動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

【2貫の証明】「7ブックマーク」
大将の腕前を見る為、特別に中トロを2貫握ってもらった。
皿の上に普通に横並びになった中トロを見て、
やはり流石だと感嘆した。
一体なぜ?

15年07月15日 01:04
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



解説を見る
大将の熟練された手際、握りの腕前も然る事ながら、
瞬時に感覚として手先のみで量り得るシャリとネタの総分量もまた精密な的確さである。



天秤の左右両皿、真横に並んだ2貫の中トロが

その熟練の極みを静かに物語っているのだから。



終末の過ごし方「7ブックマーク」
カメオ「もし明後日隕石が降ってきて地球最後の日とわかっていたとしたら、明日は何する?」
カメコ「そうだなあ、最後の日は最高の一日にしたいな。新幹線で東京まで行って遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフレンチを食べたいな」
カメオ「いやいや、地球最後の日だよ? 新幹線の運転手も遊園地のスタッフもコックもみんな休みたいはずだろ?」
カメコ「確かに」

呑気にそんな話をしていた一週間後、地球は隕石により#red#最後の日#/red#を迎えた。
その前日はというと、カメコは新幹線で東京まで行き、遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフルコースを頼んでいた。

Q.カメコが地球最後の日の前日にこのような一日を過ごせたのは#b#決して偶然によるものではない#/b#。では何故?

【参加テーマ:あなたならどうする?】
17年10月28日 18:25
【ウミガメのスープ】 [ShiMa]



解説を見る
Xデーまであと4日

事の始まりは、一本の電話であった。ある天文学者によると、文字通り「彗星の如く」現れた超高速で動く彗星が、地球の公転軌道上にあり、ちょうど地球と衝突する恐れがあるとの疑いにあるらしい。そこで#b#天文学者であるカメオ#/b#に電話がかかってきた。明日観測台に出張してそこでデータをとってくれとのことであった。


Xデーまであと2日

カメオ含め、世界の高名な天文学者と、各国政府首脳による秘密会議が開かれた。会議にて全員のデータを照らし合わせた結果、どうやらこのままでは#b#明後日が地球最後の日となることは確実であると予想された#/b#。そこで、この隕石への対応として、次のことが決定された。

①隕石に対しては、迎撃などで対応を行う(無茶かもしれないが、それでも抵抗はしないよりした方が良いのも事実であろう)。翌日この会議の出席者は全員現地に集合すること。
②この一件は最重要軍事機密として処理すること。

つまり、この情報は#red#一般大衆に漏らすことは禁じられた#/red#のだ。
その理由としては、
・もし仮にそのことを発表したとするとどうなるだろうか。つまり、いかなる懲役刑も事実上懲役2日となる。罰を恐れない民衆は勝手気ままに振舞うことが予想される。それこそが「#b#大衆の混乱#/b#」であり、全員が全員幸福を極限まで追求することで、かえって全員が不幸になる結末が見える。
それならば、情報統制により最期の最期まで全員が知らないようにした方が、全体の幸福度は高いであろう。
・この世に100%の未来はない。仮に迎撃に成功したとすると、知らされていれば後の世界は「混乱」だけが残ってしまう。その後の世界の秩序を考えると、知らせない方が良いのだ。

ということで、会議は解散となった。
その夜、カメオはホテルの一室で一人悩んでいた。そもそも軍事機密とはいえ、発表したところで懲役2日。カメオにデメリットはない。バラさないにしても、明日すっぽかせば自分は最高の一日を過ごせる。しかし、会議後からカメオの側には一人の男がついていて、行動を監視されている。#b#下手な行動をすると、その前に捕らえられてしまう#/b#だろう。地球最後の日と知っておきながらそれを謳歌できないのは悔しい。
せめて、#b#妻のカメコ#/b#には自分の分まで楽しんでほしい。

カメオは男にこう切り出した。
「なあ、妻に電話をかけてもいいか?」
男は、
「ああ、いいだろう。ただし、この件は決してバラしてはいけない」
と念を押した。やはり警戒されている。
カメオはカメコに電話をした。
「もしもし、話があるんだが」
「どうしたの?」
「明日は暇かい?」
「暇だけど……」
カメオのすぐ横には男がいる。
「なら良かった。お金のことは心配しなくていい。#b#明日は『新幹線で東京まで行って遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフレンチを食べ』てこい#/b#」
「えっどうしたの急に?」
「この意味をよく考えて察してくれ。ヒントは一週間前だ」
「……? もしかして……」
「皆まで言うな。明日は全力で楽しんでこい。愛してる」
「ええ、愛してるわ。おやすみなさい」
くだらないと思っていた一週間前の会話を、暗号として使うのが、カメオにできる限界であった。


Xデーまであと1日

カメコは自分の望み通り、新幹線で東京まで行き、遊園地で一日中遊んで、夜は高級レストランでフルコースを頼んだ。確かに一週間前はこれを「最高の一日」と表現した。しかし、真に最高の一日を過ごすのは無理だとカメコは悟っていた。なぜなら、ジェットコースターも観覧車もフレンチレストランも、一人で楽しむつもりはなかったのだから。

そういえば、一週間前の会話には続きがある。確かあれは心理テストだった。
カメオ「まあでもそれって一人で行く?」
カメコ「そんなわけないじゃない。あなたと行くわ」
カメオ「なるほど。えーっと、あなたのその想像に現れた人物こそが、一生幸せに生きるために大切にすべき人です、だって」
ひねくれパッセンジャー「7ブックマーク」
バスガイドのカメコと、カメミ、そしてバスツアーの参加者40名を乗せたツアーバスの車内。
乗客乗員全員が乗車し終えたのを確かめ、運転手はゆっくりとアクセルを踏む。
最初の目的地へとバスが走り出すと、カメコが口を開いた。
「この度は当ツアーにご参加頂きありがとうございます。このツアーは・・・・・・」

走り始めてから数分後、カメコによる挨拶とツアーの概説が終わると、今度はカメミが口を開く。
「さて、今皆さまの左手に見えますのが、日本一高いビル『かめのハルカス』でございます。」
そのガイドの話を聞いていた乗客たちは、『かめのハルカス』の見える左を向くのではなく、
なぜか逆の右方向に目をやり、一斉に「おぉー」と歓声をあげた。

このときバスの右側にはごく普通の住宅地が広がっているばかりで何の面白みもなかったというのだが、
一体どういうことだろう?
17年10月14日 22:35
【ウミガメのスープ】 [YOUSUN]

タイトル思いつかなかったのでセルフパロ。甘木さんSPありがとうございましたー!




解説を見る
バスガイド、カメコの特技は腹話術。
仕事でも腹話術人形カメミを使って腹話術アナウンスを行い、乗客を楽しませている。

カメコが腹話術で「さて、今皆さまの左手に見えますのが・・・・・」と言うと、
彼女が右の手に持つカメミ人形を見ていた乗客たちの視線がカメコ本人の口元へと移動し、
その唇の微動にしない様子を確かめた乗客たちは、彼女の技に感嘆の声を漏らしたのだ。
とある野口英世のより道「7ブックマーク」


交番に、落し物として千円札が1枚届けられた。

しばらくして、千円札を1枚落としたという男が現れたので、
警官は、落とした時の状況を男に確認した。

「市立図書館前の自動販売機で飲み物を買おうとしたんです。
財布から千円札を出した時に、こういう風に飛ばされてしまって……
すぐ辺りを探したんですが、見つけることができませんでした」

交番に届けられた千円札に、所有者を特定できるような特徴はないが、
市立図書館から1m先の信号横の植え込みの陰に落ちていたものなので、
状況的には、男の落としたという千円札だったとしてもおかしくない。

しかし警官は、届けられた千円札は男のものではないと断定した。
一体なぜ?
16年11月07日 21:08
【ウミガメのスープ】 [みん]



解説を見る


信号待ちをしていた男。
千円札を拾ったと言いながら交番に届ける親子連れを見て、
男は、落とし主のふりをして千円を手に入れようとした。

交番を訪れた男は、実際に財布から千円を取り出して、
落とした時の状況を詳しく説明した。

「市立図書館前の自動販売機で飲み物を買おうとしたんです。
財布から千円札を出した時に、こういう風に飛ばされてしまって……
すぐ辺りを探したんですが、見つけることができませんでした」

その時男が手に持っていた財布は、二つ折りの財布。
落し物の千円札は、真っ直ぐなピン札だった。

二つ折り財布から取り出した千円札であれば、少しは曲がっているはずである。
よって、男が落としたという千円札と落とし物の千円札は別のものである。

落し物の千円がピン札だという事までは把握していなかった男。
警官から事情を聞いた男は、詳しく説明した事を後悔して、すごすごと帰って行った。







【要約】
交番に届いた千円札は、少しも曲がっていない真っ直ぐなピン札だった。
男の二つ折り財布から出した千円札なら、曲がった跡が残っているはずなので、
届いた千円札は、男の落としたという千円札ではないと断定した。
血縁の代償「7ブックマーク」
カメコには幼い頃離ればなれになった、カメオという息子がいた。
いつ何時もカメオのことを忘れたことがなく、いつかカメオに会いたいと思っていた。そして、#red#もしも会えたなら、どんなことがあっても自分がカメオの母親だと告げようと思っていた#/red#。

そして時は流れ、カメコはカメオと会う約束をした。立派に育った我が子に久々に会ったカメコは、#red#様々な特徴から100%間違いなくカメオだと確信した#/red#。
しかし、そんな確信があるにもかかわらず、#b#カメコはカメオに自分がカメオの母親であることを言わなかった#/b#。

何故カメコは、カメオに自分が母親であることを告げなかったのだろう? これほど強いカメコの思いを揺るがす出来事とは一体何?
17年04月13日 00:36
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



解説を見る
カメコと前の夫カメタの間に産まれたカメオ。しかし、カメオが産まれて1年で、やむを得ずカメタと別れることになり、カメオはカメタの元に引き取られることになった。

それから数年後、カメコは別の男性カメキチと結婚。#red#娘のカメミという子宝にも恵まれ#/red#、幸せな生活を送っていた。
時は流れ、カメミも大きくなり、結婚も考えるような歳となった。
ある日、カメミから話があると呼び出される。

カメミ「あのね父さん、母さん、今付き合ってる人がいて、結婚も考えてるんだけど、会ってくれないかな」

娘もとうとうそんな歳になったか、と思いながらもカメコは会う約束をした。娘は一体どんな人を連れてくるのだろう。隣で渋い顔をしているカメキチはどんな反応を示すのだろう。そんなことを思いながら、カメコはカメミの彼氏に会うのを楽しみにしていた。

そして数日後、カメミが彼氏を連れてきた。

「こんにちは、カメミさんとお付き合いさせてもらってます、カメオと申します」

カメミの彼氏の言葉に、カメコは運んでいたジュースを落としそうになった。よく見ると、カメミの彼氏の頬にはカメオにもあった小さな傷があったし、手の甲にはほくろが2つ。何より、前の夫であるカメタの若い頃にそっくりだ。

カメキチ「いやあ、どんな人かと思ったけど、優しそうな人でよかった。なんだか母さんに似ているしな」
カメミ「ホント、料理なんかも母さんみたいにうまいの」

性格はカメコに似ている。完全にカメコの子供のカメオだ。
やっと会えた。声が聞けた。感動の再会。しかしこの場所で出会ってしまったのがまずかった。
そもそもカメキチやカメミの前で自分の息子だなどと言えるわけないし、#red#カメミとカメオが兄弟では結婚ができなくなる#/red#。嬉しそうに笑う二人を見ていると、胸が張り裂けそうになる。

二人の幸せを引き裂くわけにはいかない。しかし、いつか言わなければそのうちばれるだろう。
愛想笑いを見せながら、カメコは誰にも相談できない悩みを抱えてしまった。

#b#要約:娘が連れてきた彼氏がカメオだったから#/b#