「諦めて、飽きないで」「1ブックマーク」
妻
がたくさんのパンフレットをもらってきたので、引越しをあきらめた。
一体なぜ?
がたくさんのパンフレットをもらってきたので、引越しをあきらめた。
一体なぜ?
15年08月24日 21:34
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
グレンには夢があった。
まもなく定年を迎える。
退職金を使って田舎へ引っ越して、趣味の漬物を漬けるために野菜を育てながら、悠々自適に暮らしたい、と考えていた。
ある夜、それを話していたところ、妻のアオがしょんぼりしながら、読んでいたパンフレットを置いて先に寝てしまった。
いつもは、よほど体調が悪く無い限りはグレンが先に床に就き、簡単な片づけをしてからアオが布団に潜り込むのだが、この日は逆だった。
「…調子悪そうには見えなかったけど、何かしちゃったか?」
明らかにがっかりしていたため、そのまま追うには気まずかった。
ふと、アオが読んでいたパンフレットに目を落とした。
そこには、何種類もの#red#旅行のパンフレット#/red#があった。
「…もしかして、あのときの?」
-------
娘のシオリが結婚し、二人きりになった初めての夜のことだった。
「…静かだねぇ。」
「そうだな。」
「寂しい?」
「そりゃな。でも、昔から言ってるだろ?お前が居れば十分楽しいって。」
「えへへ♪」
「…そうだ、やっと二人きりなんだし、旅行でも行くか。」
「旅行?いいね!」
実はグレンとアオは、恋人になってから二人きりで過ごした時間と言うのが思いのほか少ない。
幼馴染ではあるが、中学卒業まで互いに恋愛対象だと思ったことも無かった。
グレンその後東京の高校に進学しまったため、付き合っている状態ではなく離れていた。
ある日、自分の想いに気付いたアオは、グレンの元に押しかけた。(http://sui-hei.net/mondai/show/4113)
そして、間も無く結婚(http://sui-hei.net/mondai/show/7476)し、妊娠(http://sui-hei.net/mondai/show/12902)した。
実際に交際していた期間なんて、実は半年も無かったりする。
だからこそ、やっと二人きりになれたから自然とでた言葉だった。
「あ、でもでも!」
「ん?」
「定年まであと15年くらいでしょ?」
「そうだな。」
「定年過ぎたらさ、いろんな国に行こうよ。海外旅行。二人で!」
「…それまで我慢できる?」
「うん!あなたと一緒なら、待てるよ!」
-------
「謝ろう。あいつと行く旅行のほうが、ずっと楽しいに決まってる。」
#red#グレンは、旧い約束を思い出した。#/red#
#red#その約束を果たすために、引越しするのをやめた。#/red#
#red#そして、その資金を全て、アオの為に使うことにした。#/red#
まもなく定年を迎える。
退職金を使って田舎へ引っ越して、趣味の漬物を漬けるために野菜を育てながら、悠々自適に暮らしたい、と考えていた。
ある夜、それを話していたところ、妻のアオがしょんぼりしながら、読んでいたパンフレットを置いて先に寝てしまった。
いつもは、よほど体調が悪く無い限りはグレンが先に床に就き、簡単な片づけをしてからアオが布団に潜り込むのだが、この日は逆だった。
「…調子悪そうには見えなかったけど、何かしちゃったか?」
明らかにがっかりしていたため、そのまま追うには気まずかった。
ふと、アオが読んでいたパンフレットに目を落とした。
そこには、何種類もの#red#旅行のパンフレット#/red#があった。
「…もしかして、あのときの?」
-------
娘のシオリが結婚し、二人きりになった初めての夜のことだった。
「…静かだねぇ。」
「そうだな。」
「寂しい?」
「そりゃな。でも、昔から言ってるだろ?お前が居れば十分楽しいって。」
「えへへ♪」
「…そうだ、やっと二人きりなんだし、旅行でも行くか。」
「旅行?いいね!」
実はグレンとアオは、恋人になってから二人きりで過ごした時間と言うのが思いのほか少ない。
幼馴染ではあるが、中学卒業まで互いに恋愛対象だと思ったことも無かった。
グレンその後東京の高校に進学しまったため、付き合っている状態ではなく離れていた。
ある日、自分の想いに気付いたアオは、グレンの元に押しかけた。(http://sui-hei.net/mondai/show/4113)
そして、間も無く結婚(http://sui-hei.net/mondai/show/7476)し、妊娠(http://sui-hei.net/mondai/show/12902)した。
実際に交際していた期間なんて、実は半年も無かったりする。
だからこそ、やっと二人きりになれたから自然とでた言葉だった。
「あ、でもでも!」
「ん?」
「定年まであと15年くらいでしょ?」
「そうだな。」
「定年過ぎたらさ、いろんな国に行こうよ。海外旅行。二人で!」
「…それまで我慢できる?」
「うん!あなたと一緒なら、待てるよ!」
-------
「謝ろう。あいつと行く旅行のほうが、ずっと楽しいに決まってる。」
#red#グレンは、旧い約束を思い出した。#/red#
#red#その約束を果たすために、引越しするのをやめた。#/red#
#red#そして、その資金を全て、アオの為に使うことにした。#/red#
「消えた魔生石を追え!」「1ブックマーク」
おっす、俺、ヨビー・ダセナンダ。
またしても会った人は今回もそういう事なんだと察してくれ。
俺は召喚士なんだが…ある意味間違って呼び出した人型悪魔召喚門の藍生門と修行の旅にでてたんだ。
今回もまた山の中だった。悪魔つれてるからしょうがないんだけどさ。
そこにはあるスクーナーって人の別荘があった。森を抜けるまで他に民家はねえっていうから泊めてもらう事にしたわけ。
丁度そこらへんで魔生石と書物の話を聞いたもんでな。そういう話もきいていたんだ。
そんな次の日の朝。
朝食を食べ終わった時にスクーナー氏が慌てて入ってきた。
#big5#「魔生石が盗まれた!」#/big5#
正直また泥棒かよ、と思ってたらメイドの一人が声をあげた。
「私、見ました!その人が壁すりぬけて出てくるの!」
そういって彼女がさしたのは……#red#藍生門#/red#だった!
まあその流れで悪魔とばれたあげく、通報をうけた憲兵もきて、しかもその上逗留していた他の客人の中に封印師って輩もいた。
あ、これもう駄目なやつ……と思ってたらその封印師がこういったんだ。
「封印って思ってる以上に疲れるんですよ。間違ってたじゃすまないの。
見たの彼女だけなんでしょ?確固たる証拠が出るまで封印しないから」
そういって傍観しだしたんだ!
―――――――
門「正直いってこれは好機でございます。私が犯人ではないと…真犯人を暴いてください!」
ヨビー「正直なこと言ってくれ。藍生門。やってないんだな?」
門「……ヨビー様の事もとから好きではありませんでしたが一気い好感度が下がりました」
#big5#※注意#/big5#
・最初は憲兵である「ケージ」と「ジューン」、「ヨビー」に話がきくことができます。
・門にも話を聞くことができますが、ただいまヨビーの言葉にすねております。嘘はつきませんが、ちゃんとした答をくれるかは別です。
・今回は4つのエンドがございます。
・#red#特定の行動を起こすことにより、結果(もとい難易度)がかわります。#/red#状況を悪化させないようご注意くださいませ。
では皆様是非藍生門の無罪を証明してみてください。
またしても会った人は今回もそういう事なんだと察してくれ。
俺は召喚士なんだが…ある意味間違って呼び出した人型悪魔召喚門の藍生門と修行の旅にでてたんだ。
今回もまた山の中だった。悪魔つれてるからしょうがないんだけどさ。
そこにはあるスクーナーって人の別荘があった。森を抜けるまで他に民家はねえっていうから泊めてもらう事にしたわけ。
丁度そこらへんで魔生石と書物の話を聞いたもんでな。そういう話もきいていたんだ。
そんな次の日の朝。
朝食を食べ終わった時にスクーナー氏が慌てて入ってきた。
#big5#「魔生石が盗まれた!」#/big5#
正直また泥棒かよ、と思ってたらメイドの一人が声をあげた。
「私、見ました!その人が壁すりぬけて出てくるの!」
そういって彼女がさしたのは……#red#藍生門#/red#だった!
まあその流れで悪魔とばれたあげく、通報をうけた憲兵もきて、しかもその上逗留していた他の客人の中に封印師って輩もいた。
あ、これもう駄目なやつ……と思ってたらその封印師がこういったんだ。
「封印って思ってる以上に疲れるんですよ。間違ってたじゃすまないの。
見たの彼女だけなんでしょ?確固たる証拠が出るまで封印しないから」
そういって傍観しだしたんだ!
―――――――
門「正直いってこれは好機でございます。私が犯人ではないと…真犯人を暴いてください!」
ヨビー「正直なこと言ってくれ。藍生門。やってないんだな?」
門「……ヨビー様の事もとから好きではありませんでしたが一気い好感度が下がりました」
#big5#※注意#/big5#
・最初は憲兵である「ケージ」と「ジューン」、「ヨビー」に話がきくことができます。
・門にも話を聞くことができますが、ただいまヨビーの言葉にすねております。嘘はつきませんが、ちゃんとした答をくれるかは別です。
・今回は4つのエンドがございます。
・#red#特定の行動を起こすことにより、結果(もとい難易度)がかわります。#/red#状況を悪化させないようご注意くださいませ。
では皆様是非藍生門の無罪を証明してみてください。
15年08月12日 21:18
【亀夫君問題】 [蒼井門]
【亀夫君問題】 [蒼井門]
解説を見る
FA条件
①ヨビーから藍生門へ心の底から謝らせる。(門が犯人ではないときっぱりいいきらせる、態度でしめさせる等)
②①をクリアしたうえでオルコが(幻影を使う)悪魔だと見破る。
③①と②の上でオルコが犯人だと見破る。(塚井が契約主だと明かす。)
―――――――――――――――
「オルコ、あんたが悪魔とは……」
「よかったねえ藍生門…だっけ。優秀なサポーターがついていてさ。契約主があんたを信じてくれるなんて」
「ええ本当に。多少まだむかついてはおりますが、素直に謝れるいい子のヨビー様で相殺です」
「お前は何様だよ」
二人のやりとりにオルコはくつくつと笑う。隣に塚井が立った。その顔も笑みを浮かべている。
「あんたらの目的はなんなんだ!」
ヨビーが叫ぶ。
「門、だよ。門さえこっちに入ればいろんな悪魔を呼び出せる。魂をもって帰らなきゃなんねーなんていう制限もなく行き来できる。便利だろ?他にも門はいるが、作るのも呼び出すのも面倒なんだよな…だったら奪った方が楽だぜ」
「契約主と不仲おこせばこっちのもんと思ったんやけどね。封印されたらされたでその封印石を奪い去れば良かったし?魔生石とオルコ程の力があればそれくらい楽勝やと思ったんに……」
そこではじめて塚井は眉をひそめた。
「でもヨビーくんやっけ。あんた案外素直すぎて拍子抜けやわ。悪魔召喚士として名高いダセナンダ家の子息やからもっと性根がひんまがっとるかと思ったんに」
「ヨビー様はまだ精神面も子供なのでございます」
「俺もう成人済みなんだけど!?」
「子供のように純粋というホメ言葉にございます」
「絶対そんなこと思ってないだろ!」
ははは、と笑い声が響いた。
「あんたらもそういう芸一本でやったらどないです?多少のチップはいただけますやろ」
「そういう漫才も、そういうライバルっぽいやりとりももう他でやってもらえないかしら。とりあえずあんたたちも封印する。そこの未熟者達はその後」
声の主はスルノアだった。細い十字の杖をまっすぐに構えている。
オルコはその様子を見てあざけるように笑うと背後の窓を開いた。さわやかな風とまぶしい日差しが一気に部屋を満たす。
その光に塚井の手の上がきらりと光った。
「それは!」
魔生石だ。自分が所有しているものだったからこそスクーナー氏がそれを見間違えるわけもなく声をあげる。
「まあどれも僕の芸にくらべたらお遊戯やけどね。これはこれからお見せするショウのチップにいただいてくで」
ぽん、と放り投げられた手のひらより少し小さい程度の石はキャッチされると同時に消えた。
「ほんま……悪魔の力てのは便利やね」
「おいおい、もっとほかの事に使えばいいのにさ。俺っちの力はこんなチンケな小細工するためのもんじゃないぜ?いざとなりゃどんな甘い夢だって見せられる」
「今から十分にさせたげるさかい、そないイキらんといて」
「まて!」
スルノアが手を伸ばす。しかし窓へと飛び出した二人には届かない。おいつかない。
「紳士淑女の皆様方!私どもの次回公演をお楽しみに!」
キャスケットが放り投げられ、オルコの姿が悪魔と呼ぶにふさわしい姿へとかわる。そして先ほどまであたたかな日差しが舞い込んだ部屋が一瞬にしてブリザード吹き荒れる雪景色に変わった。
「これが幻影ってレベルかよ!?」
「寒さも再現とはなかなかやりますね、オルコさんは」
驚く中、高笑いが遠ざかっていく。
吹雪がおさまり、元に戻った部屋に残ったのはピエロの恰好をした雪だるまのみ。
「やることはチンケな泥棒だったくせに大回答みたいな退場しやがって」
ヨビーはその雪だるまもくずした。それすら幻影だったのかかききえる。
「私は後を追うわ」
窓枠に足をかけてスルノアは言った。
「待ってくれ……その、藍生門のことさ、すぐに封印しないでくれてありがとな」
「あんたの為じゃないわ。ヨビー・ダセナンダ」
振り向かないまま彼女は言う。
「あんたの父親に伝えなさい。ユーノーがよろしくいっといたって」
「え?親父の知り合い!?」
「私はスルノア・ナランシー。この名前をよくおぼえておくことね……」
彼女はそのまま外に飛び出した。今まで茫然と見送るしかなかった憲兵ふたりもあわてて後を追う。
「なんだったんだ…」
「……ふむ、ナランシー家の封印師でしたか……いや、ヨビー様はフラグをたてるのがお上手で」
なんで全員玄関からでていってくれないんだ。そう小さくつぶやくスクーナー氏の横で、二人はまだまだ何かが起きそうだということを悟っていた……。
*
真実とはじまり(Perfect) end
ちなみに他エンド条件
仲直りのしるし(Happy)End
①ヨビーから藍生門へ心の底から謝らせる。(門が犯人ではないときっぱりいいきらせる、態度でしめさせる等)
②①をクリアしたうえでオルコが犯人だと見破る。
結局どこかいつも通り(True)End
①藍生門がヨビーを許さないが、状態悪化もしない。
②オルコが犯人だと見破る。
③オルコの契約主が塚井だと見破る。(②と③どちらでも可)
不破のはじまり?(Bad目前)End
①5回以上門が犯人ではないかと疑う質問をする。
②①が行われたうえでオルコが犯人だと見破る。
①ヨビーから藍生門へ心の底から謝らせる。(門が犯人ではないときっぱりいいきらせる、態度でしめさせる等)
②①をクリアしたうえでオルコが(幻影を使う)悪魔だと見破る。
③①と②の上でオルコが犯人だと見破る。(塚井が契約主だと明かす。)
―――――――――――――――
「オルコ、あんたが悪魔とは……」
「よかったねえ藍生門…だっけ。優秀なサポーターがついていてさ。契約主があんたを信じてくれるなんて」
「ええ本当に。多少まだむかついてはおりますが、素直に謝れるいい子のヨビー様で相殺です」
「お前は何様だよ」
二人のやりとりにオルコはくつくつと笑う。隣に塚井が立った。その顔も笑みを浮かべている。
「あんたらの目的はなんなんだ!」
ヨビーが叫ぶ。
「門、だよ。門さえこっちに入ればいろんな悪魔を呼び出せる。魂をもって帰らなきゃなんねーなんていう制限もなく行き来できる。便利だろ?他にも門はいるが、作るのも呼び出すのも面倒なんだよな…だったら奪った方が楽だぜ」
「契約主と不仲おこせばこっちのもんと思ったんやけどね。封印されたらされたでその封印石を奪い去れば良かったし?魔生石とオルコ程の力があればそれくらい楽勝やと思ったんに……」
そこではじめて塚井は眉をひそめた。
「でもヨビーくんやっけ。あんた案外素直すぎて拍子抜けやわ。悪魔召喚士として名高いダセナンダ家の子息やからもっと性根がひんまがっとるかと思ったんに」
「ヨビー様はまだ精神面も子供なのでございます」
「俺もう成人済みなんだけど!?」
「子供のように純粋というホメ言葉にございます」
「絶対そんなこと思ってないだろ!」
ははは、と笑い声が響いた。
「あんたらもそういう芸一本でやったらどないです?多少のチップはいただけますやろ」
「そういう漫才も、そういうライバルっぽいやりとりももう他でやってもらえないかしら。とりあえずあんたたちも封印する。そこの未熟者達はその後」
声の主はスルノアだった。細い十字の杖をまっすぐに構えている。
オルコはその様子を見てあざけるように笑うと背後の窓を開いた。さわやかな風とまぶしい日差しが一気に部屋を満たす。
その光に塚井の手の上がきらりと光った。
「それは!」
魔生石だ。自分が所有しているものだったからこそスクーナー氏がそれを見間違えるわけもなく声をあげる。
「まあどれも僕の芸にくらべたらお遊戯やけどね。これはこれからお見せするショウのチップにいただいてくで」
ぽん、と放り投げられた手のひらより少し小さい程度の石はキャッチされると同時に消えた。
「ほんま……悪魔の力てのは便利やね」
「おいおい、もっとほかの事に使えばいいのにさ。俺っちの力はこんなチンケな小細工するためのもんじゃないぜ?いざとなりゃどんな甘い夢だって見せられる」
「今から十分にさせたげるさかい、そないイキらんといて」
「まて!」
スルノアが手を伸ばす。しかし窓へと飛び出した二人には届かない。おいつかない。
「紳士淑女の皆様方!私どもの次回公演をお楽しみに!」
キャスケットが放り投げられ、オルコの姿が悪魔と呼ぶにふさわしい姿へとかわる。そして先ほどまであたたかな日差しが舞い込んだ部屋が一瞬にしてブリザード吹き荒れる雪景色に変わった。
「これが幻影ってレベルかよ!?」
「寒さも再現とはなかなかやりますね、オルコさんは」
驚く中、高笑いが遠ざかっていく。
吹雪がおさまり、元に戻った部屋に残ったのはピエロの恰好をした雪だるまのみ。
「やることはチンケな泥棒だったくせに大回答みたいな退場しやがって」
ヨビーはその雪だるまもくずした。それすら幻影だったのかかききえる。
「私は後を追うわ」
窓枠に足をかけてスルノアは言った。
「待ってくれ……その、藍生門のことさ、すぐに封印しないでくれてありがとな」
「あんたの為じゃないわ。ヨビー・ダセナンダ」
振り向かないまま彼女は言う。
「あんたの父親に伝えなさい。ユーノーがよろしくいっといたって」
「え?親父の知り合い!?」
「私はスルノア・ナランシー。この名前をよくおぼえておくことね……」
彼女はそのまま外に飛び出した。今まで茫然と見送るしかなかった憲兵ふたりもあわてて後を追う。
「なんだったんだ…」
「……ふむ、ナランシー家の封印師でしたか……いや、ヨビー様はフラグをたてるのがお上手で」
なんで全員玄関からでていってくれないんだ。そう小さくつぶやくスクーナー氏の横で、二人はまだまだ何かが起きそうだということを悟っていた……。
*
真実とはじまり(Perfect) end
ちなみに他エンド条件
仲直りのしるし(Happy)End
①ヨビーから藍生門へ心の底から謝らせる。(門が犯人ではないときっぱりいいきらせる、態度でしめさせる等)
②①をクリアしたうえでオルコが犯人だと見破る。
結局どこかいつも通り(True)End
①藍生門がヨビーを許さないが、状態悪化もしない。
②オルコが犯人だと見破る。
③オルコの契約主が塚井だと見破る。(②と③どちらでも可)
不破のはじまり?(Bad目前)End
①5回以上門が犯人ではないかと疑う質問をする。
②①が行われたうえでオルコが犯人だと見破る。
「猫やーい、猫どこやーい」「1ブックマーク」
「
ヘリコプターが街路樹の下に埋まっていた。」
その通報を受けた警察は、猫を徹底的に追いかけた。
一体何故?
*耳たぶ犬さんとの雑談から出来た問題文で作りました(´ω`)
ヘリコプターが街路樹の下に埋まっていた。」
その通報を受けた警察は、猫を徹底的に追いかけた。
一体何故?
*耳たぶ犬さんとの雑談から出来た問題文で作りました(´ω`)
15年08月11日 16:48
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
あ
る日、ヘリコプターの模型が街路樹の下に埋まっていた、と言う通報を受けた警察。
時を同じくして、ある動画がアップされた。
それは、鳥と同じ目線の高さの景色を撮影していたドローンが、猫に叩き落されるという動画だった。
どうやら、外を散歩しているときに、ドローンやヘリコプターのラジコンなどを見つけては叩き落し、獲物として捕らえ、埋めたものが発見されたようだ。
紛失届けが出ている者や、目撃情報から猫の飼い主が特定された。
猫の行方を尋ねると、ついさっき散歩に出たばかりだという。
捜査員は仕方なく、次の被害を回避するために猫を探しに出かけたのだった。
る日、ヘリコプターの模型が街路樹の下に埋まっていた、と言う通報を受けた警察。
時を同じくして、ある動画がアップされた。
それは、鳥と同じ目線の高さの景色を撮影していたドローンが、猫に叩き落されるという動画だった。
どうやら、外を散歩しているときに、ドローンやヘリコプターのラジコンなどを見つけては叩き落し、獲物として捕らえ、埋めたものが発見されたようだ。
紛失届けが出ている者や、目撃情報から猫の飼い主が特定された。
猫の行方を尋ねると、ついさっき散歩に出たばかりだという。
捜査員は仕方なく、次の被害を回避するために猫を探しに出かけたのだった。
「ネグローニ色の思い出に」「1ブックマーク」
よ
うこそ、BAR LATEthinkへ。
本日は、700問出題記念のアンケート(http://enq-maker.com/i21aiE6)で頂きましたリクエスト、ネグローニをお出ししたいと思います。
まずはレシピです。
------
ネグローニ
ドライ・ジン
スイート・ヴェルモット
カンパリ
全ての材料をオールドファッションド・グラスに入れてステアするだけの、非常に簡単なカクテルです。
比較的分量の調整がしやすくて、基本的には1:1:1ですがドライ・ジンを多めにしたり、ヴェルモットを多めにして甘く仕上げるレシピもございます。
甘く、ほろ苦い味わいと芳しい香草が食欲をそそる、まさにアペリティフの王道、といえるカクテルです。
また、<初恋>というカクテル言葉もあります。
ヴェルモットの色合いも相まってセピアがかった赤に仕上がります。
その味わいからや色合いからして、リアルタイムの初恋というよりは、初恋の思い出が甦り胸が熱くなるようで、美しく酔いしれることが出来るカクテルです。
--------
3回の告白を経て、やっと結婚にこぎつけたカップルがご来店されました。
ところが、奥様のほうは一度も断っていない、といいます。
一体どういうことでしょう?
うこそ、BAR LATEthinkへ。
本日は、700問出題記念のアンケート(http://enq-maker.com/i21aiE6)で頂きましたリクエスト、ネグローニをお出ししたいと思います。
まずはレシピです。
------
ネグローニ
ドライ・ジン
スイート・ヴェルモット
カンパリ
全ての材料をオールドファッションド・グラスに入れてステアするだけの、非常に簡単なカクテルです。
比較的分量の調整がしやすくて、基本的には1:1:1ですがドライ・ジンを多めにしたり、ヴェルモットを多めにして甘く仕上げるレシピもございます。
甘く、ほろ苦い味わいと芳しい香草が食欲をそそる、まさにアペリティフの王道、といえるカクテルです。
また、<初恋>というカクテル言葉もあります。
ヴェルモットの色合いも相まってセピアがかった赤に仕上がります。
その味わいからや色合いからして、リアルタイムの初恋というよりは、初恋の思い出が甦り胸が熱くなるようで、美しく酔いしれることが出来るカクテルです。
--------
3回の告白を経て、やっと結婚にこぎつけたカップルがご来店されました。
ところが、奥様のほうは一度も断っていない、といいます。
一体どういうことでしょう?
15年08月05日 19:06
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
話
をまとめると、こうなります。
1回目はご主人様から、「交際」の告白をされたそうです。
しかしその後、ご主人様が浮気をしてしばらく会わない期間があったんだそうです。
ここが重要なのですが、#red#交際を終了する宣言を、互いにしていない#/red#のです。
奥様は、ただひたすらに待っていた。
何故か戻ってくる、と言う自信があったそうですよ。
そして2回目の告白、「復縁」を求められた。
奥様としては交際が終わっていないので、単純にまた沢山会えるようになっただけ、とおっしゃる。
そして3回目は当然「求婚」の告白。
心変わりがあったのは間違いないですが、一過性の物だと信じ、待っていた奥様の粘りがちですね。
こんな風に熱い初恋を語る。
そんな思い出を肴にして、ネグローにを飲む。
実に乙だとは思いませんか?
をまとめると、こうなります。
1回目はご主人様から、「交際」の告白をされたそうです。
しかしその後、ご主人様が浮気をしてしばらく会わない期間があったんだそうです。
ここが重要なのですが、#red#交際を終了する宣言を、互いにしていない#/red#のです。
奥様は、ただひたすらに待っていた。
何故か戻ってくる、と言う自信があったそうですよ。
そして2回目の告白、「復縁」を求められた。
奥様としては交際が終わっていないので、単純にまた沢山会えるようになっただけ、とおっしゃる。
そして3回目は当然「求婚」の告白。
心変わりがあったのは間違いないですが、一過性の物だと信じ、待っていた奥様の粘りがちですね。
こんな風に熱い初恋を語る。
そんな思い出を肴にして、ネグローにを飲む。
実に乙だとは思いませんか?
「「みなさん、聞こえますか?」」「1ブックマーク」
ジュノはフレア君に課題を与えた。
ジュノ「この瓶を頼りに、うちの店の常連、ラテラル氏の悪行を暴いたら合格としよう。合格できたら新しい魔法を教えてあげるよ。」
渡されたのは透明なガラスの瓶。
ジュノ「もし、悪行を暴くだけでなく、『もっと面白い状況』にできたらボーナスも付けよう。」
困ったフレア君は異世界の人間に助けを求めることにした。
フレア「みなさん、聞こえますか?よろしければ僕を助けていただきたいのです。」
ジュノ「この瓶を頼りに、うちの店の常連、ラテラル氏の悪行を暴いたら合格としよう。合格できたら新しい魔法を教えてあげるよ。」
渡されたのは透明なガラスの瓶。
ジュノ「もし、悪行を暴くだけでなく、『もっと面白い状況』にできたらボーナスも付けよう。」
困ったフレア君は異世界の人間に助けを求めることにした。
フレア「みなさん、聞こえますか?よろしければ僕を助けていただきたいのです。」
15年08月02日 01:23
【亀夫君問題】 [灰音]
【亀夫君問題】 [灰音]
解説を見る
フレア「じゃあ早速この薬をラテラルさんに……」
バタン
ラテラル「フレア君、頼んでいた薬は用意出来てるかね。」
フレア「えぇ、もちろんですよ…………ここに。」
ラテラル「じゃあいただくとしよう。」
フレア「代金は100000Gです。」
ラテラル「ん?Gって何?」
フレア「とある世界では有名なお金の単位です。」
ラテラル「そ、そう……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ラテラル「ぐへへへへへ。早速透明になる薬で………」
女性「……?キャアアアアアアア!!!」
ラテラル「ん?私の姿は見えていないはずなのに……」カガミミル
ラテラル「うわああああああああ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フレア「今ごろ……ふふふ。」
バタン
ジュノ「よぉ〜帰ったぞ〜。」
フレア「あ、ジュノさん…………酔っ払ってますね?」
ジュノ「俺が酔っ払うわけないだろ〜」
フレア「それよりラテラルさんの件ですが。」
ジュノ「あ、なんか銭湯で騒ぎがあったみたいだな。うまくやってくれたな。」
フレア「…やっぱり最初から気がついてましたね。」
ジュノ「だってわかってないと課題にしようがないだろ。」
フレア「そうですね。あ、でも銭湯の騒ぎの鎮圧は………」
ジュノ「その心配はなぁい!!俺が!先ほどしてきた!」
フレア「おぉ、いつにもなく手際がいいですね。」
ジュノ「『全部俺がやりました』って言ってきたぜ。」
フレア「え?いいんですか?」
ジュノ「あぁ、だって………」
バタン
女性「あの………、さっきはどうも………」
ジュノ「いえ、いいんですよ。まさかあんな変態がいるとはね!!」
女性「ほんとにありがとうございます。ジュノさんが変態を してくれてほんとに良かったです。スッキリしました。」
ジュノ「ほんとですよね。俺もスッキリしましたよ。」
フレア(あれ、なんか…………手柄取られてる!?)
フレア「あ!そういえばジュノさん!」
ジュノ「ん?なんだ?」
フレア「僕がラテラルさんを 巨大ゴキにしたご褒美ってなんですか?」
ジュノ「えっ!いやそれは……」
女性「え?ジュノさんがしたんじゃないんですか?」
フレア「ジュノさんはお酒飲んでただけです。」
女性「そうだったんですか……フレアさんありがとうございます。」
フレア「いえいえ。」
フレア(あとでジュノさんの秘蔵のお酒に透明薬入れとこう……)
バタン
ラテラル「フレア君、頼んでいた薬は用意出来てるかね。」
フレア「えぇ、もちろんですよ…………ここに。」
ラテラル「じゃあいただくとしよう。」
フレア「代金は100000Gです。」
ラテラル「ん?Gって何?」
フレア「とある世界では有名なお金の単位です。」
ラテラル「そ、そう……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ラテラル「ぐへへへへへ。早速透明になる薬で………」
女性「……?キャアアアアアアア!!!」
ラテラル「ん?私の姿は見えていないはずなのに……」カガミミル
ラテラル「うわああああああああ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フレア「今ごろ……ふふふ。」
バタン
ジュノ「よぉ〜帰ったぞ〜。」
フレア「あ、ジュノさん…………酔っ払ってますね?」
ジュノ「俺が酔っ払うわけないだろ〜」
フレア「それよりラテラルさんの件ですが。」
ジュノ「あ、なんか銭湯で騒ぎがあったみたいだな。うまくやってくれたな。」
フレア「…やっぱり最初から気がついてましたね。」
ジュノ「だってわかってないと課題にしようがないだろ。」
フレア「そうですね。あ、でも銭湯の騒ぎの鎮圧は………」
ジュノ「その心配はなぁい!!俺が!先ほどしてきた!」
フレア「おぉ、いつにもなく手際がいいですね。」
ジュノ「『全部俺がやりました』って言ってきたぜ。」
フレア「え?いいんですか?」
ジュノ「あぁ、だって………」
バタン
女性「あの………、さっきはどうも………」
ジュノ「いえ、いいんですよ。まさかあんな変態がいるとはね!!」
女性「ほんとにありがとうございます。ジュノさんが変態を してくれてほんとに良かったです。スッキリしました。」
ジュノ「ほんとですよね。俺もスッキリしましたよ。」
フレア(あれ、なんか…………手柄取られてる!?)
フレア「あ!そういえばジュノさん!」
ジュノ「ん?なんだ?」
フレア「僕がラテラルさんを 巨大ゴキにしたご褒美ってなんですか?」
ジュノ「えっ!いやそれは……」
女性「え?ジュノさんがしたんじゃないんですか?」
フレア「ジュノさんはお酒飲んでただけです。」
女性「そうだったんですか……フレアさんありがとうございます。」
フレア「いえいえ。」
フレア(あとでジュノさんの秘蔵のお酒に透明薬入れとこう……)