「ゴーストトリック」「7ブックマーク」
私はとても怖がりで、霊とかそういった類のものが大大大っ嫌い。
幽霊なんてそんなものいないって自分に信じ込ませてきたわ。
だけど友達と一緒にこの心霊スポットに来て初めて、私は霊の存在を信じてみたくなったの。
一体なぜだか分かるかしら?
幽霊なんてそんなものいないって自分に信じ込ませてきたわ。
だけど友達と一緒にこの心霊スポットに来て初めて、私は霊の存在を信じてみたくなったの。
一体なぜだか分かるかしら?
12年10月22日 02:50
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]

ラテクエ2日目遅延出題です・・・。
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そうね、端的に言うとその理由は人を殺しちゃったからなの。 
友達に心霊スポットに行こうって誘われて、正直怖かったけど、私断りきれない性格だからついオッケーって言っちゃったのよ。
しかも車の運転は私。あの日は夜中の2時くらいに友達数人を乗せて車で山路を走っていたわ。
その時、道路の真ん中に突然人影が現れたのよ。その人影が振り向いて物凄い形相でこちらを睨みつけてくるの。
「いやーーーーーー‼でーーたーーーー‼‼おーーーばーーーけーーーー‼‼‼」
私はパニックになって一心不乱にアクセルを踏んだわ。
それが悪かったの。もっと冷静に判断で来ていればね...
ドンッ っという鈍い音を聞いたとき私は我に帰った。友達はみんな非難の目で私を見ていたわ。
もしかして私、人を弾いちゃったの...?あれは幽霊じゃなくて人間だったのだったの...?人を殺しちゃったの?嘘でしょ...?ねぇ本当は幽霊だったんでしょ...?ねぇ、ねぇそうだと言ってよぉ!!!
無情にもそう泣き叫ぶ私の前には血だらけの男の人が息絶えていたわ。
人を殺しちゃったという事実を受け入れられずに、これが幽霊だったらよかったのにと幽霊の存在を信じたくなったというわけなのよ。
男の人は山に埋めて帰ってきたわ。このことは私たちの間だけの秘密よ、絶対に。
 
誰かに知られたら?そうね、今度はあなたが男みたいになるかもね…。
友達に心霊スポットに行こうって誘われて、正直怖かったけど、私断りきれない性格だからついオッケーって言っちゃったのよ。
しかも車の運転は私。あの日は夜中の2時くらいに友達数人を乗せて車で山路を走っていたわ。
その時、道路の真ん中に突然人影が現れたのよ。その人影が振り向いて物凄い形相でこちらを睨みつけてくるの。
「いやーーーーーー‼でーーたーーーー‼‼おーーーばーーーけーーーー‼‼‼」
私はパニックになって一心不乱にアクセルを踏んだわ。
それが悪かったの。もっと冷静に判断で来ていればね...
ドンッ っという鈍い音を聞いたとき私は我に帰った。友達はみんな非難の目で私を見ていたわ。
もしかして私、人を弾いちゃったの...?あれは幽霊じゃなくて人間だったのだったの...?人を殺しちゃったの?嘘でしょ...?ねぇ本当は幽霊だったんでしょ...?ねぇ、ねぇそうだと言ってよぉ!!!
無情にもそう泣き叫ぶ私の前には血だらけの男の人が息絶えていたわ。
人を殺しちゃったという事実を受け入れられずに、これが幽霊だったらよかったのにと幽霊の存在を信じたくなったというわけなのよ。
男の人は山に埋めて帰ってきたわ。このことは私たちの間だけの秘密よ、絶対に。
誰かに知られたら?そうね、今度はあなたが男みたいになるかもね…。
「乱雑な彼女」「7ブックマーク」
片付けをしようと決意した女が、職場のデスクを綺麗にしようとしたら、同僚達に「4月1日まで待て!」と止められてしまった。
なぜだろう?
なぜだろう?
16年03月30日 21:23
【ウミガメのスープ】 [とかげ]
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

春のスープ
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乱雑なデスクのどこから手をつけようか考えあぐねていると、同僚が声をかけてきた。
「あれ、どうしたの? そんな深刻な顔して」
「いやあ……そろそろ片付けようかと思って」
「ええっ!? あんたが!?」
驚かれるのも無理はない。
私は所謂、片付けられない女。
文房具は使ってはどこかに失くし、新しい物を買い足す日々。
貰った書類をとりあえず引き出しに突っ込んでいたら、どこに何があるのか自分でもわからなくなった。
飲み終わったペットボトルも、ゴミ箱に持っていくのが面倒でそのまま放置。
隣の人に警戒されるほど、物が積み上がった危険なデスク。
しばらく机の表面を見ていない気がする。
これじゃあだめだ!
「さーて、じゃあとりあえずゴミを捨てるところから……」
横倒しになった本の隙間に挟まっている、チョコレートの空き箱を引っ張り出そうと、手を伸ばしたそのとき。
「ちょ、ちょっと待った!」
私の心境の変化に感動しかけていた同僚が、慌てて止めた。
その大声に、他の同僚達もこちらに視線をやる。
「片付けるのは、4月1日まで待った方がいい!」
「え? なんでよ?」
「だってあんたの机が片付くなんて、前代未聞じゃない! 何の理由もなく綺麗になるはずなんてないって、誰もが思うよ! 片付けるってことは、つまり片付けなきゃならない状態になったっていうこと……人事異動なんじゃないか、って思われちゃうかも!」
その言葉に、他の同僚達も大きく頷く。
「そうだ、確かにこんなきったない机が急に片付いたら、異動としか考えられない!」
「このデスクにゴミが乗ってなかったら、異常事態だ!」
「もう乱雑なのが当たり前になっていますからね」
「まさか自発的に掃除したなんて、誰も思わないですよ!」
「異動するかもって勘違いさせちゃったら、子ども達がかわいそう!」
言いたい放題である。でも否定できない。
「あんた、子どもにだけは人気があるんだから、悲しませるようなことはしちゃダメよ」
なるほど、それで、4月1日か。
子ども達の顔を思い浮かべる。春休みでも毎日遊びに来る子、片付けなんてしてたら目ざとく見つけそうな子、噂をすぐに尾ひれつきで広める子、ちょっとしたことでもすぐ泣いてしまう子、私を慕ってくれているみんな……
異動者が新聞で発表されるまでは、この職員室のデスクは、乱雑なままにしておこう。
END
#b#女は小学校の人気教師。いつも汚いデスクが片付くと、それを見た子ども達が「先生は異動する」と勘違いしてショックを受けるかもしれないから。#/b#
「あれ、どうしたの? そんな深刻な顔して」
「いやあ……そろそろ片付けようかと思って」
「ええっ!? あんたが!?」
驚かれるのも無理はない。
私は所謂、片付けられない女。
文房具は使ってはどこかに失くし、新しい物を買い足す日々。
貰った書類をとりあえず引き出しに突っ込んでいたら、どこに何があるのか自分でもわからなくなった。
飲み終わったペットボトルも、ゴミ箱に持っていくのが面倒でそのまま放置。
隣の人に警戒されるほど、物が積み上がった危険なデスク。
しばらく机の表面を見ていない気がする。
これじゃあだめだ!
「さーて、じゃあとりあえずゴミを捨てるところから……」
横倒しになった本の隙間に挟まっている、チョコレートの空き箱を引っ張り出そうと、手を伸ばしたそのとき。
「ちょ、ちょっと待った!」
私の心境の変化に感動しかけていた同僚が、慌てて止めた。
その大声に、他の同僚達もこちらに視線をやる。
「片付けるのは、4月1日まで待った方がいい!」
「え? なんでよ?」
「だってあんたの机が片付くなんて、前代未聞じゃない! 何の理由もなく綺麗になるはずなんてないって、誰もが思うよ! 片付けるってことは、つまり片付けなきゃならない状態になったっていうこと……人事異動なんじゃないか、って思われちゃうかも!」
その言葉に、他の同僚達も大きく頷く。
「そうだ、確かにこんなきったない机が急に片付いたら、異動としか考えられない!」
「このデスクにゴミが乗ってなかったら、異常事態だ!」
「もう乱雑なのが当たり前になっていますからね」
「まさか自発的に掃除したなんて、誰も思わないですよ!」
「異動するかもって勘違いさせちゃったら、子ども達がかわいそう!」
言いたい放題である。でも否定できない。
「あんた、子どもにだけは人気があるんだから、悲しませるようなことはしちゃダメよ」
なるほど、それで、4月1日か。
子ども達の顔を思い浮かべる。春休みでも毎日遊びに来る子、片付けなんてしてたら目ざとく見つけそうな子、噂をすぐに尾ひれつきで広める子、ちょっとしたことでもすぐ泣いてしまう子、私を慕ってくれているみんな……
異動者が新聞で発表されるまでは、この職員室のデスクは、乱雑なままにしておこう。
END
#b#女は小学校の人気教師。いつも汚いデスクが片付くと、それを見た子ども達が「先生は異動する」と勘違いしてショックを受けるかもしれないから。#/b#
「資源を大切に」「7ブックマーク」
人
類はエコの時代に突入し それを極めた
その為に人類は滅亡したと後世の者達は語る
状況を説明して下さい
【参加テーマ・エコしてます】
類はエコの時代に突入し それを極めた
その為に人類は滅亡したと後世の者達は語る
状況を説明して下さい
【参加テーマ・エコしてます】
12年09月24日 22:21
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
二
十X世紀 人類は『塵から作り出せ 強度も性質も自由自在で使用年度が過ぎれば塵に還る物質の製造方法』を発明した
これにより従来使っていたプラスチックは元より鉄やコンクリートも全てこれで代用するようになり数十年後には全てがこの物質に変わっていた
その数年後 とある理由により人類の99・9999%が死に絶えた
文明は死に絶え、歴史も失われた
生き残った人類は原始時代からのやり直しを余儀なくされた
数百年後 ある程度の文明を築き上げた人類は過去の遺跡を発掘して歴史を確認していたが ある事に気付く
土中からは今より発達していた頃の建物 車などの製品。ガラスやプラスチックの道具が発見されるのだが 二十X世紀以降の品が一切 出土しないのだ
これは耐久年度が過ぎたので塵に戻った為なのだが 彼らは『二十X世紀以降の文明の証が出土しないためこの年代に人類は滅亡した』と解釈し最も発達していた文明は幻と消えたのだった
十X世紀 人類は『塵から作り出せ 強度も性質も自由自在で使用年度が過ぎれば塵に還る物質の製造方法』を発明した
これにより従来使っていたプラスチックは元より鉄やコンクリートも全てこれで代用するようになり数十年後には全てがこの物質に変わっていた
その数年後 とある理由により人類の99・9999%が死に絶えた
文明は死に絶え、歴史も失われた
生き残った人類は原始時代からのやり直しを余儀なくされた
数百年後 ある程度の文明を築き上げた人類は過去の遺跡を発掘して歴史を確認していたが ある事に気付く
土中からは今より発達していた頃の建物 車などの製品。ガラスやプラスチックの道具が発見されるのだが 二十X世紀以降の品が一切 出土しないのだ
これは耐久年度が過ぎたので塵に戻った為なのだが 彼らは『二十X世紀以降の文明の証が出土しないためこの年代に人類は滅亡した』と解釈し最も発達していた文明は幻と消えたのだった
「いーじゃんブルマ」「7ブックマーク」
ウミガメ高校指定のジャージがダサくなったので、ウミガメ高校の評判が上がった。
一体なぜ?
    
一体なぜ?
16年03月08日 22:20
【ウミガメのスープ】 [まぴばゆ]
【ウミガメのスープ】 [まぴばゆ]
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以前のウミガメ高校のジャージは、それで外に出ても恥ずかしくないくらいスタイリッシュでかっこよく、有名だった。
そのせいか、店や公共の場で問題行動を起こす生徒の中には学校のジャージを着た生徒もいた。
近隣住民から「あのジャージ…またか…」「本当、ガラの悪い学校ね」と評判ダダ下がりの現状を受け、学校はスタイリッシュなジャージからダサいジャージへの変更を決定した。
これにより、#b#外で問題行動を起こす生徒が学校のジャージを着るという事は無くなり、問題行動を起こしている生徒がウミガメ高校の生徒だと判断される件数が減った。#/b#
表面的には問題行動を起こす生徒が減った(ように感じた)ので、近隣住民からの学校の評判は上がった。
そのせいか、店や公共の場で問題行動を起こす生徒の中には学校のジャージを着た生徒もいた。
近隣住民から「あのジャージ…またか…」「本当、ガラの悪い学校ね」と評判ダダ下がりの現状を受け、学校はスタイリッシュなジャージからダサいジャージへの変更を決定した。
これにより、#b#外で問題行動を起こす生徒が学校のジャージを着るという事は無くなり、問題行動を起こしている生徒がウミガメ高校の生徒だと判断される件数が減った。#/b#
表面的には問題行動を起こす生徒が減った(ように感じた)ので、近隣住民からの学校の評判は上がった。
「感謝の尻」「7ブックマーク」
女子高生のお尻を見たシンゴは、突然大声で感謝を告げた。
彼が変態であると解釈する以外に、上記事象を説明する方法はあるだろうか。
あるならどうか、教えてほしい。
彼が変態であると解釈する以外に、上記事象を説明する方法はあるだろうか。
あるならどうか、教えてほしい。
16年02月06日 20:16
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
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#big5#ガタッ#/big5#
椅子を引く音で、高校生のシンゴは目を覚ました。
二限目の授業中、机の上で両腕に頭を載せたまま、うたた寝をしてしまったらしい。
#red#目の前には、前の席の女子のスカート。#/red#
寝起きの頭でも、すぐに状況は理解できる。
#red#日直の「きりーつ」の号令の直後#/red#なのだ、今は。
自分だけ座ったままでは目立ってしまう。
シンゴは慌てて立ち上がった。
日直が「れーい」と声を掛ける。
シンゴは大声で叫んだ。
#big5#「ありがとうございました!」#/big5#
一方、シンゴ以外の生徒たちは、同時にこう言った。
「お願いしまーす」
「……では、#b#三限目#/b#の授業を始めます。二十五ページを開いてください。それから」
教師はシンゴを睨んだ。
「睡眠学習もほどほどにな」
#big5#【要約解説】#/big5#
#b#授業中に眠ってしまったシンゴ。#/b#
#b#目覚めるとちょうど目線の位置に前の生徒のお尻があった。#/b#
#b#起立の号令が掛かったのだとわかり、シンゴは慌てて立ち上がり、挨拶をした。#/b#
椅子を引く音で、高校生のシンゴは目を覚ました。
二限目の授業中、机の上で両腕に頭を載せたまま、うたた寝をしてしまったらしい。
#red#目の前には、前の席の女子のスカート。#/red#
寝起きの頭でも、すぐに状況は理解できる。
#red#日直の「きりーつ」の号令の直後#/red#なのだ、今は。
自分だけ座ったままでは目立ってしまう。
シンゴは慌てて立ち上がった。
日直が「れーい」と声を掛ける。
シンゴは大声で叫んだ。
#big5#「ありがとうございました!」#/big5#
一方、シンゴ以外の生徒たちは、同時にこう言った。
「お願いしまーす」
「……では、#b#三限目#/b#の授業を始めます。二十五ページを開いてください。それから」
教師はシンゴを睨んだ。
「睡眠学習もほどほどにな」
#big5#【要約解説】#/big5#
#b#授業中に眠ってしまったシンゴ。#/b#
#b#目覚めるとちょうど目線の位置に前の生徒のお尻があった。#/b#
#b#起立の号令が掛かったのだとわかり、シンゴは慌てて立ち上がり、挨拶をした。#/b#












