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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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AT THE BAR「7ブックマーク」

ゃあ、そろそろ帰るよ。」

旅先のバーで長居しすぎた。
ポケットから紙幣を取り出し席をたつ。

その時目の前に見慣れないカクテルが置かれた。

「新作だ。感想を聞かせてくれ。」

帰り際に新しい酒を出すとは、俺を帰す気がないようだ。
グラスを洗うわけでもなく、音楽に耳を傾けている。
勘定をしてくれる気配も全くない。

いったいなぜだか考えてくれないか?


これは亀夫君問題です。
Yes/Noで答えられるもの以外の質問もOKです。
ただし、回答するのは問題文の「俺」です。
彼は答えを知りません。回答もわかるところまでになります。
行動を指示することもできます。

因みに「THE BEACH FAMOUS FOR」の続きです。
13年11月29日 21:56
【亀夫君問題】 [ikoano]

ご参加ありがとうございました。




解説を見る

が見えないのか。」

うなずくマスターの目はよく見れば微かに濁っていた。

「以前外国人に目が見えないことを言ったら、100ドルと言われて10ドル札を出されたことがあったんだ。」

そりゃ俺が疑われても仕方ないよな。
しかし、よくこんな美味い酒が出せるものだ。

ドアの向こう側から足音が聞こえる。
マスターの奥さんだろう。

これでやっと帰れるな。



Special Thanks : tsuna様
お酢のお陰です「7ブックマーク」
学校一#b#勉強が出来ない#/b#と評判だった男の成績が最近ぐんぐん伸びている。
男に成績が上がった理由を尋ねると
男は#b#「毎日これを飲んでいるからだ」#/b#と言って#b#お酢#/b#を見せた。
コレは一体どう言う事なのだろうか?
15年02月27日 23:19
【ウミガメのスープ】 [tsuna]



解説を見る
男は学校中でバカにされるのに嫌気がしていた。
そこでどうにかして頭が良くなりたいと近所に住む博士に相談すると、
博士は普通のお酢と頭が良くなる薬だと言って処方し、こう言った。
「この薬を毎日飲んでから勉強しなさい。そうしたら学校一勉強が出来るようになるよ」と言われたのを真に受けた男はプラセボ効果もあいまってぐんぐん成績が伸びた。
のだが、前述の通り男は頭の良くなる薬a.k.a.お酢のおかげだと信じているのでそう言いました。

#b#要約#/b#
男は毎日勉強をしているから成績が上がったのだが、お酢のおかげで成績が上がったと思いこんでいるたから。
赤き偽りの愛を「7ブックマーク」
『きっともう、長くは持たない』
病気なんだと言って悲しそうに笑う彼女の顔を見て
僕はなにも言えず告白を飲み込むしかなかった
翌日彼女は倒れ、長いこと生死の境をさ迷った

手術が終わると僕は彼女の病室を訪れ
真っ赤なルージュと白いワンピースを見せた
彼女は僕の胸ぐらを掴むと「ありがとう」と言った
なぜ?
14年08月10日 21:00
【ウミガメのスープ】 [アマレット]

ありがとうございました!!!




解説を見る
夕暮れの公園に佇む男と女、男の告白を遮って女が叫ぶ
「待って!それ以上は言っちゃダメだ・・・
今度こそ上手くいくと思ってたんだけど、きっともう君との関係も"長くは持たない"んだな、、、」

"実は僕は性同一性障害なんだ"、だから女として愛しちゃダメだったんだよ
と悲しそうに笑う彼女を見て、"僕は口先まで出かかっていた言葉を飲み込んだ"

七夕の短冊に男友達の親友が欲しいと書いた彼女
スカートを履くことをとても嫌がっていた彼女
自分の事を僕と呼ぶ彼女・・・
今まで不思議に思っていた行動の答えが見つかったと同時に僕はとても戸惑い悩んだ

その翌日、彼女は『僕がこの世で唯一欲しかった親友が消えた。この世界では僕の夢は叶わない』と書き置きを残し"自殺未遂をした"
彼女は意識不明の重体で何ヵ月も目を覚まさなかった

悩み抜いた末に僕は女として彼女の側にずっと居ることを決断した
"性転換手術を受けた僕は真っ赤なルージュにふわふわワンピース、とびっきりのお洒落をして
意識を取り戻した病室の彼女の前に現れた"

「僕は君に一生の友愛を誓うよ
これで信じてくれるだろ?」

僕は血のように赤い唇で偽りの愛を伝えた
彼女はとても驚いた顔で、君はバカなのか!
と激昂し"僕に掴みかかった"
彼女は僕の胸の柔らかさに気づくと
僕の身体がもう後戻りできなくなっていることを知った

そして彼女は
「ばか、、、ばかね本当に、、、『ありがとう』」
と消え入りそうな声で呟いた

※設定元ネタ:幽麗塔、Baroque(SoundHorizon)
カメオ『さっきの占い師が言ってた…

“10番目の質問以降、どこかで突如として否定しか出来なくなる…”

一体どういう事だ…?』



※カメオは嘘をつきません。

15年04月19日 14:41
【亀夫君問題】 [のりっこ。]



解説を見る
カメオが独り身になったのは数年前…



“ある者”によって、自分以外の一家全員が殺されたからだ。



“逃げ行く殺人犯の声だけを脳裏に刻んでいたカメオ”………





そして今日…



カメオは“聴き覚えのあるその声”を耳にし、

当時の無惨な光景がフラッシュバックすると共に

そのトラウマからパニックを引き起こしたのだ。



法螺吹き翁「7ブックマーク」
「昔の話をしよう...」

そう言って老人は男に話をする。
聞くとそれは信じるに値しない与太話で、それが男には可笑しかった。

「もう一度、昔の話をしてくれるかい?」

男はそう言ったが、老人はそれに応えなかった。
男はついに絶望した。


どういうことか。状況を補完し説明してください。

17年07月01日 15:29
【ウミガメのスープ】 [野生のキャベツ]



解説を見る
※下に要約解説もあるでよ。


「昔の話をしよう...」

そう言って老人が話を始めた。

「この辺りで大きな火事があったんじゃ」
「隣の国はこぉんな大きな竜巻が来て国ごと吹っ飛んじまったよ」
「北の方の氷がみんな溶けちまって、そこら中がプールみたいになったもんだ」

老人の話は出鱈目だった。
実際そのような災害の記録はどこにもなく、明らかに呆けた老人の妄想話であった。
法螺吹き爺さんなどと呼ばれたその老人の話を、当時少年だった男も笑って聞いていた。

#b#「本当に恐ろしいのはその後じゃった。人間のほとんどが死んでしまったんじゃ」#/b#


男が大人になり、老人の話などすっかり忘れた頃。
男が住んでいた地域で大規模な火災が起きた。
男は辛くも生き延びた。

数年後、隣の国が巨大な竜巻で壊滅した。
男は我が身が助かったことを神に感謝した。

数年後、温暖化の影響で氷河が溶け、近い未来に多くの国が海に沈むというニュースを見た。
男は神妙にその事実を受け止めた。

数年後、大きな洪水があった。
数年後、地震があった。
数年後、遠い地で戦争も起きた。
何年もの間で起きた災害を通して、男はようやく理解した。

そうか。

すべては老人の話の通りであった。
出鱈目などではなかった。
老人は実際に未来を見ていたのだ。
老人にとっては「昔の話」――それは昔彼がまだ未来にいた頃の話ではなかったか。
そうして男は思い出す。

#b#この後、ほとんどの人間が死ぬ。#/b#

男は老人を探した。
老人ならばその大災害から逃れる術を知っているはずだった。
記憶を頼りに辿り着いた老人の家は、今にも瓦解しそうなほどにボロボロで、玄関は開け放たれており、老人は椅子に深く腰掛け何か書き物でもしているようだった。

「お久しぶりです」

男は声をかけたが返事はない。

「もう一度、昔の話をしてくれるかい?」

男は老人に近寄り、肩に手をかける。
その瞬間、老人は崩折れた。
老人は息を引き取っていた。

男は呆然として老人の向かっていた机の紙切れに目をやった。
そこに書かれていた文字を見て、男はついに絶望した。



#big5#“お前は遅すぎた”#/big5#



※要約解説
老人は未来人で、「昔の話」とは彼にとって昔、まだ未来にいた頃に見た災害を語ったものであった。
時の流れとともに老人の話が現実となっていくのを見た男はその事実に気付く。
予言された未曽有の大災害から逃れる術を聞きに再び老人のもとを訪ねるが、老人は既にこと切れており話を聞くことはできず絶望に至る。