにこう書いた。

「バスケのシュートって、どうやったら上手くなる?」

それをたたんで前の席に放り投げる。
藤堂君は紙を開いて、ちょっと考える仕草をした後、自分もノートをちぎって何かを書き始めた。
藤堂君が身を屈めてくれたので、ようやく黒板が見えた。

黒板には「試験範囲全部」と書かれていた。


【要約解説】
成瀬は、前の席の藤堂君の背が高いせいで、彼が黒板を書き写しているときしか黒板が見えない。
歴史の授業では藤堂君が黒板を書き写そうとしなかったので、返答を求める手紙を渡すことで、身を屈めさせようとした。