動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

危険な家「1ブックマーク」
みなさん、こんにちは。
ぼくの家のおとなりの家で、この前「さつ人じけん」があったんだよ。
けいさつの人もたくさん来たのに、おとなりのお姉さんはニコニコしてるんだ。
なんでかな?

※この問題はあくまでも「ウミガメ問題」です。
質問には「天の声(出題者)」が答えますが、「ぼく」に質問をすることも可能です。
(その場合は「ぼく」への質問と明記してください。記載がない場合は自動的に「天の声」が答えます)
ただし「ウミガメ問題」ですので「ぼく」も「はい・いいえ」で答えます。
また「ぼく」の知らないことを「ぼく」が答えることはありません。
15年02月22日 15:39
【ウミガメのスープ】 [妙伎]



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皆さん、弟がお騒がせしました。
実は隣の家はこの地域の「フィルム・コミッション」に登録していて、いろんな作品の撮影によく使われてるんです。
実はそういう家や建物は意外とあちこちにあるんですが、この家は家主の女性の意向で「殺人、ホラーの現場としての撮影可能」になっているそうです。

サスペンスドラマやホラー作品って、苦労するのが「何処で撮るか」らしいんです。
持ち主にしても「殺人事件の起こった家」とか言われるのは嫌ですからね。コミッションの中でもそういう撮影は敬遠されるらしくて。
だから、許可出してるこの家が、サスペンスや刑事もの、ホラー作品なんかでしょっちゅう登場するんです、人が死んだり呪われたりする現場として。

でも流石に弟には、ドラマの撮影と本当の殺人事件の区別はつかなかったみたいですね。
だから弟は、本当に殺人事件が起きていると思い込んで通報してしまったらしいんです。
ええ、本物の「警察」に。
まあ駆け付けて来た本物の警察官は家主の女性から事情聞かされて納得して引き上げましたけど。
それに、周辺地域には事前に撮影があることが通知されていたんですが、弟にはその通知が漢字ばっかりで読めなかったみたいです。

それじゃ、今日は俺も隣の家を手伝いに行くんでこれで。
今日の撮影ですか?ホラー作品だそうです。住人が家に潜む悪霊に「喰われる」演出があるらしいから人出が必要だそうですよ…ふふっ。
一億円の価値を燃やす犯人「1ブックマーク」
有名な画家が描いた絵に
1億円の価値があるのに
それを盗んだ男はその絵を燃やしてしまいました。

一体なぜ?
16年11月24日 23:54
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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その名画は唯一の目撃者である画家が描いた
殺人犯の似顔絵であり
画家はその絵に1億の賞金を懸けるつもりでしたが
犯人である男に気付かれ画家も絵も亡き者にされてしまったのです。
死因は?「1ブックマーク」
とある女が遺体で見つかった。

普通なら現場、傷などで死因が分かるはずだがその女の死体は死因が特定不可能だった。

それは何故?
17年04月06日 16:57
【ウミガメのスープ】 [ナ。ビスコ]



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女が様々な方法で、リンチされ弱った上に犯人はとどめを刺したから。

つまり女は首を絞められたり薬の痕跡があったり刺した痕跡があったりと、様々な死亡要因が考えられたため死因を断定することは不可能であった。
I wait for no one.「1ブックマーク」
女は家から出ようとして、あることに気が付いた。

急いで家の中に戻った彼女は、あるものを探し回り、二階のクローゼットの中でそれを見つけた。
しかし、彼女はそれを中に入れたままクローゼットの扉を固く閉ざして、外に出た。

彼女の行動の理由は?
12年09月06日 22:50
【ウミガメのスープ】 [(棒)]

一言コメント欄




解説を見る
女には、最近になってできた恋人がいた。

深い仲になって数週間後、彼女の携帯に見覚えのない番号からの電話がかかる。
電話口の女性は「私は、あなたの恋人の妻だ」と言う。
「きちんと話をしたい」と冷静な声でそう言われた女は、
何も知らなかったことを伝えれば、事は収まると考えた。
そして、妻と自称する女性の言う通り、電話の主の家を訪ねることにした。

しかし、彼女はその家で罵詈雑言を浴びせられ、身に覚えのない嘲笑を受けることになった。
彼女の恋人は、浮気のすべての原因は彼女にあると説明したらしく、
それを鵜呑みにした妻に酷く罵られたのだ。説明しようにも、聞く耳を持ってくれない。
肝心の恋人は、今は出かけていると言う。逃げ出したのだ。

恋人に裏切られた絶望感と、繰り返し侮辱された怒りで我を忘れた彼女は、
妻を近くにあった灰皿で殴り殺してしまう。

我に返った彼女は、何よりも逮捕されることを恐れた。
それは、愛人が正妻を殺した、という事件の構図が他人に知られたとき、
自分が信じていた幸せが、酷く醜悪なものにされてしまう気がしたからだった。

彼女は証拠を消そうと、家にあった灯油を室内に撒き、火をつけた。
火の手が広がる前に外に出ようとした彼女は、玄関であるものを見つける。

子供用のスニーカーだった。

息子もいる。その子は今、家の中にいる?
子供に罪は無い。今更の善意で、彼女は炎の広がる家の中で子供を探した。
数分もしないうちに、子供は見つかった。二階のクローゼットに隠れていたのだ。

女は、努めて優しげな笑顔で言った
「ボウヤ、ここは危ないの。一緒に逃げよ?」
「こっちに来ないで!僕も殺す気なんだろ!」

「・・・そう、見てたのね」

女はクローゼットの扉を閉め、近くの机を扉の前に置いて壁に閊えさせた。
内側から扉を開けることは、大人の力でも不可能だろう。
早く逃げなくては、自分も焼け死ぬ。この方が手っ取り早いと考えたのだ。

彼女は、炎を掻い潜りながら家を出た。
まだ、外から火の手が見えていなかったため、周囲に野次馬はおらず、誰にも見られていない。

「さて、これからどうしようか」

女は、煤だらけの服を叩きながら、逃げる方法を考えた。
しかし、長考の末に出した彼女の結論は、多くの矛盾を含んだものだった。

「ここで、あの人の帰りを待ってみようかな」

家は、徐々に外壁を伝い始めた火で、赤く染まっていった。
その門扉の脇で、彼女は恋人の帰りを静かに待った。


革命シリーズ「晩秋の革命」「1ブックマーク」

こはとある王国。
王であるトアール3世は、ゲーム感覚で無実の人を処刑するのが趣味という、人間のくずでした。

悪政を強いた報いはすぐに訪れました。
クーデターが起きて成功し、今度は王自身が裁かれる番となりました。

王には溺愛する15歳の息子モーナイがいました。
処刑の内容は、そのモーナイを執行人として父であるトアールを殺させるという、残酷な方法でした。

トアール自身が行ってきた処刑は、トアールが楽しむためのものでした。
たとえば、闘技場にトラと人間を放り込んで、トラを倒せたら無罪放免とか、こぶし大のサファイアを3日で持ってこれなければ処刑とか。

そこで、さらに民衆たちは、王にもそのゲーム感覚を味あわせることにしました。

いったいどんな方法でしょうか?
なお、この問題は「暑い日の革命」のセルフカバーです。
そこも踏まえてお楽しみください。
12年11月02日 23:01
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



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は両手を拘束された状態で処刑場へと連行されました。

革命軍のリーダーが王に告げます。
「愚王トアールよ。われらはこれから貴方を処刑する」
「・・・」
「聞き及んでおるだろうが、貴方の息子に執行させる。当然、断れば息子から死ぬことになるだけだ。」
「・・・息子に殺されるなら、いたし方ない」
「ただし。貴方が殺してきた無実の人々の気持ちを考えれば、ただ息子に殺されるだけでは到底足りない。」
「な、何をさせる気だ!?」
そこへ、息子のモーナイが王と同様の姿でつれてこられました。
そして、二人の拘束をはずし二人の間に一組の剣と盾がおかれました。
「お二人には、<奇遇当て>(じゃんけんの様に片手の指を立てた数が偶数か奇数かを当てるもの。ドイツのじゃんけんみたいなもの)をやっていただく。」
「奇遇当てだと?」
「そうだ。そして、それの勝者が剣を持ち相手の体を切りつけるか、それよりも早く敗者が盾で防ぐかする。ここまでを一括りとし、10回やってもらう。引き分けのときはカウントせずもう一度奇遇当てをする。」
「わ、わしにモーナイを斬れと申すか!?そんなこと・・・」
「もし。一度たりとも本気でないと我らが判断したら、即座にお二人を切り捨てる。」
「そ、そんな!!」
「もし、10回を終える前に一人が絶命すれば生き残った方を、10回の勝負でどちらも生き残れれば二人とも見逃してやる。そのときはどこへでも行くがいい。さぁ、はじめよ!」

かくして、埋められた人間の頭で、かつ真剣で行う処刑が始まったのです。

現代で言う「たたいてかぶってじゃんけんポン」に酷似していますが、そんなお遊びのレベルではありません。
当事者のトアール王と息子モーナイにとっては地獄のような数分でしょう。

え?
彼らがどうなったか?
ご想像にお任せいたします・・・。