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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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ただただ、笑う女「1ブックマーク」
女は夫……いや、かつて夫だったものを前にして、別の男とともに笑っている。

一体どういう状況なのだろう?
15年04月17日 13:47
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



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子宝に恵まれず、夫のカメオを早くに亡くしたカメコは、ずっと一人寂しい生活を送っていた。
そして、カメオとの別れの傷も癒えてきた頃、カメコはカメオの友人カメタと、カメオの墓参りに行った。

カメタもまた、カメコのことを好きだったのだが、当時カメオとカメコが両想いだったことを知り、身を引いていた。
そんなカメタに、カメオは亡くなる前、「カメコのことを頼む」と書いた遺書を渡していたのだ。
すぐにでもプロポーズしたかったカメタだったが、さすがにカメオが亡くなった直後に言い出すのは気が引けたのだ。

カメオの墓参りを期に、#red#カメオとの約束を守るためにカメタは意を決してそのことをカメコに伝え、プロポーズした#/red#。
カメコが長い間忘れていた笑顔を取り戻した時、カメオの墓に供えてあった花が笑っているように揺れた。

「カメオ、カメコちゃんはお前のことが好きみたいだ。悔しいが、幸せになれよ」
「ああ、すまんなカメタ」

「やっと一緒になれたわね。これからよろしくね、あなた」
「ああ、幸せになろうな、カメコ」

「カメタ、俺はもうだめだ。すまないが、カメコのことを頼んだ」
「バカ野郎、一生幸せにするんじゃないのかよ! いつまでも寝てるんじゃねぇよ!」

「あなた……」
「カメオの野郎、カメコちゃんを置いて一人で逝きやがって……」

「カメコちゃん、僕はカメオの代わりにはなれないかもしれないけれど、君を大切にしたい。これは、大事な友達のカメオとの約束でもある。だから、僕と結婚してくれないか?」
「ありがとう、カメタ君。ただ、あなたはあの人みたいに、早く死んだりしないでね。あなたの代わりは、もう誰もいないのだから」
報われなかった真面目さ「1ブックマーク」
男は、周囲が法律を違反する中、一人法律を守り続けたために死んでしまった。
一体何故?
15年04月15日 16:59
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



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終戦後の日本では、人々は生きるために商売を始めた。それらは当時法律違反であったことから、#red#闇市#/red#と呼ばれていた。
配給はあったものの、終戦後は食糧が少ないため、闇市で売られている食料を買って食べなければ生きていくことは難しかった。
当然闇市は違法なため、闇市で買うことも当時の食糧管理法違反になっていた。ただ、事情を知っている警察は、事実上取り締まることはほとんどしなかった。

しかし、#b#当時の裁判官であった山口良忠#/b#は、#red#法律を取り締まる立場なのに、自分が法律を違反してはならないのではないか#/red#と思い、闇市で食料を買うことや、闇市の食べ物を拒み始めた。
配給と自家栽培の野菜のみで食いつないできた良忠であったが、貴重な配給はほとんど子供たちに与えていたため、#red#ついに栄養失調となって亡くなってしまった#/red#。

このことがきっかけで、「食糧管理法」は守ることが不可能な法律という意見も上がり、「裁判官の餓死から考えること」という見出しでニュースにもなったことで大きな話題を産んだ。
誰もいない街「1ブックマーク」
出張から戻ってきた男
大好きなB級ホラーの観賞を始めた
しばらく経つと画面から死霊の姿が消えた
怖くなった男は外に飛び出し繁華街へ走った
いつもは人でごった返すその場所は真っ暗で
誰の姿も見えなかった
男が大声で泣き出すと蝋燭を持った人びとが
ひとり、またひとりと男に近づいた

一体男の身に何が起こったのだろう?
14年07月21日 10:38
【ウミガメのスープ】 [アマレット]

恐怖に震える




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数年ぶりに海外出張から戻った男
ずっと楽しみにしていたB級ホラー大作のリメイク版を
レンタルし、いそいそと家のプレイヤーにセットする
ブルブル震えながら楽しく観賞していたその時
ガチャン!とテレビの画面が真っ暗になり
静寂が訪れた
怖くなった男は何故か外灯も消えている道を走り
繁華街へ向かったそこにも人の姿は見えなかった
『う、うわーーーん!!!』
たまらず泣き出す男、そこへすーっと扉を開け蝋燭を持ったおばちゃん達が近づく
『どうしたね?あ、あんたひょっとして計画停電のこと知らんと?』

『え?計画・・停電??』

おばちゃんに丁寧に教えてもらってほっとした帰り道
『べ、べつに死霊なんて本当にいるわけないんだから』
と強がりを言いながら何度も後ろを振り返りながら
早足で家路を急ぐ男がいた
秋は夕暮れ 黄昏時に男が一人「1ブックマーク」
大きな鳥居の前で男は夕日を眺めていた。ふと、足元を見た時、男は何か恐ろしいことが起こるのではないかと、ぞっとした。 それはなぜ?
15年04月12日 18:07
【ウミガメのスープ】 [智世]



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『解答』 #red#自分の影だけが前に広がっていたから#/red#
普通、夕日を眺めた時自分の影は後ろに広がるだろう。それがどういうわけだか、自分の影だけが影が前に広がっていたのだ。
男は、なにか恐ろしいことが自分に起こっているのではとぞっとした。


そして、男は思わず、後ろを振り返ると、後ろには鳥居の中にぱっくりと開いた裂け目があり、その裂け目の先にはさっきまで眺めていた同じ夕日が見えた。
裂け目の中の夕日を呆然と見つめていると、男は悲鳴を上げる暇さえなくその裂け目に吸い込まれた。
そして、男は神隠しにあったように忽然と姿を消してしまった。

#red#あなたの後ろの影は大丈夫?#/red#
「チョコ豆双子、チョコ豆双子、チョコ豆双子~~……っ」

いくら考えても三題噺の問題が思いつかず、オリオンは焦っていた。

何度キーワードを繰り返し口にしても、ただ虚しくこだまするだけ。
何もアイディアが思い浮かばない。

しかしキーワードを『言う』のではなく『書く』と、
オリオンは出題の準備が整った。

一体どういうことだろう?



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※この問題は「チョコ」「豆」「双子」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~

「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』をご覧ください。
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過去問一覧:http://chat.kanichat.com/chat?roomid=SandaiBanashi
15年02月11日 21:50
【ウミガメのスープ】 [オリオン]



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オリオンはスマホを手に取り、“双子フェチの友人”にメールを送った。
内容は、もちろん三題噺の相談についてだ。

「これこれこういう事情で、『チョコ』『豆』『双子』のお話を考えなくちゃいけないんだけど、何かアイディアない?送信……っと!…………おっと、早いな~もう返信来た~。ぽちっとな」

『オリオンへ。こんなんどうよ?』

「Σそれ、いただき!」


友人よ、アイディアありがとう!
持つべきは、双子へ熱い情熱を傾ける友である……!


結果として、この問題ができました。
↓↓↓
http://sui-hei.net/mondai/show/13640
(ごめん友人、瞬殺だった☆てへぺろっ☆でもありがとう!(≧▽≦))



◆一言まとめ◆
メールを書いて、友達からアイディアをもらったから。