「ガリガリ君大好き」「1ブックマーク」
ラッ子は大好きなガリガリ君を大量に買い込んだ。
そのせいで、ラッ子は電話をしなければならなくなった。
何故でしょう?
そのせいで、ラッ子は電話をしなければならなくなった。
何故でしょう?
16年12月22日 20:44
【ウミガメのスープ】 [ぱんだくん]
【ウミガメのスープ】 [ぱんだくん]
解説を見る
寒い冬の夜にも関わらず、ラッ子は大量にガリガリ君を買い込んで帰っていた。
30個ものガリガリ君を籠に入れると、店のアイス箱にぽっかり穴が空いてしまうが、いつもの事なので気にもしない。
店員も初めは変な顔をしていたが、もう慣れた顔をしていた。
寂しかった冷凍庫のガリガリ君スペースに補充ができる喜びに、歌いながらスキップして帰るラッ子。
「が~りがーりーくん♪が~りがーりーくん♪が~りがーりーく」
「バカ野郎がぁー!」
ガリガリ君主題歌スキップバージョンを途中で止められる。
前方を見ると、路上で寝ている男が吠えていた。
「酔っ払いか・・・邪魔しやがってぇ!」
ガリガリ君独唱を邪魔された怒りで、思わず悪態をついてしまう。
しかし車通りが少ない通りとはいえ、道のど真ん中で寝てる男を放ってもおけない。
「あの・・・危ないですよ?」
「・・・水くれ水ー!」
袋の中にはガリガリ君しかない。
3*5*2のスペースから欠員がでてしまう事に少し抵抗を覚えつつ、仕方なく一つ取り出した。
「あの、これでよければ・・・」
「あ?・・・ああ、すまん、ありがとう」
男はちょっとびっくりした様子で、素直にガリガリ君を受け取った。
「甘ぇ・・・」
「コーラ味です」
「全くよう、甘いんだよ親方は。手抜きばかりしやがって。もっと材料にも拘ってりゃ良いもんが作れんのによう」
「はあ・・・あの、危ないんで、こっちに寄って下さい」
車のライトが見えたので、ぶつぶつうるさい男を引っ張るように端っこに寄せた。
「こらー、引っ張るなー!」
男はガリガリ君を齧りながら文句を言う。重い。
何とか車の来ない所まで引っ張ると、男が袋の中を覗いていた。
「お前、こんなガリガリ君ばっか・・・」
「う、うるさいです。好きなんですよ」
「そうか・・・ありがとうな、ガリ子ちゃん」
「ガリ子ちゃん!?変な名前付けないでください!」
男は少し笑って言った。
「溶けちゃったらまずいだろ。ありがとうな。早く帰って冷凍庫に入れてやんな」
「言われなくても!もう道に寝ないで下さいね。それじゃ」
踵を返すと、後ろから男に呼び止められた。
「あ、ちょっと待ってくれ」
振り返ると、男は財布から名刺を取り出して、ラッ子に手渡した。
彫刻工房の薮中パン太さん。携帯の番号が書いてある。
「その、礼をしなけりゃいけないから。お前は、いや、君は命の恩人だから」
「大袈裟な・・・そんなのいいです」
「いや、あの、お礼をさせて欲しいんだ。だから、明日、いや、明日じゃダメだ、酒を抜かなきゃ」
「はあ・・・」
「明後日、明後日電話してくれ。いや、電話して下さい」
「はあ、覚えてたらそうしますね」
ガリガリ君が溶けてしまうのが心配で、ラッ子は早く帰りたかった。
「絶対だからなー!待ってるからー!」
男の必死な声と、電話しなければならない気になっている自分が何だかおかしくて。
思わずくすくす笑いながらスキップを始めるラッ子であった。
「が~りがーりーくん♪が~りがーりーくん♪が~りがーりーく~~ん♪」
要約
道で寝ていた酔っ払いにガリガリ君をあげ、早く冷凍庫に残りのガリガリ君をしまいたくて急いで帰ったせいで、
酔っ払いにお礼をさせる為に電話する約束をさせられてしまったから。
以前の問題「ぱんだの一念」「↓?→P 馬鹿ぁっ!」の登場人物のお話でした。
30個ものガリガリ君を籠に入れると、店のアイス箱にぽっかり穴が空いてしまうが、いつもの事なので気にもしない。
店員も初めは変な顔をしていたが、もう慣れた顔をしていた。
寂しかった冷凍庫のガリガリ君スペースに補充ができる喜びに、歌いながらスキップして帰るラッ子。
「が~りがーりーくん♪が~りがーりーくん♪が~りがーりーく」
「バカ野郎がぁー!」
ガリガリ君主題歌スキップバージョンを途中で止められる。
前方を見ると、路上で寝ている男が吠えていた。
「酔っ払いか・・・邪魔しやがってぇ!」
ガリガリ君独唱を邪魔された怒りで、思わず悪態をついてしまう。
しかし車通りが少ない通りとはいえ、道のど真ん中で寝てる男を放ってもおけない。
「あの・・・危ないですよ?」
「・・・水くれ水ー!」
袋の中にはガリガリ君しかない。
3*5*2のスペースから欠員がでてしまう事に少し抵抗を覚えつつ、仕方なく一つ取り出した。
「あの、これでよければ・・・」
「あ?・・・ああ、すまん、ありがとう」
男はちょっとびっくりした様子で、素直にガリガリ君を受け取った。
「甘ぇ・・・」
「コーラ味です」
「全くよう、甘いんだよ親方は。手抜きばかりしやがって。もっと材料にも拘ってりゃ良いもんが作れんのによう」
「はあ・・・あの、危ないんで、こっちに寄って下さい」
車のライトが見えたので、ぶつぶつうるさい男を引っ張るように端っこに寄せた。
「こらー、引っ張るなー!」
男はガリガリ君を齧りながら文句を言う。重い。
何とか車の来ない所まで引っ張ると、男が袋の中を覗いていた。
「お前、こんなガリガリ君ばっか・・・」
「う、うるさいです。好きなんですよ」
「そうか・・・ありがとうな、ガリ子ちゃん」
「ガリ子ちゃん!?変な名前付けないでください!」
男は少し笑って言った。
「溶けちゃったらまずいだろ。ありがとうな。早く帰って冷凍庫に入れてやんな」
「言われなくても!もう道に寝ないで下さいね。それじゃ」
踵を返すと、後ろから男に呼び止められた。
「あ、ちょっと待ってくれ」
振り返ると、男は財布から名刺を取り出して、ラッ子に手渡した。
彫刻工房の薮中パン太さん。携帯の番号が書いてある。
「その、礼をしなけりゃいけないから。お前は、いや、君は命の恩人だから」
「大袈裟な・・・そんなのいいです」
「いや、あの、お礼をさせて欲しいんだ。だから、明日、いや、明日じゃダメだ、酒を抜かなきゃ」
「はあ・・・」
「明後日、明後日電話してくれ。いや、電話して下さい」
「はあ、覚えてたらそうしますね」
ガリガリ君が溶けてしまうのが心配で、ラッ子は早く帰りたかった。
「絶対だからなー!待ってるからー!」
男の必死な声と、電話しなければならない気になっている自分が何だかおかしくて。
思わずくすくす笑いながらスキップを始めるラッ子であった。
「が~りがーりーくん♪が~りがーりーくん♪が~りがーりーく~~ん♪」
要約
道で寝ていた酔っ払いにガリガリ君をあげ、早く冷凍庫に残りのガリガリ君をしまいたくて急いで帰ったせいで、
酔っ払いにお礼をさせる為に電話する約束をさせられてしまったから。
以前の問題「ぱんだの一念」「↓?→P 馬鹿ぁっ!」の登場人物のお話でした。
「【無茶振り三題噺5】山賊団と難攻不落の山」「1ブックマーク」
断崖絶壁の山を根城にしている山賊団がいた。
村人のカシュー美が、友人のお見舞いに出かけた日のこと、
旅行で山に入ったエータたちを、山賊団は皆殺しにしました。
傘を忘れて、カシュー美がずぶ濡れになった雨の日のこと、
その雨に乗じて、山をエータの仲間たちが強襲し、山賊団を蹴散らしました。
その様子に胸を痛めたカシュー美は、山賊たちを手助けすることにしました。
カシュー美の援護と巧みな戦術を駆使し、山賊団は見事に勝利を勝ち取るのでした。
この結果にカシュー美も喜んだのだが、援護を打ち切った上、山賊団を労おうとはしなかった。
何故だか分かりますか?
※元ネタ有りですが、私自身が出典を忘れてしまいました。
もし元ネタが分かる方がいましたら、『出題者のみ表示』でこっそり教えて下さい。
--------------------------------
※この問題は「雨の日」、「断崖絶壁」、「シュー(シュウでも可)」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください
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村人のカシュー美が、友人のお見舞いに出かけた日のこと、
旅行で山に入ったエータたちを、山賊団は皆殺しにしました。
傘を忘れて、カシュー美がずぶ濡れになった雨の日のこと、
その雨に乗じて、山をエータの仲間たちが強襲し、山賊団を蹴散らしました。
その様子に胸を痛めたカシュー美は、山賊たちを手助けすることにしました。
カシュー美の援護と巧みな戦術を駆使し、山賊団は見事に勝利を勝ち取るのでした。
この結果にカシュー美も喜んだのだが、援護を打ち切った上、山賊団を労おうとはしなかった。
何故だか分かりますか?
※元ネタ有りですが、私自身が出典を忘れてしまいました。
もし元ネタが分かる方がいましたら、『出題者のみ表示』でこっそり教えて下さい。
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※この問題は「雨の日」、「断崖絶壁」、「シュー(シュウでも可)」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください
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13年11月17日 21:00
【ウミガメのスープ】 [BB弾]
【ウミガメのスープ】 [BB弾]
元ネタ判明!!伊坂幸太郎著『ラッシュライフ』でした。
解説を見る
山賊団の正体は、免疫細胞である。
彼らは、カシュー美(山)に侵入してきた、ウィルス(エータやその仲間)などと日々戦っているのだった。
【粗筋】
友人のお見舞いへ行き、風邪を移されかかった。
雨に濡れて風邪をひいた。
薬を飲んで治した。
当然、もう薬は飲まない。
カシュー美「誰が、断崖絶壁(比喩表現)かぁー!!!」
・・・お粗末様でした!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
彼らは、カシュー美(山)に侵入してきた、ウィルス(エータやその仲間)などと日々戦っているのだった。
【粗筋】
友人のお見舞いへ行き、風邪を移されかかった。
雨に濡れて風邪をひいた。
薬を飲んで治した。
当然、もう薬は飲まない。
カシュー美「誰が、断崖絶壁(比喩表現)かぁー!!!」
・・・お粗末様でした!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
「臓物スープに恋の嵐」「1ブックマーク」
海亀神社は学問の神様を祀っているとされる神社だが、ここ最近、恋愛成就のパワースポットとしてにわかに注目を集めている。海亀神社が恋愛映画『ホルモンなんて喰えるか』のロケ地となったことがその理由だというのだが、その映画は観客にも評論家にも散々に酷評されるばかりで、お世辞にもヒットしたとは言い難い出来だった。にも関わらず、何故このようなことが起きているのだろうか?
17年04月30日 23:45
【ウミガメのスープ】 [az]
【ウミガメのスープ】 [az]
グレンス
解説を見る
主演した二人が、共演をきっかけに結婚したから。
「フルで歌えず」「1ブックマーク」
カメコは一生懸命練習した歌を大勢の前で歌って披露する予定であったが、#b#当日に雨が降ったため中止になった。#/b#
カメコは屋内で歌う予定であり、降りしきる雨の音も歌に影響するほどでは無いレベルだというのに、一体なぜ中止になったのだろう?
カメコは屋内で歌う予定であり、降りしきる雨の音も歌に影響するほどでは無いレベルだというのに、一体なぜ中止になったのだろう?
15年10月19日 18:58
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
解説を見る
カメコの住む村では、長期間雨が降らない時に行う伝統的な儀式があった。
一流の踊りや歌を捧げて天に雨が降るように祈る、俗に言う#b#雨乞い#/b#の儀式である。
そしてカメコが大勢の前で披露する予定していた歌とは雨乞いの儀式の一つであった。
カメコは雨が降らずに困っている村のために、一生懸命歌の練習をした。
しかし、よりによって儀式をする予定当日に雨が降ったために儀式自体が中止になったため、当然歌う機会は無くなったのだ。
一流の踊りや歌を捧げて天に雨が降るように祈る、俗に言う#b#雨乞い#/b#の儀式である。
そしてカメコが大勢の前で披露する予定していた歌とは雨乞いの儀式の一つであった。
カメコは雨が降らずに困っている村のために、一生懸命歌の練習をした。
しかし、よりによって儀式をする予定当日に雨が降ったために儀式自体が中止になったため、当然歌う機会は無くなったのだ。
「チョキン!」「1ブックマーク」
お金を貯めるために自分の代表作である小説の本を切り刻んだ小説家カメオ。
一体どういうことだろう?
一体どういうことだろう?
15年10月15日 20:01
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
解説を見る
もしもの時に備えて、いつでもすぐに出せる場所にヘソクリとしてお金を貯めることにしたカメオ。
しかし、そのヘソクリの隠し場所をどこにするか悩んでいた。
ふと自分の部屋の本棚を見て目についたのは、かつて出版した代表作であるハードカバーの小説。
当然、自分の代表作なので自宅の部屋にあっても不思議に思う人はいないだろう。
カメオはその本をヘソクリの隠し場所にすることに決めた。
ある程度の厚さの紙幣や小銭を隠せるように#b#表紙と裏表紙を除いて、ある程度のページの外枠だけ残すように中身を切りぬき、ヘソクリを隠せるようにしたのである。#/b#
しかし、そのヘソクリの隠し場所をどこにするか悩んでいた。
ふと自分の部屋の本棚を見て目についたのは、かつて出版した代表作であるハードカバーの小説。
当然、自分の代表作なので自宅の部屋にあっても不思議に思う人はいないだろう。
カメオはその本をヘソクリの隠し場所にすることに決めた。
ある程度の厚さの紙幣や小銭を隠せるように#b#表紙と裏表紙を除いて、ある程度のページの外枠だけ残すように中身を切りぬき、ヘソクリを隠せるようにしたのである。#/b#