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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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新生活を始めた友人の家に引越し祝いに行くと、そこにはモンスターがいた。

(´・_・`)?
11年03月07日 22:04
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



解説を見る
小学校時代からの腐れ縁、幸子が親元を離れて新生活を始める。
俺は引越し祝いのために、まだろくに荷物の整理もしていないだろう新居に足を運んだ。

天然でのろまなあいつのことだから、大方アルバムを眺めて一日を過ごすんじゃないかな。
やっぱり俺がいてやらないと、幸子はダメだな、うん。

んで、あいつの家についたんだけど。
呼び鈴を押しても返事がない。
留守かな、とその場を立ち去ろうとした瞬間、鍵がカチャンと開いた。

「お、いたのか。引越し祝いしにきたぞー。……え、えぇぇぇぇぇ(´・_・`)」

そこにいたのは包帯グルグル巻きのミイラ男だった。
いや、体型的に……ミイラ女か(^_^;)
体のラインがはっきりしてて、目のやり場が無い。

「あの、えーと、ここ幸子の家ですよね?どなたでしょうか」
「……やす君、私だよ。幸子だよ」

「お前なんでそんな大怪我してんの?昨日までピンピンしてたじゃん。大丈夫か?」
「大丈夫、問題ない」
「問題だらけだ」
「大丈夫、私は多分3人目だから」
「………」
「えーと、実は……」

幸子は案の定全く荷物に手をつけておらず、アルバムを眺めていた。
たいして働いていないのに、汗を流したくなったらしい。
そのままシャワーを浴びにいった。

身も心もさっぱりしさて着替えようとした時に、あることに気がついた。
「あ、タオル出してないや。着替えどのダンボールだっけ?」

幸子よ、俺はいつもお前に注意してたよな。
風呂はいる時は着替えとタオルを持ってけって。

今から探すのは時間かかっちゃうし、身体が汚れてしまう。
さあどうするかと思った彼女の目に飛び込んできたのは救急箱だった。
包帯が安売りだったらしく、大量にまとめ買いしていたらしい。
いや包帯そんなに使う機会ないだろ。

「そうだ!包帯巻いたら水吸ってくれるし、身体も隠せるから一石二鳥ね。あたしったら天才ね!」

包帯を⑨本使って、ミイラ女の出来上がりという訳だ。
馬鹿だ。こいつといると飽きないわ。

「俺が探してやるから、このコートを羽織っとけ。そこでアルバムでも眺めとけ」
「うん!」
幸子は嬉しそうに隅へと引っ込んでいった。

写真くらいでそこまで夢中になれるものなのか?
少し気になってアルバムの表紙をチラ見すると、"やす君との思い出♡"と書かれていた。
蛇足「1ブックマーク」
男は重大な事実に気が付き、慌てて蛇に足を付け足した。
さて、何をしているのでしょう?
13年12月04日 14:09
【ウミガメのスープ】 [ゆうじろう]

二回目の出題です。




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年賀状を手書きで書く少年。
「あ、ヤッベ。来年は蛇年じゃなくて馬年じゃーん。」
と、書きかけの蛇の絵に足を付け足して馬っぽくし、誤魔化した。

少し早いですが、来年も宜しくお願い致します。
あなたは土地のオーナーです。




その土地を使ってホテルか旅館を作ろうと思うのですが



近辺にはすでに子豚の三兄弟が派閥を利かせていました。




長男はのどかな山の付近に景色を楽しめリラックスできる家族連れでもお安い藁の旅館を経営しており



次男は海が一望できる海岸沿いに豪華で施設も充実している木材をふんだんに利用したホテルを経営しており



三男は近辺の温泉街や観光名所、アミューズメント施設を廻ることの出来る好条件の立地の旅館




しかもどれも接客態度、清潔感、お値段、料理もかなり満足度が高い。




しかしあなた方のアイディアでこの三人よりも素晴らしいと評価されるような旅館かホテルを考案してください。




※ただし、犯罪・妨害行為は禁止します。






アイディアの期間は5/15(日)まで



そしてその後はどのアイディアが一番素晴らしいかの投票会となります。5/22(日)まで



1人いくつでも構いません。


出題の引継ぎもありません。



投票のみの参加も歓迎なのです。





それでは皆様、良い御考案をお願いします
16年05月10日 22:27
【新・形式】 [天童 魔子]

皆様誠にありがとうございました




解説を見る
それでは結果発表の時間なのです



まずはじめに#b#1票獲得#/b#の皆様なのです



1,フィーリングです

3,フィーリングです

9、フィーリングです

13 身の安全を確保したいVIPにとっては確かに魅力的なホテルだと思いました。

18,フィーリングです

19、フィーリングです

20:素晴らしいという評価をせざるをえない状況を作り出せてはいる。力技の5点。

25 もっともファンタジックでわくわくしそうです

26 これは泊まりに行きたいです!海底魚料理というわけのわからないジャンルの料理にも興味あります。

32→母数を増やすのはつよい 

33、フィーリングです

41リアルに作るべきでしょう、いやマジで。 

45「この土地を利用しろ」とは書いてますが「この土地に宿泊施設を作れ」とは言っていないのです。






続いて#b#2票獲得#/b#の皆様なのです







7.シンプルで良い案だと思います、子豚ズホテルとの差別化も出来ています

7 自分もこれは考えたのに、先越されてクヤシイので投票してやります。いや待て、最も正当な投票理由のような気が……

15 寝台特急だって一種のホテルだなあと気付かされたので1票です。

15 土地の活用方法も他のホテルとのコンビネーションも、もっとも理想的かつ現実的でgood

⑯見落としがちの要素、子豚は狼に襲われていることを巧みに利用したいい案です。

 16です 理由もなるほどでしたし、わん!っていうのがかわいかったので▽・ω・▽わんこ同伴させたいな〜と思いました!

21:周辺の環境による評価の変化、リアル思考/嗜好ならコレ。地獄に仏という圧倒的現実に7点。

21需要の狙いどころがいいのです

28→脳内に直接快楽をIN! 

28、フィーリングです









続いて#b#3票獲得#/b#は#red#えぜりんさんのリアル脱出ゲームの楽しめるダンジョンのあるホテル#/red#と#red#ういさんの昆虫歓迎ホテル#/red#なのです


30今流行を取り入れたものだからです。 

30.これは本当に面白そうだと思いました。私も泊まってみたいです。

30、フィーリングです



38:哺乳類以外の存在の尽くが…というズートピ○アがありますが、そんなディストピアへのアンチテーゼとして秀逸。ただ、豚→ヒトの倍率で増幅されるにしても評価可能な知能になるのかが論点(?)。少し厳しいかもしれない3点

38 子豚がホテルや旅館を経営する時点で、動物たちをターゲットにするのはありだと思いました。昆虫はたしかにたくさんいますし、大きな市場になりそう。

38  問題文の非現実要素をとらえた上での、プレゼン文章に圧巻。









続いて#b#4票獲得#/b#は#red#だめめさんの人間向けホテル#/red#なのです




44.「子豚が運営するホテルなんて奇妙だ」という常識的な観点が抜けていました。
確かにそうですね。

44→だよね! 怪しいよね! 

44 フィーリングです

44 なんか妙に納得したので。非現実問題にシニカルな現実を持ち込んだという点を評価します







































そして最も多くのご支持を頂いたのが





#big5#松神さんの死後も安心して泊まれる幽霊旅館#/big5#なのです





12、フィーリングです

12.お墓いいですね。幽霊の宿泊場所になってます。

12:指定した新たな客層なら子豚ホテルより素晴らしいという評価を与えるだろう。納得感の10点。 

12→まさに極楽 

12 幽霊を泊めるという発想も良いですが、ついでにオカルトマニアも来ちゃうという点で笑えました。








皆様ご参加お疲れ様です&ありがとうございました。(゚д゚)ゞ


















当ホテルは皆様の意思を尊重すべく全て丸呑みさせて頂くことにしましたのです。(゚Д゚)おいでませ~
おいしいみかん「1ブックマーク」
カメオは元来運の悪い男であった。
だからみかんを食べても甘いみかんにあたったことがない。
いつも酸っぱいみかんや味のしないみかんばかりを買ってしまうカメオは、段々みかんが嫌いになった。

コタツにみかんが何だというのか、カメオはぷんすか怒りながらコタツでスルメを齧る。そして口の中を思い切り噛んだ。

カメオの毎日は命がけだ。上から落ちてくる植木鉢や看板に気をつけ、マンホールに躓き、挙句には落ちる。

命がけの毎日を過ごすカメオに母は言う。

「甘いみかんもあるのよ」
「嘘だ、絶対にない」

「ほら、このみかんは美味しいわ」
「だって僕のみかんはいつも酸っぱいんだ」

「甘いわよ」
「……」

カメオは渋々最後の一房を口に入れて。みるみるうちに満面の笑みになった。

なぜ?
15年02月02日 20:54
【ウミガメのスープ】 [宿主]



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カメオは上から落ちてくる植木鉢や看板に気をつけ、マンホールに躓き、挙句。恋に落ちた。
彼女はカメオとは真逆のラッキーガール。彼女が歩けば幸運が転がってくる。

「甘いみかんもあるのよ」
「嘘だ、絶対にない」

母の言葉を思い出しながらカメオはそんなこともあったなと思う。結局今の今まで甘いみかんには出会えなかった。

そんなカメオに愛する妻はくすりと笑って自分の食べていたみかんを差し出した。

「ほら、このみかんは美味しいわ」
「だって僕のみかんはいつも酸っぱいんだ」

子供のように口をすぼめるカメオに妻は身を乗り出す。

「甘いわよ」
「……」

こうなった妻はもう止められないとカメオは知っていた。
カメオは渋々最後の一房を口に入れて。みるみるうちに満面の笑みになった。

「……甘い」
「でしょう?」

カメオの言葉を聞いて、ラッキーガールはにへっと勝ち誇ったように笑った。


恋文と惨劇「1ブックマーク」
一昔前、とある少女と少年がいた。

偶然に知り合って以来、2人は互いに好き合っていた。学校は違うが、休みの日にはいろいろな所へ2人で遊びに行ったりもした。けれどもお互いになかなか思いを伝える勇気が出ないままに時間だけが過ぎて行き、友達から恋人同士になる1歩を踏み出せずにいた。



1年が経ったある日、少年は決意を胸に手紙を書き、少女の家のポストへ投函した。



「遊園地ではしゃぐ姿も、映画館で泣き出した姿も、君のすべてが眩しく、そして愛おしく思います。そんな君のそばにずっといたいです。

僕と付き合ってください。

明日、いつもの公園で待っています。返事を聞かせてください。」



その次の日、
#red#公園で待っていた少年は背後から少女によってナイフで刺され、殺された。#/red#


一体何故少女は少年を殺したのだろうか?
16年05月20日 16:13
【ウミガメのスープ】 [ふわふわころっけ]

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解説を見る
あるところに双子の少女がいた。
少女たちはお互いに、一人の少年を好きになっていた。
しかし少女たちは、自分の姉/妹が自分と同じ人を好きになっているということに気づかずにいた。

とある少年は一人の少女に恋をしていた。
学校の帰り道、偶然別の道を歩いた際に出会った。
一目会っただけで恋に落ちてしまった。
二回目に出会った時に、少年は心を決めて少女に声をかけた。
メールなんてものもない時代。少年はしどろもどろになりながら少女と話し、手紙を送る約束をする。
それから、毎回デートの約束は手紙によって行っていた。

しかし、その少女が双子だということは知らなかった。
一回目に会ったのが妹で、二回目に会ったのが姉だということすら知らなかった。

連絡手段は文通のみであった故に、自分の出したデートの誘いの手紙は、毎回双子のどちらか先に封を開け読んだ方が読み、当日待ち合わせ場所に来ていたということにすら気づかなかった。
名前も、苗字で呼び合っていたから下の名前が違うなんてことにも気づかなかった。

少年が意を決して送った最後の恋文の宛名は姉。
最初に封を開けたのも姉だったが、内容がおかしいことに気づく。

「遊園地ではしゃぐ姿も、映画館で泣き出した姿も・・・」

たしかに遊園地には行ったが、映画館に一緒に行った覚えはない。
姉はまさかと思い、妹に手紙を見せる。

妹は全てを察した。少年は自分たちと交互に出かけていたこと、それを少年がずっと気づかないままでいたことを。

結局少年は自分たちの性格の差に気づかずにいたんだと、つまり少年は性格なんてほぼ気にせずに顔だけを見ていたんだと。

双子であるが故に、性格で好きな方を選んでほしかった。選ばれたかった。中身を好きになってほしかった。しかし少年が選んだのは姉。


少女は、姉を殺して成り代わり、自分を見てくれなかった少年を殺すことを決意した。