「【戦慄の福沢】」「7ブックマーク」
一万円を見て戦慄する男。
一体なぜ?
一体なぜ?
15年02月04日 07:27
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
お金の整理をしていた男。
紙幣に一万円と表記されている。
一万円。
……… 一万円 ………
男は戦慄した。
一万円紙幣の表記は
“一万円”ではなく【壱万円】である。
完全なる“偽札”………
一体どういうルートで潔白な一般人である自分の財布へ紛れ込んできたんだ………
全く身に覚えのない男は、
ただただ戦慄するばかりであった………
紙幣に一万円と表記されている。
一万円。
……… 一万円 ………
男は戦慄した。
一万円紙幣の表記は
“一万円”ではなく【壱万円】である。
完全なる“偽札”………
一体どういうルートで潔白な一般人である自分の財布へ紛れ込んできたんだ………
全く身に覚えのない男は、
ただただ戦慄するばかりであった………
「ぶんぶん」「7ブックマーク」
ある日、生真面目な男が王宮を訪れ、国王に面会を求めた。
「王宮より盗んだものをお返しにあがりました」
男は盗んだという物を差し出した。
王は男の罪は問わず、逆に礼を言った。
どういうことかな?
「王宮より盗んだものをお返しにあがりました」
男は盗んだという物を差し出した。
王は男の罪は問わず、逆に礼を言った。
どういうことかな?
15年01月29日 19:50
【ウミガメのスープ】 [トマト屋]
【ウミガメのスープ】 [トマト屋]
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男は養蜂で生活を立てていた。
ある日、男は蜂蜜を味見して驚いた。
「これは、蜜柑の蜂蜜じゃないか。・・・この辺りに蜜柑はないはずだが・・・」
蜜蜂は蜜のある方向をダンスで仲間に教える。
男は蜜蜂のダンスから方角を調べ、蜜柑の樹を探してみると・・・なんとそれは、王宮の敷地内の蜜柑の樹ではないか。
知らなかったこととはいえ、王宮から蜜柑の密を盗んでしまった。真面目な男はそう考え、王宮に蜂蜜を届けに行った。
話を聞いた国王は微笑み、良い贈り物をもらった。それに、今年は蜜柑が豊作になるだろう、と礼を言い、男の罪を問うことはしなかった。
元ネタは東京のビルの屋上で養蜂をしている人の話。
なんと、皇居の蜜柑の密を集めてきたそうな。
「やんごとなき蜂蜜です」と、笑っていました。
ある日、男は蜂蜜を味見して驚いた。
「これは、蜜柑の蜂蜜じゃないか。・・・この辺りに蜜柑はないはずだが・・・」
蜜蜂は蜜のある方向をダンスで仲間に教える。
男は蜜蜂のダンスから方角を調べ、蜜柑の樹を探してみると・・・なんとそれは、王宮の敷地内の蜜柑の樹ではないか。
知らなかったこととはいえ、王宮から蜜柑の密を盗んでしまった。真面目な男はそう考え、王宮に蜂蜜を届けに行った。
話を聞いた国王は微笑み、良い贈り物をもらった。それに、今年は蜜柑が豊作になるだろう、と礼を言い、男の罪を問うことはしなかった。
元ネタは東京のビルの屋上で養蜂をしている人の話。
なんと、皇居の蜜柑の密を集めてきたそうな。
「やんごとなき蜂蜜です」と、笑っていました。
「戦慄のバラエティ」「7ブックマーク」
録画してあったバラエティ番組を見終えた男は戦慄した。
一体なぜだろうか。
一体なぜだろうか。
15年01月16日 19:35
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]

リハビリがてら。
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部屋の中で一人、録画してあったテレビ番組を見ていた男。
録画分が終わると、明るい画面から一転暗い画面が映し出される。
そこに反射して映ってたのは、ひとりで見ていたはずの自分の後ろにいる誰かの人影だった。
録画分が終わると、明るい画面から一転暗い画面が映し出される。
そこに反射して映ってたのは、ひとりで見ていたはずの自分の後ろにいる誰かの人影だった。
「出題?というより質問です。」「7ブックマーク」
肌寒ぅなってきました。みなさん、お元気ですか?
今日はちぃとばかしうちの悩みを聞いてください。
最近うちの娘の様子がおかしいんですわ。
こないだ夜中に物音がしよって目が覚めて、居間に降りたら、娘が学校の制服来て立っとんです。
「何しよん?」って聞いたら、慌てた様子で「眠れなかったから勉強してたの」って言い張りよんです。
でもわざわざ制服着るなんておかしないですか? そん時後ろにデジカメ隠しよるの見えとったし…。
それからしばらく、なんかよそよそしいんですわ。
皆さんどう思われます?
今日はちぃとばかしうちの悩みを聞いてください。
最近うちの娘の様子がおかしいんですわ。
こないだ夜中に物音がしよって目が覚めて、居間に降りたら、娘が学校の制服来て立っとんです。
「何しよん?」って聞いたら、慌てた様子で「眠れなかったから勉強してたの」って言い張りよんです。
でもわざわざ制服着るなんておかしないですか? そん時後ろにデジカメ隠しよるの見えとったし…。
それからしばらく、なんかよそよそしいんですわ。
皆さんどう思われます?
15年01月14日 21:43
【亀夫君問題】 [まぴばゆ]
【亀夫君問題】 [まぴばゆ]

16問目 SP牛削りさん
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11月18日
あの子は誕生日プレゼントなんていらないと言うんだけど、どうせませてきて照れてるだけだし、何もないのもあれだから、ケーキを用意しておいた。
夕飯後、あの子はいつも通り自分の部屋に上がって行った。
紅茶を淹れて呼ぶと、今日はばかに素直に降りてきた。テーブルの上のケーキに、「もう、いらないって言ったのに」と膨れている。
ローソクに火をつけてハッピーバースデーを歌って、吹き消すよう促した。
でもあの子は少し躊躇ってから、ケーキを回転させた。
私の方に、おめでとうのプレートが向いた。
私が戸惑っていると、あの子はとびきりの笑顔で言った。
「お母さん、出産記念日、おめでとう!」手渡されたアルバムには、あの子の子供の頃からの写真がたくさん、貼り付けてあった。
初めてハイハイした日、遊園地に連れて行った日、大きすぎるランドセルを背負ってのドヤ顔、運動会で一番になった写真、中学校で委員会活動を頑張っている様子、高校で友達と撮った写真、そして数日前の自撮り写真。
「春から離れて暮らすことになって、すごくさみしかったんだ。でもお母さんが夜中に泣いているのを見て、ああお母さんもさみしがってくれてるんだって、ちょっと嬉しくなった。昔教えてくれたよね、私を生む時苦労したって。私ね、お母さんに産んでもらって、育ててもらって、本当に幸せだったよ。すっごく感謝してる。でもその気持ち以上に、私はおめでとうって言いたいって、思ったんだ。お母さん、18年前、無事出産できて、本当におめでとう。自惚れみたいだけど、私と会えて良かったね。ねえこんなに、大きく育ったよ。これからしばらく離れることになるけど、ずっと私のこと見守っててね」
あの子は照れ臭そうにそう言った。途中から声が震えてしまって、聞き取り辛かった。
でも一言たりとも聞き逃すまいと、私は神経を尖らせた。
嘘みたいだけど、自分が泣いてしまっていることにしばらく気付かなかった。
18年前、いろんな人に祝ってもらったけど、今、一番嬉しい「おめでとう」を言われた。私はあの子を呼び寄せて、抱きしめた。
彼女は恥ずかしがらず、素直にそれを受け入れた。「あの頃は片手で持ち上げられたのにね」と言うと、「ダイエットしなきゃね」とあの子は笑った。私も笑った。
暖かい、暖かい冬の夜だった。
(母の日記より抜粋)
SP 兼 問題作成 by牛削りさん
今回の問題はほとんど牛削りさんが作った問題です。
こんな素敵な問題が出来上がるとは…本当にありがとうございました。
あの子は誕生日プレゼントなんていらないと言うんだけど、どうせませてきて照れてるだけだし、何もないのもあれだから、ケーキを用意しておいた。
夕飯後、あの子はいつも通り自分の部屋に上がって行った。
紅茶を淹れて呼ぶと、今日はばかに素直に降りてきた。テーブルの上のケーキに、「もう、いらないって言ったのに」と膨れている。
ローソクに火をつけてハッピーバースデーを歌って、吹き消すよう促した。
でもあの子は少し躊躇ってから、ケーキを回転させた。
私の方に、おめでとうのプレートが向いた。
私が戸惑っていると、あの子はとびきりの笑顔で言った。
「お母さん、出産記念日、おめでとう!」手渡されたアルバムには、あの子の子供の頃からの写真がたくさん、貼り付けてあった。
初めてハイハイした日、遊園地に連れて行った日、大きすぎるランドセルを背負ってのドヤ顔、運動会で一番になった写真、中学校で委員会活動を頑張っている様子、高校で友達と撮った写真、そして数日前の自撮り写真。
「春から離れて暮らすことになって、すごくさみしかったんだ。でもお母さんが夜中に泣いているのを見て、ああお母さんもさみしがってくれてるんだって、ちょっと嬉しくなった。昔教えてくれたよね、私を生む時苦労したって。私ね、お母さんに産んでもらって、育ててもらって、本当に幸せだったよ。すっごく感謝してる。でもその気持ち以上に、私はおめでとうって言いたいって、思ったんだ。お母さん、18年前、無事出産できて、本当におめでとう。自惚れみたいだけど、私と会えて良かったね。ねえこんなに、大きく育ったよ。これからしばらく離れることになるけど、ずっと私のこと見守っててね」
あの子は照れ臭そうにそう言った。途中から声が震えてしまって、聞き取り辛かった。
でも一言たりとも聞き逃すまいと、私は神経を尖らせた。
嘘みたいだけど、自分が泣いてしまっていることにしばらく気付かなかった。
18年前、いろんな人に祝ってもらったけど、今、一番嬉しい「おめでとう」を言われた。私はあの子を呼び寄せて、抱きしめた。
彼女は恥ずかしがらず、素直にそれを受け入れた。「あの頃は片手で持ち上げられたのにね」と言うと、「ダイエットしなきゃね」とあの子は笑った。私も笑った。
暖かい、暖かい冬の夜だった。
(母の日記より抜粋)
SP 兼 問題作成 by牛削りさん
今回の問題はほとんど牛削りさんが作った問題です。
こんな素敵な問題が出来上がるとは…本当にありがとうございました。
「【1on1】 お手紙着いた、読まずに……?」「7ブックマーク」
牛削りさんの元へ、芽訪れさんから手紙が届いた。
しかし、牛削りさんは中身を見ずにすぐさまとかげさんに電話をかけた。
なんでだろう?
※ この問題は#b#牛削りさんとの1on1(1対1勝負)#/b#です。
※ 質問・推理に牛削りさん以外が参加されますともれなく牛削りさんが爆発しますのでご注意ください。
※ 牛削りさんを応援したい方は、牛削り×とかげ 1on1観戦チャット
http://chat.kanichat.com/chat?roomid=ushikage
にてお願いいたします!
しかし、牛削りさんは中身を見ずにすぐさまとかげさんに電話をかけた。
なんでだろう?
※ この問題は#b#牛削りさんとの1on1(1対1勝負)#/b#です。
※ 質問・推理に牛削りさん以外が参加されますともれなく牛削りさんが爆発しますのでご注意ください。
※ 牛削りさんを応援したい方は、牛削り×とかげ 1on1観戦チャット
http://chat.kanichat.com/chat?roomid=ushikage
にてお願いいたします!
15年01月13日 22:10
【ウミガメのスープ】 [とかげ]
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

うしかげスープ
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芽訪れさんという人から手紙が送られてきて、牛削りさんは不思議に思った。全く知らない人だったからだ。
しかし、宛名が「午削り」となっていることを見て、即座に、誰が自分の住所を教えたのか理解した。
牛削りさんは先日、爬虫類カフェのポイントカードをつくる際、店主のとかげさんに住所と名前を教えたのだが、そのときわざと「午削り」という名前で登録しておいた。日々送られてくるダイレクトメールに嫌気がさしていた牛削りさんは、個人情報を求められる際にはこうしてあえて間違えた名前を書くようにしていたのだ。
「午削り」の名前で登録したのはあの爬虫類カフェだけだ。ということは、とかげさんが情報を漏らしたに違いない!
牛削りさんは、すぐさまとかげさんに電話をかけ、勝手に客の情報を漏らしたことについて、問いただした。
なぜ自分が教えてやったとすぐにバレたのだろう、と驚きつつも、とかげさんは謝り、そして理由を話した。
「中身はあなたの落とした手帳なんです。常連の芽訪れさんが、店の目の前で拾ったそうで……どうしてもあなたに直接渡したい、と頼まれましてね。ほら、何度か店で話したことがあるかと思いますよ。一人で来ている、若い女性の……」
思い返してみると、確かにそんな人と会ったような気はする。
女性一人で来るなんて、変わっているなあと、なんとなく眺めていた記憶はある。一人で来ている者同士、ちょっとした会話くらいならした。あの人が、芽訪れさんか。
「すみません、本当はよくないの、わかっているんです。でも、彼女が本当に真剣で…店主としては間違っています。でも……せめて、封筒の中を見てあげてくださいませんか……?」
電話を切った後も、勝手に個人情報を流した店主への怒りはまだ残っていた。けれど、これ以上彼を責めようという気持ちは生まれてこない。
そういえば手帳をなくした。店の外で落としていたのか。それをわざわざ拾って、店で連絡先を聞いて……。
改めて見直してみれば、宛名は端正な文字で書かれており、封筒はほのかに桃色に染まる可愛らしいものだった。
とりあえず、見てみるか。
牛削りさんは、記憶の中の芽訪れさんを掘り起こしながら、封筒を丁寧に開いていった。
うしけずりのはつこいのはなし~あなざーすとーりー~END
#b#個人情報流出の可能性を考え、わざと名前を間違えて書いていた牛削りさんは、知らない人である芽訪れさんからの手紙の宛名が「午削り様」とあるのを見て、その名前を教えたとかげさんが情報を漏らしたと気づいたのだった#/b#
しかし、宛名が「午削り」となっていることを見て、即座に、誰が自分の住所を教えたのか理解した。
牛削りさんは先日、爬虫類カフェのポイントカードをつくる際、店主のとかげさんに住所と名前を教えたのだが、そのときわざと「午削り」という名前で登録しておいた。日々送られてくるダイレクトメールに嫌気がさしていた牛削りさんは、個人情報を求められる際にはこうしてあえて間違えた名前を書くようにしていたのだ。
「午削り」の名前で登録したのはあの爬虫類カフェだけだ。ということは、とかげさんが情報を漏らしたに違いない!
牛削りさんは、すぐさまとかげさんに電話をかけ、勝手に客の情報を漏らしたことについて、問いただした。
なぜ自分が教えてやったとすぐにバレたのだろう、と驚きつつも、とかげさんは謝り、そして理由を話した。
「中身はあなたの落とした手帳なんです。常連の芽訪れさんが、店の目の前で拾ったそうで……どうしてもあなたに直接渡したい、と頼まれましてね。ほら、何度か店で話したことがあるかと思いますよ。一人で来ている、若い女性の……」
思い返してみると、確かにそんな人と会ったような気はする。
女性一人で来るなんて、変わっているなあと、なんとなく眺めていた記憶はある。一人で来ている者同士、ちょっとした会話くらいならした。あの人が、芽訪れさんか。
「すみません、本当はよくないの、わかっているんです。でも、彼女が本当に真剣で…店主としては間違っています。でも……せめて、封筒の中を見てあげてくださいませんか……?」
電話を切った後も、勝手に個人情報を流した店主への怒りはまだ残っていた。けれど、これ以上彼を責めようという気持ちは生まれてこない。
そういえば手帳をなくした。店の外で落としていたのか。それをわざわざ拾って、店で連絡先を聞いて……。
改めて見直してみれば、宛名は端正な文字で書かれており、封筒はほのかに桃色に染まる可愛らしいものだった。
とりあえず、見てみるか。
牛削りさんは、記憶の中の芽訪れさんを掘り起こしながら、封筒を丁寧に開いていった。
うしけずりのはつこいのはなし~あなざーすとーりー~END
#b#個人情報流出の可能性を考え、わざと名前を間違えて書いていた牛削りさんは、知らない人である芽訪れさんからの手紙の宛名が「午削り様」とあるのを見て、その名前を教えたとかげさんが情報を漏らしたと気づいたのだった#/b#