「ぬくもりが欲しくて」「7ブックマーク」
賢い消費者を目指すカメコだが、
金券ショップで買い物をした1時間後に、
大損をしたことに気付いてしまった。
その損害は取り戻すことが出来なかったのだが、
カメコは人のありがたみをつくづく感じたのだった。
何故?
金券ショップで買い物をした1時間後に、
大損をしたことに気付いてしまった。
その損害は取り戻すことが出来なかったのだが、
カメコは人のありがたみをつくづく感じたのだった。
何故?
15年12月19日 22:36
【ウミガメのスープ】 [エリム]
【ウミガメのスープ】 [エリム]
解説を見る
その金券ショップには、混雑解消のため自動販売機があった。
目的の商品を購入したカメコは、出て来た商品を確認してニッコリ。
そのまま颯爽と立ち去った。
定価3000円のプリペイドカードを50円引きで購入するのに、
5000円札を投入したのを忘れて。
おつりを取り忘れたのに気付いても後の祭り。
どうやら、後の利用者が持って行ってしまったらしい。
結局、定価より高い買い物になってしまった。
「○○円のお返しです」
と言っておつりを差し出してくれる店員とはありがたい存在である。
※数日前の私の実話(涙)
目的の商品を購入したカメコは、出て来た商品を確認してニッコリ。
そのまま颯爽と立ち去った。
定価3000円のプリペイドカードを50円引きで購入するのに、
5000円札を投入したのを忘れて。
おつりを取り忘れたのに気付いても後の祭り。
どうやら、後の利用者が持って行ってしまったらしい。
結局、定価より高い買い物になってしまった。
「○○円のお返しです」
と言っておつりを差し出してくれる店員とはありがたい存在である。
※数日前の私の実話(涙)
「隔たれた……。」「7ブックマーク」
戦争がますます激しくなったその年、カメオ達は村を離れることにした。
カメオ達は、いつの日にか村に帰れることを願いながら、財産のうち持ち運びづらいものなどを木箱に入れて村に隠した。
数年して戦争は終わり、カメオたちは村に戻った。幸い、村は食糧等を奪われたのみで大方無事だった。
カメオ達は数年前に隠した木箱を探した。他の人たちは無事見つけられたのに、カメオのだけは、見つからなかった。
なぜ?
カメオ達は、いつの日にか村に帰れることを願いながら、財産のうち持ち運びづらいものなどを木箱に入れて村に隠した。
数年して戦争は終わり、カメオたちは村に戻った。幸い、村は食糧等を奪われたのみで大方無事だった。
カメオ達は数年前に隠した木箱を探した。他の人たちは無事見つけられたのに、カメオのだけは、見つからなかった。
なぜ?
15年06月30日 17:05
【ウミガメのスープ】 [亜綾]
【ウミガメのスープ】 [亜綾]
解説を見る
家を出て、真っ直ぐに25歩。
そこにカメオは木箱を埋めた。両親がしていたことを、カメオも真似た。
そしてそのことをカメオはきちんと覚えていた。
村に帰って、カメオはその通りに家から真っ直ぐ25歩歩き、そこを掘った。
しかし、何もなかった。
なぜなら……カメオは、数年前の幼い子どもから、たくましい少年に成長していたから。
しばらく考えたカメオはその事に気づき、今度は15歩のところを掘ってみた。
木箱はあった。それから出てきたのは、ブリキの列車に昆虫採集の道具、おもちゃの剣……。
どれも、今では遊ばなくなってしまった物。でも、平和だった頃の思い出がぎっちり詰まっていた。
そこにカメオは木箱を埋めた。両親がしていたことを、カメオも真似た。
そしてそのことをカメオはきちんと覚えていた。
村に帰って、カメオはその通りに家から真っ直ぐ25歩歩き、そこを掘った。
しかし、何もなかった。
なぜなら……カメオは、数年前の幼い子どもから、たくましい少年に成長していたから。
しばらく考えたカメオはその事に気づき、今度は15歩のところを掘ってみた。
木箱はあった。それから出てきたのは、ブリキの列車に昆虫採集の道具、おもちゃの剣……。
どれも、今では遊ばなくなってしまった物。でも、平和だった頃の思い出がぎっちり詰まっていた。
「ラップシン」「7ブックマーク」
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、ラップを歌いました。
何故でしょう?
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、ラップを歌いました。
何故でしょう?
13年04月01日 15:24
【ウミガメのスープ】 [リベ]
【ウミガメのスープ】 [リベ]
BYE-BYE, April Fool's Day!
解説を見る
ある大国の西海岸。
ボブは家出をしていた。
今朝、彼は父に「ラップミュージックのCDを寄付した」と告げられた。
ボブがラッパーを目指して、毎日そのCDで練習していたのにも関わらず。
夢を理解してくれていると思った父に裏切られ、
ボブは、怒って家を飛び出したのだった。
やがて、彼は腹が減って小さなレストランに入った。
しかし、メニューには「クラゲのステーキ」「ヒトデフライ」「イソギンチャクのパスタ」など、不可思議なものばかり。
ボブは疑問に思ったが、とりあえず一番まともな「ウミガメのスープ」を頼んだ。
しかし、出されたのは明らかにただのミネストローネ。
ボブは困惑してシェフを呼び出したが、
彼の口端が上がっていることに気づいて、
すべてを悟り、家に帰る。
「ボブ!どこにいってたんだ!」
「ちょっとね。……父さん、俺もうラップやめるよ」
「何?」
「色々考えたんだ。ラッパーなんて非現実すぎる。どこかの企業に入ってセールスマンでもやってたほうがましさ」
「しかし……ラッパーはお前の小さい頃からの夢で……」
「父さんも、俺にラップをやめてほしくてあんなことしたんだろ?」
「いや、その、あれは実は……」
#big5#「Happy April Fools' Day!」#/big5#
「!?……なんてことだ、これはやられた!」
ボブの家から、ラップの歌と家族の笑い声が聞こえてきた。
後に、ボブが「ラップ神」と呼ばれる世界的なラッパーになることを、このときはまだ誰も知らない。
ボブは家出をしていた。
今朝、彼は父に「ラップミュージックのCDを寄付した」と告げられた。
ボブがラッパーを目指して、毎日そのCDで練習していたのにも関わらず。
夢を理解してくれていると思った父に裏切られ、
ボブは、怒って家を飛び出したのだった。
やがて、彼は腹が減って小さなレストランに入った。
しかし、メニューには「クラゲのステーキ」「ヒトデフライ」「イソギンチャクのパスタ」など、不可思議なものばかり。
ボブは疑問に思ったが、とりあえず一番まともな「ウミガメのスープ」を頼んだ。
しかし、出されたのは明らかにただのミネストローネ。
ボブは困惑してシェフを呼び出したが、
彼の口端が上がっていることに気づいて、
すべてを悟り、家に帰る。
「ボブ!どこにいってたんだ!」
「ちょっとね。……父さん、俺もうラップやめるよ」
「何?」
「色々考えたんだ。ラッパーなんて非現実すぎる。どこかの企業に入ってセールスマンでもやってたほうがましさ」
「しかし……ラッパーはお前の小さい頃からの夢で……」
「父さんも、俺にラップをやめてほしくてあんなことしたんだろ?」
「いや、その、あれは実は……」
#big5#「Happy April Fools' Day!」#/big5#
「!?……なんてことだ、これはやられた!」
ボブの家から、ラップの歌と家族の笑い声が聞こえてきた。
後に、ボブが「ラップ神」と呼ばれる世界的なラッパーになることを、このときはまだ誰も知らない。
「ねえ、お婆さんの○○はどうしてそんなに大きいの?」「7ブックマーク」
~~~~~~~~~~
「赤ずきんや、ベッドから動けないお婆さんのためにこの籠をもってお行き。」
母親から果物の入った籠と、メモを受け取った赤ずきんはお婆さんのもとへ。
けれど、いざ赤ずきんが目的地に着くと鋏を手にした男が待ち構えていた。
~~~~~~~~~~
以上の事象より、赤ずきんの目には《A》がよほど大きく映っただろうことが推察できる。
《A》とは?
「赤ずきんや、ベッドから動けないお婆さんのためにこの籠をもってお行き。」
母親から果物の入った籠と、メモを受け取った赤ずきんはお婆さんのもとへ。
けれど、いざ赤ずきんが目的地に着くと鋏を手にした男が待ち構えていた。
~~~~~~~~~~
以上の事象より、赤ずきんの目には《A》がよほど大きく映っただろうことが推察できる。
《A》とは?
17年09月29日 20:58
【20の扉】 [滝杉こげお]
【20の扉】 [滝杉こげお]
解説を見る
「赤ずきん、お婆さんのお見舞いに行ってきて」
赤ずきんが渡されたのは果物の入った籠とお婆さんの居る場所の書かれたメモであった。
「向こうについたらあまり騒いじゃダメよ」
「はーーーーい」
意気揚々と家を飛び出す赤ずきんちゃん。その手には
#red#ラテラルびょういん#/red#と書かれたメモが握られていた。
「えーっと、おばあちゃんは#red#ラテラルびよういん#/red#にいるんだわ」
赤ずきんの目には《#red#ょ#/red#》が『#red#よ#/red#』ほど大きく映ったため、
病院ではなく、鋏を持った男が待ち受ける#red#美容院#/red#に行ってしまったのだ。
《A》=《ょ》
赤ずきんが渡されたのは果物の入った籠とお婆さんの居る場所の書かれたメモであった。
「向こうについたらあまり騒いじゃダメよ」
「はーーーーい」
意気揚々と家を飛び出す赤ずきんちゃん。その手には
#red#ラテラルびょういん#/red#と書かれたメモが握られていた。
「えーっと、おばあちゃんは#red#ラテラルびよういん#/red#にいるんだわ」
赤ずきんの目には《#red#ょ#/red#》が『#red#よ#/red#』ほど大きく映ったため、
病院ではなく、鋏を持った男が待ち受ける#red#美容院#/red#に行ってしまったのだ。
《A》=《ょ》
「非リア脱出ゲーム」「7ブックマーク」
今年こそ恋人をと意気込む、彼女いない歴21年の大学生・三浦タケルが、ゼミの懇親会に出席した。宴の席、タケルは向かいに座った女子・キヨミちゃんに一目惚れ。懇親会の間ずっと話しかけ続け、せっせとアプローチに勤しんだ。その甲斐あってか、懇親会終了後、タケルはキヨミちゃんと二人きりでカラオケに行くことに。
ガッツポーズしたい気持ちをこらえつつ、キヨミちゃんを連れてカラオケボックスに入店したタケル。だが、意気揚々と受付を済ませさぁ部屋に行こうと振り返ると、さっきまでいたはずのキヨミちゃんがいない。どうやら帰ってしまったらしい。
仕方なく、三時間ひとりでスピッツを歌って帰ったタケルだったが、さて、キヨミちゃんは何故、勝手に帰ってしまったのだろうか?
ガッツポーズしたい気持ちをこらえつつ、キヨミちゃんを連れてカラオケボックスに入店したタケル。だが、意気揚々と受付を済ませさぁ部屋に行こうと振り返ると、さっきまでいたはずのキヨミちゃんがいない。どうやら帰ってしまったらしい。
仕方なく、三時間ひとりでスピッツを歌って帰ったタケルだったが、さて、キヨミちゃんは何故、勝手に帰ってしまったのだろうか?
17年04月23日 01:41
【ウミガメのスープ】 [az]
【ウミガメのスープ】 [az]
解説を見る
今年こそ恋人をと意気込む、彼女いない歴21年の大学生・三浦タケル、#b#55歳。#/b#脱サラして大学に入り直した、いわゆるシニア学生だ。30代の頃に付き合っていた女性と別れて以来、恋人のいない日々が続いている。せっかく大学に入ったんだから、若い女子大生でも捕まえられれば……と、この男、いい年してろくなことは考えていない。
そんなタケルが、ゼミの懇親会に出席。タケルの向かいに座った清楚な見た目ながら中身は#b#不良学生#/b#の高橋キヨミは、目の前のオッサンを#red#新しく着任した教授かなにか#/red#だと思った。下心丸出しでやたらと話しかけてくるタケルに内心苛立ちながら、キヨミは#red#「このオッサンにうまく取り入れば、試験問題を横流ししてもらったり、成績を甘くつけてもらえたりするんじゃなかろうか」#/red#と、ろくでもないことを考えていた。
そんなわけで、タケルの誘いに応じ、カラオケに行くことになったキヨミ。自分に気があるらしい彼をたらし込むことが出来れば、今年の単位は安泰だーーニヤニヤ笑いを抑えながらカラオケボックスに入店したキヨミだったが……
#b#「学生料金でお願いします!」#/b#
受付で手続きをするタケルのそんな言葉に、彼女は目を剥いた。彼が提示しているのは紛れもなく、自分が持つものと同じ学生証。ここに来てようやく、キヨミは三浦タケルが#b#教授かなにか#/b#ではなく#red#ただの学生#/red#なのだと気づいた。
(飲み会のときも、イマイチ話が噛み合わない気がしてたけど、そういうことだったのか……)
ただの学生とわかった以上、オッサンに用はない。キヨミは特にタケルに言葉をかけることもなく、舌打ちしながらさっさと店を出たのだった。後に彼女は留年した。
#b#【要約】#/b#
キヨミは50代のタケルを見た目から教授だと考え、教授と親密になっておけば後々いいことがあると思い誘いに応じたが、カラオケ入店時に彼が学生であることが判明し、目論見が外れて興味を失ったから。
そんなタケルが、ゼミの懇親会に出席。タケルの向かいに座った清楚な見た目ながら中身は#b#不良学生#/b#の高橋キヨミは、目の前のオッサンを#red#新しく着任した教授かなにか#/red#だと思った。下心丸出しでやたらと話しかけてくるタケルに内心苛立ちながら、キヨミは#red#「このオッサンにうまく取り入れば、試験問題を横流ししてもらったり、成績を甘くつけてもらえたりするんじゃなかろうか」#/red#と、ろくでもないことを考えていた。
そんなわけで、タケルの誘いに応じ、カラオケに行くことになったキヨミ。自分に気があるらしい彼をたらし込むことが出来れば、今年の単位は安泰だーーニヤニヤ笑いを抑えながらカラオケボックスに入店したキヨミだったが……
#b#「学生料金でお願いします!」#/b#
受付で手続きをするタケルのそんな言葉に、彼女は目を剥いた。彼が提示しているのは紛れもなく、自分が持つものと同じ学生証。ここに来てようやく、キヨミは三浦タケルが#b#教授かなにか#/b#ではなく#red#ただの学生#/red#なのだと気づいた。
(飲み会のときも、イマイチ話が噛み合わない気がしてたけど、そういうことだったのか……)
ただの学生とわかった以上、オッサンに用はない。キヨミは特にタケルに言葉をかけることもなく、舌打ちしながらさっさと店を出たのだった。後に彼女は留年した。
#b#【要約】#/b#
キヨミは50代のタケルを見た目から教授だと考え、教授と親密になっておけば後々いいことがあると思い誘いに応じたが、カラオケ入店時に彼が学生であることが判明し、目論見が外れて興味を失ったから。