「【最後の一文企画】「やっと静かになる」」「1ブックマーク」
ひ
とつ、上がって思い出す。
僕が幸せだった日を。
鮮やかな音に囲まれて、楽しかった。
ふたつ、みっつ上がりながら思い出す。
僕が不幸になった日を。
鮮やかな音に包まれて、耳を塞いだ。
またふたつみっつ上がって思い出す。
幸せを取り戻そうとしたことを。
それでも鮮やかな音は消えなかった。
またひとつ、上がったところで、鮮やかな音に混じって問いかけが聞こえた。
さいごにひとつ上がって言った。
「やっと静かになる」
一体どういうことだろう?
*この問題は最後の一文企画「解説の最後の一文でゾクッとさせる問題」「その最後の一文がタイトルになる問題」と言うテーマのもと作りました。
とつ、上がって思い出す。
僕が幸せだった日を。
鮮やかな音に囲まれて、楽しかった。
ふたつ、みっつ上がりながら思い出す。
僕が不幸になった日を。
鮮やかな音に包まれて、耳を塞いだ。
またふたつみっつ上がって思い出す。
幸せを取り戻そうとしたことを。
それでも鮮やかな音は消えなかった。
またひとつ、上がったところで、鮮やかな音に混じって問いかけが聞こえた。
さいごにひとつ上がって言った。
「やっと静かになる」
一体どういうことだろう?
*この問題は最後の一文企画「解説の最後の一文でゾクッとさせる問題」「その最後の一文がタイトルになる問題」と言うテーマのもと作りました。
16年05月12日 19:33
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
上がったのは階段。
その数は13段だ。
音楽が大好きだった彼を悲劇が襲う。
事故で鼓膜が破け、耳鳴りが消えなくなったのだ。
それはそれは甲高い、頭が割れんばかりの耳鳴り。
そこに飛び交う音や会話が、さらに彼を苦しめる。
「音が消えない。消さなきゃ。」
彼は、家族を消した。
愛していた妻を、娘を、親を。
殺して一人きりになった。
そして今、13段の階段、死刑台への階段をゆっくり登りながら、半生を思い返す。
未だに終わらない耳鳴りに混じって声が聞こえた。
「何か言い残すことはないか?」
彼は言った。
「やっと静かになる」
その数は13段だ。
音楽が大好きだった彼を悲劇が襲う。
事故で鼓膜が破け、耳鳴りが消えなくなったのだ。
それはそれは甲高い、頭が割れんばかりの耳鳴り。
そこに飛び交う音や会話が、さらに彼を苦しめる。
「音が消えない。消さなきゃ。」
彼は、家族を消した。
愛していた妻を、娘を、親を。
殺して一人きりになった。
そして今、13段の階段、死刑台への階段をゆっくり登りながら、半生を思い返す。
未だに終わらない耳鳴りに混じって声が聞こえた。
「何か言い残すことはないか?」
彼は言った。
「やっと静かになる」
「急上昇、急転直下」「1ブックマーク」
男はたくさんの不幸に遭遇した。
絶望し、未来の希望を見出せない。
だから死のうとしたのだが。
男は死ぬことを拒絶されてしまう。
なぜだろう?
絶望し、未来の希望を見出せない。
だから死のうとしたのだが。
男は死ぬことを拒絶されてしまう。
なぜだろう?
11年09月27日 23:31
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
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上がって下がる問題です♪( ´▽`)
解説を見る
俺は三日前から不幸の連続だった。
急に色んな人間から無視され、話しかけてくれた人間には金を貸したあとに消息を絶たれ、実家からは両親が事故で死んだと聞かされた。
どうやら会社も倒産するらしい。
なんなんだよ一体。
俺が何したっていうんだよ……。
失意のまま帰宅すると家は暗く、ものすごく静かだ。
妻と娘は帰っていないのか、そう思いリビングへ入ると、何かが二つ吊り下がっていた。
妻と娘が首を吊っていた。
理由はわからない?なんでだ?
額然としている中、足下に手紙を見つけた。
"私たちのこと愛しているのなら、あとを追って欲しい"
部屋にはもう一本、首吊り用のロープが吊り下がっていた。
その瞬間考えるのをやめた。
これからどう生きようと幸せになんてなれないだろう?
わざわざ用意してあった脚立に登り、首に縄をかける。
人生いろいろあったけど、まさかこんな理不尽な死を迎えるなんてな。
バイバイ。
俺は足下の脚立を思いっきり蹴った。
ズドン!……ぱらぱらぱら。
何が起こったのか分からない。
俺は今確かに首を吊ったはずなのに、何故か床で寝そべっている。
そして真上から紙吹雪がぱらぱら落ちてくるのだ。
パンッ!パパパンッ!!
「誕生日おめでとー!!部長ー!!」
クラッカーの破裂音とともに、一斉に押しかける友人知人達。
首を吊りしている二人も、吊られたまま拍手をしていた。
そこには無視されていた同僚や、金を貸した友人、死んだはずに両親までもいた。
「せっかくサプライズするんだし、どうせなら思いっきり喜ばせようと思ってな!絶望の底の底まで突き落として、最後にハッピーエンドにしようぜってことになったんだわw」
俺が首を吊ったところの天井には大きく穴が空いていて、誕生日おめでとうの垂れ幕が下がっている。
なるほど、くす玉か。
ここまでやるか普通?
「部長のあの今にも死にそうな顔wwすっごく笑えましたよww」
「私は幼い頃からお前を見てきたが、あんなお前をみたのは初めてだよwww」
「お父さんwwよかったね、こんなにユーモアな誕生会を開いてもらってwwww」
同僚や両親、娘までも俺のサプライズの成功に笑ってくれている。
色々思うところはあるけれども、まずは礼をしなきゃな。
「いやー、やめろよお前らーwほんとにびっくりしたんだぞー!でもみんなありがとな!」
大勢の人がこれでまた更に笑顔になってくれた。
みんな幸せの絶頂だ。
うん、これでよかった。
「ちょっと俺トイレ行ってくるな」
「いっといれーwwきゃははwww」
俺はトイレに行くふりをして、趣味で所有している猟銃を倉庫から取り出した。
うん、やっぱりみんなを幸せの絶頂にしてよかった。
絶望の底の底のどん底まで突き落とすには、これが一番なのだから。
急に色んな人間から無視され、話しかけてくれた人間には金を貸したあとに消息を絶たれ、実家からは両親が事故で死んだと聞かされた。
どうやら会社も倒産するらしい。
なんなんだよ一体。
俺が何したっていうんだよ……。
失意のまま帰宅すると家は暗く、ものすごく静かだ。
妻と娘は帰っていないのか、そう思いリビングへ入ると、何かが二つ吊り下がっていた。
妻と娘が首を吊っていた。
理由はわからない?なんでだ?
額然としている中、足下に手紙を見つけた。
"私たちのこと愛しているのなら、あとを追って欲しい"
部屋にはもう一本、首吊り用のロープが吊り下がっていた。
その瞬間考えるのをやめた。
これからどう生きようと幸せになんてなれないだろう?
わざわざ用意してあった脚立に登り、首に縄をかける。
人生いろいろあったけど、まさかこんな理不尽な死を迎えるなんてな。
バイバイ。
俺は足下の脚立を思いっきり蹴った。
ズドン!……ぱらぱらぱら。
何が起こったのか分からない。
俺は今確かに首を吊ったはずなのに、何故か床で寝そべっている。
そして真上から紙吹雪がぱらぱら落ちてくるのだ。
パンッ!パパパンッ!!
「誕生日おめでとー!!部長ー!!」
クラッカーの破裂音とともに、一斉に押しかける友人知人達。
首を吊りしている二人も、吊られたまま拍手をしていた。
そこには無視されていた同僚や、金を貸した友人、死んだはずに両親までもいた。
「せっかくサプライズするんだし、どうせなら思いっきり喜ばせようと思ってな!絶望の底の底まで突き落として、最後にハッピーエンドにしようぜってことになったんだわw」
俺が首を吊ったところの天井には大きく穴が空いていて、誕生日おめでとうの垂れ幕が下がっている。
なるほど、くす玉か。
ここまでやるか普通?
「部長のあの今にも死にそうな顔wwすっごく笑えましたよww」
「私は幼い頃からお前を見てきたが、あんなお前をみたのは初めてだよwww」
「お父さんwwよかったね、こんなにユーモアな誕生会を開いてもらってwwww」
同僚や両親、娘までも俺のサプライズの成功に笑ってくれている。
色々思うところはあるけれども、まずは礼をしなきゃな。
「いやー、やめろよお前らーwほんとにびっくりしたんだぞー!でもみんなありがとな!」
大勢の人がこれでまた更に笑顔になってくれた。
みんな幸せの絶頂だ。
うん、これでよかった。
「ちょっと俺トイレ行ってくるな」
「いっといれーwwきゃははwww」
俺はトイレに行くふりをして、趣味で所有している猟銃を倉庫から取り出した。
うん、やっぱりみんなを幸せの絶頂にしてよかった。
絶望の底の底のどん底まで突き落とすには、これが一番なのだから。
「おいしい?」「1ブックマーク」
貧
乏だがとても仲の良い新婚夫婦がいる
ところでこの夫婦だが 二人揃って食事をしないのだ
新妻は夫が食べ終わるのをじっと見ており 後から一人で食べるのだ
何故?
乏だがとても仲の良い新婚夫婦がいる
ところでこの夫婦だが 二人揃って食事をしないのだ
新妻は夫が食べ終わるのをじっと見ており 後から一人で食べるのだ
何故?
11年11月05日 21:59
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
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みーてーるーだーけー
解説を見る
新婚夫婦は二人共に総入れ歯だったのだ
え?新婚夫婦が若いって誰が決めた?九十・百歳で結婚したら駄目なのかい?
妻の入れ歯が壊れている為、夫が食べ終わり その後入れ歯を借りて妻が食事をするのだ
いやー、愛だねぇ
え?新婚夫婦が若いって誰が決めた?九十・百歳で結婚したら駄目なのかい?
妻の入れ歯が壊れている為、夫が食べ終わり その後入れ歯を借りて妻が食事をするのだ
いやー、愛だねぇ
「すごく………大きいです………」「1ブックマーク」
神の采配か悪魔の悪戯かマリムーと大和川コンビは二人でオフ会メンバーの目を盗んでプリクラコーナーへ向かった
らしい
マリムーは驚いた。まさか…そんな…(。>﹏<。)
この二人は何故プリクラに30分以上もかかったのでしょう?
【参加テーマ・プリクラ好きですか?】
らしい
マリムーは驚いた。まさか…そんな…(。>﹏<。)
この二人は何故プリクラに30分以上もかかったのでしょう?
【参加テーマ・プリクラ好きですか?】
17年06月09日 20:50
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
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オフ会お土産問題 其の玖
解説を見る
駄目………大和川さん………大きい………壊れちゃう………………
女型の狂人ことマリムーさんと超大型狂人こと大和川さんはコスプレ奮ってを撮りに行ったのだが小柄なマリムーさんは問題無いが縦にも横にも大きな大和川さんに合うコスプレ衣装を探すのにかなり手間取ったのでした
女型の狂人ことマリムーさんと超大型狂人こと大和川さんはコスプレ奮ってを撮りに行ったのだが小柄なマリムーさんは問題無いが縦にも横にも大きな大和川さんに合うコスプレ衣装を探すのにかなり手間取ったのでした
「届け、この熱い想い!」「1ブックマーク」
あることの為、弟が強く兄に頼み事をした。
その結果、兄が弟に対して嫌悪感を覚えつつあった。何故?
その結果、兄が弟に対して嫌悪感を覚えつつあった。何故?
16年07月09日 12:38
【ウミガメのスープ】 [(・×・)@うさ]
【ウミガメのスープ】 [(・×・)@うさ]
解説を見る
【とある家にて】
(・∀・;)(確かに昔兄貴の手伝いで演劇やったことあるけどさぁ、そんなに囓ってない俺に代役とか…)
(―∀―;)(しかもなんだこの役。兄に恋する弟…?何でこんなキャラ生まれたよ)
(・∀・ )(…まあ引き受けた以上仕方無いな。練習するか)
(・∀・ )ブツブツ (´∀`))))
(´∀`)「ただいまー。あれお前、もう帰ってきt」
(・∀・ )「俺、兄貴のことが好きなんだ!」
Σ(´Д`;)「!?」
Σ(;・∀・)「うお!?兄貴いつの間に!」
(´∀`;)「あ…いや、ついさっき…」
(;・∀・)(あちゃー、見られてたか…。やっぱ身内に練習見られるのハズいなぁ…)
( ・∀・)(あ、でも兄貴、まだ演劇やってるしな。折角ならここは…)
(´∀`;)(まさかアイツが俺のこと……いやまて、あれは聞き間違いだ。そうだ絶対聞き間違い…)
( ・∀・)「兄貴!頼みがある!」
Σ(´∀`;)「おお!?な、なんだ!?」
( ・∀・)「俺と(練習)付き合ってくれ!!」
Σ(´Д`|||)(弟ぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!???)
その後兄の誤解は解けるのだが、それまでに様々なすれ違い勘違いなやり取りが繰り広げられるのは、また別の話…。
※今回は某お笑いコンビのネタが元です。有名かな?
(・∀・;)(確かに昔兄貴の手伝いで演劇やったことあるけどさぁ、そんなに囓ってない俺に代役とか…)
(―∀―;)(しかもなんだこの役。兄に恋する弟…?何でこんなキャラ生まれたよ)
(・∀・ )(…まあ引き受けた以上仕方無いな。練習するか)
(・∀・ )ブツブツ (´∀`))))
(´∀`)「ただいまー。あれお前、もう帰ってきt」
(・∀・ )「俺、兄貴のことが好きなんだ!」
Σ(´Д`;)「!?」
Σ(;・∀・)「うお!?兄貴いつの間に!」
(´∀`;)「あ…いや、ついさっき…」
(;・∀・)(あちゃー、見られてたか…。やっぱ身内に練習見られるのハズいなぁ…)
( ・∀・)(あ、でも兄貴、まだ演劇やってるしな。折角ならここは…)
(´∀`;)(まさかアイツが俺のこと……いやまて、あれは聞き間違いだ。そうだ絶対聞き間違い…)
( ・∀・)「兄貴!頼みがある!」
Σ(´∀`;)「おお!?な、なんだ!?」
( ・∀・)「俺と(練習)付き合ってくれ!!」
Σ(´Д`|||)(弟ぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!???)
その後兄の誤解は解けるのだが、それまでに様々なすれ違い勘違いなやり取りが繰り広げられるのは、また別の話…。
※今回は某お笑いコンビのネタが元です。有名かな?