「技術的問題」「1ブックマーク」
マ
コトは激しく後悔した。いや、絶望した。
ただ、自分のスキルの高さを恋人に証明したかったのだ。
変わり果てた恋人の姿を見て、只奥歯を噛み締めるだけだった。
マコトは何をして、何を後悔したのだろうか?
======================================================================
※この問題はきゅうり巻きさん考案の『逆ウミガメ』企画から生まれました。
『逆ウミガメ』についてはまとメモ参照願います。
※挿絵はきのこさんが描いて下さいました!
※タイトルはshuさんがつけて下さいました!
コトは激しく後悔した。いや、絶望した。
ただ、自分のスキルの高さを恋人に証明したかったのだ。
変わり果てた恋人の姿を見て、只奥歯を噛み締めるだけだった。
マコトは何をして、何を後悔したのだろうか?
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※この問題はきゅうり巻きさん考案の『逆ウミガメ』企画から生まれました。
『逆ウミガメ』についてはまとメモ参照願います。
※挿絵はきのこさんが描いて下さいました!
※タイトルはshuさんがつけて下さいました!
12年05月09日 22:06
【ウミガメのスープ】 [rena]
【ウミガメのスープ】 [rena]
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きゅうり巻きさん発案「逆ウミガメ」企画問題です。
解説を見る
真
琴は美容専門学校に通う女子学生だった。
髪型、メイク、ネイルなど、様々な事を学んでいた。
その為自分もいつもメイクには気合を入れていた。
そんな彼女を見て、彼氏の馨(カオル)は言った。
「いつも綺麗にしてるよな。どうやってやってんの?」
それを聞いた真琴は、「やってあげるよ!」と、意気揚々と馨にメイクを始めた。
「まずはベースでしょー。気になるところをカバーして~。」塗り塗り。
「アイメイクは大事だよ~。つけまはこう、際の部分にね~。」ペタペタ。
「リップはこう、輪郭とって・・・・・可愛い感じに・・・・・」キュキュッ。
「チークは・・・・・頬骨の・・・・・・位置・・・・・・に・・・・」パフ。
あれ・・・何か、私より、可愛い?
ちょっと、私のウィッグかぶってみ?
出来上がったのは本人もびっくりの美少女だった。
「うおぉ!すげえ!俺可愛くね?お前の技術すごいな!!」
鏡を見た馨は絶賛してくれたが、自分より美しくなった彼氏を見て異様に嫉妬した。
真琴は彼に技術披露したことを後悔した。
「これが、いま流行りの、男の娘・・・・・・・っ。」
琴は美容専門学校に通う女子学生だった。
髪型、メイク、ネイルなど、様々な事を学んでいた。
その為自分もいつもメイクには気合を入れていた。
そんな彼女を見て、彼氏の馨(カオル)は言った。
「いつも綺麗にしてるよな。どうやってやってんの?」
それを聞いた真琴は、「やってあげるよ!」と、意気揚々と馨にメイクを始めた。
「まずはベースでしょー。気になるところをカバーして~。」塗り塗り。
「アイメイクは大事だよ~。つけまはこう、際の部分にね~。」ペタペタ。
「リップはこう、輪郭とって・・・・・可愛い感じに・・・・・」キュキュッ。
「チークは・・・・・頬骨の・・・・・・位置・・・・・・に・・・・」パフ。
あれ・・・何か、私より、可愛い?
ちょっと、私のウィッグかぶってみ?
出来上がったのは本人もびっくりの美少女だった。
「うおぉ!すげえ!俺可愛くね?お前の技術すごいな!!」
鏡を見た馨は絶賛してくれたが、自分より美しくなった彼氏を見て異様に嫉妬した。
真琴は彼に技術披露したことを後悔した。
「これが、いま流行りの、男の娘・・・・・・・っ。」
「カメオは神様の夢を見る?」「1ブックマーク」
カメオは歴史を変えた。
カメオの手によって歴史は大きく変えられてしまった。
誰もがカメオを非難した。
しかしそれでもなお一部の人々はカメオを必要とし続けた。むしろ今までよりもさらにカメオを必要とした。
何故?
カメオの手によって歴史は大きく変えられてしまった。
誰もがカメオを非難した。
しかしそれでもなお一部の人々はカメオを必要とし続けた。むしろ今までよりもさらにカメオを必要とした。
何故?
16年01月29日 19:20
【ウミガメのスープ】 [まないたようじょ]
【ウミガメのスープ】 [まないたようじょ]
解説を見る
考古学に興味をもち石器発掘グループに参加していたカメオは様々な遺跡に自分で偽造した石器を埋め込み、それをあたかも自分が発見したかのように振る舞っていました。
次々と石器を発見していくカメオは「神の手」と呼ばれ、考古学者の多くからも高い評価を得ていましたが、偽造が発覚してからはその評価が一転し、犯罪者として告発することを検討されるほどの非難を受けました。
カメオの偽造を知った人々は「ひどい奴もいたもんだ」などとカメオを非難したことでしょう。
もちろん考古学者たちもカメオを激しく非難しましたが、非難するどころではありませんでした。
なぜならこれまでカメオが「発掘した」石器が関わっている研究はすべて信頼性に欠けるためその時代の歴史を語る資料としての価値はなくなり、これから発見される石器はカメオが偽造したものか、それとも本当に過去に存在していたものなのかが分からなくなってしまったからです。
学者たちはカメオにどこに石器を埋めたのか何度も必死に聞きました。
実際に石器を埋めたカメオにしか埋められた石器の数と場所はわからないのですから。
カメオの偽造によって本来発掘されないはずの石器が発掘されるという未来が作られ、その結果研究の信ぴょう性がなくなり、この国の過去はわからなくなってしましました。
「カメオのたった二本の「手」によって歴史は大きく変わってしまったのです。」
このカメオ実は元となった人物がいます。
藤村新一という人です。名前くらいなら知っているという人もいるかと思いますが、詳細が気になったら調べてみても面白いと思います。
次々と石器を発見していくカメオは「神の手」と呼ばれ、考古学者の多くからも高い評価を得ていましたが、偽造が発覚してからはその評価が一転し、犯罪者として告発することを検討されるほどの非難を受けました。
カメオの偽造を知った人々は「ひどい奴もいたもんだ」などとカメオを非難したことでしょう。
もちろん考古学者たちもカメオを激しく非難しましたが、非難するどころではありませんでした。
なぜならこれまでカメオが「発掘した」石器が関わっている研究はすべて信頼性に欠けるためその時代の歴史を語る資料としての価値はなくなり、これから発見される石器はカメオが偽造したものか、それとも本当に過去に存在していたものなのかが分からなくなってしまったからです。
学者たちはカメオにどこに石器を埋めたのか何度も必死に聞きました。
実際に石器を埋めたカメオにしか埋められた石器の数と場所はわからないのですから。
カメオの偽造によって本来発掘されないはずの石器が発掘されるという未来が作られ、その結果研究の信ぴょう性がなくなり、この国の過去はわからなくなってしましました。
「カメオのたった二本の「手」によって歴史は大きく変わってしまったのです。」
このカメオ実は元となった人物がいます。
藤村新一という人です。名前くらいなら知っているという人もいるかと思いますが、詳細が気になったら調べてみても面白いと思います。
「単発 青を心に、1、2と数えよ」「1ブックマーク」
心配性のお父さんは、いつもこう言っていた。
「いいかいユキ。
お前は優しい子だけれど、世の中は悪意に満ちている。
もしもお前が危険を前にしたら、そう、
「青」を心に思い浮かべて、1、2と数を数えるんだ」
ユキは言われた通りにした。
それなのに怒られた。
何故だろう?
「いいかいユキ。
お前は優しい子だけれど、世の中は悪意に満ちている。
もしもお前が危険を前にしたら、そう、
「青」を心に思い浮かべて、1、2と数を数えるんだ」
ユキは言われた通りにした。
それなのに怒られた。
何故だろう?
11年10月21日 22:28
【ウミガメのスープ】 [長串望]
【ウミガメのスープ】 [長串望]
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心配性のお父さんと優しいユキ。難易度は下。
解説を見る
お父さんは心配性。
子供を溺愛し小さいころから将来の心配ばかり。
悪い子にいじめられないように、ボクシングを教え込んだ。
ユキにはいつもチャンピオンの赤コーナー。
お父さんは青コーナーでスパーの相手。
徹底的に教え込んだパンチの呼吸。
ユキは素直にすくすくと育ったけれど、優しすぎるのが玉に瑕。
そこでお父さんは毎日毎日ユキに囁いた。
「いいかいユキ。
お前は優しい子だけれど、世の中は悪意に満ちている。
もしもお前が危険を前にしたら、そう、
「青」を心に思い浮かべて、1、2と数を数えるんだ」
そしてある日学校で、いじめっ子がユキにからんできた。
優しいユキはとっさにお父さんの言葉を思い出し、そしてその言葉通りに動いてしまった。
青は青コーナー。挑戦者。相手側。スパーの相手。
1、2と数えれば繰り出されるのはジャブ、ストレートと続く必殺のワンツーパンチ。
長年続けたボクシングは、いじめっ子をあっさりとのしてしまった。
正当防衛と言い張りたいけれど、何せ先に手を出したのはユキの方。
先生に散々怒られてしまったのであった。
「ヨシユキくん! いくらなんでもお友達をノックアウトはダメよ!」
お父さん?
お父さんも怒られた。
放任主義のお母さんに怒られた。
お母さんの特技はコークスクリュー。
でも一番痛かったのはお小遣い抜きの刑。
子供を溺愛し小さいころから将来の心配ばかり。
悪い子にいじめられないように、ボクシングを教え込んだ。
ユキにはいつもチャンピオンの赤コーナー。
お父さんは青コーナーでスパーの相手。
徹底的に教え込んだパンチの呼吸。
ユキは素直にすくすくと育ったけれど、優しすぎるのが玉に瑕。
そこでお父さんは毎日毎日ユキに囁いた。
「いいかいユキ。
お前は優しい子だけれど、世の中は悪意に満ちている。
もしもお前が危険を前にしたら、そう、
「青」を心に思い浮かべて、1、2と数を数えるんだ」
そしてある日学校で、いじめっ子がユキにからんできた。
優しいユキはとっさにお父さんの言葉を思い出し、そしてその言葉通りに動いてしまった。
青は青コーナー。挑戦者。相手側。スパーの相手。
1、2と数えれば繰り出されるのはジャブ、ストレートと続く必殺のワンツーパンチ。
長年続けたボクシングは、いじめっ子をあっさりとのしてしまった。
正当防衛と言い張りたいけれど、何せ先に手を出したのはユキの方。
先生に散々怒られてしまったのであった。
「ヨシユキくん! いくらなんでもお友達をノックアウトはダメよ!」
お父さん?
お父さんも怒られた。
放任主義のお母さんに怒られた。
お母さんの特技はコークスクリュー。
でも一番痛かったのはお小遣い抜きの刑。
「ある日の昼下がり」「1ブックマーク」
彼女は私を見て笑った。
そして、足元をみてまた笑った。
一体どういう事だろう?
ものすごくあっさりスープです♪
そして、足元をみてまた笑った。
一体どういう事だろう?
ものすごくあっさりスープです♪
11年03月20日 21:00
【ウミガメのスープ】 [うみねこ]
【ウミガメのスープ】 [うみねこ]
解説を見る
「おとうさん てぶくろが人間みたいにわらっとるよぉ」
と,突然娘が言い,右手を私に差出してきました。
見ると,赤い小さな手袋の,親指と人差指の付け根のところの糸が少しほつれて小さな穴があいていました。
娘は,指をぱくぱくさせて
「ほらぁ あはは」
「ほんまじゃ,笑っとるねぇ」
と私。
それじゃあと私も靴下を見せて,親指のところにあいた穴をもごもごさせて,
「ほれ うわはっはっ」
「おとうさんのはおおわらいじゃね」
と娘。
ちいさな手袋がちいちゃく「あはは」,大きな靴下が大声で「うわっはっはっ」
娘と顔を見合わせて「あはは」「うわっはっはっ」。
日曜日の昼さがり,外は雪景色,街のきーんと張り詰めた空気が,ほんのちょっとだけ緩みました。
と,突然娘が言い,右手を私に差出してきました。
見ると,赤い小さな手袋の,親指と人差指の付け根のところの糸が少しほつれて小さな穴があいていました。
娘は,指をぱくぱくさせて
「ほらぁ あはは」
「ほんまじゃ,笑っとるねぇ」
と私。
それじゃあと私も靴下を見せて,親指のところにあいた穴をもごもごさせて,
「ほれ うわはっはっ」
「おとうさんのはおおわらいじゃね」
と娘。
ちいさな手袋がちいちゃく「あはは」,大きな靴下が大声で「うわっはっはっ」
娘と顔を見合わせて「あはは」「うわっはっはっ」。
日曜日の昼さがり,外は雪景色,街のきーんと張り詰めた空気が,ほんのちょっとだけ緩みました。
「何て気の利く人だろう!」「1ブックマーク」
私の姉はとても気の利く人だ
出かける前に傘を渡してくれた
運動会の日には絆創膏をくれた
今日は写真を撮ってくれた
姉は何故写真を撮ったのか?
出かける前に傘を渡してくれた
運動会の日には絆創膏をくれた
今日は写真を撮ってくれた
姉は何故写真を撮ったのか?
16年01月19日 03:16
【ウミガメのスープ】 [みずいろ]
【ウミガメのスープ】 [みずいろ]
解説を見る
私は少し先の未来を見ることができる
予報外れの大雨が降る
運動会のリレーで妹がこける
不慮の事故で妹が死んでしまう
傘を持たせておこう
絆創膏を渡しておこう
遺影を準備しておこう
残念だけど未来は変えられないのよね
予報外れの大雨が降る
運動会のリレーで妹がこける
不慮の事故で妹が死んでしまう
傘を持たせておこう
絆創膏を渡しておこう
遺影を準備しておこう
残念だけど未来は変えられないのよね