『これは本当にウミガメのスープですか?』
と尋ねた。
『はい、これはウミガメのスープで間違いありません。』
と店員が答えると、
男は泣きながらスープを完食した。
会計を済ませた後、男は胸ポケットからある物を取り出し、店員に見せた。
店員が首を横に振ると、男は会釈して店を出た。
そして男は歩き続けた。
状況を推理してください。
ありがとうございました^^
店員に見せたものは写真ですか?
yes! [良い質問]
男は本当にウミガメのスープを食べましたか? [編集済]
yes! [良い質問]
男はウミガメですか? 「さっきのスープってこの子のスープ?」と言って写真を・・・
noます^^;
ウミガメは海亀ですか?
yes
泣いたのは嬉しかったからですか?
yes! 重要ポイントの1つであり、その感情は『安堵』に近いです。 [良い質問]
重要な登場人物は 男、店員 の二人だけですか?
no 登場人物としては他にも複数名いますが、『重要人物』としては3名とさせてください・・・ [良い質問]
店員が首を横に振ったのは「何かの否定」を表していますか?
yes 否定というよりも・・・ ですがさほど重要ではありません。
人を探していますか?
yes! 男は人を探しています。 [良い質問]
だれか死んでますか?
yes 『登場人物の中には死亡者もいました。』 ※ミスリード注意 [良い質問]
1より まだでていない登場人物は写真に写っている?
yes! [良い質問]
写真の人物は死んでいますか?
yesno! 『わからない』のです・・・ [良い質問]
重要人物は死んでいますか?
yesno 写真の人物の事でしたら、11の通りです。
一応聞いておこう 男は以前に海亀のスープを食べたことがありますか?
yes!!! 重要です!!! [良い質問]
写真の人物は男の親族ですか?
yes!!! [良い質問]
大切な人を探している男が昔その人と食べた海亀のスープを飲んで号泣、会計を済ませてまた写真片手に大切な人を探す旅に出る?
no いい話ですが違います・・・
「母を訪ねて三千里」ですか? [編集済]
no 母ではありません。
男の涙は写真の人物の生死と関係していますか [編集済]
no ※実は男の目的は2つあり、1つは『スープに関する事』、1つは『人探し』です。 この2つはある大きな出来事で繋がってはいます。
写真の人物は失踪中ですか?
yes 行方不明なのです・・・
11より 死亡の安否がわからない理由は 災害や戦争が関与している?
yesno 解説では、前者が一部関係してはいます。
写真の人物は料理人ですか?
no
写真の人物は男の子供ですか?
yes!!! ですが構成上、子供でなくても身内であれば成り立ちますが、ここでは子供としています。 [良い質問]
本家「ウミガメ」から、男は漂流中にウミガメのスープを飲んだ。レストランで飲んだスープの味が同じ味だったので「安堵」ですか?
yes!!!!! 鋭い!!!!! [正解][良い質問]
写真の人物はレストラン内にいますか?
no
男、その子供、店員。登場人物は他にいますか?
登場人物としては6の返答の通りです。
男が人を探しているのは、その男の親族と再会するためですか?
yes! やはり子供ですから逢いたいのでしょう。
男の子供も一緒に漂流しウミガメのスープを飲んだので、子供も自分と同じ行動をしたのではないか?で、店員に子供の写真見せるも「存じ上げません」・・・ですか?
no 男が過去にスープを飲んだ時、既に子供は見当たらなかったと思います。 写真のくだりは合っています^^
22より 男は離れ離れになった子供がいる ある非常時に食べた海亀のスープが自分の子供ではないかという疑いを持っていた 店で食べた海亀のスープは昔食べたものと同じなのであの時食べたスープは子供の肉ではないと安堵した 子供の写真を見せ、行方を尋ねたが、店員からは有効な情報は得られなかったので 旅をつづけた ですか?
ほぼ正解です!!! 22と共に正解とし、解説を出します。 [正解]
男、その子供は海難事故に遭い離れ離れになりましたか?
yes! [良い質問]
『これは本当にウミガメのスープですか?』
と尋ねた。
『はい、これはウミガメのスープで間違いありません。』
と店員が答えると、
『………ああ………
そうだ………この味だ………
…あれは、やはり本物のウミガメのスープだったんだ………
良かった………本当に良かった……………
俺が食べたのは………
………本当にウミガメのスープだったんだ………』
男は泣きながらスープを次から次へと口に運び、
一口一口を確かめる様に、その味を噛み締める様に………
そして綺麗に完食した。
−−−数年前、
男の乗った船は遭難してしまった。
船乗り仲間達数名と救難ボートに乗ったまま漂流…
不運にも、嵐に遭った………
………気が付くと、男はどこかの浜にいた…
仲間の声が聴こえた。
仲間は男に【しっかりしろ】【生きろ】と言い、
意識が朦朧としていた男の口を無理矢理こじ開け、
何かモノを注ぎ込むと、力ずくで噛ませ、飲ませた。
仲間は言った。
【これはウミガメのスープだ、
しっかり食え!
命ある者は…生きなきゃいけない!!!
命を失ってしまった者の分まで…
俺達は生きて帰らなきゃいけない!!!!!】
…仲間は泣いていた。
…男も泣いていた。
その時は全身に力が入らず、
視界もぼやけていて、仲間に抱き抱えられ、ただ【生きる為の糧】を口に流し込まれていた。
男はそれを噛んだ。
そして飲んだ。
そして、生きた。
どれ位か時間が経った頃、偶然通りかかった船に助けられた。
…仲間の数名が力尽きて死亡し、
行方不明者も数名いた。
その中に、一緒に船に乗っていた男の息子の名前もあった………
故郷に帰り、療養し、
男はずっと考えていた。
息子の遺体は実際にあがっていない。
息子は流されたのか…
まだどこかで生きている可能性だってある…
そして、仲間が食べさせてくれた【ウミガメのスープ】の事も、
ずっと頭から離れなかった。
あれは…本当に………
【絶望】の闇の中に身をさらしていた、あの状況下………
男は…仲間が【ウミガメのスープ】だと言ったあの食べ物が…
本当は………
【考えたくもなかった事】を想像してしまい、
身震いし、困惑していた………
それから、男には2つの【やるべき事】が出来た。
1つは、【息子を探す旅】に出る事。
男は実際に息子と対面するまで、絶対に希望を失わないと決めた。
もう1つは、あの時、男が生きる為に食べたあの【ウミガメのスープが本当に『ウミガメ』の味だったのか…
この口で実際に確かめる】事。
それから男の旅は始まった。
息子はきっと生きている。
そして、俺は決して…【仲間を食べてなどいない】…という【真実の確信】が欲しい…
『…ご馳走さま。
【ウミガメのスープ】、本当に美味しかったよ。』
会計を済ませた後、男は胸ポケットから大切な息子の写真を取り出し、心当たりがないか、店員に見せた。
店員が首を横に振ると、男は会釈して店を出た。
そして男はまた歩き、
長い長い旅を続けた。
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