「ジャンクフードにご用心」「7ブックマーク」
あまりに空腹だったカメオは家に帰って晩ご飯を作るのを億劫に思い、帰りにラテドナルドのハンバーガーを食べることにした。
しかし、一刻も早くハンバーガーを食べたいはずのカメオは、意外にも店内で食べるのではなくお持ち帰りにした。
その上、電車に乗ってしばらく経つと、お持ち帰りにしたハンバーガーを車内でパクつきはじめたのだ!
なんで?なんでそんなことするの?
終電までは余裕あるでしょ?匂いテロ起こすくらいなら店で食べればいいじゃない!
しかし、一刻も早くハンバーガーを食べたいはずのカメオは、意外にも店内で食べるのではなくお持ち帰りにした。
その上、電車に乗ってしばらく経つと、お持ち帰りにしたハンバーガーを車内でパクつきはじめたのだ!
なんで?なんでそんなことするの?
終電までは余裕あるでしょ?匂いテロ起こすくらいなら店で食べればいいじゃない!
14年09月04日 20:57
【ウミガメのスープ】 [nattu]
【ウミガメのスープ】 [nattu]
解説を見る
当初カメオは店内でハンバーガーを頂くつもりだった。
しかし、いつも飲んでいる胃腸薬をあいにく家に置いて来てしまっていることに気がついたのだ。
あの薬は食後30分以内に飲まなければいけないものだ。ラテドで食べていたら間に合わない。
そこでカメオは家まであと30分で帰れるところまで移動してからハンバーガーを食べ始めたのだ。
……それにしてもカメオ……電車内は無いんじゃないの⁉︎隣のおっちゃんもうすぐキレるよ‼︎
しかし、いつも飲んでいる胃腸薬をあいにく家に置いて来てしまっていることに気がついたのだ。
あの薬は食後30分以内に飲まなければいけないものだ。ラテドで食べていたら間に合わない。
そこでカメオは家まであと30分で帰れるところまで移動してからハンバーガーを食べ始めたのだ。
……それにしてもカメオ……電車内は無いんじゃないの⁉︎隣のおっちゃんもうすぐキレるよ‼︎
「【2貫の証明】」「7ブックマーク」
大将の腕前を見る為、特別に中トロを2貫握ってもらった。
皿の上に普通に横並びになった中トロを見て、
やはり流石だと感嘆した。
一体なぜ?
皿の上に普通に横並びになった中トロを見て、
やはり流石だと感嘆した。
一体なぜ?
15年07月15日 01:04
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
大将の熟練された手際、握りの腕前も然る事ながら、
瞬時に感覚として手先のみで量り得るシャリとネタの総分量もまた精密な的確さである。
天秤の左右両皿、真横に並んだ2貫の中トロが
その熟練の極みを静かに物語っているのだから。
瞬時に感覚として手先のみで量り得るシャリとネタの総分量もまた精密な的確さである。
天秤の左右両皿、真横に並んだ2貫の中トロが
その熟練の極みを静かに物語っているのだから。
「終末の過ごし方」「7ブックマーク」
カメオ「もし明後日隕石が降ってきて地球最後の日とわかっていたとしたら、明日は何する?」
カメコ「そうだなあ、最後の日は最高の一日にしたいな。新幹線で東京まで行って遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフレンチを食べたいな」
カメオ「いやいや、地球最後の日だよ? 新幹線の運転手も遊園地のスタッフもコックもみんな休みたいはずだろ?」
カメコ「確かに」
呑気にそんな話をしていた一週間後、地球は隕石により#red#最後の日#/red#を迎えた。
その前日はというと、カメコは新幹線で東京まで行き、遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフルコースを頼んでいた。
Q.カメコが地球最後の日の前日にこのような一日を過ごせたのは#b#決して偶然によるものではない#/b#。では何故?
【参加テーマ:あなたならどうする?】
カメコ「そうだなあ、最後の日は最高の一日にしたいな。新幹線で東京まで行って遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフレンチを食べたいな」
カメオ「いやいや、地球最後の日だよ? 新幹線の運転手も遊園地のスタッフもコックもみんな休みたいはずだろ?」
カメコ「確かに」
呑気にそんな話をしていた一週間後、地球は隕石により#red#最後の日#/red#を迎えた。
その前日はというと、カメコは新幹線で東京まで行き、遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフルコースを頼んでいた。
Q.カメコが地球最後の日の前日にこのような一日を過ごせたのは#b#決して偶然によるものではない#/b#。では何故?
【参加テーマ:あなたならどうする?】
17年10月28日 18:25
【ウミガメのスープ】 [ShiMa]
【ウミガメのスープ】 [ShiMa]
解説を見る
Xデーまであと4日
事の始まりは、一本の電話であった。ある天文学者によると、文字通り「彗星の如く」現れた超高速で動く彗星が、地球の公転軌道上にあり、ちょうど地球と衝突する恐れがあるとの疑いにあるらしい。そこで#b#天文学者であるカメオ#/b#に電話がかかってきた。明日観測台に出張してそこでデータをとってくれとのことであった。
Xデーまであと2日
カメオ含め、世界の高名な天文学者と、各国政府首脳による秘密会議が開かれた。会議にて全員のデータを照らし合わせた結果、どうやらこのままでは#b#明後日が地球最後の日となることは確実であると予想された#/b#。そこで、この隕石への対応として、次のことが決定された。
①隕石に対しては、迎撃などで対応を行う(無茶かもしれないが、それでも抵抗はしないよりした方が良いのも事実であろう)。翌日この会議の出席者は全員現地に集合すること。
②この一件は最重要軍事機密として処理すること。
つまり、この情報は#red#一般大衆に漏らすことは禁じられた#/red#のだ。
その理由としては、
・もし仮にそのことを発表したとするとどうなるだろうか。つまり、いかなる懲役刑も事実上懲役2日となる。罰を恐れない民衆は勝手気ままに振舞うことが予想される。それこそが「#b#大衆の混乱#/b#」であり、全員が全員幸福を極限まで追求することで、かえって全員が不幸になる結末が見える。
それならば、情報統制により最期の最期まで全員が知らないようにした方が、全体の幸福度は高いであろう。
・この世に100%の未来はない。仮に迎撃に成功したとすると、知らされていれば後の世界は「混乱」だけが残ってしまう。その後の世界の秩序を考えると、知らせない方が良いのだ。
ということで、会議は解散となった。
その夜、カメオはホテルの一室で一人悩んでいた。そもそも軍事機密とはいえ、発表したところで懲役2日。カメオにデメリットはない。バラさないにしても、明日すっぽかせば自分は最高の一日を過ごせる。しかし、会議後からカメオの側には一人の男がついていて、行動を監視されている。#b#下手な行動をすると、その前に捕らえられてしまう#/b#だろう。地球最後の日と知っておきながらそれを謳歌できないのは悔しい。
せめて、#b#妻のカメコ#/b#には自分の分まで楽しんでほしい。
カメオは男にこう切り出した。
「なあ、妻に電話をかけてもいいか?」
男は、
「ああ、いいだろう。ただし、この件は決してバラしてはいけない」
と念を押した。やはり警戒されている。
カメオはカメコに電話をした。
「もしもし、話があるんだが」
「どうしたの?」
「明日は暇かい?」
「暇だけど……」
カメオのすぐ横には男がいる。
「なら良かった。お金のことは心配しなくていい。#b#明日は『新幹線で東京まで行って遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフレンチを食べ』てこい#/b#」
「えっどうしたの急に?」
「この意味をよく考えて察してくれ。ヒントは一週間前だ」
「……? もしかして……」
「皆まで言うな。明日は全力で楽しんでこい。愛してる」
「ええ、愛してるわ。おやすみなさい」
くだらないと思っていた一週間前の会話を、暗号として使うのが、カメオにできる限界であった。
Xデーまであと1日
カメコは自分の望み通り、新幹線で東京まで行き、遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフルコースを頼んだ。確かに一週間前はこれを「最高の一日」と表現した。しかし、真に最高の一日を過ごすのは無理だとカメコは悟っていた。なぜなら、ジェットコースターも観覧車もフレンチレストランも、一人で楽しむつもりはなかったのだから。
そういえば、一週間前の会話には続きがある。確かあれは心理テストだった。
カメオ「まあでもそれって一人で行く?」
カメコ「そんなわけないじゃない。あなたと行くわ」
カメオ「なるほど。えーっと、あなたのその想像に現れた人物こそが、一生幸せに生きるために大切にすべき人です、だって」
事の始まりは、一本の電話であった。ある天文学者によると、文字通り「彗星の如く」現れた超高速で動く彗星が、地球の公転軌道上にあり、ちょうど地球と衝突する恐れがあるとの疑いにあるらしい。そこで#b#天文学者であるカメオ#/b#に電話がかかってきた。明日観測台に出張してそこでデータをとってくれとのことであった。
Xデーまであと2日
カメオ含め、世界の高名な天文学者と、各国政府首脳による秘密会議が開かれた。会議にて全員のデータを照らし合わせた結果、どうやらこのままでは#b#明後日が地球最後の日となることは確実であると予想された#/b#。そこで、この隕石への対応として、次のことが決定された。
①隕石に対しては、迎撃などで対応を行う(無茶かもしれないが、それでも抵抗はしないよりした方が良いのも事実であろう)。翌日この会議の出席者は全員現地に集合すること。
②この一件は最重要軍事機密として処理すること。
つまり、この情報は#red#一般大衆に漏らすことは禁じられた#/red#のだ。
その理由としては、
・もし仮にそのことを発表したとするとどうなるだろうか。つまり、いかなる懲役刑も事実上懲役2日となる。罰を恐れない民衆は勝手気ままに振舞うことが予想される。それこそが「#b#大衆の混乱#/b#」であり、全員が全員幸福を極限まで追求することで、かえって全員が不幸になる結末が見える。
それならば、情報統制により最期の最期まで全員が知らないようにした方が、全体の幸福度は高いであろう。
・この世に100%の未来はない。仮に迎撃に成功したとすると、知らされていれば後の世界は「混乱」だけが残ってしまう。その後の世界の秩序を考えると、知らせない方が良いのだ。
ということで、会議は解散となった。
その夜、カメオはホテルの一室で一人悩んでいた。そもそも軍事機密とはいえ、発表したところで懲役2日。カメオにデメリットはない。バラさないにしても、明日すっぽかせば自分は最高の一日を過ごせる。しかし、会議後からカメオの側には一人の男がついていて、行動を監視されている。#b#下手な行動をすると、その前に捕らえられてしまう#/b#だろう。地球最後の日と知っておきながらそれを謳歌できないのは悔しい。
せめて、#b#妻のカメコ#/b#には自分の分まで楽しんでほしい。
カメオは男にこう切り出した。
「なあ、妻に電話をかけてもいいか?」
男は、
「ああ、いいだろう。ただし、この件は決してバラしてはいけない」
と念を押した。やはり警戒されている。
カメオはカメコに電話をした。
「もしもし、話があるんだが」
「どうしたの?」
「明日は暇かい?」
「暇だけど……」
カメオのすぐ横には男がいる。
「なら良かった。お金のことは心配しなくていい。#b#明日は『新幹線で東京まで行って遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフレンチを食べ』てこい#/b#」
「えっどうしたの急に?」
「この意味をよく考えて察してくれ。ヒントは一週間前だ」
「……? もしかして……」
「皆まで言うな。明日は全力で楽しんでこい。愛してる」
「ええ、愛してるわ。おやすみなさい」
くだらないと思っていた一週間前の会話を、暗号として使うのが、カメオにできる限界であった。
Xデーまであと1日
カメコは自分の望み通り、新幹線で東京まで行き、遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフルコースを頼んだ。確かに一週間前はこれを「最高の一日」と表現した。しかし、真に最高の一日を過ごすのは無理だとカメコは悟っていた。なぜなら、ジェットコースターも観覧車もフレンチレストランも、一人で楽しむつもりはなかったのだから。
そういえば、一週間前の会話には続きがある。確かあれは心理テストだった。
カメオ「まあでもそれって一人で行く?」
カメコ「そんなわけないじゃない。あなたと行くわ」
カメオ「なるほど。えーっと、あなたのその想像に現れた人物こそが、一生幸せに生きるために大切にすべき人です、だって」
「ひねくれパッセンジャー」「7ブックマーク」
バスガイドのカメコと、カメミ、そしてバスツアーの参加者40名を乗せたツアーバスの車内。
乗客乗員全員が乗車し終えたのを確かめ、運転手はゆっくりとアクセルを踏む。
最初の目的地へとバスが走り出すと、カメコが口を開いた。
「この度は当ツアーにご参加頂きありがとうございます。このツアーは・・・・・・」
走り始めてから数分後、カメコによる挨拶とツアーの概説が終わると、今度はカメミが口を開く。
「さて、今皆さまの左手に見えますのが、日本一高いビル『かめのハルカス』でございます。」
そのガイドの話を聞いていた乗客たちは、『かめのハルカス』の見える左を向くのではなく、
なぜか逆の右方向に目をやり、一斉に「おぉー」と歓声をあげた。
このときバスの右側にはごく普通の住宅地が広がっているばかりで何の面白みもなかったというのだが、
一体どういうことだろう?
乗客乗員全員が乗車し終えたのを確かめ、運転手はゆっくりとアクセルを踏む。
最初の目的地へとバスが走り出すと、カメコが口を開いた。
「この度は当ツアーにご参加頂きありがとうございます。このツアーは・・・・・・」
走り始めてから数分後、カメコによる挨拶とツアーの概説が終わると、今度はカメミが口を開く。
「さて、今皆さまの左手に見えますのが、日本一高いビル『かめのハルカス』でございます。」
そのガイドの話を聞いていた乗客たちは、『かめのハルカス』の見える左を向くのではなく、
なぜか逆の右方向に目をやり、一斉に「おぉー」と歓声をあげた。
このときバスの右側にはごく普通の住宅地が広がっているばかりで何の面白みもなかったというのだが、
一体どういうことだろう?
17年10月14日 22:35
【ウミガメのスープ】 [YOUSUN]
【ウミガメのスープ】 [YOUSUN]
タイトル思いつかなかったのでセルフパロ。甘木さんSPありがとうございましたー!
解説を見る
バスガイド、カメコの特技は腹話術。
仕事でも腹話術人形カメミを使って腹話術アナウンスを行い、乗客を楽しませている。
カメコが腹話術で「さて、今皆さまの左手に見えますのが・・・・・」と言うと、
彼女が右の手に持つカメミ人形を見ていた乗客たちの視線がカメコ本人の口元へと移動し、
その唇の微動にしない様子を確かめた乗客たちは、彼女の技に感嘆の声を漏らしたのだ。
仕事でも腹話術人形カメミを使って腹話術アナウンスを行い、乗客を楽しませている。
カメコが腹話術で「さて、今皆さまの左手に見えますのが・・・・・」と言うと、
彼女が右の手に持つカメミ人形を見ていた乗客たちの視線がカメコ本人の口元へと移動し、
その唇の微動にしない様子を確かめた乗客たちは、彼女の技に感嘆の声を漏らしたのだ。
「とある野口英世のより道」「7ブックマーク」
交番に、落し物として千円札が1枚届けられた。
しばらくして、千円札を1枚落としたという男が現れたので、
警官は、落とした時の状況を男に確認した。
「市立図書館前の自動販売機で飲み物を買おうとしたんです。
財布から千円札を出した時に、こういう風に飛ばされてしまって……
すぐ辺りを探したんですが、見つけることができませんでした」
交番に届けられた千円札に、所有者を特定できるような特徴はないが、
市立図書館から1m先の信号横の植え込みの陰に落ちていたものなので、
状況的には、男の落としたという千円札だったとしてもおかしくない。
しかし警官は、届けられた千円札は男のものではないと断定した。
一体なぜ?
16年11月07日 21:08
【ウミガメのスープ】 [みん]
【ウミガメのスープ】 [みん]
解説を見る
信号待ちをしていた男。
千円札を拾ったと言いながら交番に届ける親子連れを見て、
男は、落とし主のふりをして千円を手に入れようとした。
交番を訪れた男は、実際に財布から千円を取り出して、
落とした時の状況を詳しく説明した。
「市立図書館前の自動販売機で飲み物を買おうとしたんです。
財布から千円札を出した時に、こういう風に飛ばされてしまって……
すぐ辺りを探したんですが、見つけることができませんでした」
その時男が手に持っていた財布は、二つ折りの財布。
落し物の千円札は、真っ直ぐなピン札だった。
二つ折り財布から取り出した千円札であれば、少しは曲がっているはずである。
よって、男が落としたという千円札と落とし物の千円札は別のものである。
落し物の千円がピン札だという事までは把握していなかった男。
警官から事情を聞いた男は、詳しく説明した事を後悔して、すごすごと帰って行った。
【要約】
交番に届いた千円札は、少しも曲がっていない真っ直ぐなピン札だった。
男の二つ折り財布から出した千円札なら、曲がった跡が残っているはずなので、
届いた千円札は、男の落としたという千円札ではないと断定した。