「しーんぱーいないさーっ! 」「1ブックマーク」
僕
達は皆 同じ日に生まれた仲間だ
ある日、仲間が死んだ……
それを期にいなくなる仲間、残った仲間
残った仲間は皆死んでしまった
状況を説明して下さい
【参加テーマ・心配な人】
達は皆 同じ日に生まれた仲間だ
ある日、仲間が死んだ……
それを期にいなくなる仲間、残った仲間
残った仲間は皆死んでしまった
状況を説明して下さい
【参加テーマ・心配な人】
14年11月06日 20:19
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
僕
達は臓器
仲間の脳君が死んでしまい所謂脳死状態になってしまった…
仲間の心臓君と肺君の仲良しコンビはドナー登録されていたため旅立って行った
心肺君。僕達の分まで長生きしてね!
僕達は一足先にご主人様と逝くからね
達は臓器
仲間の脳君が死んでしまい所謂脳死状態になってしまった…
仲間の心臓君と肺君の仲良しコンビはドナー登録されていたため旅立って行った
心肺君。僕達の分まで長生きしてね!
僕達は一足先にご主人様と逝くからね
「拘束する校則」「1ブックマーク」
カメオとカメコは同い年の幼馴染。
小学校・中学校・高校と同じ学校に通い、カメコのことが好きだったカメオは高校一年生の時にとうとう教室でカメコに愛の告白をした。
結果は……見事に玉砕。
真面目なカメコがカメオをフッた理由は「校則で許されていないから……」というものだった。
しかし、二人の高校には生徒同士の恋愛を禁止する校則はない。
カメコがカメオをフッた原因となった校則とは、一体どういったものだろう?
小学校・中学校・高校と同じ学校に通い、カメコのことが好きだったカメオは高校一年生の時にとうとう教室でカメコに愛の告白をした。
結果は……見事に玉砕。
真面目なカメコがカメオをフッた理由は「校則で許されていないから……」というものだった。
しかし、二人の高校には生徒同士の恋愛を禁止する校則はない。
カメコがカメオをフッた原因となった校則とは、一体どういったものだろう?
14年11月15日 23:02
【20の扉】 [甘木]
【20の扉】 [甘木]
タイトルは単純に「こうそく」で掛けただけで、特にヒントの意味はないです。
解説を見る
カメオ「えー、ダメ!?」
カメコ「ほら、校則で『教師と生徒の恋愛を禁じる』ってあるし……卒業してからね!」
【カメオ】
6~12歳 ウミガメ小学校
12~15歳 ウミガメ中学校
15~21歳 就職
22歳ごろ 「やっぱり高校行きたかったなぁ……よし、今からでも遅くない!高校受験だ!」
23歳現在 ウミガメ高校#red#(生徒)#/red#
【カメコ】
6~12歳 ウミガメ小学校
12~15歳 ウミガメ中学校
15~18歳 ウミガメ高校
18~22歳 ウミガメ大学
23歳現在 ウミガメ高校#red#(教師)#/red#
カメコ「ほら、校則で『教師と生徒の恋愛を禁じる』ってあるし……卒業してからね!」
【カメオ】
6~12歳 ウミガメ小学校
12~15歳 ウミガメ中学校
15~21歳 就職
22歳ごろ 「やっぱり高校行きたかったなぁ……よし、今からでも遅くない!高校受験だ!」
23歳現在 ウミガメ高校#red#(生徒)#/red#
【カメコ】
6~12歳 ウミガメ小学校
12~15歳 ウミガメ中学校
15~18歳 ウミガメ高校
18~22歳 ウミガメ大学
23歳現在 ウミガメ高校#red#(教師)#/red#
「やーい!泣き虫カメコ~!」「1ブックマーク」
ウミエとカメコはとても仲の良い親子。
ウミエは泣き虫のカメコのことをずっと心配していた。
にも関わらず、ウミエは「ママ!ママ!」と地面に座り込んで泣きじゃくっているカメコを置いて、一人で家に帰ってしまった。
一体どうしてそんなことをしたのだろう?
ウミエは泣き虫のカメコのことをずっと心配していた。
にも関わらず、ウミエは「ママ!ママ!」と地面に座り込んで泣きじゃくっているカメコを置いて、一人で家に帰ってしまった。
一体どうしてそんなことをしたのだろう?
14年11月15日 00:21
【ウミガメのスープ】 [オリオン]
【ウミガメのスープ】 [オリオン]
深夜にこっそり出したスープです
解説を見る
(長いので最後に要約を書いておきます。お忙しい方はそちらをどうぞ)
◆ ◆ ◆
田舎で一人暮らしをしていた祖母が亡くな った。
この前お盆に帰省した時には元気にしていたのに、突然のことだった。
「交通事故ですってよ。おばあちゃん……おっちょこちょいなところがあったからね」
そう言ったのは母のカメコだ。
しかし私から言わせれば母だって、祖母の訃報に驚いて手ぶらで車を出発させそうになっていたおっちょこちょいだ。
祖母の遺伝子は確実に母に受け継がれていると思う。
娘の私から見るとなんとも頼りなくてそそっかしい母なのだが、葬儀の最中は嘘みたいに毅然としていた。
おもてなし用の笑顔とも、悲しみとも違う。
ひっそりとした神妙な顔つきで、参拝客や、家にお悔やみを言いに訪ねてきた人たちの相手をこなしていた。
私はお茶くみなどを手伝い、父は母の意見を聞 きながら、葬儀場や火葬場の人と何やら熱心に話し込んでいた。
私も母も一切泣かなかった。
二人とも、祖母のことは大好きだったのに……。
もともとあまり泣かない質の私はともかく、涙もろい母が淡々と雑務をこなしているのには驚いた。
同時に、無理をしているんじゃないかと心配した。
葬儀や来客の対応も一段落してようやく自由にできる時間が手に入ったのは、祖母が真っ白な綺麗な灰になって、生前祖母が好きだった藤色の艶々とした壺にくるまれて返ってきた日の、夕方のことだ。
「ねえお母さん。二人で事故現場にお花を供えに行こうよ」
この何日かは遺品の整理も兼ねて祖母の家に泊まり込んでいたが、明日からはまた仕事だ。今日の夜中には東京に帰る 。
父は長時間の運転に備えて居間で仮眠をとっている。
「でも……」
「だって今夜には帰っちゃうんだから今しかチャンスないよ? ね、行こう?」
嫌がる母を半ば無理矢理連れて行った。
そこは私も何度も通ったことがある交差点だった。
祖母の家から一番近くのスーパーマーケットへの通り道。
辺りは一面田んぼのひっそりとした場所。
祖母と手をつないで渡ったこともある横断歩道。
その歩道橋の片端に位置する電信柱には既に何人もの、あるいは何十人もの先客がいたらしい。痛々しいブレーキ痕を、ちょっとしたお花畑が隠してくれていた。私たちが持ってきた花束もそのお花畑に加えて、そのまま掌を合わせ、目を瞑り、静かに祈りをささげる。
…………。
私もずいぶん長いこと拝んでいたはずなのに。
私が目を開けると、母はまだ目を瞑ったまま、静かに黙とうを捧げていた。
「… ………ウミエ、悪いんだけど、先におばあちゃん家に帰っててくれない?」
「……うん、わかった。……お母さん、あんまり遅くならないようにだけ気を付けてね?」
「………………」
沈黙を肯定だと受け取って、私はそっとその場を後にした。
「……ママ!」
私が大分遠くまで離れたので、もう大きな声を出しても大丈夫だと油断したのかもしれない。
しかしまだまだ若い私の聴覚を舐めないでもらいたい。
かすかに聞こえてきたその声にこっそりと振り返ると、母が道端にへたり込んで泣きじゃくっていた。
――――緊張の糸が切れたんだ。
そう思った。
「~~~~っっ!!マ、ママぁぁぁぁあ!」
まるで子供みたいな泣き方。
なんだ、やっぱり我慢してたんじゃないか。
私といるときには「ママ」なんて呼び方、絶対にしない癖に。
あまりじろじろと見るものでもない。
私は微笑みながら進行方向へと視線を戻すと、父に連絡をしようと思って上着のポケットのケータイに手を伸ばした。
あの様子では、母はしばらくあの場所を離れまい。東京へ出発するのが少し遅くなりそうだ、と伝えておかなくては。
しかし、ポケットを探ろうとした 私の手は 見事にからぶった。
「あ!」
そのとき私は、11月だというのに自分が上着を祖母の家に置きっぱなしにして来たことに初めて気が付いた。
道理でやけに肌寒いわけだ。
……どうやら私の体にもしっかりと、おっちょこちょいの血が流れているらしかった。
【要約】
祖母が死んだというのに涙もろい母(カメコ)が全く涙を見せずにいたことが、ずっと心配だった私(ウミエ)。
「ママ(私から見た祖母)」を思ってこっそりと泣きじゃくっている母の姿を見て、気を使い、そのままそっとしておいてあげた。
(ぶっちゃけ瞬殺されそうな予感はしていたのですけど、それよりもただ解説を書きたかっただけだったりします!)
◆ ◆ ◆
田舎で一人暮らしをしていた祖母が亡くな った。
この前お盆に帰省した時には元気にしていたのに、突然のことだった。
「交通事故ですってよ。おばあちゃん……おっちょこちょいなところがあったからね」
そう言ったのは母のカメコだ。
しかし私から言わせれば母だって、祖母の訃報に驚いて手ぶらで車を出発させそうになっていたおっちょこちょいだ。
祖母の遺伝子は確実に母に受け継がれていると思う。
娘の私から見るとなんとも頼りなくてそそっかしい母なのだが、葬儀の最中は嘘みたいに毅然としていた。
おもてなし用の笑顔とも、悲しみとも違う。
ひっそりとした神妙な顔つきで、参拝客や、家にお悔やみを言いに訪ねてきた人たちの相手をこなしていた。
私はお茶くみなどを手伝い、父は母の意見を聞 きながら、葬儀場や火葬場の人と何やら熱心に話し込んでいた。
私も母も一切泣かなかった。
二人とも、祖母のことは大好きだったのに……。
もともとあまり泣かない質の私はともかく、涙もろい母が淡々と雑務をこなしているのには驚いた。
同時に、無理をしているんじゃないかと心配した。
葬儀や来客の対応も一段落してようやく自由にできる時間が手に入ったのは、祖母が真っ白な綺麗な灰になって、生前祖母が好きだった藤色の艶々とした壺にくるまれて返ってきた日の、夕方のことだ。
「ねえお母さん。二人で事故現場にお花を供えに行こうよ」
この何日かは遺品の整理も兼ねて祖母の家に泊まり込んでいたが、明日からはまた仕事だ。今日の夜中には東京に帰る 。
父は長時間の運転に備えて居間で仮眠をとっている。
「でも……」
「だって今夜には帰っちゃうんだから今しかチャンスないよ? ね、行こう?」
嫌がる母を半ば無理矢理連れて行った。
そこは私も何度も通ったことがある交差点だった。
祖母の家から一番近くのスーパーマーケットへの通り道。
辺りは一面田んぼのひっそりとした場所。
祖母と手をつないで渡ったこともある横断歩道。
その歩道橋の片端に位置する電信柱には既に何人もの、あるいは何十人もの先客がいたらしい。痛々しいブレーキ痕を、ちょっとしたお花畑が隠してくれていた。私たちが持ってきた花束もそのお花畑に加えて、そのまま掌を合わせ、目を瞑り、静かに祈りをささげる。
…………。
私もずいぶん長いこと拝んでいたはずなのに。
私が目を開けると、母はまだ目を瞑ったまま、静かに黙とうを捧げていた。
「… ………ウミエ、悪いんだけど、先におばあちゃん家に帰っててくれない?」
「……うん、わかった。……お母さん、あんまり遅くならないようにだけ気を付けてね?」
「………………」
沈黙を肯定だと受け取って、私はそっとその場を後にした。
「……ママ!」
私が大分遠くまで離れたので、もう大きな声を出しても大丈夫だと油断したのかもしれない。
しかしまだまだ若い私の聴覚を舐めないでもらいたい。
かすかに聞こえてきたその声にこっそりと振り返ると、母が道端にへたり込んで泣きじゃくっていた。
――――緊張の糸が切れたんだ。
そう思った。
「~~~~っっ!!マ、ママぁぁぁぁあ!」
まるで子供みたいな泣き方。
なんだ、やっぱり我慢してたんじゃないか。
私といるときには「ママ」なんて呼び方、絶対にしない癖に。
あまりじろじろと見るものでもない。
私は微笑みながら進行方向へと視線を戻すと、父に連絡をしようと思って上着のポケットのケータイに手を伸ばした。
あの様子では、母はしばらくあの場所を離れまい。東京へ出発するのが少し遅くなりそうだ、と伝えておかなくては。
しかし、ポケットを探ろうとした 私の手は 見事にからぶった。
「あ!」
そのとき私は、11月だというのに自分が上着を祖母の家に置きっぱなしにして来たことに初めて気が付いた。
道理でやけに肌寒いわけだ。
……どうやら私の体にもしっかりと、おっちょこちょいの血が流れているらしかった。
【要約】
祖母が死んだというのに涙もろい母(カメコ)が全く涙を見せずにいたことが、ずっと心配だった私(ウミエ)。
「ママ(私から見た祖母)」を思ってこっそりと泣きじゃくっている母の姿を見て、気を使い、そのままそっとしておいてあげた。
(ぶっちゃけ瞬殺されそうな予感はしていたのですけど、それよりもただ解説を書きたかっただけだったりします!)
「うしけずりのはつこいのはなし④いつまでも好きな人:二次制作」「1ブックマーク」
中学の同級生で集まるのは成人式以来であった。
牛削りも参加したのだが、初恋の相手である芽訪れさんは会場には現れなかった。
でも、牛削りはそれで満足だった。
何故だろう?
うしけずりのはつこいのはなし 〜その4・いつまでも好きな人〜のオマージュです
http://sui-hei.net/mondai/show/12472
牛削りも参加したのだが、初恋の相手である芽訪れさんは会場には現れなかった。
でも、牛削りはそれで満足だった。
何故だろう?
うしけずりのはつこいのはなし 〜その4・いつまでも好きな人〜のオマージュです
http://sui-hei.net/mondai/show/12472
14年11月14日 19:09
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
中学の頃の同窓会のお知らせが来た。
しかし芽訪れさんは子供たちの面倒を見なければいけないからアナタだけでも行ってきてと言われたのでした。
そうです。二人は夫婦です
ちなみに牛削り君のお父さんとお母さんの恋物語はコチラ
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その1・あくしゅ〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12288
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その2・せなか〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12440
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その3・ばいばい〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12471
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その4・いつまでも好きな人〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12472
しかし芽訪れさんは子供たちの面倒を見なければいけないからアナタだけでも行ってきてと言われたのでした。
そうです。二人は夫婦です
ちなみに牛削り君のお父さんとお母さんの恋物語はコチラ
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その1・あくしゅ〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12288
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その2・せなか〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12440
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その3・ばいばい〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12471
「うしけずりのはつこいのはなし 〜その4・いつまでも好きな人〜」
http://sui-hei.net/mondai/show/12472
「一目惚れした少女を殺した少年」「1ブックマーク」
少年はある少女に一目ぼれした。
しかし、その少女に次に出会った時、彼は少女を殺していた。
何故、少年は少女を殺したのだろうか?
しかし、その少女に次に出会った時、彼は少女を殺していた。
何故、少年は少女を殺したのだろうか?
13年07月16日 12:06
【ウミガメのスープ】 [namidame]
【ウミガメのスープ】 [namidame]
某所で出題した問題の使いまわしですが。
解説を見る
少年は貧しかった。生きるために食べ物を人から盗まなければならないほどに貧しかった。
ある時、盗んだパンを持って逃げていた彼は、道中で金持ちの御屋敷に入って行く少女の姿を見つけた。
その少女はとても美しく、彼はすぐに恋に落ちた、一目ぼれだった。服装などからこの辺りの娘ではないことは明らかだ。
おそらく御屋敷の持ち主が彼女を地方から買い取ったのだろう。
僕や彼女のように不幸な人がいるというのに、一方では、私利私欲のために少女を買う大人がいる。
平等に人を愛せない神様に代わり、彼女を愛している自分が彼女を救おうと彼は決心した。
少年はいつものように盗みを働く。しかし、盗んだものはパンやお菓子ではなく、―――剣。
御屋敷にいた人々を躊躇いなく切り捨てて、ようやく少女の元に辿りついた。
しかし、少女の心はすでに壊れていた。彼女は醜く汚い大人達によって玩具にされていたのだ。
少年が貧しくなければ、彼女を引き取ることもできただろう。お金さえあれば病院に通わせるなど方法もあるはずだ。
しかし、財力のない彼には引き取っても少女の心を元通りに治すことはできないことはわかっていた。それならばいっそ―――
少年は、少女に、剣を、振りおろした。
彼は、今まで犯した罪を忘れるほどに身体を襲う痛みを永遠に背負うこととなった。
ある時、盗んだパンを持って逃げていた彼は、道中で金持ちの御屋敷に入って行く少女の姿を見つけた。
その少女はとても美しく、彼はすぐに恋に落ちた、一目ぼれだった。服装などからこの辺りの娘ではないことは明らかだ。
おそらく御屋敷の持ち主が彼女を地方から買い取ったのだろう。
僕や彼女のように不幸な人がいるというのに、一方では、私利私欲のために少女を買う大人がいる。
平等に人を愛せない神様に代わり、彼女を愛している自分が彼女を救おうと彼は決心した。
少年はいつものように盗みを働く。しかし、盗んだものはパンやお菓子ではなく、―――剣。
御屋敷にいた人々を躊躇いなく切り捨てて、ようやく少女の元に辿りついた。
しかし、少女の心はすでに壊れていた。彼女は醜く汚い大人達によって玩具にされていたのだ。
少年が貧しくなければ、彼女を引き取ることもできただろう。お金さえあれば病院に通わせるなど方法もあるはずだ。
しかし、財力のない彼には引き取っても少女の心を元通りに治すことはできないことはわかっていた。それならばいっそ―――
少年は、少女に、剣を、振りおろした。
彼は、今まで犯した罪を忘れるほどに身体を襲う痛みを永遠に背負うこととなった。