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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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驚くべき即効性「7ブックマーク」
小さな会社を経営するN氏は、自社のセキュリティの弱さを懸念していた。
そこでそれを改善すべく手を打ったのだが、それは驚くべき即効性を発揮して会社に#b#不利益#/b#をもたらした。
どういうことか。(元ネタあり)


*初出題です。楽しんでいただけたらいいなと思っています。
この問題はアアアさんにスープパートナーをお願いしました。アアアさん、どうもありがとうございました。
16年06月09日 22:04
【ウミガメのスープ】 [you say]

初出題です、よろしくお願いします




解説を見る
N氏は小さな会社を率いる天才肌の奇人。便利な小物の開発でかなりの稼ぎを挙げているが、どうしても抜けたところもある人だ。
「やはりうちの会社は人も少ないしどうしても、夜の警備が不安だな……そうだ、警備員を雇おう、そうしよう」
早速警備員募集の広告を出したN氏。
「これで十数日もすれば警備が来るぞ。夜、仕事場を離れていても安心だ!」
次の日の朝、一番に仕事場を開けたN氏は驚愕した。職場は泥棒に荒らされたあとだったのだ。
「しまった!」

一方、N氏の会社に泥棒に入った男。ホクホク顔である。
「しかしうれしいことだぜ。わざわざ警備が不安だってことを広告出して知らせてくれるなんてな」


正解

夜になると事務所がからっぽになってしまう小さなN氏の会社。警備を強化しようとN氏は警備員を募集する広告を広く出した。
警備員募集の広告が出された日、それを見た泥棒はまさに今現在N氏の会社の警備員が不足していると考えて早速その晩に事を実行に移したのだ。
人件費を節約せよ「7ブックマーク」
これは僕がネットサーフィンしていたら偶然知った話なんですけど、ある会社が古書を読み取ってテキストデータにしたいと考えたんですね。
でも古書は文字が整ってないので文字を読み取るには機械じゃ無理でどうしても人力で1文字1文字読み取らないといけないんです。
しかしこの会社は別の会社と提携することにより、人件費をほとんどかけずに読み取り作業を進めることができたのです。
いったいどうやったのかわかりますか?もちろんブラック企業とかではありませんよ。
16年06月20日 17:58
【ウミガメのスープ】 [UNC]



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古書をスキャンして画像データにするのは簡単なんですが、その画像に書かれていることをどう人出をかけず読み取るのかが問題な訳です。
そこで我々が会員登録とかで良くやらされる、画像の文字を読み取って書かせて機械でないことを証明させるアレをやってる会社と提携して、文字認証で2つの単語を入力させるようにしました。
1つ目は既に答えを知っている単語、2つ目はテキストデータにしたい古書の一部の単語が含まれた画像です。
サイトの利用者が2つの単語を読み取って入力すると1つ目の単語で認証が行われ、正しければ2つ目の単語も正しいと推測して単語の読み取り結果が保存されるというわけです。
これを膨大な利用者に対して行えば古書の全ての単語について単語の読み取り結果は保存され、古書のテキストデータ化が出来るというわけです。
利用者は知らず知らずのうちに古書のテキストデータ化に協力していたんですね。
あなたの恋はおいくらですか?「7ブックマーク」
私は失恋をすることで、自分の恋の値段がわかりました。何故でしょうか?
16年03月18日 10:54
【ウミガメのスープ】 [よしろぎ]

まったりと




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好きです、付き合ってください!

入学式、桜の木の下で笑顔で友達と戯れるあなたに一目惚れしてから早三年。

『サラサラで黒くてストレート!そしてロングヘア!女の子はそれが1番カワイイよね!』

噂であなたの好みを聞いてすぐに行動に移しました。毎日ヘアケアーを欠かさず、定期的に美容院に行きました。都市伝説でもなんでもよかった、髪が黒くあるように海藻も食べました。そして腰まで伸びました。

そして今日、卒業式。私は、あの日あの時あなたに惚れたこの場所で、思いの丈を伝えます。

「ごめんなさい。ちょっと貞子みたいで怖いしムリです。」

そうして失恋した私は、あなたへの思いが詰まったこの髪を切ることに決めたのです。

ー美容院にて。
「ええ!こんなに綺麗な長い髪切っちゃうの!?」
最初は驚かれましたが、事の成り行きを伝えると、
「そっかー。それなら、ただ切っちゃうだけじゃなくて、売らない?」
売る?この髪を?髪って売れるのですか?
「人毛は私たち美容師の練習には最適でね。頭部のみのマネキンに植毛して練習台にするんだ。だからもしよかったらなんだけども。」
私のこの恋心が誰かの助けになるのならば...。
そう言って引き受けました。私の毛量は多いらしく、それでいて質も上等、長さもあるとのことで、大変なお値段で買い取っていただきました。こんな理由で切った髪がこんな値段になるものなんだ。

そうか、これが私の恋の値段。
そう思うとなんだかとってもちっぽけに思えました。
落第シューター「7ブックマーク」
歴史の先生が「ここテストに出るぞ」と言ったのを藤堂君があまり気にしていない様子だったので、成瀬は彼にバスケのシュートのコツを尋ねた。
一体何故?
17年10月05日 22:31
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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バスケ部エースの藤堂君は背が高い。190センチくらいある。
成瀬の席は藤堂君のすぐ後ろである。当然、黒板は全然見えない。
黒板を書き写そうと藤堂君が身を屈めた時に、成瀬も一気に書き写してしまうことにしている。

ところがその日の歴史の授業中、先生が「ここテストに出るぞ」と言ったのに彼は書き写そうとしなかった。
よほどその分野に自信があるのか、あるいはぼけっとしていて気付かなかったのか。
いずれにしろ、このままでは重要事項が書き写せない。
「ちょっと頭下げて」と言って気を使わせてしまうのも憚られたので、一計を案じた成瀬は、ちぎったノートにこう書いた。

「バスケのシュートって、どうやったら上手くなる?」

それをたたんで前の席に放り投げる。
藤堂君は紙を開いて、ちょっと考える仕草をした後、自分もノートをちぎって何かを書き始めた。
藤堂君が身を屈めてくれたので、ようやく黒板が見えた。

黒板には「試験範囲全部」と書かれていた。


【要約解説】
成瀬は、前の席の藤堂君の背が高いせいで、彼が黒板を書き写しているときしか黒板が見えない。
歴史の授業では藤堂君が黒板を書き写そうとしなかったので、返答を求める手紙を渡すことで、身を屈めさせようとした。
AB型でRH-の血液型である私の体調は万全だ。
にもかかわらず、献血に行ったら断られてしまった。
私の血液は貴重で、今も足りてない筈なのに。

断られたのは何故?
17年08月16日 16:28
【ウミガメのスープ】 [和菓子屋さん]



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遙か昔、吸血鬼は人々を襲って生きてきた。
だが人々の文明は発達し、立場は逆転した。
人を襲えば特殊部隊がすぐに駆けつけ、銀の弾丸を連射してくる。
隠れても最新の科学捜査とやらで発見されて殺される。
吸血鬼は人を襲えず、血を吸う事が出来ずに絶滅の危機に瀕していた。
しかし、人間は吸血鬼を殺しておきながらも絶滅をよしとしなかった。

[NPO法人・吸血鬼を守る会]

「吸血鬼は生きるために仕方なく人を襲っている。吸血鬼だって人間だ。人間に餓死しろというのか!?」

そのような主張をしながら、吸血鬼を守る会は活動を始めた。
活動内容は主に献血事業、吸血鬼が飲むための血を集める事であった。

私「へ~、こんな活動してる団体あるんだ。たまには献血しようかな」
守る会の人「いや貴重な血液型なんですから患者さんに使ってやって」