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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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お墓にお辞儀をして回る田中。

何なの?お供え物でも狙ってるの?あの世の選挙にでも出るつもりなの?
14年03月31日 01:08
【ウミガメのスープ】 [さしゃ]



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昨年、不慮の事故で亡くなった母親のお彼岸のお墓参りに、
父と一緒に訪れた田中りんりん(6歳)。
母の死はおぼろげに理解して、
不器用な父親の面倒をみるかのように健気に頑張っている。

「ここにお母さんがいるの?」
「そうだね、今はこのお墓がお母さんのお家だね。」
(じゃあ、周りのお墓は、お母さんのご近所さんだ)
お母さんは、ご近所さんにはきちんと挨拶をしなさいって言ってた。

りんりんは、周囲のお墓のひとつひとつの前に立ち、
深々とお辞儀をし始めた。
父は、一瞬、自分には見えない何かが
りんりんには見えているのかと背筋がぞっとしたが、

「こんにちは。おかあさんとなかよくしてください。
 おかあさんをよろしくおねがいします。」
という小さな声が聞こえると、妻のお墓に向き直り、
「君は立派な母親だね。」と涙を堪えた。

その背後から、りんりんの声がする。
「お父さん、ほら、ちゃんとお母さんのお家、お掃除してね。」

「そうだね、友達が多かったお母さんが、
これからも、楽しく過ごせるように、気持ちのいいお家にしてあげないとな。」
「うん!!」
強すぎる能力の代償「7ブックマーク」
これは悲しい能力者のお話。

私は人の死を予知することができる…
まあ全然大したことはないけどな。
しかし自分のことだけはわからない。
いつどうやって死ぬのか…
沢山の死を見続けて俺はもう疲れてしまったよ。
*2014年3月 田中ぴろし邸でのインタビューより抜粋

ある日、1週間後に自分の家族全員が死んでしまうことがわかった田中は、
家族の死よりあるものを恐れた。

田中が家族の死より恐れたものとは一体なんなのだろうか?
14年03月07日 00:51
【20の扉】 [水上]

あ、予告なしで20の扉出しちゃった。すいません(。-_-。) なんだかんだで初扉です。




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神と呼ばれる男、田中ぴろし。

私は人の死を予知することができる…と言ってもいつ死ぬかはわからない。どうやって死ぬかもわからない。
ただ人には寿命があり、いつかは必ず死ぬということはわかる。それが人の理だからだ…
はっはっはっ まあ全然大したことはないけどな。ただの詭弁だ。
しかし自分のことだけはわからない。
いつどうやって死ぬのか。#red#そもそも死ぬことができるのか#/red#。私は人の理から外れている。
#red#不老不死#/red#、なんて馬鹿げた能力なんだろうか。
毒を飲もうが、火で炙られようが、散弾銃で蜂の巣にされようが私は死なない。
数百年、長い人生を歩んできた。自分より先に死んでいく子供達を看取ってきた。
沢山の死を見続けて私は疲れてしまったよ。
*2014年3月 田中ぴろし邸でのインタビューより抜粋

このインタビューより、さらに数百年の歳月が過ぎた。
この頃には田中の子孫は増え続け、地球上に田中の血を引かない人間はいなくなっていた。

田中は自分と同じ能力を持つ人間の誕生を望んだのだ。
自分と同じ永遠を歩んでくれる同胞を。

しかし田中の願いは何百年経っても叶わぬままであった。

そんなある日、地球に史上最大規模の隕石が向かっていることが判明した。
この時代の科学力でも隕石をそらすことは不可能であり、1週間後には巨大隕石が衝突。
地球上の生物がみんな死に絶えることがわかった。

しかし田中だけは死ぬことはない。世界中の人々が、そう自分の家族が死に絶え、自分一人が生き残る。

田中は1週間後に迫る孤独を恐れた。



田中よ、震えて眠れ。
今日のご飯は何かなっ♪「7ブックマーク」
さむいさむい国のはなしです。
月に一度、村の人を王宮に集めてパーティを開く王様がいました。

そして今日はパーティの日。
しかし今日はさむいさむい国でも特にさむいさむい日でした。
なので王様は家来に言いました。

#b#「きょうのぱーてぃはちゅうし」#/b#

この声を届けておくれと。

しかし、その声を聞いたはずの村人たちが集まってくるではありませんか!


一体何があったんだろう?
家来が声を届けた方法も当ててください。
13年12月05日 19:31
【ウミガメのスープ】 [ゆがみ]

寒いですね




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さむいさむい国の話です。
この国はとてもさむいので何でも凍ってしまいます。

王様が言いました。
「きょうのぱーてぃはちゅうし」
するとどうでしょう、#b#声が凍ってしまいました。#/b#

家来はこの凍った声を村人に届けようと、
急いで階段を下りますが、つるっとこけてしまいました。
こけた拍子に王様の声が!
「ちゅう」 「きょう」 「は」
「ぱーてぃ」 「の」 「し」
あぁ! ばらばらになってしまいました。
家来はあわてて元に戻そうとします。
え~っと、え~っと…これだ!

#b#「きょうはしちゅうのぱーてぃ」#/b#

その声を見た村人たちはたいそう喜びましたとさ。
ボンカレー予想「7ブックマーク」
キーンコーカーンコーン(チャイムの音)
意味不明な数学の授業が終わりやっとお弁当の時間がやってきた。
早速お弁当を食べようとしたその時、僕は今日の晩御飯はカレーだと気づいた。

なぜだろう?
17年07月16日 17:10
【ウミガメのスープ】 [立派なうさぎ]



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定時制高校に通う僕。
この後もバイトがあるので授業が終わるとお弁当を食べてから学校を出る。
#b#このお弁当は晩御飯だ#/b#。「かーちゃん、弁当にカレー入れるなよ!」



--FA要件--
このお弁当そのものが晩御飯、を指摘すること。
(お弁当がカレーでしたか、では不完全とさせていただきます)
答えのない水平思考「7ブックマーク」
狭い道に段差がありお爺さんが歩くのが大変そうだったので
親切な魔法使いさんが道をなだらかにしてあげると
お爺さんは死んでしまいました。

一体なぜ?
17年07月11日 20:26
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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お爺さんは盲目だったので車道の手前にある黄色いぶつぶつが平らになっていて気付かず車道に飛び出したのです。




周りが見えない状況、いかがでしたか? ( ゚д゚)