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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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バクザン先生の爆弾発言「8ブックマーク」
この最低最悪不潔短小浮気男がッ!ペッ!

ワンツーからのアッパーカット。地面にボロ雑巾のように転がっている水上を一瞥してゆりりは去って行った。

現役アイドルゆりりと付き合っていたイケメン俳優、水上。しかし3日目の浮気がバレて彼女に振られてしまう。
水上はゆりりに復讐をする為、彼女の事務所に脅迫状を送った。
二週間後のコンサート。そのコンサート会場に爆弾を仕掛ける、と。

そしてその脅迫状のせいでゆりりは事務所をクビになってしまった。

水上とのお付き合いがばれた訳ではないのだが、一体なぜ?


※問題文中の短小とは背が小さいことを揶揄する表現であり、それ以外の意味はありません。
14年10月31日 22:12
【ウミガメのスープ】 [水上]



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盛大にゆりりに振られた水上。

水上は復讐の為、脅迫状を作成した。
脅迫する相手はゆりりではない。ゆりりと同じ事務所、ライバルであるさしゃこである。
二週間後のさしゃこのコンサートに爆弾を仕掛けるという脅迫状を彼女たちの事務所に送ったのだ。

事務所に届いた脅迫状は直ちに警察の手によって調べられることになった。
差出人は指紋も筆跡も何も証拠を残してはいない。しかし一つだけ手掛かりが。
脅迫状に付いている切手に唾液が付着していたのだ。

警察はこの唾液のDNA検査を進めながら事務所関係者のDNAも採取。

一週間後のDNA検査の結果、この唾液はゆりりのものと一致した。

そうこの唾液は問題文一行目、彼女の吐いた唾を水上が持ち帰ったものだった。

水上の目論見通り、警察はこの証拠でゆりりを脅迫罪で検挙。
ゆりりはこの業界から姿を消すことになってしまったのだった。


1年後、彼女は女囚コマンダーゆりりの異名を持つことになるのだが、それはまた別のお話。
【世界田中奇行】an田中「8ブックマーク」
手打ちうどん処「田中」

ここのお勧めはあんかけうどん。

主人である田中はそのポスターを手づくりしていた。

用紙に「あんかけうどん」の「あ」を丁寧に書き終えた後、次に「ん」を
#b#用紙を裏返して、その裏一面に大きく書きはじめた。#/b#

一体なぜ?
15年12月05日 22:28
【ウミガメのスープ】 [水上]



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手打ちうどん処「田中」

この店舗は道路側に面した箇所に大きな窓ガラスがあり、
田中はその道路を通行する人たちにも店のお勧めがわかるよう、
その窓に大きなポスターを貼ろうと考えた。

道路側からわかるようにするにはできるだけ大きいほうが良いが大きな紙は扱いにくい。
田中はA4のポスター用紙にお勧めの「あんかけうどん」の文字を一文字ずつ大きく書いて
7枚並べて貼ることにした。

しかしどうせ窓に貼るのなら店内側にも見えるほうがよい。
むしろそうしないと店内側からはポスターの裏だけ見えてかっこ悪い。

まず一枚目の「あ」をA4用紙いっぱいに丁寧に書き終えた田中は
その紙の裏も利用し、両面見えるポスターにしようと考えた。

「あ」の裏に同じく「あ」を書こうとペンを取ったが、
それだと7枚全てを窓に貼ったとき、道路側はきちんと左から右に向けて「あんかけうどん」になるが
店内側は逆向き「んどうけかんあ」になってしまう。

田中は「あ」の裏側に「ん」を書いた。

「あ」⇔「ん」
「ん」⇔「ど」
「か」⇔「う」
「け」⇔「け」
「う」⇔「か」
「ど」⇔「ん」
「ん」⇔「あ」

都合7枚の両面のポスターを作成して窓に添付したのであった。

その2ヵ月後。

潰れました。
【確信を求める旅路】「8ブックマーク」
とある海の見えるレストランで男はウミガメのスープを1口食べると、
『これは本当にウミガメのスープですか?』
と尋ねた。
『はい、これはウミガメのスープで間違いありません。』
と店員が答えると、
男は泣きながらスープを完食した。

会計を済ませた後、男は胸ポケットからある物を取り出し、店員に見せた。
店員が首を横に振ると、男は会釈して店を出た。
そして男は歩き続けた。



状況を推理してください。



13年02月26日 22:43
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]

ありがとうございました^^




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とある海の見えるレストランで男はウミガメのスープを1口食べると、
『これは本当にウミガメのスープですか?』
と尋ねた。
『はい、これはウミガメのスープで間違いありません。』
と店員が答えると、

『………ああ………
そうだ………この味だ………
…あれは、やはり本物のウミガメのスープだったんだ………
良かった………本当に良かった……………
俺が食べたのは………
………本当にウミガメのスープだったんだ………』

男は泣きながらスープを次から次へと口に運び、
一口一口を確かめる様に、その味を噛み締める様に………
そして綺麗に完食した。



−−−数年前、
男の乗った船は遭難してしまった。
船乗り仲間達数名と救難ボートに乗ったまま漂流…
不運にも、嵐に遭った………



………気が付くと、男はどこかの浜にいた…
仲間の声が聴こえた。
仲間は男に【しっかりしろ】【生きろ】と言い、
意識が朦朧としていた男の口を無理矢理こじ開け、
何かモノを注ぎ込むと、力ずくで噛ませ、飲ませた。
仲間は言った。
【これはウミガメのスープだ、
しっかり食え!
命ある者は…生きなきゃいけない!!!
命を失ってしまった者の分まで…
俺達は生きて帰らなきゃいけない!!!!!】

…仲間は泣いていた。
…男も泣いていた。
その時は全身に力が入らず、
視界もぼやけていて、仲間に抱き抱えられ、ただ【生きる為の糧】を口に流し込まれていた。

男はそれを噛んだ。
そして飲んだ。
そして、生きた。

どれ位か時間が経った頃、偶然通りかかった船に助けられた。

…仲間の数名が力尽きて死亡し、
行方不明者も数名いた。
その中に、一緒に船に乗っていた男の息子の名前もあった………



故郷に帰り、療養し、
男はずっと考えていた。
息子の遺体は実際にあがっていない。

息子は流されたのか…
まだどこかで生きている可能性だってある…

そして、仲間が食べさせてくれた【ウミガメのスープ】の事も、
ずっと頭から離れなかった。

あれは…本当に………

【絶望】の闇の中に身をさらしていた、あの状況下………
男は…仲間が【ウミガメのスープ】だと言ったあの食べ物が…
本当は………

【考えたくもなかった事】を想像してしまい、
身震いし、困惑していた………



それから、男には2つの【やるべき事】が出来た。

1つは、【息子を探す旅】に出る事。
男は実際に息子と対面するまで、絶対に希望を失わないと決めた。

もう1つは、あの時、男が生きる為に食べたあの【ウミガメのスープが本当に『ウミガメ』の味だったのか…
この口で実際に確かめる】事。



それから男の旅は始まった。

息子はきっと生きている。
そして、俺は決して…【仲間を食べてなどいない】…という【真実の確信】が欲しい…





『…ご馳走さま。
【ウミガメのスープ】、本当に美味しかったよ。』

会計を済ませた後、男は胸ポケットから大切な息子の写真を取り出し、心当たりがないか、店員に見せた。

店員が首を横に振ると、男は会釈して店を出た。

そして男はまた歩き、
長い長い旅を続けた。





【小さな器の無いレストラン】「8ブックマーク」
注目を集める男は小さな器でウミガメのスープを注文したが、
差し出されたのは普通の大きさの皿に注がれたスープだった。

翌日、男は皿を洗っていた。



状況を推理してください。



13年03月31日 21:16
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]

ありがとうございました^^




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ホームレスだろう。

薄汚れた衣服に無精ヒゲ。
憔悴しきった感のある初老の男に、
店員、客、ほとんどの視線が集まる。

だが店長はそんな事は一切気にせず、
レストランを訪れてくれた【大切なお客様】を笑顔で迎え入れ、席へ案内した。

自分を案内してくれた店長に深々と一礼すると、男はよろめきながら席に座り、

『わ・・・私の様な者が・・・来店して・・・・・
迷惑ですよね・・・・・ すいません、すいません・・・・・
お腹が・・・減ってしまって・・・・・
どうか、少しだけで・・・いいんです・・・
ち、小さな器でいいです・・・
私は・・・昔、このレストランに・・・来たことが・・・あって・・・・・
その・・・時に 食べた・・・・・ウミガメのスープが・・・
ほ、本当・・・に美味しくて・・・・・
また食べたいと・・・思っていました・・・・・』

店長は男の一言一句をしっかりと聞き受け、

『左様ですか、ありがとうございます。
では本日はウミガメのスープを?』

ホームレスは答えた。

『ええ・・・ ですが、私は・・・・・
笑ってやってください・・・ その・・・・・
今は・・・ その・・・・・お恥ずかしいんですが・・・
す・・・数十円しか・・・ 持ち合わせが・・・・・

すいません・・・・・本当に すいませ・・・・・

む・・・無理でしょう・・・が・・・・・
小さな・・・器が・・・ありましたら・・・・・
ほんの、ほんの ちょっとで・・・いいんです・・・・・
小さなお皿に・・・・・ ウミガメのスー・・・・・ ぅぅっ・・・』

涙を零した男に胸ポケットから取り出したハンカチを差し出し、店長は語りかけた。

『かしこまりました、お客様。
どうか涙をお拭きになられてください。
少々、お待ちくださいませ^^』



数分後、男の前に出されたのは、通常の食器に注がれた【ウミガメのスープ】だった。



男は、

『こ・・・こんな・・・・・大きな・・・・・そんな、
いや・・・・・私は・・・・・お金が・・・ありませんので・・・・・』

店長は首を横に振り、

『お客様、申し訳ありませんが、当店ではこのお皿でしかウミガメのスープを提供しておりません。
ささ、スープが冷めてしまいますので、どうぞお早めにお召し上がりください^^
まずはお客様のお腹が少しでも満たされる事が先決です。
それでは、ごゆっくりどうぞ^^』

男の目からはまた涙が溢れ、

『あっ・・・・・あ・・・・・ ありがとうございます・・・・・
本当に・・・本当に・・・・・ ありがとうございます・・・・・!!!』



男はスープを次から次へと口へ運んだ。



・・・その昔、素朴な日常ではあったがサラリーマンとして働き、
妻子も傍に居てくれた幸せな頃に家族で来店して
【美味しいね】と言い合って食べた、あの懐かしい味だった・・・・・



全額払えるお金も持たずにスープを食してしまった事を何度も謝ろうとする男に対し、
店長は【良ければ明日からでも、うちで働いてみませんか? それならすぐにでも本日分の料金は払っていただけるでしょうし^^】
と提案してくれた。



男は心底店長に感謝し、
翌日にはこのレストランで皿を洗う男の姿があった。




僚に家に送ってもらうことになった私は、目の前の女が路地に入って行くのを見て、コンビニでミミガーを買った。

一体なぜ?

【221aの住人さんとのコラボ問題】

【原案、221aの住人。問題文、解説、Taka】

14年10月08日 21:58
【ウミガメのスープ】 [Taka]



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み会の帰り。少しだけ酔った私を同僚が優しく介抱し、家まで送ってくれることになった。
店から出て、タクシーを捕まえた。同僚が道を指示してくれている。超優しい。
タクシードライバーの女は同僚の指示通りに運転していたが、私の家とは逆の方向の路地へハンドルを切った。

私はこの先にあるものが何か知っている。夜の大人のアレだ。それを察した私は、

「そこのコンビニで降ろしてください。家にいる父にミミガー買って帰らないといけないの。忘れたら怒られちゃう。」

そう言ってコンビニで降ろしてもらい、ミミガーを買い、ドアがあいたままのタクシーの外からドライバーの女に

行ってください。

そう言ってドアを閉めた。その時の同僚の顔が今でも笑える。