「打つな」「1ブックマーク」
タカシ君はリンゴを3つ買いました。
リンゴは1個140円でしたがタカシ君は1個70円で変えてしまいました。
登場人物はタカシ君と店のオジサンしかいませんしオジサンが値引きしたわけではありません。
リンゴは1個140円でしたがタカシ君は1個70円で変えてしまいました。
登場人物はタカシ君と店のオジサンしかいませんしオジサンが値引きしたわけではありません。
15年04月17日 23:58
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]
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登場人物はタカシと君(きみ)とオジサンの3人しかいません。
タカシは君(きみ)とお金を折半したのでした。
「打つな」と指示されたのは読点です。
タカシは君(きみ)とお金を折半したのでした。
「打つな」と指示されたのは読点です。
「ニューレコード」「1ブックマーク」
ゲームでハイスコアを叩き出した男は
自分の喜ぶ顔を見てガッカリした。
一体どういうことだろうか?
自分の喜ぶ顔を見てガッカリした。
一体どういうことだろうか?
15年04月18日 00:33
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]
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ゲーセンで音楽ゲームをやっていた男。
曲を演奏し終えた後、ハイスコアを更新したことに気付く。
リザルト画面は意外と短いため(10秒くらい)男はすかさずスマホを取り出し撮ろうとする。
しかしカメラが起動してそこに映っていたのは自分のにやけ顔。インカメラになっていたのだ。
慌ててカメラを切り替えてリザルトを撮ろうと思っても時すでに遅し、写真を取り損ねてガッカリしたというわけだ。
曲を演奏し終えた後、ハイスコアを更新したことに気付く。
リザルト画面は意外と短いため(10秒くらい)男はすかさずスマホを取り出し撮ろうとする。
しかしカメラが起動してそこに映っていたのは自分のにやけ顔。インカメラになっていたのだ。
慌ててカメラを切り替えてリザルトを撮ろうと思っても時すでに遅し、写真を取り損ねてガッカリしたというわけだ。
「ただただ、笑う女」「1ブックマーク」
女は夫……いや、かつて夫だったものを前にして、別の男とともに笑っている。
一体どういう状況なのだろう?
一体どういう状況なのだろう?
15年04月17日 13:47
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
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子宝に恵まれず、夫のカメオを早くに亡くしたカメコは、ずっと一人寂しい生活を送っていた。
そして、カメオとの別れの傷も癒えてきた頃、カメコはカメオの友人カメタと、カメオの墓参りに行った。
カメタもまた、カメコのことを好きだったのだが、当時カメオとカメコが両想いだったことを知り、身を引いていた。
そんなカメタに、カメオは亡くなる前、「カメコのことを頼む」と書いた遺書を渡していたのだ。
すぐにでもプロポーズしたかったカメタだったが、さすがにカメオが亡くなった直後に言い出すのは気が引けたのだ。
カメオの墓参りを期に、#red#カメオとの約束を守るためにカメタは意を決してそのことをカメコに伝え、プロポーズした#/red#。
カメコが長い間忘れていた笑顔を取り戻した時、カメオの墓に供えてあった花が笑っているように揺れた。
「カメオ、カメコちゃんはお前のことが好きみたいだ。悔しいが、幸せになれよ」
「ああ、すまんなカメタ」
「やっと一緒になれたわね。これからよろしくね、あなた」
「ああ、幸せになろうな、カメコ」
「カメタ、俺はもうだめだ。すまないが、カメコのことを頼んだ」
「バカ野郎、一生幸せにするんじゃないのかよ! いつまでも寝てるんじゃねぇよ!」
「あなた……」
「カメオの野郎、カメコちゃんを置いて一人で逝きやがって……」
「カメコちゃん、僕はカメオの代わりにはなれないかもしれないけれど、君を大切にしたい。これは、大事な友達のカメオとの約束でもある。だから、僕と結婚してくれないか?」
「ありがとう、カメタ君。ただ、あなたはあの人みたいに、早く死んだりしないでね。あなたの代わりは、もう誰もいないのだから」
そして、カメオとの別れの傷も癒えてきた頃、カメコはカメオの友人カメタと、カメオの墓参りに行った。
カメタもまた、カメコのことを好きだったのだが、当時カメオとカメコが両想いだったことを知り、身を引いていた。
そんなカメタに、カメオは亡くなる前、「カメコのことを頼む」と書いた遺書を渡していたのだ。
すぐにでもプロポーズしたかったカメタだったが、さすがにカメオが亡くなった直後に言い出すのは気が引けたのだ。
カメオの墓参りを期に、#red#カメオとの約束を守るためにカメタは意を決してそのことをカメコに伝え、プロポーズした#/red#。
カメコが長い間忘れていた笑顔を取り戻した時、カメオの墓に供えてあった花が笑っているように揺れた。
「カメオ、カメコちゃんはお前のことが好きみたいだ。悔しいが、幸せになれよ」
「ああ、すまんなカメタ」
「やっと一緒になれたわね。これからよろしくね、あなた」
「ああ、幸せになろうな、カメコ」
「カメタ、俺はもうだめだ。すまないが、カメコのことを頼んだ」
「バカ野郎、一生幸せにするんじゃないのかよ! いつまでも寝てるんじゃねぇよ!」
「あなた……」
「カメオの野郎、カメコちゃんを置いて一人で逝きやがって……」
「カメコちゃん、僕はカメオの代わりにはなれないかもしれないけれど、君を大切にしたい。これは、大事な友達のカメオとの約束でもある。だから、僕と結婚してくれないか?」
「ありがとう、カメタ君。ただ、あなたはあの人みたいに、早く死んだりしないでね。あなたの代わりは、もう誰もいないのだから」
「報われなかった真面目さ」「1ブックマーク」
男は、周囲が法律を違反する中、一人法律を守り続けたために死んでしまった。
一体何故?
一体何故?
15年04月15日 16:59
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
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終戦後の日本では、人々は生きるために商売を始めた。それらは当時法律違反であったことから、#red#闇市#/red#と呼ばれていた。
配給はあったものの、終戦後は食糧が少ないため、闇市で売られている食料を買って食べなければ生きていくことは難しかった。
当然闇市は違法なため、闇市で買うことも当時の食糧管理法違反になっていた。ただ、事情を知っている警察は、事実上取り締まることはほとんどしなかった。
しかし、#b#当時の裁判官であった山口良忠#/b#は、#red#法律を取り締まる立場なのに、自分が法律を違反してはならないのではないか#/red#と思い、闇市で食料を買うことや、闇市の食べ物を拒み始めた。
配給と自家栽培の野菜のみで食いつないできた良忠であったが、貴重な配給はほとんど子供たちに与えていたため、#red#ついに栄養失調となって亡くなってしまった#/red#。
このことがきっかけで、「食糧管理法」は守ることが不可能な法律という意見も上がり、「裁判官の餓死から考えること」という見出しでニュースにもなったことで大きな話題を産んだ。
配給はあったものの、終戦後は食糧が少ないため、闇市で売られている食料を買って食べなければ生きていくことは難しかった。
当然闇市は違法なため、闇市で買うことも当時の食糧管理法違反になっていた。ただ、事情を知っている警察は、事実上取り締まることはほとんどしなかった。
しかし、#b#当時の裁判官であった山口良忠#/b#は、#red#法律を取り締まる立場なのに、自分が法律を違反してはならないのではないか#/red#と思い、闇市で食料を買うことや、闇市の食べ物を拒み始めた。
配給と自家栽培の野菜のみで食いつないできた良忠であったが、貴重な配給はほとんど子供たちに与えていたため、#red#ついに栄養失調となって亡くなってしまった#/red#。
このことがきっかけで、「食糧管理法」は守ることが不可能な法律という意見も上がり、「裁判官の餓死から考えること」という見出しでニュースにもなったことで大きな話題を産んだ。
「誰もいない街」「1ブックマーク」
出張から戻ってきた男
大好きなB級ホラーの観賞を始めた
しばらく経つと画面から死霊の姿が消えた
怖くなった男は外に飛び出し繁華街へ走った
いつもは人でごった返すその場所は真っ暗で
誰の姿も見えなかった
男が大声で泣き出すと蝋燭を持った人びとが
ひとり、またひとりと男に近づいた
一体男の身に何が起こったのだろう?
大好きなB級ホラーの観賞を始めた
しばらく経つと画面から死霊の姿が消えた
怖くなった男は外に飛び出し繁華街へ走った
いつもは人でごった返すその場所は真っ暗で
誰の姿も見えなかった
男が大声で泣き出すと蝋燭を持った人びとが
ひとり、またひとりと男に近づいた
一体男の身に何が起こったのだろう?
14年07月21日 10:38
【ウミガメのスープ】 [アマレット]
【ウミガメのスープ】 [アマレット]
恐怖に震える
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数年ぶりに海外出張から戻った男
ずっと楽しみにしていたB級ホラー大作のリメイク版を
レンタルし、いそいそと家のプレイヤーにセットする
ブルブル震えながら楽しく観賞していたその時
ガチャン!とテレビの画面が真っ暗になり
静寂が訪れた
怖くなった男は何故か外灯も消えている道を走り
繁華街へ向かったそこにも人の姿は見えなかった
『う、うわーーーん!!!』
たまらず泣き出す男、そこへすーっと扉を開け蝋燭を持ったおばちゃん達が近づく
『どうしたね?あ、あんたひょっとして計画停電のこと知らんと?』
『え?計画・・停電??』
おばちゃんに丁寧に教えてもらってほっとした帰り道
『べ、べつに死霊なんて本当にいるわけないんだから』
と強がりを言いながら何度も後ろを振り返りながら
早足で家路を急ぐ男がいた
ずっと楽しみにしていたB級ホラー大作のリメイク版を
レンタルし、いそいそと家のプレイヤーにセットする
ブルブル震えながら楽しく観賞していたその時
ガチャン!とテレビの画面が真っ暗になり
静寂が訪れた
怖くなった男は何故か外灯も消えている道を走り
繁華街へ向かったそこにも人の姿は見えなかった
『う、うわーーーん!!!』
たまらず泣き出す男、そこへすーっと扉を開け蝋燭を持ったおばちゃん達が近づく
『どうしたね?あ、あんたひょっとして計画停電のこと知らんと?』
『え?計画・・停電??』
おばちゃんに丁寧に教えてもらってほっとした帰り道
『べ、べつに死霊なんて本当にいるわけないんだから』
と強がりを言いながら何度も後ろを振り返りながら
早足で家路を急ぐ男がいた