「彼女の誕生日」「1ブックマーク」
明日は彼女の誕生日
彼女の喜ぶ顔がみたいと男はプレゼントを考えていた。
「写真が好きだしカメラを贈ろうかな」
男は財布を開く。中には小銭が少しだけ入っている。
「はあ」
男は溜息を吐き、帰路に着く。
だが男は諦めていなかった。
「素敵な誕生日を作りたいんだ」
再び財布を開く。
中には7万円入っていた。
【男の状況をお答え下さい】
彼女の喜ぶ顔がみたいと男はプレゼントを考えていた。
「写真が好きだしカメラを贈ろうかな」
男は財布を開く。中には小銭が少しだけ入っている。
「はあ」
男は溜息を吐き、帰路に着く。
だが男は諦めていなかった。
「素敵な誕生日を作りたいんだ」
再び財布を開く。
中には7万円入っていた。
【男の状況をお答え下さい】
16年07月26日 16:05
【ウミガメのスープ】 [knm]
【ウミガメのスープ】 [knm]
解説を見る
男はスリ稼業。
財布をスッた利益で彼女へプレゼントを贈る。
財布をスッた利益で彼女へプレゼントを贈る。
「最高にグルーヴィだわ」「1ブックマーク」
(キャー!ワー!)
大人気バンド紫亀(パープルタートル)の演奏が始まると、
観客達による特大の歓声が沸き起こった。
(なんてサイコーなのかしら!)
カメコは周りの観客達に揉みくちゃにされながら聴き惚れていた。
曲のテンションも終盤にかけて上がっていき、
カメオによるギターソロのシーンになる。
(ギュイイイインテロリロテロリロ)
轟く歓声の中カメオはソロパートを弾ききり、
その瞬間自身のピックを投げた。
そのピックはカメコの頭に命中、
観客達から羨望の眼差しを受けるも、
カメコはそのバンドが大嫌いになった。
一体どうして?
大人気バンド紫亀(パープルタートル)の演奏が始まると、
観客達による特大の歓声が沸き起こった。
(なんてサイコーなのかしら!)
カメコは周りの観客達に揉みくちゃにされながら聴き惚れていた。
曲のテンションも終盤にかけて上がっていき、
カメオによるギターソロのシーンになる。
(ギュイイイインテロリロテロリロ)
轟く歓声の中カメオはソロパートを弾ききり、
その瞬間自身のピックを投げた。
そのピックはカメコの頭に命中、
観客達から羨望の眼差しを受けるも、
カメコはそのバンドが大嫌いになった。
一体どうして?
16年07月25日 00:07
【ウミガメのスープ】 [SoMR]
【ウミガメのスープ】 [SoMR]
解説を見る
バンド紫亀は駅前の路上でストリートライブを行っていた。
地元では大人気のストリートミュージシャンなだけあり、
多くの観客が集まり、
道が狭いのも手伝って人が溢れかえり、通行の妨げになるくらい大騒ぎしている。
カメコはイヤホンで国民的バンド、サザンオールカメーズの音楽を聞きながら駅前を歩いていた。
(今日は随分人が多いわね…
ああ、ストリートライブをやってるのね。
通行の邪魔だわ〜。
そんなに人気なのかしら、
あ〜それにしてもオールカメーズの曲はなんてサイコーなのかしら!
サイコーにグルーヴィだわ。)
そんな事を考えながら観客達に押し押されしながらストリートライブの人だかりをかき分けていく。
人だかりを抜けるか抜けないかの時に丁度ギターソロが終わったらしく、
大歓声の中ギターがピックを投げ、運がいいのか悪いのかそれがカメコの頭に当たった。
「痛っ!」
観客達が一斉にカメコの方にピックを求めて押し寄せる。
カメコはピックの亡者におしくらまんじゅう、
よろめきムッとしながら
(人だかりを作って通行を妨げるわ、変な物を投げるわ何この非常識なバンド…
売れても絶対聞いてやらない!
いいえ、絶対売れないわ!)
と思った。
要約:カメコは大好きな曲をイヤホンで聞きながら駅前のストリートライブの人だかりの中をかき分けて進んでいた。
狭い道でストリートライブをやる非常識さとピックが頭に当たった事にムッとして、
そのバンドが嫌いになった。
地元では大人気のストリートミュージシャンなだけあり、
多くの観客が集まり、
道が狭いのも手伝って人が溢れかえり、通行の妨げになるくらい大騒ぎしている。
カメコはイヤホンで国民的バンド、サザンオールカメーズの音楽を聞きながら駅前を歩いていた。
(今日は随分人が多いわね…
ああ、ストリートライブをやってるのね。
通行の邪魔だわ〜。
そんなに人気なのかしら、
あ〜それにしてもオールカメーズの曲はなんてサイコーなのかしら!
サイコーにグルーヴィだわ。)
そんな事を考えながら観客達に押し押されしながらストリートライブの人だかりをかき分けていく。
人だかりを抜けるか抜けないかの時に丁度ギターソロが終わったらしく、
大歓声の中ギターがピックを投げ、運がいいのか悪いのかそれがカメコの頭に当たった。
「痛っ!」
観客達が一斉にカメコの方にピックを求めて押し寄せる。
カメコはピックの亡者におしくらまんじゅう、
よろめきムッとしながら
(人だかりを作って通行を妨げるわ、変な物を投げるわ何この非常識なバンド…
売れても絶対聞いてやらない!
いいえ、絶対売れないわ!)
と思った。
要約:カメコは大好きな曲をイヤホンで聞きながら駅前のストリートライブの人だかりの中をかき分けて進んでいた。
狭い道でストリートライブをやる非常識さとピックが頭に当たった事にムッとして、
そのバンドが嫌いになった。
「人目が気になる男」「1ブックマーク」
腹が出た男は、引っ込まなかったために死んだ。
一体なぜ?
一体なぜ?
16年07月15日 22:11
【ウミガメのスープ】 [モニコ]
【ウミガメのスープ】 [モニコ]
オールスター観ながら、こちらにも関心を持っていただきたいと思い、出題しました
解説を見る
戦争に敗戦し、占領地から祖国へ帰ることになった男。
男の手元には、この世にひとつしかない大切な祖国の宝物があった。
命に代えても宝物を持ち帰る責務があると感じた男は、腹に隠して人目を掻い潜ろうとした。
祖国へ渡る船に乗る前に進駐軍の所持品検査があり、不自然に膨らんだ男の腹に気づかれてしまった。
宝物を気に入った軍人は、没収して我が物にしようとした。
敗戦国の人間に選択の余地はないことは分かっていたが、
男として、ここで引っ込む訳にはいかなかった。
頑として譲らない男に痺れを切らした軍人は、銃を取り出した。
不審物を持ち込もうとしたため1名を射殺した、という記録だけが残った。
元ネタ:都市対抗野球大会の優勝旗「黒獅子旗」は、太平洋戦争終結時にはソウルにあり、
ソウルから引き上げる際に秋山選手によって命懸けで持ち帰られた。
進駐軍の所持品検査で見つかってはならないと、腹に旗を巻き付け、英語で抵抗する練習も行っていたという。
実際には所持品検査はなく、無事に日本へ戻ることができた。
戦時中は中止されていた都市対抗大会が再開されると、
再び優勝旗として使用され、現物は東京ドームの野球殿堂博物館に保管されている。
男の手元には、この世にひとつしかない大切な祖国の宝物があった。
命に代えても宝物を持ち帰る責務があると感じた男は、腹に隠して人目を掻い潜ろうとした。
祖国へ渡る船に乗る前に進駐軍の所持品検査があり、不自然に膨らんだ男の腹に気づかれてしまった。
宝物を気に入った軍人は、没収して我が物にしようとした。
敗戦国の人間に選択の余地はないことは分かっていたが、
男として、ここで引っ込む訳にはいかなかった。
頑として譲らない男に痺れを切らした軍人は、銃を取り出した。
不審物を持ち込もうとしたため1名を射殺した、という記録だけが残った。
元ネタ:都市対抗野球大会の優勝旗「黒獅子旗」は、太平洋戦争終結時にはソウルにあり、
ソウルから引き上げる際に秋山選手によって命懸けで持ち帰られた。
進駐軍の所持品検査で見つかってはならないと、腹に旗を巻き付け、英語で抵抗する練習も行っていたという。
実際には所持品検査はなく、無事に日本へ戻ることができた。
戦時中は中止されていた都市対抗大会が再開されると、
再び優勝旗として使用され、現物は東京ドームの野球殿堂博物館に保管されている。
「どうしたらいいの?」「1ブックマーク」
彼は人より自分のことをよく見る
人にそのことを言われても彼は全くやめる気配がない 気にもしていないようだ
それはなぜか?
人にそのことを言われても彼は全くやめる気配がない 気にもしていないようだ
それはなぜか?
16年07月13日 03:20
【ウミガメのスープ】 [shinshin]
【ウミガメのスープ】 [shinshin]
解説を見る
彼は人よりまばたきが多い そういう体質みたいだ
「え? そんなしてる? そっかあ」
人よりまばたきの回数が多いことで 自分のこと(まぶたの裏)を見ることが多くなってしまう
体質だからやめられない
「え? そんなしてる? そっかあ」
人よりまばたきの回数が多いことで 自分のこと(まぶたの裏)を見ることが多くなってしまう
体質だからやめられない
「情動キメラ」「1ブックマーク」
レジェンド・カメオが新記録を叩き出した。その瞬間、会場は歓声で沸く。
もちろんウミオも興奮していたが、叫び出したい衝動を必死に堪えた。
一体なぜ?
もちろんウミオも興奮していたが、叫び出したい衝動を必死に堪えた。
一体なぜ?
16年07月01日 14:53
【ウミガメのスープ】 [みん]
【ウミガメのスープ】 [みん]
解説を見る
素潜り名人のカメオは、水中息止め時間のギネス記録を持っている。
カメオと挑戦者の息止め対決番組が企画され、
沢山の応募者の中から、挑戦者が一人に絞られた。
今回、予選で勝ち残ったのは、ウミオという青年だった。
大勢の観客が見守る中、ステージの水槽に潜る二人。
観客のほとんどが、カメオが勝つに違いないと思っていた。
10年もの間、カメオの記録を破った者はいない。
それゆえにカメオは、レジェンドと呼ばれていたのだ。
しかし、先に音を上げたのはカメオの方だった。
しかも自己ベストを塗り替える新記録。
全力のレジェンドに、無名の青年が勝った。
その世紀の瞬間に、会場は歓声に沸いていた。
その騒めきは、ウミオの耳にも届いていた。
もちろん、ウミオもレジェンドに勝った喜びに溢れている。
しかし、うっかり息を吐いたら記録がそこで決まってしまう。
ウミオは叫び出したい衝動を必死に堪え、記録を伸ばす事に集中した。
【要約】
息止め対決で、全力のレジェンドが無名のウミオに破れた。
その世紀の瞬間に観客もウミオも興奮していたが、
記録を伸ばす為に、ウミオは喜びを表現するのを我慢した。
カメオと挑戦者の息止め対決番組が企画され、
沢山の応募者の中から、挑戦者が一人に絞られた。
今回、予選で勝ち残ったのは、ウミオという青年だった。
大勢の観客が見守る中、ステージの水槽に潜る二人。
観客のほとんどが、カメオが勝つに違いないと思っていた。
10年もの間、カメオの記録を破った者はいない。
それゆえにカメオは、レジェンドと呼ばれていたのだ。
しかし、先に音を上げたのはカメオの方だった。
しかも自己ベストを塗り替える新記録。
全力のレジェンドに、無名の青年が勝った。
その世紀の瞬間に、会場は歓声に沸いていた。
その騒めきは、ウミオの耳にも届いていた。
もちろん、ウミオもレジェンドに勝った喜びに溢れている。
しかし、うっかり息を吐いたら記録がそこで決まってしまう。
ウミオは叫び出したい衝動を必死に堪え、記録を伸ばす事に集中した。
【要約】
息止め対決で、全力のレジェンドが無名のウミオに破れた。
その世紀の瞬間に観客もウミオも興奮していたが、
記録を伸ばす為に、ウミオは喜びを表現するのを我慢した。